今日も松竹伸幸に悪口する(2022年10/2日分)

岸田さんは困っていない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 タイトルだけで絶句です。政権支持率が落ちてるのに何故そういうアホな理解になるのか。
 岸田も勿論「首相を辞める気はなく」、何とか巻き返そうとしているでしょうが「困っていないわけがない」。
 岸田も「政権支持率低下」に焦ったからこそ、「ご祝儀相場狙い」で内閣改造*1したし、当初「やる気を見せなかった統一協会関係の自民党調査(自己申告に基づくデタラメな代物ですが)」を始めたわけです。そして支持率低下に焦ったからこそ、当初は9月中に開会する予定だった臨時国会を10月に先延ばししたわけです。
 勿論、政権支持率低下の大きな要因である「統一協会と癒着した幹部議員」を支持率アップを目的に「ばっさり処分する(例えば萩生田政調会長や山際経済財政担当相などを更迭)」なら話は別ですがどう見ても岸田にはそんなことはできそうにない。
 何せ、安倍派の圧力に応じて「統一協会とズブズブの安倍の国葬を強行」した人間です。
 「自民のジェンダー施策(例:同性婚夫婦別姓の反対)は統一協会そっくり」と悪口されても「ジェンダー施策を見直す」とも言えないていたらくで何が「困ってない」のか。

 岸田さんが追い詰められて解散、などということにはなるまい。

 岸田が本当に追い詰められたら解散どころか、「金脈辞任の田中」「リクルート辞任の竹下」「女性醜聞辞任の宇野」「佐川ヤミ献金疑惑辞任の細川」「故人献金疑惑辞任の鳩山」等のように「解散もできずに辞任(解散があるとしても後継首相)」でしょうに松竹もバカなことが言えたもんです。
 というか「小泉の郵政解散」がわかりやすいですが、多くの場合、解散は「与党が勝てると見込んだ時」に行われ、勝てそうにない場合には「宇野おろし」のような「首相更迭の動き」が始まる(解散があるとしても後任首相が行う)のが普通です。
 勿論俺は松竹を「プライドが無駄に高いだけのバカ」「志位委員長と比較するなど、志位氏に失礼に当たるレベルのバカ」としか思っていません。但し、松竹は

集英社新書
◆『改憲的護憲論』(2017年)
◆『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年)
平凡社新書
◆『集団的自衛権の深層』、『憲法九条の軍事戦略』(以上、2013年)
◆『対米従属の謎』(2017年)
◆『憲法九条の軍事戦略』(2020年)

等、著書を何冊か出した*2こともあってどうも自分のことを「志位委員長より評価されてもいい傑物」と勘違いしてるようで心底呆れます。まあ松竹ブログ・コメント欄の「松竹シンパ」が松竹をおだてるからそうなるのでしょうが。松竹なんぞに傾倒できるバカの気がしれません。

 安倍さんが選挙で連戦連勝できたのは、まさに自己改革ができたからだ。

 「モリカケ桜疑惑」「統計捏造疑惑」「レイプもみ消し疑惑」「河井夫妻の公選法違反関与疑惑」など不祥事まみれの安倍のどこが「自己改革」なのか。松竹のアホさには呆れて二の句が継げません。そんなに自民党が素晴らしい政党だと思うのなら共産党を離党して自民に入党したらどうか。松竹のような「ゴロツキ党員」が在籍しても迷惑なので一日も早く是非そうして下さい。
 そして「1970年代の党の同性愛認識」について

日本共産党第28回大会/綱領一部改定案の討論についての志位委員長の結語
 全党討論のなかで出された一つの意見にこたえておきたいと思います。それは、1970年代、「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛を性的退廃の一形態だと否定的にのべたことについて、きちんと間違いと認めてほしいというものです。これは当時の党の認識が反映したものにほかならないものだと思います。これらは間違いであったことを、この大会の意思として明確に表明しておきたいと思います。

志位和夫 on Twitter: "大会の最終日、綱領改定にかかわる全党討論で出された意見を踏まえ、1970年代に「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛について性的退廃の一形態とのべたことについて、「当時の党の認識が反映したものであり、間違いであったことを大会の意思として表明したい」と報告いたしました。" / Twitter

として公式に謝罪した志位委員長の方がよほど「自己改革」でしょう(他にもこうした志位氏の「自己改革」の例はあるでしょうが、俺が知ってる例を一つあげました)。
 勿論「1970年代の同性愛認識については、志位氏が直接関わってないので詫びやすい」と言う面はあります。
 従って「志位氏に対する過大評価は禁物」ですが、安倍など「自分が直接関わってない慰安婦問題(慰安婦問題は戦前の話であり、安倍は戦後生まれ)」についてデマで居直るのだから、やはり「安倍と比べたら志位氏はずっと偉大」でしょう(比較するのも志位氏に失礼なくらい『当然の話』ですし、安倍ほど人格劣悪な政治家も他にいませんが)。
 支持者とはいえ党員でない俺が志位氏を称え、一応、党員の松竹が「志位氏ではなく」安倍を称える。いつもながら松竹のバカさには絶句します。松竹は共産を離党して自民に入党したらどうか。 
 「それはともかく」当たり前ですが選挙での勝利は「もっと話が複雑」であり「政策が正しいから勝利」と言うほど単純ではない。それならば、トランプのようなトンデモ政治家が米国大統領に当選するわけもない。
 あるいは、この松竹理論では「在任期間が長い=安倍に比べ、歴代自民党総裁沖縄返還、日韓国交正常化の佐藤、日中国交正常化の田中など)は無能」「安倍長期政権を許した野党現幹部(志位委員長など)=過去の野党幹部(宮本委員長など)に比べ、当然無能」と言うことになりかねない。理屈としておかしな話でしょう。
 また、この松竹理論では「安倍国葬反対」が過半数を超えてることが説明がつかない。
 「何らかの思惑で故意にデマを飛ばしてる不誠実」か「本気で言ってるバカ」かはともかく、こういうバカなことを言ってる時点で「松竹には政治家の資格はない」と断言していいでしょう。「バカ」や「不誠実」は政治家になるべきではない。まあ、どうみても松竹は政治家になれそうもありませんが。
 共産党内ではろくに評価されず、当然登用もされず、そのあげく「党首選挙があれば立候補するのに」とほざく有様です。
 【1】共産党委員長選任も首相選任も遠い将来はともかく、当面、公選制になる見込みがない、【2】どちらの選挙も松竹が立候補したところで当選の見込みは乏しい(また泡沫扱いで世間の注目を集めることもほぼ無理だろう)という意味で松竹発言「党首選挙があれば立候補するのに」は「日本の首相選出制度が議院内閣制でなく首相公選制なら、私、松竹が首相選挙に立候補するのに」並の寝言です。まあ、本気で言ってると言うよりは「俺は共産党執行部に不当に干されてる」アピールに過ぎないでしょうが。
 そんなことをやるほど「現在の党執行部」に不満があるなら

社会党を離党して社民連を作った江田三郎
共産党から除名されて「日本のこえ」を作った志賀義雄
自民党を離党して新自由クラブを作った河野洋平
→但し後に新自クを解散。自民に復党し、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相を歴任
自民党を離党して新生党を作った羽田孜*3
自民党を離党して新党さきがけを作った武村正義*4
社会党を離党して新社会党を作った谷田部理(新社会党初代委員長)
自民党を離党して「みんなの党」を作った渡辺喜美*5
自民党を離党して「たちあがれ日本」を作った平沼赳夫*6
→但し後に自民に復党

などのように共産を離党して松竹新党でも作ればいいでしょうに(但し、「社会党離党組」が結成し、今も存在する新社会党*7、「自民離党組」が結成し、現在も存在する維新を除き、これらの党の多くは消滅しましたが)。

 政権の安定のためには慰安婦問題でも踏み込むことができたからだ。

 「はあ?」ですね。「少女像(慰安婦像)が気に食わない」といってホワイト国除外、フッ化水素水輸出規制などという無法をやらかした安倍のどこが「慰安婦問題でも踏み込」んだのか。
 どうも「朴槿恵との日韓合意」を評価してるようですが、【1】文在寅政権や慰安婦支援団体はその合意を評価してないことや、【2】その合意に「少女像の扱い」などどこにも書いてない(というか合意は記者発表しかなく正式な公文書がないので法的効力に疑念があるというとんでもない代物)にもかかわらず、少女像について言いがかりをつけ、ホワイト国除外等の無法まで働いたこと、【3】歴史教科書に慰安婦についてできる限り記述しないように画策してることなどをよくも無視できるもんです。
 そもそも「日韓合意」が政権安定につながったという根拠はどこにあるのか。安倍支持のウヨは「慰安婦の違法性を認めるのか」とむしろ反感を覚えたでしょうし、安倍批判派(俺もその一人ですが)は「少女像を合意後も不当に敵視している」等の理由であの合意を評価しませんでした。
 「繰り返しますが」松竹のような「歴史修正主義」に加担して恥じないクズには「共産党を離党して自民に入党しろ」と言いたい。「松竹のようなゴロツキ党員」がいても共産党にとって迷惑でしかない。既に「兵本達吉」「筆坂秀世」「萩原遼」など「右翼転向した元党員の先輩」がいるので松竹も「右翼転向」について遠慮する必要は何もありません。
 慰安婦を侮辱するのも同然の暴言がよく吐けたもんです。松竹には怒りと軽蔑を禁じ得ません。

 勝負の来年1月まであと3か月あまり。準備を急がなくちゃ。

 松竹が何故か説明しないので、「何の勝負」で「何の準備」だか全く分かりませんが「能力ない」「(一部の松竹シンパを除いて)人望ない」「まともなブレーンも多分ない」の「ないない尽くし」松竹が何をしようともろくな成果はないでしょう。
 まあ、どうせくだらない話でしょうから「何の勝負」で「何の準備」だか別に知りたいとも思いませんが。
 なお、以上は松竹記事に投稿しましたが、どうせ「俺への悪口が許せない!」とマジギレしたあげく、掲載拒否でしょう。とはいえ「自称民主派・松竹」の「非民主制(批判コメントは掲載拒否、賛同コメントのみを掲載)」、つまりは「嘘八百の三百代言ぶり」を笑いものにするためにあえて投稿してみました。

*1:ご祝儀相場による支持率アップが全くなく、かえって自滅行為でしたが。しかし「斎藤国交相」「鈴木財務相」「林外相」「山際経済財政担当相」(以上、留任)、「加藤厚労相(第四次安倍内閣厚労相)」「浜田防衛相(麻生内閣で防衛相)」と重要閣僚は留任か再入閣で、初入閣組(秋葉復興相、岡田沖縄・北方等担当相、小倉少子化等担当相、谷国家公安委員長、寺田総務相、永岡文科相、野村農水相、葉梨法相、西村環境相)も有名議員とは言えず話題性に乏しい上に「再任した山際経済財政担当相に統一協会疑惑が浮上した」のだから支持率アップがほとんどないのも当然でしょう。

*2:著書なら志位委員長も『教育基本法改定のどこが問題か』(2006年、新日本出版社)、『領土問題をどう解決するか:尖閣竹島、千島』(2012年、新日本出版社)、『改定綱領が開いた「新たな視野」』(2020年、新日本出版社)などを出してるのですが、松竹のことだから「新日本出版社から出した志位と違って俺は商業出版社の集英社平凡社から出した」等とでも思い上がってるのではないか。

*3:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、新生党党首、細川内閣副総理・外相、首相など歴任

*4:新党さきがけ代表、細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任

*5:第一次安倍、福田内閣行革担当相、みんなの党党首など歴任

*6:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相たちあがれ日本党首、維新の会代表代行、次世代の党党首など歴任

*7:但し、社民党以上に党勢が弱く、地方議員を送り出すことはできても国会議員を送り出すことはもはやできない状況(そもそも国会議員選挙に候補を擁立していない)ですが