1/21発売号のグランドジャンプ(2026年1/22日記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。

Shrink-精神科医ヨワイ-@七海仁×月子

 今回は「精神病治療のためにヨワイのもとを訪れた患者」の診察ではなく「がん病棟からの依頼」による「がん患者」の診察。
 最近は「がん患者(末期なら勿論、死病であるし、死ぬ可能性が低い早期でも患者は悲観的になりやすい)が「精神的ストレスから鬱病などの精神疾患を病むこと」について「今まで医療側の配慮が足りなかった」という反省が強まってるらしい。
 「会社になんと伝えたらいいか?」と悩む患者に

【1】最低限知らせないといけない人(直属の上司と人事担当者(病気休職などに対応するため))
 場合にもよるが上司から伝える可能性があること、知らせなくても弊害がないことがありうることから部下、同僚、取引先には必ずしも伝えなくてもよい
【2】最低限伝えないといけないこと(通院の頻度、入院の有無、入院が必要な場合の入院期間、病気のために仕事上、必要な配慮など会社業務に影響がありうること)
 会社業務に直接には影響がない、がんの内容(「胃がん」「大腸がん」など何処の部位か、いわゆるステージが何かなど。因みに今回の患者は早期の子宮がん)、治療方針(外科手術、抗がん剤、放射線療法など)は伝える必要はない

とアドバイスするヨワイ。

カモのネギには毒がある:加茂教授の人間経済学講義@甲斐谷忍(原案:夏原武)。

 以前からの「予定」であって、「衆院解散と当たったのは単なる偶然」でしょうが、今回は「市長選で、多選市長*1に若手市議*2が挑むという設定」で、主人公(加茂教授(経済学)*3が「マスコミを使って、世論操縦ができる上に、長きにわたって権力を握ったことで、既存権力(財界、業界団体など)とつながる与党、現職の側は日本の選挙では圧倒的に有利」と嘆くのには「何とも複雑な気」になります。
 「共産の最近での選挙での不振」に「共産の内在的要因が全くない」とはさすがに「共産支持者」の俺もいいませんが、このマンガや
本当に「共産党の話題だけ1ミリも出なかった」嘘のような話 - Gl17の日記2025.6.24
自民党政権が発した言葉を無批判に無思考に広める報道業者には、自民党政治の悪に加担して日本を劣化させているという自覚はあるか。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2025.12.5
韓国で暴露された旧・統一教会文書に「高市早苗」の名が32回登場していることを日本の報道業者は報じることができるか (記事公開後の補足あり) @asahi @Asahi_Shakai @mainichi @mainichijpnews @tokyoseijibu @tokyo_shimbun @danketsu_rentai @Yomiuri_Online @YOL_politics @nikkei @nhk_news @47news_official @jijicom - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2025.12.31
村野瀬玲奈の秘書課広報室『自民党の統一教会疑惑について報じない報道業者(新聞、テレビ)よりもしんぶん赤旗、週刊文春、日刊ゲンダイの価値が高い。』2026.1.15
自民党政権筋の「食料品の消費税率、時限的にゼロ」案の詐欺的なまやかしと、批判無しでそのまま伝える報道業者の不甲斐なさ。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2026.1.18

選挙で報道業者が報じるべきこと @tbs_houtoku @hst_tvasahi @udo_times @nhk_news @nhk_kurogen @asahi @Asahi_Shakai @mainichi @mainichijpnews @tokyoseijibu @tokyo_shimbun @danketsu_rentai @Yomiuri_Online @YOL_politics @nikkei @nhk_news @47news_official @jijicom #マスメディアへの不満 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2026.1.22
 日本の選挙の時の報道に不満を感じてきましたが、その不満が年々大きくなってきました。
 報道業者が絶対報道すべきなのは与党の過去の政治の徹底的な批判的検証です。しかし、報道業者は能力がないのか、与党の政治の批判的検証をほとんどやりません。選挙報道として最悪です。
 日本の政治がまともでないのは、自民党を中心として与党と(ボーガス注:国民民主、参政党など)準与党勢力の責任が最も大きいですが、それを批判的に検証してダメ出ししない報道業者の責任もそれと同じくらい大きいです。
 そして、議席数は必ずしも多くはないけれどまともな主張をしている歴史の長い党*4の筋の通った主張をほとんど伝えないことです。
 活字メディアもテレビもすでに報道失格だと私は言いたいです。

統一教会と高市早苗・自民党の関係について報道がまだ足りない。 @tbs_houtoku @hst_tvasahi @udo_times @nhk_news @nhk_kurogen @asahi @Asahi_Shakai @mainichi @mainichijpnews @tokyoseijibu @tokyo_shimbun @danketsu_rentai @Yomiuri_Online @YOL_politics @nikkei @nhk_news @47news_official @jijicom - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2026.1.22
報道業者の高市早苗ロンダリングを批判します 高市早苗の軽重を問う (33) @tbs_houtoku @hst_tvasahi @udo_times @nhk_news @nhk_kurogen @asahi @Asahi_Shakai @mainichi @mainichijpnews @tokyoseijibu @tokyo_shimbun @danketsu_rentai @Yomiuri_Online @YOL_politics @nikkei @nhk_news @47news_official @jijicom - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2026.1.23

政治家としての力量や見識や倫理や奉仕精神のある者たちを選ぶことに失敗し続けている日本の選挙 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2026.1.25
 報道業者の仕事ぶりも物足りなさすぎで、政治家としての力量や見識や倫理や奉仕精神のある者たちを選ぶにはほとんど役に立ちません。まず、多くの報道業者社員は自民や維新や参政や民民の悪い本質を見抜いているとは言えません。次に、それらの問題点を批判的に徹底検証することが非常に少なく、批判があっても批判対象へのダメ出しはほぼなく、甘々であることがしばしばです。
 不祥事や不正の多い与党からの発信や与党の失政、愚政、悪政、暴政、苛政は演出や誇張で良さげに脚色して報道しても、不祥事や不正のない真面目な少数政党*5の筋の通った発信はあまり報道しません。その結果、日本の報道の多くは、食材の栄養のある部位を切り捨てて腐った部位だけ使ってデタラメに作った料理のようなものになり果てています。
 今まで与党だった政党が今までに何をやり、どのような不祥事を起こし、何を失敗し、どのように状況を悪化させたかを批判的に継続して検証することがほとんどありません。候補者や政党を判断する政策面の材料をほとんど何も提供しないのです。こんな「報道」では、有権者は判断に困り、結局、メディアでよく名前が出てくる党や候補に大した理由もなく何となく投票することになります。

等が指摘する「マスコミ(村野瀬氏の言葉だと報道業者)の世論操作(共産に対して肯定的な報道が少ない一方で、例えば在阪マスコミは露骨に維新に迎合。また「自民応援団の産経、読売が典型的」だが自民党批判もろくにしない)」という面(外在的要因)は明らかにあるでしょう(なお、こうした「共産評価」は俺の私見に過ぎず、マンガ作者達の主張ではありません)。
 勿論それを「何とかして打破する必要がある」とはいえ、そうした問題を無視して「リベラル21の安倍治平、広原盛明」「kojitaken」など「一部の反共分子」のように「共産に一方的に悪口する」のは明らかにフェアではない。
 勿論「マスコミ操縦による世論操作」「業界団体の支持」で「現職が市長選であっさり勝利」ではマンガとして面白くないので「主人公(加茂教授)」の支援で新人候補が勝利するのでしょうが、今後、どう描かれるか。
 また、『官僚制の解剖:官僚と官僚機構の行動様式』(1975年、サイマル出版会)、『民主主義の経済理論』(1980年、成文堂)等の著書があり「政治、行政についての経済分析」で知られるアンソニー・ダウンズなる経済学者の「合理的無知(投票率が低下することについての経済学的説明)」と言う概念がマンガ内でわかりやすく説明されていますが、興味深い。
 合理的無知 - Wikipediaにも簡単な説明がありますが
「マンガでの説明」についての「俺の要約」だと
1)政治家や政党について政策を詳しく知るのは手間がかかる(多くの国民は当然、政治のことばかりに関心を持ってるわけではなく、仕事(会社員)、家事、育児、介護等で忙しい)
2)その上、比例選挙区はともかく「個人選挙区」、特に「1人しか当選しない衆院小選挙区、参院1人区や首長選(知事選、市区町村長選)」では「有力候補以外に投票しても」当選するか分からない。また選挙では個人の1票よりも「業界団体などの組織票」の力が大きい
3)その結果「俺が投票しても、大勢に影響はなく、どうせ無意味→無投票が助長される」「そもそも政党や政治家の政策、政治的主張について知るのが面倒→無投票どころか政治的無関心が助長される」
という話です。
 つまり「政治的に無知であること」が当事者にとっては「客観的に合理的かどうか」はともかく「主観的には合理的選択として理解されてる」という「厄介な話」です。 
 勿論こうした「合理的無知」は選挙に限らない。
 「芥川賞、直木賞など文学賞を取った小説」「米国アカデミー賞、日本アカデミー賞など賞を取った映画」「ミシュランガイドに掲載された料理店」などに客が集中するのも同じ現象です。
 「いちいち自分で調べた上で、自分の判断で小説、映画、料理店」を選ぶよりも「他人の判断に乗った方が時間もかからず、楽」なわけです。

 ドラフトキング@クロマツテツロウ。

 プロ野球チーム「東京ジャイアントウォリアーズ(読売ジャイアンツがモデル)」スカウト西寺と独立リーグチーム「習志野インディゴスパイダース(千葉県船橋市に球団がある千葉スカイセイラーズがモデル?、それとも球団名が似ている徳島インディゴソックスがモデル?)」GM和田山の以下のやりとり(なお、以下は、マンガでの台詞と一言一句、全て同じ訳ではありません)が興味深い。
 GM和田山やエース投手・巻田の好人物ぶりが「すがすがしい」一方で、「世の中はきれい事だけではない」とはいえ、スカウトの西寺や中溝の「汚い政治的立ち回り」が何ともかんともです。
GMの和田山
「7安打、3失点で、完璧とは言えませんが、独立リーグ・ファイナルラウンド第1戦は、エースの巻田が要所はしっかり押さえて最後まで投げきった完投勝利(4-3)で良かった。これでファイナルラウンド2連勝で優勝したい(実際にその後、2連勝で優勝)」
スカウトの西寺
「巻田が良かった?。笑わせないでください。どこがですか?。相手チームの山形サンシャインホープス(球団名が似ている福島レッドホープスがモデル?)が弱かっただけじゃないですか?。絶対に打たれてはいけない相手チームの主力打者2人に3本もホームランを打たれてるんですよ?。私の巻田評価も下がってますよ(後述しますが、『巻田を投げさせない』という約束を破られたことに激怒してるのか、明らかに喧嘩腰)」
GMの和田山
「(憮然とした表情で)厳しい評価ですね。あなたにとってはそうかもしれないですね」
スカウトの西寺
「私は東京ジャイアントウォリアーズが絶対に巻田をドラフト指名(支配下指名)するから、(他球団の巻田評価が上がり、他球団もドラフト指名し、東京ジャイアントウォリアーズが巻田を獲得できない危険性があるから)他球団と競争にならないように、ファイナルラウンドで巻田を投げさせないでくれとお願いして、あなたも了解しましたよね。なんで約束を一方的に破ったんですか?」
GMの和田山
「選手の野球人生は限られてる。調子は絶好調で投げられるのにそんな政治的取引で投げさせないのは巻田が可哀想だ、そう思いました」
「それにね、西寺スカウト。私はある人物*6の指摘で気づいたんですよ。ファイナルラウンドで巻田が投げて他球団の評価があなたの言うように、ホームラン3本で下がったのなら、それはあなた方、ジャイアントウォリアーズにとって『あなた方が本当に巻田をドラフト指名する気』なら、何の問題もないじゃないですか?。評価が上がったのならともかく」
スカウトの西寺
「何が言いたいんですか?」
GMの和田山
「あなたは最初から理由を付けて、私との約束を反故にし、巻田をドラフト指名する気なんかなかったんじゃないですか?。あなたが考えていたのは巻田の育成ドラフト指名だ」
スカウトの西寺
「巻田を投げさせないという約束を破った上に言いがかりですか?」
GMの和田山
「しかし、ドラフト指名が当落線上の巻田でもさすがに育成ドラフトなら1巡目で指名されたでしょう。そして育成ドラフトで指名する順番を考えるとジャイアントウォリアーズが巻田を育成ドラフト1位指名で獲得することは不可能に近い」
「だからあなたは育成ドラフト1位指名で巻田を取るために、他球団の巻田評価を下げたかったんだ。ファイナルラウンドで巻田が投げないことで、過去にトミー・ジョン手術*7を受けた巻田に故障が再発したという疑念を他球団に植え付けて、他球団が巻田を育成ドラフト1位指名しないようにしたかった」 
「私にはそんなことを言わずに『他球団の巻田評価が上がってドラフトで競争になって東京ジャイアントウォリアーズが巻田を獲得できないのは避けたい。絶対に巻田をドラフト指名するからファイナルラウンドでは投げさせないでほしい』と言っていましたが」
スカウトの西寺
「誰の入れ知恵ですか?。妄想もいい加減にしてほしい」
GMの和田山
「本当に情けないですよ。第三者の指摘がなければ、無知な私にはあなたの企みは到底気づけなかった。そんなダメGMなんで私は投げるかどうか、巻田に結論を委ねようと思ったんですがね」
(回想シーン)
GMの和田山
「巻田、お前はどうしたい。やはりファイナルラウンドで投げたいよな」
エース投手の巻田
「和田山さんの指示に従いますよ。故障して社会人野球を首になった俺を、独立リーグで拾ってくれたのは和田山さんですから。今野球が出来るのは和田山さんのおかげで、和田山さんには感謝しかないです。和田山さんがジャイアントウォリアーズとの関係を重視して投げるなと言うなら投げないし、インディゴスパイダース優勝のために投げろというなら投げます」
GMの和田山
「お前はそういう奴なんだよな(苦笑)。分かった、俺が決めよう。ファイナルラウンド初戦はお前が投げろ。そして完投して勝って、チームの優勝に貢献しろ。その上で球団はジャイアントウォリアーズでなくても、どこでもいい。順位も下位でもいい。絶対にドラフト指名を勝ち取れ」
(回想シーン終わり)
GMの和田山
「西寺スカウト。よく巷のスカウトさんが口にするように『ドラフトは水物』なんでしょ?。だったら私は、巻田の将来について、その水の流れに身を委ねますよ」

*1:マンガ内では権力欲しかなく市政停滞を招いてるという否定的な描き方

*2:マンガ内では極めて真面目な好人物として描かれてる。出馬も市長の体たらくに憤慨するとともに、市議であることに限界を感じたためで負けていいわけではないがある意味勝ち負けを度外視してる。

*3:マンガ内では市長に批判的で若手議員に好意的

*4:共産党のこと

*5:例えば日本共産党のこと

*6:西寺が所属する「東京ジャイアントウォリアーズ(読売ジャイアンツがモデル)」のライバル球団『福岡ブラックホークス(福岡ソフトバンクホークスがモデル)』のスカウト中溝のこと。和田山GMは勿論そんなことは認めなかったが、GMの言動から、巻田が投げない可能性があること、それは西寺との密約らしいことに気づき、西寺の企み(巻田の育成ドラフト1位指名)を潰すために、中溝が西寺の企みを暴露。但し中溝が巻田を評価しており、ドラフト、または育成ドラフトで指名する気なのか、単に西寺の企みを潰したかったのに過ぎないのかは不明

*7:1974年9月25日に世界で初めてこの手術を受けた投手のトミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている(トミー・ジョン手術 - Wikipedia参照)