国府台事件 (日本における外事事件の歴史15): 荒木和博BLOG
この事件は、昭和32(1957)年4月下旬、北朝鮮で工作員としての教育を受けた韓国籍の男が、日本を拠点に対韓国工作を行う任務を帯びて、多額の米国ドルによる資金を携行して福岡県福岡市の博多海岸付近から密入国し、後に千葉県の市川市内を拠点に工作活動を行い、その後千葉県警によって検挙されたという事件です。
しかし、残念ながら現時点でこの事件に関する報道記事を見つけることができていません。したがってこの事件に関しては東京法令出版発行の「諜報事件判例研究会」による『諜報事件判決集(昭和53年6月25日発行)』の“国府台事件”判決文の内容から紹介したいと思います。
呆れて二の句が継げません。そんなことと「特定失踪者問題調査会」の「建前上の目的」である「拉致被害者帰国」と何の関係があるのか。何の関係もない。
「北方領土返還」を建前とする目的の団体のサイトで「スターリン粛清」や「プラハの春弾圧」を取り上げるくらい馬鹿げている。
なお「国府台」で「こうのだい」と読むそうです(国府台 (市川市) - Wikipedia参照)。
台湾と韓国 なぜこんなに対日感情が違うのか(R4.1.17): 荒木和博BLOG
7分50秒の動画です。タイトルと説明文で分かるように、拉致解決は全く関係ありません。
ウヨの荒木が「親日の台湾に比べて、反日の韓国が不愉快だ」と悪口するだけの馬鹿話です。
この話、いくらでも突っ込みどころがある(ということで文章が少し長くなります)。
まず第一に「台湾は親日」という認識が歪んでいる。
例えば
慰安婦問題「日本は謝罪を」 馬英九前総統 少女像 台湾で初設置 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン2018年8月14日
台湾南部で、地元の人権団体が台湾で初めてとなる慰安婦問題を象徴する少女像を設置し、除幕式に出席した野党・国民党の馬英九前総統は日本政府は謝罪すべきだと訴えました。
除幕式には、過去にも慰安婦問題で日本政府に謝罪を求めていた国民党の馬英九前総統が出席し「日本政府は賠償し、謝罪すべきだ。台湾の人々は、日本による植民地の歴史に加え、日本が女性たちに長年の苦しみをもたらしたことを忘れてはならない」と訴えました。
蔡総統が「釣魚台列島は中華民国の領土」と重ねて表明、争いの棚上げと共同開発求める2020.6.11
日本の沖縄県石垣市が、釣魚台列島(日本では「尖閣諸島」と呼称)の「行政区域」としての字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更することを計画中であることが関心を集めている。中華民国(台湾)で釣魚台列島を管轄する台湾北東部・宜蘭県の林姿妙県長(県知事)は8日に記者会見を開き、蔡英文総統を招いて釣魚台列島に上陸し、街区表示を行うことで主権を守る考えを明らかにした。
蔡英文総統は10日午後、民進党中央執行委員会に出席した際に報道陣に対し、釣魚台列島は中華民国の領土であり、これは政府の一貫した立場だと指摘。その上で、関係各方面に対し、「争いは棚上げして共同開発を目指す」という原則を堅持し、平和的な方式で争いを解決することで地域の平和と安定を維持していこうと呼び掛けた。
蔡英文総統は林姿妙宜蘭県長の招きに感謝すると共に、中央政府は情勢に応じて慎重に対処し、主権を確保すると同時に地域の平和と安定も維持できるようにすると強調した。
というニュースは荒木らウヨの「台湾親日論の間違い」を示しています。
台湾との間にも「韓国との間の竹島問題」同様の領土問題「尖閣問題」があり、荒木らウヨが「親日派扱いする蔡英文」もこの件では「尖閣は日本の領土です」なんて言わない(そもそも李登輝、陳水扁、馬英九といった歴代総統で、総統在任中に「尖閣は日本の領土です」なんて言った人は一人もいませんが)。
そして、馬氏に至っては慰安婦問題で日本を批判するわけです。荒木らウヨの立場ではこうした蔡発言、馬発言は「反日発言」のはずですし、「現職総統や前総統」の発言は「一部の少数派」とはとても言えず軽いものではない。
まあ荒木らウヨは「蔡英文の反日発言」は「都合が悪いので、平然と無視」し、「馬英九氏の反日発言」は「馬(あるいは馬氏が所属する国民党)は中国の飼い犬」「昔はともかく今は馬は総統では無い(国民党は与党ではない)」などと罵倒するわけですが。なお、「話が脱線しますが」蔡英文が「同性婚容認派、脱原発派」であることも荒木らウヨは「都合が悪いので、平然と無視」します。
第二に「韓国は反日」という認識が歪んでいる。
たとえば、「荒木が反日呼ばわりする金大中氏」は「金大中事件や光州事件死刑判決」の時に「金氏支援で動いた日本人(宇都宮徳馬氏や和田春樹氏など)」とは交友関係がありました。金氏が批判した日本人とはあくまでも荒木のような「戦前美化の極右」でしかない。
あるいは『紅白歌合戦への「KARA」や「少女時代」の出場』
AKB宮崎美穂卒業「あー!言えたー!」自身のYouTube生配信で発表 - AKB48 : 日刊スポーツ2021年12月12日
AKB48の宮崎美穂(28)が12日、自身のYouTube生配信で、同グループ卒業を発表した。
宮崎は、指原莉乃(29)や北原里英(30)らと同じAKB48の5期生メンバーのひとり。12人いた5期生メンバーのうち、最後の在籍メンバーだった。
卒業の決め手は「次にやりたいことが明確になってきたのがきっかけだった」という。
最後の活動は2月末を予定。卒業後は韓国に活動拠点を移す予定だという。
現在は語学を勉強中だといい「もっと完璧に韓国語を話せるようになる自分を想像していて、そこでもうワンステップアップしたいと思っています。帰ってきた時にはもちろん、もっと成長した自分を見せるつもりだし、韓国にいる間はYoutubeとかSNSを通じて日本にいる皆さんにもちゃんとコミュニケーションとるつもりでいるので心配しないでください」と呼び掛けた。
渡航時期については「今、なかなかこういう状況で難しいと思うので、落ち着いてから」とした上で、「いつからいつまでという期間をはっきりとはまだお伝えできないんですけど、そういう計画であるということは自分の口から今日お伝えしようかなと思ったので、今日お伝えしました」と話した。
なんてことも「韓国は反日」という認識の誤りを示しています。
「韓国は反日」なら韓国国内からの批判を恐れて「KARA」や「少女時代」は紅白出場を辞退したでしょう。
宮崎さんの話にしても「反日の韓国で頑張りたい」なんて物騒な話では勿論ない。既にAKBグループからは、アイドルグループ「IZ・ONE(2018年10月から2021年4月まで活動)」メンバーとして「本田仁美」「宮脇咲良」「矢吹奈子」が韓国で活動した実績があります。
第三に「台湾の親日」には以下のような要素があります。
1)「蒋介石の国民党」支配への現地住民の反発
「日本の方がましだった」という話です。
二・二八事件 - Wikipediaが有名ですね。そして今の政権与党・民進党は「国民党・蒋介石を批判する政治勢力」の流れにあるわけです。
2)「台湾より圧倒的に優位な立場にある」中国との対立
言うまでも無いですが「台湾と国交を持つ国」はほとんどなく、国連に加盟しているのも中国です。
この状況下で日本において「台湾万歳、アンチ中国」なんて人間は荒木のような「戦前美化の日本極右」ぐらいしかいない。昨今、中国批判を強める日本共産党ですら「日本極右」ほど「日中友好を軽視していない」。
その結果として蔡英文などが「本心ではなく党利党略」で安倍や高市などウヨ連中にこびるわけです。
「台湾の親日」はそういう意味では「ダライラマが安倍や櫻井よしこにへいこらしてる(ダライ・ラマも付き合う人を選んだほうがいいんじゃないの - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」のと何一つ変わりません。
一方、韓国も「北朝鮮との国力の違いがそれほど無い」朴正熙時代などは「かなり日本にこびていた」。しかし今や韓国は「世界に冠たる経済大国」です。もはや韓国(人)にとっては、北朝鮮は「脅威」「打倒の対象」よりもメロドラマのネタ程度のものなのだろう(たぶん日本も同じ 関川某も自分の書いたことを撤回しろとおもう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するように、もはや「貧乏国・北朝鮮」との対抗のために「日本にこびる必要は全くない」。
これが現状とは逆で「中国は貧乏国で、台湾は恐れる必要は無い」とか「北朝鮮は経済大国で韓国にとって未だ脅威」ならおそらく、荒木らウヨにとって「台湾が反日で韓国が親日」になっていたでしょう。というか朴正熙時代はそういう意味から「親日だった」わけです。
ただし、以前も今日の朝鮮・韓国ニュース(2019年5月30日分) - bogus-simotukareのブログで触れましたが、その朴ですら文世光事件では
文世光事件 - Wikipedia参照
◆この事件の為、日韓関係は当時、日韓国交正常化後、最悪の状態に陥ったといわれる。韓国側の主張によれば、朝鮮総連の関与は明白であったにも関わらず、日本側がそれを認めず、朝鮮総連への捜査を行わなかった事、文が所持していた拳銃が大阪府内の派出所より盗まれた物であった事による。
◆謝罪のない日本側に対し、朴大統領は「日本は本当に友邦なのか?」と激怒し、ついには「(ボーガス注:1972年に国交正常化した)中共だけが一番なのか。日本と断交しても安保、経済に問題はない」、「日本は赤化工作の基地となっている」という言葉まで出た。しかし、朴大統領の側近が「このまま断絶してしまえば、今までの苦労が水の泡になってしまう」と説得し、日韓双方で、
・日本政府が遺憾の意を表明する。
・かかる事件の再発防止。
・日本から特使派遣の合意をすること。
という内容で合意し、最悪の事態はまぬがれた。
◆事件から4日後の8月19日に執り行われた朴の妻の葬儀(国葬)において、日本からは田中角栄*1首相が出席した。その際、田中首相の「えらい目に遭われましたね」という言葉に朴大統領は言葉が軽すぎるとかえって憤慨したと言われている。
◆加えて、8月29日に木村俊夫*2外相が国会答弁の中で「客観的に見て、韓国には北朝鮮による脅威はない*3」と述べたことで、かねてから日本国内でKCIA(韓国中央情報部)によって引き起こされた金大中拉致事件に対する日本からの非難を受けたことにより鬱積していた反日感情が一気に爆発、連日日本大使館前には抗議のデモ隊が押し寄せ、9月6日には群衆が日本大使館に乱入し日章旗を焼き捨てる事態にまで発展した。その後急速に関係は悪化し、国交断絶寸前にまで至った。
事態を見かねた日本政府は9月19日に自民党親韓派の重鎮として、韓国国内でも評価の高かった椎名悦三郎*4・自民党副総裁を政府特使として訪韓させることによって両国間での問題決着がはかられた。朴大統領は椎名との面談の席上で、「喪中にある大統領一家や国民が悲しみと怒りに満ちているこの時に、日本が引き続き、こんな風な姿勢を取れば、友邦とは認められないのではないか」、「(日本の姿勢は)政治と外交、法律に関係なく、東洋の礼儀上、ありえない事」、「日本外務省には秀才やエリート官僚が集まっていると聞いたが、どうやってこのような解釈ができるのか」など、激しい言葉で日本を非難した。退出した椎名副総裁は「長い公職での人生でこれほど罵倒されたことはなかった」と憤懣やるかたない表情で語り、付き添っていた金鍾泌首相があわててなだめる一幕もあったという。
として「自民党政権相手」にマジギレしています。「朴の親日」が「方便でしかないこと」がよくわかります。
それにしても荒木が文在寅氏に対して「妻(金正淑氏)は裏千家の資格を持っていて、娘は国士舘大学に留学している。インチキ反日だ」と動画で言い出したのには吹き出しました(そもそも「妻や娘は別人格」つう問題もありますが)。
ちなみに「金正淑、茶道」でググったら
【令和日本と世界】韓国・文大統領は最高の反面教師 “衆愚政策”強行でどうなるか実演…日本人が“毛針”かからぬよう警告 (2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト(八幡和郎)2019.7.8
文氏の家族は意外だが親日的らしい。
金正淑(キム・ジョンスク)夫人は、裏千家の茶道をたしなんでいたそうだ。
シンガポールに移住した娘は、国士舘大学に留学していたことがあるらしい。
“反日大統領”文在寅 意外に日本好きな素顔と家族 | FRIDAYデジタル2019.8.3
文氏のプロフィールや家族を調べてみると、意外に日本好きな一面が浮かび上がってきた。
’18年9月に野党議員が文氏の経費(’17年5月~’18年8月)を調べた。際立ったのは日本料理店の使用頻度だ。寿司店だけで473回、合計約632万円を使っていたのである。
「文大統領は日本の料理や書物が大好きなんです。『文在寅の書斎』(邦訳未刊)という著書がありますが、三島由紀夫などの日本の作家の本を好んで読んだと書かれています。中でも影響を受けたのが、労働問題を取り上げた雨宮処凛の『生きさせろ! 難民化する若者たち*5』だとか。韓国の若者社会を考える際に、とても参考になったそうです」(韓国在住ライター)
家族も日本好きだ。文氏には今年36歳になる長女ダヘ氏がいるが、日本の大学に留学していたことはあまり知られていない。留学先は東京・世田谷区にある国士館大学だ。
「国士館大学は保守的な校風です。当然、文大統領も校風を理解していました。ただ娘さんが日本の武道に興味を持っていて、国士館への留学を望んだそうです。夫人の金正淑(キム・ジュンスク)も、日本文化への関心が強い。文大統領と結婚直後、釜山市に住んでいた時には、日本の伝統的茶道の一流派である『裏千家』の教室に通っていました」(韓国大手紙記者)
文氏の長男でアニメーターのジュニュン氏も、日本文化から強い影響を受けている。’18年12月に韓国紙『京郷新聞』のインタビューに答え、次のように語った。
〈中学生の時に日本のアニメにハマり、小遣いをすべてアニメビデオ購入にあてていました。釜山には、日本のアニメを違法コピーしたビデオやアイドルの写真集を安く売る店が、いくつかあったんです。父から小遣いをもらうたびに、バスでそうした店に通っていた。私の部屋は日本の漫画本やビデオが天井まで積み上がるほどでした。宮崎駿より、『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督に影響を受けましたね。今の私があるのは、日本のアニメのおかげです〉
家族が親日的な文在寅大統領、なぜ反日発言が多いのか|NEWSポストセブン女性セブン2019年8月22・29日号
産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘さんは言う。
「長女のダヘさんは、日本の国士舘大学に留学していました。金正淑夫人も茶道が大好きで、釜山に住んでいた頃には裏千家の教室に熱心に通っていた」
さらに韓国国内で、アニメーターとして活動する長男のジュニンさんは『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督に大きな影響を受け、《今の私があるのは、日本のアニメのおかげ》とのコメントが報じられている。
「文大統領自身、寿司が大好きで、6月の大阪サミットでも寿司をたくさん食べていたそうです」(黒田さん)
日本好きのわけは、その生い立ちにあるという。
「文大統領は釜山の学校を出ていて、選挙区も釜山です。地理的にも日本に近く、町そのものが親日的な地域。『さしみ』や『あじ』『あなご』などは日本語としてではなく、日常の言葉として定着しているほど」(黒田さん)
なんて記事もヒットしており、何もこういうバカを言ってるのは荒木だけではないらしい。
「日本文化を愛好する」のと「荒木らウヨの戦前日本正当化を批判する」のと何ら矛盾しない。
id:Bill_McCrearyさんが批判する
聞き捨てならんニュース - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2014.11.26
黒田氏が解説する。
『端的に言って、韓国人は寿司屋のカウンターで日本の「サケ」やアサヒビールを飲み、握り寿司をつまみながら「安倍はケシカラン!」と反日の気炎を上げている。
(中略)
村上春樹の新刊発売で書店に行列ができるのは海外では韓国だけだし、東野圭吾の作品はみんなベストセラーでソウル大図書館の貸し出しナンバーワンである。韓国人たちはハルキ・ワールドに憧れ、東野圭吾の推理世界にハマっているのだ。
(中略)
韓国人はいわば「昼は反日、夜は親日」であり(中略)見事な(?)二重構造になっている。』
じゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2016.3.17
【ソウルからヨボセヨ】日本製発電機で暖とり「反日!」 性根の入らぬパフォーマンス - 産経ニュース
>反日活動家が日本製の発電機で暖をとりながら日本大使館前で反日パフォーマンスをやっているのだ。馬鹿、そういうつまらん言いがかりをつけるものじゃない(呆れ)。ある国の政府や政策に批判的であることと、その国の工業製品を使用したり、文化(映画、絵画、文学、音楽、アニメーションのような創作物、建物、自然、歴史、食品その他いろいろありますわな)に親しんだりすることは、話の次元が違います。ベトナム戦争の時代だって、米国のベトナム撤退を叫ぶ学生だって、サリンジャーなどの米国文学を読むし、コカコーラは飲むし、米国のロックやフォークを聞いたし、米国映画も見たし、あるいはヒッピー文化にあこがれたわけです。ある国に批判的である=その国のあらゆるものを否定してその国の工業製品も使わない、なんて話ではない。
別に話は米国に限りません。英国やフランスを私は、その歴史において民主主義に関して果たした役割を大いに評価しますし、この2国は大好きです。しかしそれは、これらの国々の植民地での行状を批判しないというものではないし、また核兵器保有などを支持するわけではない。私は英文学もフランス文学も大好きだし、ブリティッシュロックやフランスのシャンソンも好きだし、英国映画もフランス映画も大好きです。しかしそれは、たとえばフランスのアルジェリア戦争を支持するわけではない。当たり前ですが、アルジェリア戦争を推し進めた政治家や支持した人より、それに反対したフランス人のほうを支持します。
これは米国だって同じです。ベトナム戦争を推し進めた米国人より、それに反対する米国人を支持するし、米国で差別をしている人よりは、それに反対する公民権活動家のほうが支持できます。そう考えれば、トランプやクルーズやルビオよりは、ヒラリー・クリントンやバーニー・サンダースのほうが支持するに値すると私には考えられるわけです。日本だって、産経よりは、その他の日本人を韓国人だって支持するし、韓国の慰安婦のために動いてくれている日本人を「日本人だから」というので批判したら、それは話が違うだろうと考えて、私としてはその批判する人を批判することになるわけです。
だいたい記事に出てくる日本製品の暖房用の発電機って、たぶんこれ使っている人たちは、それが日本製品であるかどうかなんて別に意識していなかったんじゃないんですかね。もちろん意識していたからって、そんなことは議論するようなことではありませんが。愚にもつかない言いがかりにもほどがあるというものです。
そもそもその国に批判的ならその国の工業製品を使うのは変だなんて話をしだしたら、じゃあ産経新聞の記者たちが使っているPCやスマートフォンその他は、中国製の部品が使われているじゃんって話になったらどうするんですかね。また100円ショップの商品などにも中国製が多いでしょう。産経新聞は他紙より薄給でしょうが、でもそれなりに金をもらっているから、100円ショップなんか絶対行かないし買わないし使わない、っていうことですかね。そんなこともないでしょうけど。で、この記事を書いた黒田にしたって、中国製品使っていないの、黒田さん、って聞かれたら、彼はどう答えるんですかね。黒田が万が一中国製品を使用していないとしても、他の社員はどうなんですかねえ。使っていないなんてこともないでしょう。どうせ回答がないか聞くにたえない詭弁を使って逃げるだけでしょうが、なんとも無様な話です。どうしようもない馬鹿とはこのことです。
という「産経・黒田の寝言」と「荒木の与太」は大して変わりません。
「百田尚樹のような嫌韓国ウヨ小説家」ならともかく「村上春樹(東野圭吾)が好き」の何が不思議なのか?
それはともかく俺的には「文氏の娘の国士舘大学留学」には「国士舘ってウヨ大学じゃ?」つう疑問がありますが最近はそうでもないんですかね?