今日の中国ニュース(2022年5月12日分)(副題:法輪功に突っ込む、ほか)

台湾 「経済スパイ罪」新設 中国などへ半導体設計技術流出防止 | NHK | 台湾
 勿論これが「経済活動を不当に制約する悪法かどうか」は今後明らかになっていくでしょう。


前米インド太平洋軍司令官 台湾有事「6年以内の評価変わらず」 - 産経ニュース
 「反中国、台湾ロビーの常軌を逸した放言」としか言い様がない。「台湾が独立宣言する」ならともかくそうでなければ侵攻の大義名分がない。大義名分がなければ、国際的非難は免れません。そんなリスクを冒す必要は中国にはどこにもない。


フェミニズムや解放的な性教育…多感な若者、マルクス主義の犠牲に=米作家 | ジェームズ・リンゼイ | マルクス主義者 | ルカーチ・ジェルジュ | 大紀元 エポックタイムズ
 性教育フェミニズムマルクス主義呼ばわりして全否定とは「男尊女卑の右翼宗教」法輪功らしいデマです。


中国、コロナ拡大の北朝鮮に医薬品提供か…外務省幹部「防疫で互いに支持・協力」 : 読売新聞オンライン
 お互い隣国ですのでね。この件について言えば中朝友好という要素がないとは言いませんが、「放置すると自国に被害が及びかねない」という面があります。


製鉄所退避、頼みは「トルコと中国」 ウクライナ兵家族が訴え:時事ドットコム
 変な期待をされても中国もトルコもありがた迷惑でしょう。


日米、台湾とウクライナ併記へ 首脳共同文書、中国をけん制:東京新聞 TOKYO Web
エマニュエル駐日米大使「IPEFはルール重視」 中国対抗へ具体化急務 - 産経ニュース
 岸田、バイデン両政権とも、およそ正気ではない。中国を異常に敵視する彼らは中国の政権を転覆でもしたいのか。


WHOテドロス事務局長の中国コロナ対策への疑問提起|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ
 テドロス発言について「WHOは、政治からかけ離れた学術機関ではなく政治組織であり、大国(例えばコロナ制限緩和に動く欧米諸国)の意向を無視できない。特にウクライナ問題で中国批判(中国はロシアに甘い)を米国が強めているからなおさらだ。テドロスも米国などから『中国を不当にかばってる』などの批判は回避したいだろう(最悪の場合、米国などの圧力で事務局長辞任に追い込まれかねないので)。これを『科学的に適切な発言』と評価することは現時点では保留したい(俺の要約)」とする浅井先生です。俺も「素人なので評価は困難」ですが、浅井先生の言うような危惧は感じます。何せコロナにはよく分からないことが多い。


地方議員がロシア・中国問題をあえて叫ぶ理由 - 産経ニュース
 この種の議員は「単にアンチ中露のウヨ議員」でしかないので「人権云々」とは出任せが良くも言えたもんです。
 所詮その程度の連中なので「ロシアの所業(クリミア併合、ドネツク共和国の国家承認など)はまるで旧日本軍の満州国建国だ」というと「日本を侮辱するな」などと言い出すのがこの種の連中です。


「ロシアの敗北は時間の問題」中国の元ウクライナ大使が指摘(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 「元ウクライナ大使」「政府系のシンポジウムでの発言」というのが興味深い。


◆マルコス当選と産経

【産経抄】5月11日 - 産経ニュース
 アキノ前大統領は、外交では中国に厳しい姿勢で臨んだ。南シナ海の領有権をめぐってオランダ・ハーグの仲裁裁判所に提訴して、中国の主張を否定する判決を勝ち取っている。マルコス氏は、中国に宥和的だったドゥテルテ氏に倣って、それを棚上げする可能性が高い。

【主張】マルコス比大統領 対中融和路線で良いのか - 産経ニュース
 国際社会の最大の関心事*1南シナ海の安全保障政策であり、力ずくの海洋進出を続ける中国とどう向き合うかだ。

 「お前にとって一番大事なのは、「過去のマルコス独裁美化」や「父マルコス流の独裁政治を息子が行う」という恐れ(TBS『森本毅郎スタンバイ』での伊藤芳明氏など)じゃなくてそこかよ」と呆れます。
 なお、私見では、基本的には「マルコスではなく」誰が大統領であれ「大国・中国」といたずらに対立する道は選ばないでしょう。経済的不利益が大きすぎるからです。

*1:勿論最大の関心事はそんなことではなく「過去のマルコス独裁美化」や「父マルコス流の独裁政治を息子が行う」という恐れです。