「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート156(追記・訂正あり)

id:noharraこと八木孝三に突っ込む

野原燐
 私が揶揄調の批判記事を警戒するのは、こうした「敵意の反転」の下地を作るからというだけではない。すでにネトウヨに近づいている人々に対しても、悪影響があると考えている。
 簡単な話だ。揶揄は、揶揄されている側を意固地にさせ、考えをより先鋭化させてしまう、ということである。

 おいおいです。「1ビット脳」などという人を揶揄する無礼な文(http://d.hatena.ne.jp/noharra/20101129)を俺に対して書いた野郎がよくもふざけたことがいえたもんです。それとも「揶揄じゃない、罵倒だ」とでも強弁しますか。揶揄だろうと罵倒だろうと、ああいう敵対的な文が

意固地にさせ、考えをより先鋭化させてしまう

つう事には変わりないんですけどね。まあ別にid:noharraが揶揄なり罵倒なり敵対的な文を俺に対し書かなくても俺は「無償化除外反対」の考えを変えません。それが「考えの先鋭化」とも思いませんが「ああいう無礼な文を書かれた側(つまり俺)」が納得するかどうか、むしろ反発するだけではないのか、少しは考えたらどうなんですかね?。つうかああいう無礼な文を俺に対して書いたバカがよくもまあ

 意固地にさせ、考えをより先鋭化させてしまう

なんていえたもんです。手前、そんな偉そうなことがいえたタマかよ!
 なお、この無礼極まりないid:noharraの文にはhttp://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20101201/5432089760で反論しています。

野原燐がリツイート
松井計*1
 今の日本の貿易相手国トップ3は、米中韓なんですよ。既に日本にとって中韓は敵対していい相手じゃないんですよ。

 松井氏には全く同感ですがid:noharraについては「おやおや」ですね。

 下手したら飲み込まれるかもしれない敵として中国がいる。

とあなたが過去に「中国敵視」ツイートしてたのは何だったんですか、id:noharraさん?。まさかこのツイートを「敵視じゃない、中国批判だ」なんて言い出しませんよね?

id:noharraこと八木のツイート
 「韓国は敵国だ」と思っている奴はばかなんじゃないの?
 下手したら飲み込まれるかもしれない敵として中国がいる。人権侵害国家、北朝鮮、ロシアにも警戒が必要だ。日本に基地がある米国にもこれ以上主権を侵さないように緊張関係を保つ必要がある。従って、韓国とは強い友好を保つべきである。

 いやー確かに日韓友好は大事なんですけどねえ。
 こういう中国やロシア、北朝鮮に対する「産経や日本会議並みの敵意」とセットになってるのはすげえ滑稽かつ有害だと思いますね。
 「中国封じ込めのためにインドやロシアと友好関係」と過去にほざいてて、公式には未だに撤回してない安倍首相みたいですねえ、id:noharraさん(その結果、一帯一路参加と言っても未だに安倍が中国に「あいつ中国敵視は本音では変わってねえだろ?」と疑惑の目で見られてることは明らかでしょう)。安倍の「インドやロシア」が、あなたの場合「韓国」に変わっただけやん。
 「飲み込まれるかもしれない敵*2=中国」て(呆)。まあ、八木は「当たり前のことを言ったまでだ」と思ってるみたいですけど。今の中国は日本にとって重要な貿易相手国でこんな敵視が出来る関係じゃないんですけど。韓国との友好だって「中ロ北朝鮮との対決のため」なんて右翼的な話じゃなくて「韓国は重要な貿易相手国」、「安倍の韓国敵視は偏見や差別、戦前美化とセットになった不当なもんで馬鹿げてる」で終わる話でしょうに。大体後でも触れますけど、韓国はここまで中国やロシア、北朝鮮を敵視してないでしょうよ。
 しかしやっぱ八木(id:noharra)て非常識極右だったんですね(苦笑)。
 なるほど八木が「新しい歴史教科書をつくる会理事」「チャンネル桜常連出演者」という「デマ極右&レイシスト」三浦小太郎とお付き合いして恥じないのも、朝鮮学校無償化除外を怒号し、除外に批判的な俺を北朝鮮シンパ呼ばわりするのもすごーくよくわかります(八木への皮肉のつもり)。
 まあ、それはともかく八木孝三が安倍を嫌いなのって多分
1)八木の立場では敵視すべきでない韓国を敵視
2)八木の立場では敵視すべき中ロに対し八木よりは好意的
だからっていう完全に反動右翼な話なんでしょうね。
 とはいえ、三浦小太郎が「慰安婦銅像などで韓国を敵視する馬鹿右翼」であることは八木的にはどう認識されてるんでしょうか?。ねえねえ、なんで「韓国を不当に敵視するな!」て三浦を批判しないの?
 ああ、それとさあ、「北朝鮮にも警戒が必要、だから親韓国」とか抜かしてるけど、文在寅政権は君ほどアンチ北朝鮮じゃないけどそのあたりはどういう理解してるの?
 ああ、それと

人権侵害国家、北朝鮮、ロシア

と書いてるけど「韓国はどうなのよ?」ですよ。
 「今の韓国は民主国家だ!」。うん、まあ、そうなんだけど、朴チョンヒ、全斗煥時代は明らかに違うじゃん。今の状況は「金泳三、金大中」とか民主活動家の戦いの結果じゃん。
 朴、全時代の日韓友好はid:noharra君的にはどう理解されてるわけ?。
 それと「未だに韓国には国家保安法があること(未だに朝鮮総連が反国家団体扱いだし、法の建前上は日本共産党など外国の共産党も確か反国家団体扱い*3)」とか「朴クネ時代に崔順実疑惑が発覚したこと(大統領があの種の不正をごり押ししようと思えば出来ること)」とか考えると、「今の韓国だって人権面で100点満点じゃない」だろうよ。


■サワキカスミ&火の宮1985年ライブ「愛国者の真実の叫び」こんな映像残ってたのか(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4849

「自分の国を愛して悪いと進歩的文化人たちが言う 自分の国を悪く言えとガッコのセンセが教えてる 自分の国を悪く言えば それでお茶の間にのるとばかり 慇懃無礼の日本人が ウガウガウガウガわめいてる」

 「進歩的文化人」とは最近はあまり使われない気がしますが、まあ今風に言えば「リベラル文化人」でしょうか。メンツには安倍能成*4南原繁*5丸山真男*6宮沢俊義*7など「左派と呼べるか疑問な文化人」「天皇制支持を表明するなど保守派と思われる文化人」もいるので「左派文化人」とはいわないわけです。
 最近で言えば、例えば「九条の会呼びかけ人となった梅原猛」などを連想すればいいかと思います。
 いずれにせよ、「自分の国を愛して悪いと進歩的文化人たちが言う」などという事実はないので馬鹿馬鹿しいとしか言い様がありませんね。
 愛とは「南京事件」「慰安婦」のような自国の過ちについてはきちんと批判する、そういう代物でなければ真の愛といえないでしょう。
 そもそも「日本の過ちを批判する奴には愛国心がない」というなら

ナチスホロコーストを批判する人間にはドイツへの愛がない
・原爆投下やベトナム戦争イラク戦争で米国政府を批判する人間には米国への愛がない
スターリン粛清やプーチン政権のクリミア編入、シリア内戦介入を批判する人間にはロシアへの愛がない
毛沢東文革天安門事件を批判する人間には中国への愛がない
イスラエルの対パレスチナ政策を批判する奴にはイスラエルへの愛がない

などということになります。そんな馬鹿な話があるか、つう話です。まあ、そもそも「仮にそれが『愛がないことを意味するとしてそれが何なのか、そんな愛に価値が、意味があるのか』つう話」でもありますが。
 自国の過ちを批判することが「愛がない」のならそんな「間違った愛」などいらないでしょう。
 一方、一部の馬鹿右翼(例:「つくる会理事・三浦小太郎」)はそれを理解できず、「南京事件などどうでもいい」だの「そもそも中国の捏造だ」だの「そんな事を騒ぐ奴には日本への愛がない」だのとほざくと言うだけの話です。
 しかしこんなことを放言して恥じない三浦を未だに何一つ批判できない、三浦の「下僕」「奴隷」id:noharra(野原)こと「本名・八木孝三」には心底呆れますね。

自分の国を悪く言えば 世界の皆から愛されると 正義ずらした日本人 ウガウガウガウガわめいてる

 少なくとも「自国に非があること(南京事件慰安婦)」で「我が国は悪くない」と強弁することは「世界のみんなから嫌われ、呆れられること」「絶対に愛されないこと」だけは確かです。

 自分を愛せないものが、どうして他人を愛せる?。自国を愛せないものが、どうして他国を愛せる?

 まあ馬鹿馬鹿しいですね。すでに指摘したように「自国批判」「自己批判」は「愛さない」ということでは全くありませんが「自分(自国)を愛すること」と「他者(他国)を愛すること」と何の関係性があるのか。何の関係性もないでしょう。そもそも「愛」というものは「ある意味」理屈ではない。
 「自分を愛せないものが、どうして他人を愛せる」などというくだらない、つまらない小理屈など関係なしに「あの素晴らしい女性に自分ごとき駄目男はふさわしくないのではないか」と思っても「愛さずにはいられない」つうのが愛です。
 こういう「あほなことをさも、お利口なことを言ってるかのように勘違いしてどや顔してる馬鹿」には反吐が出ますね。「バカは黙れ」「バカは死ね」「おまえ、過去に人をまともに愛したことがあるのか?、ねえだろ?」といいたくなる。


■「自由」を体現していたような方、勝谷誠彦氏が天国に旅立ちました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4847
 勝谷のようなクズ右翼、デマ右翼をよくもまあここまで持ち上げられるもんです。
 まあ三浦も「つくる会理事」というクズ右翼、デマ右翼ですが。
 id:noharra(野原こと本名・八木孝三)もよくもまあ三浦のようなクズと付き合えるもんです。
 勝谷のクズぶりについては勝谷批判ブログ『勝谷誠彦様の華麗なる脳みそ』
http://blog.livedoor.jp/manguhsai/を紹介しておきます。
 しかし「アルコール性の肝臓病」、つまり酒の飲み過ぎで肝臓を壊して57歳で若死にとは勝谷も無様ですね。
 勝谷など「単なる右翼タレント」でしかなくいずれは忘れ去られていく存在でしょう。晩年はテレビにもお呼びがかからなくなり、一発逆転を狙った兵庫県知事選も「落選した上、ほとんど話題になりませんでした」。
 それにしても、高世のブログ記事『勝谷誠彦さんの訃報によせて』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20181128)やウィキペディア意見広告7人の会』によれば以前、『有田芳生*8(現・立民党参院議員、作家?)、勝谷誠彦(作家?、それともテレビタレント?)、加藤哲郎*9(一橋大名誉教授、政治学者)、重村智計*10(元毎日新聞記者、早稲田大学名誉教授)、高世仁(ジンネット社長)、日垣隆(作家?)、湯川れい子(音楽評論家)』というメンツでニューヨークタイムズ北朝鮮非難広告を載せたそうですが、これらのメンツは勝谷の死去をどう思ってるんですかね。やはり「勝谷と一緒に意見広告」なんて忘れ去りたい黒歴史なのか。
 少なくとも俺だったら黒歴史ですねえ。
 有田氏など今所属する立民は、勝谷が悪口雑言、誹謗していた辻元氏*11や菅*12元首相が所属する政党ですしね。
 なお、手放しで勝谷礼賛の三浦とは違い、「批判がぬるいとはいえ」さすがに高世は

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20181128
 近年の勝谷さんの言動にはついていけないものも多かった。メディアでは「辛口コメンテーター」などと言われているが、「辛口」というよりヘイトスピーチまがい*13の表現にどきりとさせられることがよくあった。

と一応は批判しています。
 まあ「ウヨしか知人友人がいない三浦」と違って高世は「勝谷に批判的なまともな知人友人もいる」んでしょう。
 そういえば、「勝谷だけでなく」、「7人の会」とやらのメンバー・日垣隆も今や全然見なくなりましたねえ。
 「著書のできはともかく」、過去には

・『「ルポ」高校って何だ』(1992年、岩波書店
・『「松代大本営」の真実』(1994年、講談社現代新書)
・『売文生活』(2005年、ちくま新書)
・『父親のすすめ』(2006年、文春新書)
・『そして殺人者は野に放たれる*14』(2006年、新潮文庫)

等大手から本を出したこともあったのに。
 ウィキペディア日垣隆」によれば

■弟の死去
 1973年7月23日、日垣が中学3年生のときに同じ学校に通う中学1年生の弟(当時13歳)が死亡した。信濃毎日新聞は、同中学校の1年生約220人が集団登山に出かけた際、宿泊先の旅館のわきにある深さ4メートルの除雪溝に転落し、頭の骨を折ったと報じた。事故後、旅館側は安全管理のミスを認め、日垣の両親に650万円を支払った。
 この事故に関して、日垣の両親は中学校の設置主体である長野市を被告として長野地方裁判所に対し、損害賠償請求の訴えを提起した。「学校事故の補償制度が不備な現状や、こうした事故に対する責任を回避しようとする態度をとっていた当時の教職員や市側に対する "告発" の意味を含め」て、学校側の指導・監督責任を追及した。
 1977年1月21日、長野地裁は原告の請求を概ね認め、長野市に約680万円の支払いを命じる判決を言い渡した。双方からの控訴がなかったため、裁判は一審で確定した。
 日垣自身、この出来事について自著で度々言及し、神戸高塚高校校門圧死事件を扱ったルポルタージュや、週刊誌のエッセイなど(「閉ざされた回路:神戸「校門圧死」事件の深層」『世界』1990年10月号、エコノミスト毎日新聞社)1992.03.17号「分裂病の兄よ、逝ってしまった弟よ」)で、「学校事故」と書いていた。
 しかし、その後、少年犯罪を取り上げたルポルタージュ『少年リンチ殺人』(1999年、講談社→後に、2010年、新潮文庫)などでは、「弟が同級生に殺された」との事実に反する発言を行うようになる。
■盗作問題
・2006年11月に刊行された「すぐに稼げる文章術」(幻冬舎新書)で盗作騒動が起きた。新潟大学教授(後に慶応義塾大学教授)の山内志朗*15による「ぎりぎり合格への論文マニュアル」(平凡社新書、2001年刊)の一節と酷似した内容が掲載されていることが刊行の翌年にインターネット上で指摘され、平凡社幻冬舎に抗議する事態に発展。問題とされた部分は増刷の際に書き改められた。
 その後、2007年いっぱいで当時抱えていた連載(「新書一点賭け」(文藝春秋)、「MEDIA WATCH 売文生活日記 どっからでもかかって来い!」(WiLL)、「通といえば販!」(週刊現代)、「敢闘言」(エコノミスト)、「日垣隆のどこへ行くのかニッポン!」(日刊ゲンダイ))をすべて終了させた。
 2009年7月より、講談社の雑誌「週刊現代」にて「なんなんだこの空気は メディア考現学」として雑誌への連載を再開したが、2012年7月に再び連載終了。以降、いわゆるマスメディアへはほとんど登場せず、ツイッターフェイスブックなどのSNSによる情報発信、有料メルマガ、電子書籍による自費出版を盛んに行っている。

だそうですが要するに干されてるんでしょう。
■KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)
http://d.hatena.ne.jp/kafkaesque/
によれば、ウィキペディアが指摘する「盗作問題」「弟の死のデマ(コメ欄でもご指摘頂きました)」の他にも、どうもあることないこと放言していたこと、そしてそれがばれたことが日垣が事実上干されてる理由のようですが。
 たとえば
■KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)
http://d.hatena.ne.jp/kafkaesque/
によれば、日垣『脳梗塞日誌』(2016年、大和書房)について「具体性がなさ過ぎて詐病の疑いすらある(闘病記は売れるらしいという理由だけで闘病記をでっち上げ)」「いずれにせよ具体性がなさ過ぎて闘病記としての価値がない」という指摘があるのだから話になりません。まあ、そんな危ないトラブルメーカーは誰も使いたくないでしょう。
 その上、ウィキペディア日垣隆」によれば一時は

・2010年に「クレド」と名付けた会員組織を発足させた。「5年で所得3倍実現へ」と謳っている。年会費は10万円。後に2016年4月30日で「クレド」は解散予定であることが発表され、解散した。
・2012年春からはフィリピン・セブ島に短期滞在型語学留学開始。本人によればわずか数ヶ月でTOIEC900点超えを達成できると言い、秋より約3ヶ月で2万円のメーリングリスト形式スパルタ英語学校をスタートさせた。

と怪しげな商売に手を出したと言うんだから、もはやこの御仁、どうしようもないところにきています。日垣との付き合いも「勝谷との付き合い同様」高世ら「7人の会メンバー」にとって黒歴史と言っていいでしょう。
 それにしても、「どんな目に遭っても、自業自得のくず野郎」日垣や勝谷は世間から見捨てられ、消えても自業自得ですが、「7人の会」とやらの他のメンツも「参院議員の有田氏は除いて」「当時はともかく」今はほとんどテレビとかで見ませんね。

【追記】
 コメント欄で日垣の現状について『日垣は、唐沢俊一と同じ扱いを受けている』という趣旨のコメントがid:Bill_McCrearyさんからありましたが、唐沢も

唐沢俊一ウィキペディア参照)
■盗作問題
・『新・UFO入門』(2007年、幻冬舎)において、作家・新戸雅章*16の文章が無断で使用されているのではないかと新戸本人などより指摘されているほか、他のウェブサイトからの盗用も指摘されている。なお、『新・UFO入門』は改訂後増刷はされず絶版となっている。
・この件がキッカケとなり他の書籍における文章盗用問題が取りざたされるようになり、たとえば『唐沢先生の雑学授業』(2005年、二見書房)の中に、メルマガ知泉に書かれたアントニ・ガウディ*17の雑学がほぼそのままの形で盗用されていることが指摘されている。
 また『唐沢俊一のトンデモ事件簿』(2008年、三才ブックス)に関して、「アイルランド共和軍アイルランド独立を目指す組織である(批判:実際にはアイルランドはすでに独立しており、現在の目標は北アイルランドの統合である)」、「俳優ショーン・コネリー*18アイルランド独立運動を支援しているためにサーの称号をもらえないでいる(批判:実際には彼が支援しているのはスコットランド独立運動であり、しかも2000年にナイトの称号を授与されている)」といった間違った記述があることも指摘されている。
■近況
・デビュー時より切れずに続いていた単行本発行が2012年『日中韓お笑い不一致:雑学プロファイル』(徳間書店)を最後に途切れ、同時に雑誌連載も2013年を最後に途絶えており、ライターとしての仕事は消滅している。
・2015年以降は演出業をメインに活動をしている。2017年末をもってと学会を退会。

と自業自得のようですね。
 唐沢への批判については
唐沢俊一検証blog
http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/
を紹介しておきます。


■酒井信彦『朝日新聞とトランプは似ている』
http://sakainobuhiko.com/2018/11/post-326.html
 もちろん「朝日が大嫌いな右翼=酒井」なのでこれはトランプへの悪口です。
 しかし、意外ですね。酒井のウヨ仲間のほとんどはトランプ万歳なのですが。
 それにしても酒井の文章を読んでも彼がトランプのどこが嫌いなのかさっぱり分かりません。
 それとも、もっとくだらない話で「トランプのヒラリー非難と朝日の安倍非難と変わらない」と強弁して朝日批判(?)してるだけの話で実は、「酒井的にはトランプは別に嫌いなわけではない」のか。
 どっちにしろトランプと似てるのは朝日ではなくむしろ安倍や「酒井の朝日への悪口」でしょうよ。


■「死後に成長する作家」秋山駿*19三島由紀夫について書いた文章です(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4845

秋山駿「死後二十年・私的回想 いよいよその『不在』が輝く」

 三島が例の事件で死んだのが1970年ですから、この文章は1990年に書かれたのでしょう。なお、ウィキペディアによれば秋山は2013年に死去しています。

「死後に成長する作家、という言い方がある。埴谷雄高*20ドストエフスキー*21についてそう言っていた。」

 「死後に成長する作家」とは「生前認められなかったが、死後認められるようになった」とか「生前も認められていたが、死後になっても人気や評価は衰えない(場合によってはむしろ人気や評価が高まってる)」とか「時代の変化によって注目され再評価されるようになった」とかそういった作家でしょう。
 わかりやすい例で言えば

金子みすゞ*22(「私と小鳥と鈴と」「大漁」など)、宮沢賢治*23銀河鉄道の夜風の又三郎など)(生前は無名だったが、死後評価)」
江戸川乱歩明智小五郎もの)、横溝正史金田一耕助もの)、松本清張(点と線、砂の器など)、池波正太郎鬼平犯科帳剣客商売仕掛人藤枝梅安など)、手塚治虫ジャングル大帝リボンの騎士ブラックジャックなど)、藤子F不二雄(ドラえもんパーマンなど)(死後も人気が継続)」
小林多喜二蟹工船、党生活者など)(最近の格差問題からの注目)」

なんかがあげられるでしょう(例はこれらでなく何でもいいですが)。
 あるいは「作者の死後にオマージュ作品やパロディ作品が出来るようなケース」(例:モーリス・ルブラン死後のマンガ『ルパン三世』、横溝死後のマンガ『金田一少年の事件簿』など)がそれに当たるかもしれない(これまた、例はこれらでなく何でもいいですが)。
 ただし「もちろん死後に死んだ作家本人の新作品が出来るわけもなく*24」、それ「厳密な意味(?)」では、「死後に成長する」つうことなのか。
 まあ、呼び方なんかその人の自由ではあるんですけどね。

 三島由紀夫がまさしくそういう作家であった、と私は思う。

 「うーん、どうでしょう」(お笑い芸人の長嶋茂雄のものまね風に)
 まあマジレスすれば「全然違うんじゃねえの?」ですね。まあ、

・『金閣寺』、『潮騒』、『春の雪〈豊饒の海・第一巻〉』、『奔馬豊饒の海・第二巻〉』、『暁の寺豊饒の海・第三巻〉』、『天人五衰豊饒の海・第四巻〉』(新潮文庫)
・『文化防衛論』(ちくま文庫)

など、三島の本は今も出てますし、三島に人気がないとは言いません。
 しかし、生前ほどじゃないでしょう。そして「そうなってしまった理由の一つ(すべてではありません)」はやはり例の「右翼テロ行為」でしょうね。あれで「あの事件以前からの三島ファン」はともかく俺のような「三島事件後に物心ついた人間、特に事件からかなりたってから生まれた人間(なお、俺は1970年代後半生まれで、三島事件は1970年です)」なんかは「右翼テロ起こすような作家じゃねー、読む気わかないわ」になったわけです。
 かつ小林多喜二のような「時代の変化によって三島が注目されるようになった」なんてこともないでしょう。
 しかしこういうこという秋山某って三浦のようなウヨなのか、単なる三島ファンなのか。

「三島さんの決起と自決の行為について、いまの私はこう考える。その行為の全体、それに連なる言葉のすべてを、そっくりそのまま受け入れること、いかなる解釈もいらない。解釈しない、ということが、三島由紀夫のこの行為への私の礼儀である。」
「その方が耳をすませば聴こえてくるであろう。三島さんの生を超えた、三島由紀夫という存在の音調といったものが。」

 「は?」ですね。あんなんは単に「馬鹿げた右翼テロ行為」「犯罪」でしかありません。
 まあ決起とか言ってる時点で「語るに落ちてます」が。
 結局、この秋山某は「三島の行為を批判したくない(もしかしたら美化したいのかもしれない)」が、さすがにそんなことができず、とはいえ「三島さんは愚かなことをした」ともいえず「ファンなら教祖様がしたことはありのまま受け入れよう」と無茶苦茶なこと言ってるに過ぎません。
 これが「右翼(?)文芸評論家・秋山」による「右翼作家・三島のテロ行為についての発言」でなくて「左翼文芸評論家」による「左翼作家のテロ行為についての発言*25」なら三浦も平然と「詭弁だ」「あんなんは愚劣な極左テロだ、犯罪だ、非難すべきだ」といってるでしょうにねえ。

「ただ一つ残念なことがある。なぜ三島さんは、あのスタンダール*26のように言わなかったのだろうか。紀元二千年になれば、私はもっと読まれ、もっと理解されるであろう、と。」

 あのとき(テロが失敗して自殺したとき)にそんなこと言ったらコントにしかなりません。
 そして三島は「理解されてるかどうか」はともかく紀元2000年において、生前に比べて「もっと読まれてる」なんて事実はないでしょう。むしろ「あの右翼テロ行為」のせいで三島は死後完全に「ウヨのアイドル化して一般人からは敬遠されてる」んじゃないか。
 それにしてもこんな「事実に反する文(まあ秋山がこの文を書いた、1990年時点ですら三島がそんな高評価されないであろう事は明白だったでしょうが)」を「2000年を17年も過ぎた今」紹介する三浦って何がしたいんでしょうか?。
 「秋山さんの予言は当たった!」とでも強弁したいのか。


朴槿恵弾劾の背景を描いた映画「附逆者」がYOUTUBEで観れます(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=4843
 まあ「アンチ北朝鮮」「アンチ文在寅*27」「未だに朴クネシンパ(呆)」の三浦なのでおおよそ予想がつくでしょうが「朴クネ弾劾の仕掛け人(もちろん(?)文在寅大統領含む)は北朝鮮シンパ」「親北朝鮮・文在寅政権を誕生させるための謀略」とか言う寝言です。正直「精神衛生上よろしくない」ので読むことをお勧めしません。俺もさすがに呆れると共に怒り心頭に発していますので。
 「附逆者」つうのは「反逆者」、まあこの場合「北朝鮮シンパ」つう意味ですね。戦前日本の「非国民」だの、産経の「反日」「売国」だのというのと同レベルの悪口と理解すればよろしい。
 呆れて二の句が継げません。不正をやらかして朴が退陣に追い込まれたことの何が「北朝鮮シンパの謀略」なのか。
 文在寅政権の太陽政策がよほど気にくわないのでしょうがお話になりません。ある程度、まともな保守派(例:自由韓国党朝鮮日報)は「文在寅政権は北朝鮮に甘すぎる」と批判しても、今時朴クネの失脚を謀略だなどと寝言をほざいたりしません。
 今や韓国保守派もある程度まともな人間は朴クネなんか見捨てて「新しい道を歩もうとしてる」「朴クネ有罪判決もえん罪だなどと言わない」のに馬鹿も大概にしてほしい。
 大体、この三浦の物言いは「朴クネを切り捨て進もうとしてる」まともな保守派に向かって「おまえらはなぜ朴クネを見捨てたのか」と誹謗中傷してるのも同然です。
 そして、ぶっちゃけ、三浦の寝言は

モリカケは安倍*28総理を失脚させようとする北朝鮮の謀略」
ワシントンポストなどのウォーターゲート疑惑報道はニクソン*29を失脚させようとするソ連の謀略」
ロッキード事件日中国交正常化を実現した田中角栄*30首相に対する台湾ロビーの報復(一部の田中ファンが主張する陰謀論)」
「金丸*31金銭疑惑は、訪朝した金丸に対する米国タカ派の報復(萩原遼が生前垂れ流していた陰謀論)」

だのレベルの寝言です。
 こんな三浦のようなデマ右翼を「守る会の幹部(代表や副代表、副代表)」にして恥じないのだからid:noharra(野原こと本名・八木孝三)ら守る会会員も呆れた馬鹿です。id:noharraら守る会のメンツも「朴クネ失脚は北朝鮮シンパの謀略」だという気でしょうか?

 韓国における民主化運動は、もちろん評価すべき点もあります

 金大中を敵視し、全斗煥らを支持してきたウヨの分際でよくも心にもない虚言が吐けるもんです。

 全教組と言われる左翼教職員組合による教育界支配

 三浦の寝言の一部です。「全教組がー」とは安倍の「ニッキョーソヤジ」と同レベルの暴論です。
 当たり前ですが、教職員組合による教育支配なんかあるわけがないでしょう。


黒坂真のツイートに突っ込む

黒坂真
‏ 日本共産党員の皆さん。皆さんは日韓併合が誤りだったと主張していますが、それは日露戦争で日本が敗北すべきだったという事と同じです。

 「アホか」ですね。
 もちろん「日韓併合は誤り」という立場は「日韓併合を目的とした戦争(日露戦争)はすべきでなかった」という立場であり「負ければ良かった」なんて立場ではない。日露戦争は「ロシアの侵略に対する防衛戦」ではないのだから回避することは可能でした。実際、少数派とはいえ幸徳秋水などは戦争反対論を当時、唱えていたわけです。

黒坂真
 山下芳生議員。(ボーガス注:マクロン政権のガソリン税増税に対し)生活と権利を守るためにフランスの民衆が(ボーガス注:抗議デモに)立ち上がったという呟きですが、暴徒化した方々は立ち上がった民衆ですか。暴徒は他人に暴力を振るうのですから、警察に鎮圧されて当然です。山下議員は昔の宮本顕治氏による武装闘争、暴力革命正当化論文を読んだのでしょうか。

 おいおいですね。デモに参加した人間すべてが暴徒化したわけではないのに何を言ってるんでしょうか。こうした発言は「共産党や山下氏に失礼」以前にフランスのデモ参加者に失礼です。
 しかもこんなことを言う黒坂が「ウイグルチベットの暴徒」には「中国政府の統治に問題がある」として同情的なのだからでたらめにもほどがあります。

黒坂真
 吉岡正史さん。朝鮮商工人の納税に関しては、朝鮮商工会と協議して納税額を決める約束だそうです。これは、在日特権がある、という主張ですね。国税庁は国会でこれを否定していますが、現場は違うらしい。

 協議して、つうのが「合法的な協議」なら別に問題はないでしょう。どうも黒坂は「違法な脱税のごり押し(安倍の圧力による『国有地安値売却』『石破四条件無視』などモリカケ優遇のような行為)」だとでもいいたいようですが、普通に考えてそんなことはありえないでしょう。そんな政治力が朝鮮総連にあるようなら朝鮮学校無償化除外などあり得ない。つうか本当にそんなことがあるなら明らかに脱税ですから、黒坂はぐちゃぐちゃ言ってないで脱税容疑で検察に告発でもすればよろしい(たぶんしないのでしょうが)。
 つうか「国税庁は国会でこれを否定しています」と書きながら何の根拠もなく「実は違う」つうのもすごすぎます。大体「財務省が国会で安倍総理の関与を否定したから森友に安倍総理は関与してない(黒坂の過去発言)」との整合性はどうなってるのか。
 あるときは財務省の国会答弁を理由に「安倍総理の不正はない」、一方で国税庁が「朝鮮総連に不当な便宜などはかってない」と国会答弁しても「虚偽答弁扱い(朝鮮総連の圧力に屈して嘘をついている?)」。「一民間団体に過ぎない総連」に屈服する財務省が「行政のトップである安倍の圧力に屈服しない?」
 そもそも何で一民間団体に過ぎない総連に財務省が屈服するのか。「安倍とつながりのあった籠池や加計」のように、総連が与党大物政治家(例:訪朝した金丸元副総裁など*32)との関係でも持ちだしたのか?。もし黒坂が「総連は与党政治家とつながりがありー、『ホニャララ先生のメンツを潰す気か』などと忖度を要求しー」と言い出すならそれこそ「野党などのモリカケ・安倍批判」に説得力が出てきます(つうかどう見てもモリカケで安倍は真っ黒ですが)。
 黒坂の論理性のなさには頭痛がしてきます。
【追記】
 黒坂の言う「国税庁の答弁」が偶然見つかったのでここで紹介しておきます。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/145/0006/14507060006016a.html
■平成11年7月6日・衆議院大蔵委員会
小池百合子*33委員
 国税庁朝鮮人商工会とのいわゆる五カ条の御誓文なるものがあって、それによって団体交渉権を得て、商工連の判があればそれはほとんどノーパスだということは、この業界、この方では極めてよく知られるところでございます。国税庁は、以前も参議院の方で質問があった際に、そういう合意書はないというふうにお答えになっているのですが、しかし、国税庁が否定なさったその直後に、商工連の梁守政氏*34は、絶対に既得権は守ると言って高らかに宣言をされておられるそうでございます。彼らにとっての既得権とは一体何なのでしょうか、国税庁、お答えください。
○大武*35政府委員(当時、国税庁次長)
 お答えさせていただきます。
 今先生からお話ありましたように、過去に在日朝鮮人商工連合会から国税に関する要望があったということは承知していますが、国税庁としては、決して特定の団体なりその会員に対し特別な扱いということを行うことはあり得ず、御指摘のような合意事項というものは存在いたしません。
 昨年十一月、先生からもありました、あたかも合意事項が存在しているのではないかと国民の誤解を招くおそれのある報道が(ボーガス注:産経?)新聞紙上でされたこともございまして、本年の一月、合意事項なるものは存在しないという旨について改めて職員に周知徹底を図ったところでございまして、今後とも適正かつ公平な税務の執行に全力で取り組んでいきたい、そう思っているところでございます。

吉岡正史
自衛隊石垣島に侵攻した敵と凄惨な戦闘を行い、『残存率が30%になるまで戦闘を実施する』。共産党の赤嶺議員が衆院安保委で暴露した防衛省の内部文書に対し地元住民から驚きと怒りの声が上がっている」。「沖縄戦くり返すのか 石垣島民が怒り」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-03/2018120301_04_1.html

 さてこの吉岡氏のツイートに対する黒坂の非常識ツイートがこれです。

黒坂真
 吉岡正史さん。外敵が攻めてきたらどう反撃するかを自衛隊が検討すると、自衛隊が日本を侵略する計画を立てていることになるのですか。日本共産党員は、雨や雪が降るかもしれないから傘を用意する方がいるとその方のせいで雨や雪が降るとみなす*36自衛隊は拳銃とライフル銃で外敵と対処せよ論ですね。

 まあ黒坂も自分の主張が詭弁とはさすがに自覚してるでしょう。 
 ここで問題にされてるのは『残存率が30%になるまで戦闘を実施する』などという『沖縄戦の悲劇を再現したいのかと疑いたくなる非常識な戦闘計画』であって『戦闘計画を立てることそれ自体』ではない。
 しかし普通の人間なら詭弁を吐くにしても「30%残存率で何が悪いのか(といってもまともな人間は賛同しないでしょうが)」かせいぜい「30%残存率は一つの案であってもちろんもっと高い残存率を目指すのは当然(だったら最初から30%残存率なんて非常識な設定するな、て話です。大体こういうものは往々にして『残存率が30%になるまで撤退するな!』など一人歩きする危険性があります)」でしょうが、「作戦計画を立てたら悪いのか」などとこういう無茶苦茶を言って恥じない黒坂にはなんとも言葉がないですね。
 まともな人間ならたとえ自民党支持者でも「30%残存率でも戦闘ってどういうことだ!」でしょう。
 民間人をうまく待避させなければ、「石垣島自衛隊残存率30%」では民間人に犠牲が出た沖縄戦の悲劇再現は避けられません。
 ちなみにこの作戦計画では

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-03/2018120301_04_1.html
 文書は、「住民保護」については「自衛隊が主担任ではな」いとして想定外だとしています。

ですから、これでは「実際にこんなことになったら住民待避が出来ず、沖縄戦の再現だ」「自衛隊は県民の命をなんだと思ってるのか?。旧日本軍とどこが違うのか。」「そもそも石垣に攻めてくる国なんかないと思ってるから住民保護は想定外じゃないのか?。だったら最初からそんなでたらめな計画はつくるな」等の批判が出て当然です。
 いや、それ以前に「自衛官石垣島に2000人いると前提。侵攻してきた外国軍(中国?)と戦い、自衛官が1400人(70%)死亡するまで戦い続ける、本土から追加で1400人援軍を送り込んで最終的に勝利する」なんてまともな作戦計画じゃないでしょう(「繰り返しますが」そもそも石垣に攻めてくる国があるとも思えませんが)。
 大体残存率30%でどうやって援軍なんか送り込むのか。
 しかし「残存率30%で何が悪いのか」といえなければ、黒坂もせめて黙ってたらどうなんでしょうか?

黒坂真
 北朝鮮の親族訪問時、白い粉をもらった方はいませんか。

 非常識かつ、クズ過ぎて絶句ですね。「いかに反共右翼でも、仮にも大学教授がこんな非常識なことをツイートするとは思えない」つうことで、「黒坂誹謗のための」俺の捏造と思う方もおられるでしょうがマジです。
 もちろん「白い粉」が何を意味するかは言うまでもないでしょう。
 そして黒坂だって、さすがにこんな「質問」がまともに相手されず、「下劣な嫌がらせ」としか認識されないこと、そのように認識されても文句などいえる話ではないことはよーく分かってるでしょう。つうか「質問だ」と黒坂が強弁してもこんなんはツイッター規約違反認定(下劣な差別的言動?)で強制アカウント停止されても文句言えないでしょう。
 つうか、ツイートがここまで酷いと、マジで「ツイートだけではなく」、「日常生活において黒坂が大阪経済大(黒坂の勤務校)の学生や教職員に対して非常識な言動によるパワハラやセクハラをしてないか」を疑いたくなります。
 まあ、黒坂が日常生活ではそうしたことを避け、ツイートだけで非常識暴言てのもそれはそれで異常ですが。

黒坂真
 宮城さん。在日本朝鮮人総連合会の職員は、大韓航空機爆破事件は韓国の安全企画部の所業だと思っている。

 「KCIA(韓国中央情報部:朴チョンヒ)→国家安全企画部(全斗煥〜金泳三)→国家情報院(金大中以降)」だったかと思います。
 吹き出しました。「そんなわけねえだろ」ですね。まあ、「例は何でもいいですが」財務省の役人に「森友の国有地ダンピングって安倍総理の圧力ですよね」と聞いたら、「保身のための公式見解」としては「断じて違います、安倍総理はそんなことしてません」つう答えが返ってくるのと同じようなことはあるかもしれません(実際、朝鮮総連において大韓機爆破がどう語られてるのかは知りません)。
 ただ、その財務官僚の姿を見て「そうか、財務省の役人って本気でそう思ってるんだ」と思う人間が普通いないのとこれは同じ話です。まあ、そんなことは黒坂だって分かってるでしょうが。

黒坂真
 増子典男さん。日本共産党企業献金に断固反対ですね。しかし朝鮮商工人による朝鮮労働党への企業献金については、一切反対していない

 「アホか」ですね。
 国内で「企業献金を廃止しよう」と訴えるのには意味があるでしょう。「北朝鮮に限らず」国外に向かって「貴国の企業献金を廃止しよう」といって何の意味があるのか(そもそも北朝鮮国家に対する寄付はともかく党に対する献金など本当にしてるのか、つう疑問もありますがそれはひとまずおきます)。
 一部ウヨが「日本の脱原発派は何で国内の原発廃止ばかり訴えるのか、なんで米国やロシア、中国の脱原発をあまり主張しないのか」つう言いがかりつけるのと同レベルです。
 まず日本国内で脱原発を訴えるに決まってるでしょう。まあ、欧米や中国、台湾、韓国などの脱原発団体との交流は大いにやるべきでしょうが。

 吉岡正史さん。(ボーガス注:那覇新都心では米軍基地跡地利用が行われたと言いますが)那覇新都心には、大きなショッピングセンターを作ったのではないですか。観光客も増えています。しかし別の地域の米軍基地が返還された後も同じ規模の経済効果があるとは思えない。買い物地帯はそんなにいらない。補助金が無くなったら、かなりの打撃を受ける自治体はあるはずです。

 黒坂もマジで無神経な男です。「安保上、返還できない」ならともかく「返還したって跡地利用どうするんだ!。基地労働者や軍用地主や補助金もらってる自治体が困る」では「沖縄の弱みにつけ込んで基地を強要してる」つう反発を助長するだけでしょうに。安倍政権ですらここまで無神経なことは言わないし、いえないでしょう。そもそも「基地返還しない」とはいえ、自民党政権も建前では「沖縄の経済振興に力を入れます」のわけですから。

黒坂真
 立命館大学朝鮮文化研究会の皆さん。日本政府に朝鮮労働党との対話を求めるのなら、金正恩*37と金与正*38にも日本政府との対話を求めるべく平壌で署名運動などをなさったらいかがですか。

 小生も以前、この黒坂ツイートと似たような荒木の暴言に突っ込み、
id:Bill_McCrearyさんも『自分では気の利いたことを言っているつもりで馬鹿なことばかりほざくクズ』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e01c2fb60a3dd0a78cf0ac94ba712051
で突っ込みましたが

https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e01c2fb60a3dd0a78cf0ac94ba712051
 だいたい平壌でデモするんだったら、荒木、お前たちが率先してすればいいじゃん。拉致被害者、特定失踪者を即刻日本に返せってさ。もちろん私は、止めはしないよ(笑)。
 なに? そんなことできっこないって? だったら冗談でもそんなクズなこと言ってんじゃねえよと思います。こういう愚にもつかない言いがかりをつけて自分は頭のいいことを言っているつもりなのだから、何をいまさらながら、本当にどうしようもないやつです。
 荒木というのは、ほんと自分では気の利いたこと、ユーモア、皮肉を言っているつもりで、こういう愚にもつかない馬鹿げたことばかりほざいていると思います。まあこんなやつを相手にする側の問題でしょうが。いずれにせよ困ったもんです。

の「荒木」を「黒坂」に、「デモ」を「署名活動」に書き換えればそのまんま黒坂批判として使えます。
 要するに黒坂も荒木同様『自分では気の利いたことを言っているつもりで馬鹿なことばかりほざくクズ』のわけです。大阪経済大もよく黒坂のようなバカを教員に採用したもんです。

黒坂真
 ハン・ヨンスクさん。(ボーガス注:在特会など日本国内の酷い差別から)自分のルーツを隠す在日韓国・朝鮮人の子供がいるのでは、という呟きですが、一言申し上げたい。これは金正恩、金与正兄妹*39の事です

 やれやれですね。

・政治家・新井将敬(1948〜1998年:石原の黒シール事件がトラウマとなり、出自についてはあまり生前語らなかったという)
・ロッテ創業者・重光武雄(1922年生まれ)
・俳優・松田優作(1949〜1989年)
・歌手・やしきたかじん(1949〜2014年。死後、なんと嫌韓国番組「そこまで言って委員会」のMCでありながら、実は在日だったことが判明)
・プロレスラー力道山(1924〜1963年)
・歌手・和田アキ子(1950年生まれ)(以上、あいうえお順)

等、「在日というルーツを隠した(あるいは隠さないまでも積極的には語ってこなかった)」在日朝鮮・韓国人はいくらでもいるでしょうに(ウィキペディア「在日韓国・朝鮮人」参照)。
 野村進*40『コリアン世界の旅』(2009年、講談社文庫)で歌手・俳優のにしきのあきら氏(1948年生まれ)も「カミングアウトしてないだけで、在日の芸能人は私以外にいくらでもいる」「カミングアウトしないのはメリットがないからですよ」と語っています。
 また「真偽は不明であること」を一応断っておきますが、雑誌「噂の真相」に朝ドラ『春よ来い』(1994年)で主役だった安田成美氏が「体調不良」を理由に途中降板したこと(後任は中田喜子氏)について「脚本家の橋田氏が酷い在日差別者で、そうした差別意識が日常会話にも普通に表出される一方、安田氏は実は在日であるため、橋田氏との関係に精神的に耐えられなかったから」なんて記事が載ったことがあります。
 ここでは「記事の真偽はひとまず論じません(そもそも小生にはそんなことの真偽は調べようがないですし、正直、小生はその種のゲスな出自暴きには興味がありません*41。小生にとっての問題は芸能人としての魅力であって、それは出自とは関係ありません)」。問題は「こうした記事が一定の信用性を持つ程度」には「当時の日本に在日差別が存在したし、おそらく今も存在する」ということです。
 こんなことは、こうした問題に詳しくない「もちろん在日でもない」小生ですらネットでググったり、その種の本を図書館で借りたりや本屋で購入したりすれば、つまり少し調べれば分かることです。
 つうか黒坂だって本当は知ってるでしょうにねえ。
 黒坂は完全にゲスとしか言い様がないですね。こういうゲス野郎がツイッターアカウント停止されないのに、小生が停止されたことにはなんとも理不尽な気がします。

参考

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/48555
週刊現代2016年5月7日・14日合併号『松田優作力道山…日本の芸能・スポーツ界を支える「在日」が出自を隠す理由と苦悩』朴一*42(大阪市立大学教授)
・私が『僕たちのヒーローはみんな在日だった』*43(講談社+α文庫)を著したのは、日本社会における、私たち在日コリアンへの「まなざし」の変化の可能性を探ることで、本当の意味で在日の人たちが日本を韓国とともに祖国として受け止めることができる時代が来ることを切に願うからにほかなりません。
力道山は、自らの朝鮮半島出身という出自を隠し続けました。自分が朝鮮半島出身であることが世に知られて「日本のヒーロー」から転落することを恐れたのです。
 こうした力道山の姿勢に、同じ在日コリアンで、現在もプロ野球界のご意見番として喝を飛ばす、ハリさんこと張本勲氏は、力道山を慕う立場から、堂々と出自を公言すべきと進言したことがあります。しかし、「お前に何がわかる!」と大喝され、力道山の苦労も知らずに思慮分別に欠けたことを言った、差別の根深さを思い知ったと悔恨しています。
 そんな力道山でしたが、皮肉なことに、日本の国の事情のために母国の地を踏むことを余儀なくされていくのです。1960年ごろ、難航する日韓国交正常化交渉の切り札として、結婚式の仲人を務めた大野伴睦自民党副総裁、興行で世話になっていた山口組の田岡一雄三代目組長ら有力者から極秘訪韓を強く要請されました。
 1963年、ついに力道山は日本のマスコミにはまったく知らされないまま祖国の地を踏み、国賓待遇で迎えられました。韓国政府高官らと折衝を重ね、1965年の日韓国交正常化の礎を築いたのです。
 芸能界における在日の最大のヒーローは誰でしょうか。私は1970年代、一世を風靡した松田優作を迷わず挙げます。
 彼のルーツがはじめて公表されたのは、死から十年後、未亡人の松田美由紀がファンクラブの会報で明かしたのです。
 優作は下関の遊郭で生まれ、非嫡出子であったことなどは、とくにてらいもなく明かしていました。しかし、自らが「金優作」であったことは、死ぬまで隠し通してきたのです。在日であることが知れたら、ファンは夢を裏切られた気持ちになる、という優作の悲痛な文章も残されています。
 在日のスターで、はじめてカミングアウトをしたのは、演歌歌手の都はるみでしょう。1969年、人気絶頂だったはるみの半生について母が語る『週刊平凡』の特集が組まれたのです。
 周囲はその中で触れられたはるみの出自について異様な関心を寄せるようになります。そして7年後、『北の宿から』が日本レコード大賞の候補になると、「日本人じゃないのに、なんでやるんだ」といった悪意が一部のマスコミから発せられました。
 このとき「いじめられてもがんばりなさいよ」と優しい声をかけたのは、かの美空ひばりです。都はるみはこのことを、「同じような問題*44をかかえていたからかどうかわからないが、励みになった」(『サンデー毎日』)と、意味深に語ります。
 いま、芸能人で誰からも恐れられ、一目置かれるのが和田アキ子です。そんな彼女ですら、長らく自らが在日であることを秘してきたのですが、2005年、『週刊文春』に対して、役所で思いもかけず自らが「日本人ではない」と知ったことなどを明かしました。たかじんとは違い、彼女はカミングアウトの道を選んだのです。

https://lite-ra.com/2016/04/post-2159.html
■リテラ『芸能人が体験した“在日差別”の実態を今こそ知れ! 』
 家が女郎屋で劣悪な生活環境にあったことはインタビューでも隠すことなく語っていたものの、自分が金優作という名をもつ韓国籍在日コリアンだということはかたくなに隠し通していた。それは、「松田は朝鮮人だから付き合うな」などと言われた学生時代の経験から、貧乏だった過去はファンから受け入れられても、生い立ちに関しては受け入れてもらえないだろうという確信があったからだと朴氏は指摘している。
(中略)
 「帰化動機書」を読めば、その当時の差別意識の強さ、そして、その差別に優作がどれだけ追いつめられていたかがよく分かると朴氏は指摘する。
〈僕は今年の七月から日本テレビの『太陽にほえろ!』という人気番組にレギュラーで出演しています。視聴者は子供から大人までと幅広く、家族で楽しめる番組です。僕を応援してくれる人たちも沢山できました。現在は松田優作という通称名を使っているので、番組の関係者にも知られていませんが、もし、僕が在日韓国人であることがわかったら、みなさんが、失望すると思います。特に子供たちは夢を裏切られた気持ちになるでしょう〉(『永遠の挑発 松田優作との21年』より)
 このように、日本にはびこる差別に悩んだのは松田優作だけではない。『僕たちのヒーローはみんな在日だった』では、歌手の都はるみもそのひとりだとして、彼女の苦悩に満ちた芸能生活が紹介されている。
 都はるみは、1948年に在日韓国人の父と日本人の母との間で生まれているが、1969年11月に発売された「週刊平凡」(平凡出版)で母の北村松代が娘の出生についてカミングアウト。「朝鮮人と結婚したため、若いときからひどい差別と蔑視を受けてきた。世間を見返すためにどうしても娘を人気歌手に育てねば」と語った。この記事は思った以上の大きな反響を呼び、このまま発言を続けると歌手としての娘のキャリアが絶たれてしまうと判断した母はそれ以降取材をすべて断っている。また、都はるみ本人も、そのことについて口を開くことはなかった。
 そうしてこの話題はいったん沈静化したものの、当時はまだまだ差別意識の色濃い時代で、カミングアウトから7年後の1976年に都はるみが「北の宿から」でレコード大賞を受賞したとき、〈都はるみの父は日本人ではない。そんな人が賞を取っていいのか〉(産業経済新聞社「週刊サンケイ*45」1976年12月9日号)といったバッシングがメディア上で展開されるなど、都はるみはその歌手人生を通じて差別意識に苦しめられることになる。
 もっとも、こうした空気は90年代後半に入ると、少し薄らいだようにも思える。
 たとえば、俳優の伊原剛志がそうだ。彼は2001年に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、自分は在日韓国人三世として生まれたことを明かした。さらに、翌年には『日韓友好スペシャル 日本と韓国・愛と哀しみの衝撃実話』(日本テレビ系)という番組に出演。青年時代を過ごした大阪市生野区在日コリアン居住区を旅し、番組のなかで自分の家族やルーツについて振り返ったのだった。

錦野旦(にしきのあきら)(ウィキペディア参照)
・1970年に「もう恋なのか」でデビュー。同曲は1970年のTBSテレビ「第12回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞。さらに、大晦日放映のNHKテレビ「NHK紅白歌合戦」(第21回)にも初出場を果たす。翌1971年には「空に太陽がある限り」が、オリコンチャート週間最高3位(同年年間29位)の大ヒット、自身の代表曲とも成った。
・1961年、家族と共に韓国籍から日本に帰化
 アイドルとして人気絶頂にあった1972年、自身が帰化した韓国系日本人であることを週刊誌で公表している。「なぜ隠すのかよくわからない、(ボーガス注:カミングアウトは事実を認めたに過ぎないのだから)普通に受けとってくれればいい」と言う。一方で1970年の山村政明(帰化した早稲田大学学生)の焼身自殺は、直後に起きた三島由紀夫の自殺よりも衝撃だったと言う(野村進『コリアン世界の旅』(講談社文庫)参照)。

松田優作ウィキペディア参照)
 『太陽にほえろ!』出演を機に「現在は松田優作という通称名を使っているので番組の関係者にも知られていませんが、もし僕が在日韓国人であることがわかったら、みなさんが失望すると思います」という理由で、1973年に法務省帰化申請を行い、日本国籍を取得。これにより、通名だった松田優作が本名となった。
 最初の妻である松田美智子*46によると、松田優作は韓国国籍であることを死活問題のように悩んでいたという。

力道山ウィキペディア参照)
・1958年4月、力道山を慕って韓国から密入国して横浜で逮捕された金一(1929〜2006年、後のプロレスラー大木金太郎)について、「日本プロレス力道山が社長)コミッショナー」で力道山の後見人である自民党副総裁・大野伴睦*47(1890〜1964年)の政治力で日本在住を認めさせ、門下生にし、大木金太郎のリング名を与えたが、韓国名「金一」を用いることは厳禁した。
・1963年1月、韓国政府(朴チョンヒ政権)の招きで韓国を訪問し、金浦空港で体育協会、レスリング関係者約60人に出迎えられた。記者会見で「20年ぶりに母国を訪問でき感無量です。長い間日本語ばかり使っているので、韓国語はさっぱり」と言い、最後に「カムサ・ハムニダ」と付け加えた。その模様を『東京中日新聞』が「力道山、二十年ぶりに母国へ」の見出しと写真入りで掲載したところ、これまで朝鮮半島出身であることを隠し続けていた力道山は、帰国後これを知り東京中日新聞に激怒したという(金一勉『朝鮮人がなぜ「日本名」を名のるのか:民族意識と差別』(1978年、三一書房))。

和田アキ子ウィキペディア参照)
 1968年(昭和43年)、「星空の孤独」でレコードデビュー。
 1970年(昭和45年)、「笑って許して」で『NHK紅白歌合戦』初出場を果たす。以後、1978年(昭和53年)まで連続出場。
 1972年(昭和47年)、「あの鐘を鳴らすのはあなた」で第14回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。
 済州島出身の父と、朝鮮半島出身の母を持つ在日韓国人2世で、かつての本名は金福子、通名は金海福子。芸能界デビュー時に、在日韓国人だとわかる名前「金海」をまずいと思った父親が、和田アキ子の叔父(叔父は当時すでに帰化して「和田」姓だった)の養子にしてもらい、同時に名前も「現子(あきこ)」と改名して「和田現子」となった。
 『週刊文春』2005年8月11・18日合併号のインタビューで、「『自分は日本人ではない』と知ったのは中学生の頃。区役所に行って分かった」と語っている。

 吉岡正史さん。自国のことだけを考える中国、ロシア、北朝鮮が日本侵攻を策している。

 「どこの国も自国のことのみ考えてはいけない、共存共栄を目指すことこそがむしろ自分の利益になる。情けは人のためならずだ」という趣旨のツイートをした吉岡氏に対する黒坂流反論です。しかし「自国のことだけを考える中国、ロシア、北朝鮮」という指摘はひとまず置くとしても「日本侵攻を策してる」てまさか黒坂も本気じゃないでしょう。
 自分でも信じてないデマを平然とツイートする。正気じゃないですね。
 つうか仮に「ロシアが日本侵攻を策してる」のなら「3年以内にロシアと平和条約を結びたい、そして島も取り戻したい」といった安倍は黒坂的にどう評価されるのか。あるいは仮に「中国が日本侵攻を策してる」のなら訪中して一帯一路参加を表明した安倍は黒坂的にどう評価されるのか。
 黒坂が「日本侵攻を策するロシア」と本気で思うのなら「安倍総理のロシア認識は間違ってる」というべきでしょう。日本侵攻を策する国が島を返すわけがない。そして安倍の一帯一路参加表明についても「日本侵略を画策する中国相手に馬鹿なことを言うな」と安倍を批判すべきでしょう。
 まあ、もちろん黒坂は安倍に対しそんなことは言わないわけですが。それは「黒坂が安倍信者だから」つうのもありますが、もちろん黒坂も本心では「ロシアや中国の対日侵攻がある」とは思ってないのでしょう。

大山奈々子(誰もが大事にされる政治を)
 (ボーガス注:朝鮮学校の教育が仮に北朝鮮賛美的だとして)それが何か?。アメリカンスクールが原爆投下を(ボーガス注:戦争を早く終結させ、米軍人と日本人の犠牲を減らしたというたという理由で)是として教えてもアメリカンスクール(ボーガス注:の高校無償化)に文句言わないのと同様、民族教育や私学の教育内容に行政が介入すべきではないのです。(ボーガス注:無償化除外を主張する黒坂氏のような反共右翼分子には)「残念ながら」本県は授業参観や教科書チェックを繰り返し、日本の教育と同様な中身だと確認してしまっていますが。

 大山氏(日本共産党・神奈川県議)の黒坂への批判ツイートを紹介しましたが「異議なし!」ですね。
 ちなみに

https://toyokeizai.net/articles/-/17552
アメリカは原爆投下をどう教えているのか?
・娘が中学生のとき、「Social Studies」(社会科)の授業で使っていた教科書は「The American Nation」(Prentice Hall / Pearson)である。
・現代史の部分をコピーして読んだ。私が驚いたのは、たとえば、次のような原爆投下の記述である。
《戦争後、トルーマン大統領は、原子爆弾使用に同意したことについて、「それは戦争の苦しみを早く終わらせ、何万人ものアメリカの青年たちの命を救うためだった」と語りました。この大統領の決定は正しかったと思いますか? あなたの意見の根拠を述べなさい》 

https://blog.goo.ne.jp/jfk1122zzzya/e/9d5a6ce1a810500e2bc7e1932c36da26
アメリカの歴史教科書 ハイスクール編 原爆投下はどう記述されているのか 1−1
・今回紹介するのは全訳世界の歴史教科書シリーズ25 アメリカ2 帝国書院 1982年 のものだが、ひとつの教科書を2分冊に分けている。
・ハイスクールの生徒たちに、課題として以下のようなまとめ(調べ学習?)を求めている。
「1〜6.(略)」
「7. 原爆はどのように太平洋戦争にすみやかな終結をもたらしたか。」
オバマ大統領の来日に合わせ、彼の広島訪問について、2016年の5月22日、朝日新聞・朝日コムの朝刊に、アメリカン大学のピーター・カズニック教授と映画監督のオリバー・ストーンの談話の要約が記載されている。
■ピーター・カズニック*48
『米国では「原爆が戦争を終わらせた。たくさんの命を救った」という「神話」を多くの人が信じている。米国がすることは常に良いことで、正当化されるという「例外主義」と関係する。だが、私は原爆投下の必要性に少しでも納得できる論理を見たことがない。
 若い世代は変わってきているが、古い世代は依然投下を支持する傾向だ。以前、70歳以上の人を対象にした講義を行った。最初に「原爆投下の判断は正しかったと思うか」との質問に27人中26人が手を挙げた。しかし、米国外で議論をすれば外国人の方が、原爆投下に対する批判的な見方に触れていることが分かる。』
オリバー・ストーン*49(映画監督)
『私はカズニック教授と、原爆投下を正当化する米国内の「神話」と闘っている。神話は1945年の早い段階から米国民に種がまかれ、育ってきた。』

だそうです。つまりは米国においては「原爆投下は必ずしも罪悪視されてない」わけです。
 アメリカンスクールでもおそらく同様の扱いでしょう。
 なお、黒坂が「アメリカンスクール」という指摘部分を故意に無視し、その後も「北朝鮮美化ガー」を繰り返し、大山氏を呆れさせ、相手にされなくなってることを追記しておきます。
 ちなみにid:noharra(野原こと本名・八木孝三)さんには「アメリカンスクールが原爆投下を正当化していたら、無償化除外すべきだと思うか」是非お聞きしたいですね。たぶんだんまりで逃げるのでしょうが。 
 さてそのほかの大山氏のツイートも紹介しておきます。

■大山奈々子(誰もが大事にされる政治を)がHiromi1961をリツイート
 うちの(ボーガス注:神奈川県の黒岩)知事も(ボーガス注:米子市長のように)ブルーバッジをつけています。拉致被害者救う会のバッジだということです。でも(ボーガス注:神奈川県が)朝鮮学校への補助金を凍結し続けている(国連から勧告を受けた)のは逆に(ボーガス注:北朝鮮との交渉を困難にし拉致の)解決を遠ざけるとしか思えません。
■Hiromi1961
 ちょっとこのネトウヨ(ボーガス注:米子)市長さんにお聞きしたい。軍事行動で、拉致被害者を救出できるのか?。
昨今、アホなネトウヨでさえ言わないようなことを、公的に言っちゃったからには、説明してほしい。

 これまた、大山県議の認識に「異議なし!」ですね(もちろん無償化問題の本筋は「民族教育の重要性」ですが、除外なんてこんな馬鹿なことをして日朝交渉が成り立つわけがないでしょう)。id:noharraや黒坂、巣くう会や家族会のような「無償化除外を主張する」右翼連中はそうは認識しないのでしょうが。

黒坂真
 渡辺輝人さん。(ボーガス注:大阪での)万博開催に経済効果がない、と主張する根拠は何ですか。観光客を見込んでホテルなどがこれから建設される。建設業界は幅広く需要が喚起される。開催されたら、観光客の消費は大きい。

 そりゃあ何らかの経済効果はあるでしょう。極端なこと言えば「穴を掘ってまた埋める」という無意味なことでも「景気刺激策になり得る」わけです。しかし「土建(箱物)にせよ万博観光にせよ」一時的なもんです。
 「万博なんて一時的なもんに金を使うより教育や福祉に金を使った方がより経済的効果が大きいのではないか」つうのが渡辺氏の主張だなんて事はわかりきってるでしょうに、黒坂もどうしようもない馬鹿です。
 大体、過去に日本は「大阪万博(1970年)」「沖縄海洋博(1975年)」「筑波万博(1985年)」「大阪花の万博(1990年)」「愛知万博(2005年)」と万博をしていますが、これらにどれほどの経済効果があったのか。
 「1970年大阪万博」「花の万博」をした大阪がまたも「三度目の」万博をしようとしたことはそれこそ「万博の効果がせいぜい一過性のものでしかないこと」を示してるのではないか。「筑波万博の茨城は知りませんが」海洋博を行った沖縄にしても、その影響はやはり一過性のものでしかなかったとみるべきでしょう。
 ついでに書けば「景気刺激策としての箱物」は「万博パビリオン」である必要はないわけです。ケインズ経済学の観点では「同じ建設費(たとえば10億円)」なら建物は「病院」「老人ホーム」「学校」「幼稚園や保育園」「図書館」「コンサートホール」「ゴミ処理場」、何でもいい訳です。にもかかわらず「パビリオン建設」を強く主張するなら「病院など他のものでは駄目」といえる理由がないといけない。
 また観光にしても大阪城UFJという「半永久的に続く予定の観光スポット」の魅力を高める方向で動くべきで「万博終了後は取り壊すであろうパビリオン*50」なんか、長い目で見れば大阪観光にとって大して意味あるもんではないでしょう。

黒坂真
 吉岡正史さん。私は遠からず韓国と北朝鮮が共同で日本に慰安婦と戦時の日本に出稼ぎ*51にきた労働者の件で謝罪をせよ、と要求してくる可能性があるとみます。日本共産党はこれを南北関係の進展、朝鮮半島の平和の激動とみなすでしょうね。

 「そういう事態になってからいえよ」ですね。まあ小生は別にそうなったからと言って何か問題があるとは全く思いませんが。あくまでも「日本の戦争犯罪被害」という面で共闘してるに過ぎないし、その共闘に問題があるとは思いません。

黒坂真
 池内さおりさん。日本政府の狙いは法人税の減税により、企業に設備投資を促す。

 消費税増税を批判する池内氏への黒坂ツイートです。
 赤旗も指摘していますが「設備投資減税」ならともかく「ただの法人税減税」では必ずしも設備投資にはカネは回りません。実際には「国債購入」などの「本業に直接は関係ない財テク」がかなり多いようです。
 かつ「法人税減税の穴埋めで、消費税増税」では、国内消費が減って景気の足を引っ張るわけです。
 もちろん設備投資するにおいて「国内消費の動向」も重要な要素です。国外の景気が良くない限り、「国内消費が減れば」当然「景気沈滞→設備投資停滞」になるわけです。
 なんてことは「一応経済学者の端くれ」の黒坂も分かってるかと思いますけどねえ(もちろん「景気問題だけでは税金は語れません」。税金は景気のためだけに存在するわけではないからです。ただし景気という面でも「法人税減税、消費税増税」は愚策かと思います)。

https://twitter.com/koyounoyooko/status/1064707924822380544
雇用のヨーコ
「私は…共産党とは肌合いの違うところがございます。私の専門の労働分野で、日本は(ボーガス注:財界に対する労働運動の)弱さが際立っており、現状に対する考え方は大変暗くなってくる」「共産党系の方は、シニシズムにとらわれた私とよく付き合い…不屈の精神で歩んでいく。前向きな姿勢に敬意を表します」(熊沢誠さん*52
 励まされます!

 さてこのヨーコ氏ツイートへの黒坂の非常識リツイートが以下の通りです。

黒坂真
 雇用のヨーコさん。私は日本共産党中国共産党覇権主義に屈服したと見ています。高野功赤旗記者は中国人民解放軍によるベトナム侵略を取材中、人民解放軍に射殺された。当時の日本共産党は中国覇権主義を徹底批判。その後交流再開、この件に完全沈黙。

 唖然ですね。ヨーコ氏のツイート(彼女が紹介する熊沢氏発言含む)にはどこにも中国云々なんて話は出てこない(そもそも「雇用の」という枕詞(?)で分かるように彼女のツイートはもっぱら雇用問題、特に「日本国内の雇用問題」だから当たり前ですが)。それでこれです。
 「はあ?」ですね。
 大体「一応中国共産党が『文革の時はいろいろすまんかった』と日本共産党にわび入れたこと」で「一応、高野氏のことにもそれなりのわびが入った(あれもどう見ても文革の悪影響が原因ですから)」と見るべきでしょうよ。そこで「そんなんじゃ足りない。高野の遺族の前で在日中国大使がわびろ」とか言ってもあまり建設的じゃないでしょう。
 「当時の中国共産党も大変悪かったとは思うが日本共産党は図に乗ってる、そこまでけんか腰に非難される言われない。大体今の中国共産党中央執行部は当時のことに直接の責任はない」つう反発が中国側から出てくるだけじゃないか。
 大体、その程度で「日本共産党は中国の覇権主義に屈服」とか言うのなら、自民が下野したときは散々、訪日したダライ・ラマに「応援してます」とか調子のいいこと抜かしてたのに、首相になるやダライが訪日しても全然会ってくれない、訪中して、「一帯一路には参加します」といっても、「チベット問題でダライ氏と対話したらどうですか」なんて中国政府に対して何一つ言わない安倍はどうなのか。
 あるいは「日本人・高野氏が射殺されたのに日本共産党が中国にろくに抗議しないのは問題だ」つうなら「長井健司氏を射殺したミャンマーにろくに抗議しないどころか円借款を供与してる安倍政権(まあミャンマー批判しないのは黒坂らウヨも同じですが)」はどうなるのか。
 「安倍自民は日本財界の圧力などで中国覇権主義ミャンマー軍事政権に屈服」じゃないのか。まあ、この件に限りませんけどウヨ連中の安倍への甘さは異常ですね。

黒坂真
 吉岡正史さん。改憲を求める世論は少数だとの呟きですが、御自身は解釈改憲を求める世論を構成なさっている事をお忘れなく。

 黒坂が何言ってるか、オレ流に説明しておけば
1)自衛隊違憲だ、日米安保違憲だという立場に立てば、自衛隊容認論、安保容認論解釈改憲で問題だ
2)日本共産党は従来そういう立場じゃなかったのか
3)にもかかわらず、日本共産党は、安倍政権誕生後、そうした解釈改憲の立場に立つ立民、自由、社民などと野党共闘してる!、今後、場合によっては(自民下野、政権交代時の)共産の連立参加や閣外協力もあり得るとしている。変節だ!
4)そもそも安倍総理の明文改憲と立民などの解釈改憲自衛隊、安保容認)と大して違わない(→後でも触れますが、もちろん大きく違います、「40キロ制限の一般道で10キロオーバー」も「100キロオーバー」もスピード違反だから変わらないレベルの暴論です。40キロ制限で50キロ出すのと140キロ出すのとは全然違うわけです)
てことのようですが、「アホ違うか?」ですよね。
 まあ、「自衛隊違憲論、安保違憲論の立場に日本共産党は立ってほしい。そうでない立場は解釈改憲への加担だ」「その結果、自衛隊容認論、安保容認論の立民などとの間に野党共闘が成立しなくてもいい」「いや野党共闘はしてもいいが、閣外協力や連立参加はしなくていい」つう価値観にたつことは一つの価値観ではあるでしょう(俺個人は「閣外協力や連立参加」はともかく、野党共闘には反対しませんが)。
 ただまず第一に「そういうこと言うのは結果的に安倍を利するだけではないか」つう問題がある。現実問題「自衛隊、安保が違憲であり即時廃止すること」を野党共闘において要求なんかしても「共産党は自分勝手だ」「共闘する気があるのか」つう批判しか出てこないでしょう。現実問題「野党共闘の否定」とイコールにしかならないわけです。
 第二に仮に「自衛隊容認、安保容認は問題だ、安倍路線だけが問題というわけではない」としても安倍の場合「専守防衛の枠は外します。集団的自衛権でガンガン海外に行きます。米国と共同軍事作戦します(後方支援にとどまりません)」だから「安倍以前の自衛隊容認、安保容認」よりももっと問題なわけです。
 たとえるなら「窃盗(立民など)と強盗殺人(安倍)」「セクハラ(立民など)とレイプ殺人(安倍)」くらいの差がある。それを「どっちも犯罪だ」とかいうのはまともな主張じゃないでしょう。
 第三にこういうことをいう黒坂は「安保や自衛隊違憲だと共産党が強く主張すること(仮に野党共闘を犠牲にしてでも)」について「あるべき憲法解釈だの、あるべき日米関係だの、あるべき理想の共産党だの」といったことから主張してるわけではない。ただの因縁付けに過ぎないわけです。
 まあ、一応お断りしておけば、一部左派から黒坂的な「共産党は変節した」批判があることは事実です(もちろんそうした批判は少なくとも主観的には「あるべき憲法解釈だの、あるべき日米関係だの、あるべき理想の共産党だの」といったことから主張してるわけで黒坂の因縁付けとは全く違いますが)。俺が言うまでもなく多くの方がご存じでしょう。ただそういう批判には率直に言って支持は少ないわけです。
 正直、黒坂だってこんな自分の主張が野党支持層や与党支持層に支持されるとは全く思ってないでしょう。
 野党支持層も与党支持層もまともな人間なら「何であいつは共産に無茶苦茶な因縁つけてるの?。そもそもあいつ自衛隊違憲論、安保違憲論を支持する立場と違うやん?」としか思わない。
 つうか黒坂もあるときは「共産党野党共闘自衛隊容認論に妥協してる、変節だ」といってみたり、あるときは「共産党自衛隊廃止で非武装めざしてるから非現実的だ」といってみたり「お前、まるきり整合性がないな?。共産党は丸腰目指してるのか、目指してないのか、どっちなんだよ」ですよねえ。まあ、野党共闘に参加してる時点で「仮に丸腰が理想でもそれは遠い先の話です」つうことはわかりきってるわけですが。

*1:著書『ホームレス作家』(2002年、幻冬舎アウトロー文庫)、『ホームレス失格』(2003年、幻冬舎アウトロー文庫)、『家に帰らない男たち』(2008年、扶桑社新書)など

*2:さすがに軍事侵攻じゃなくて経済的脅威でしょうけど。

*3:日本共産党訪韓できることで分かるように「外国の共産党」部分は形骸化してるがそれは単に「法が発動されてない」にすぎない

*4:幣原内閣文相

*5:東大総長

*6:東大教授

*7:東大教授(憲法学者

*8:著書『歌屋 都はるみ』(1997年、文春文庫)、『私の家は山の向こう:テレサ・テン十年目の真実』(2007年、文春文庫)、『ヘイトスピーチとたたかう!:日本版排外主義批判』(2013年、岩波書店)など

*9:著書『象徴天皇制の起源』(2005年、平凡社新書)、『ゾルゲ事件』(2014年、平凡社新書)など

*10:著書『朝鮮半島「核」外交』(2006年、講談社現代新書)、『金正日の正体』(2008年、講談社現代新書)、『金正恩』(2012年、ベスト新書)など

*11:社民党政策審議会長、国体委員長、鳩山内閣国交副大臣民主党政調副会長、民進党幹事長代行、立憲民主党政調会長などを経て立憲民主党国対委員長

*12:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*13:まがいじゃなくてヘイトスピーチとデマ中傷そのものでしょうよ。

*14:コメント欄でご指摘のある「弟が殺された」云々のデマはこの著書関係だったかと思います。

*15:著書『「つまずき」のなかの哲学』(2002年、NHKブックス)、『普遍論争』(2008年、平凡社ライブラリー)、『存在の一義性を求めて:ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』(2011年、岩波書店)、『「誤読」の哲学』(2013年、青土社)、『感じるスコラ哲学』(2016年、慶應義塾大学出版会)、『湯殿山の哲学』(2017年、ぷねうま舎)、『過去と和解するための哲学』(2018年、大和書房)、『目的なき人生を生きる』(2018年、角川新書)など

*16:著書『知られざる天才 ニコラ・テスラ』(2015年、平凡社新書)、『江戸の科学者』(2018年、平凡社新書)など

*17:スペインの建築家。

*18:1930年生まれ。1962年のボンドシリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』で知名度は世界的に上昇。計7本(第2作『007 ロシアより愛をこめて』(1963年)、第3作『007 ゴールドフィンガー』(1964年)、第4作『007 サンダーボール作戦』(1965年)、第5作『007は二度死ぬ』(1967年)、第6作『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971年)、第7作『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983年))の作品でボンド役を務めた。1987年には『アンタッチャブル』でアカデミー助演男優賞を受賞。スコットランド人としての矜持が強く、その独特のアクセントを矯正したことは一度もなく、ジェームズ・ボンド役を引き受ける際もアクセントを矯正しないことを絶対条件とした。このため、ボンドにはスコットランド出身という設定が付け加えられた(ウィキペディアショーン・コネリー』参照)。

*19:著書『知れざる炎:評伝中原中也』、『小林秀雄中原中也』(講談社文芸文庫)、『信長』(新潮文庫)など

*20:著書『ドストエフスキイ:その生涯と作品』(NHKブックス)、『死霊』(講談社文芸文庫)など

*21:著書『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『白痴』『死の家の記録』『地下室の手記』など

*22:1903〜1930年。彼女の詩は長らく忘れられていたが、遺稿集が1984年に出版。翌1985年の東京大学の国語入試問題には詩「積もった雪」「大漁」が採用されている。出身地・山口県長門市でも再評価が行われることとなり、生誕100年目にあたる2003年には生家跡に金子みすゞ記念館が開館した(ウィキペディア金子みすゞ』参照)。

*23:1896〜1933年。彼の作品は生前ほとんど一般には知られず無名に近く、没後、草野心平(詩人、1903〜1988年)らの尽力により作品群が広く知られ、世評が急速に高まり国民的作家となっていった。死去から49年後の1982年、花巻市宮沢賢治記念館が開館している(ウィキペディア宮沢賢治』参照)。

*24:未発表の遺稿が見つかるケースはあるでしょうが。

*25:まあ、俺の知る限りそういう発言はありませんが。

*26:著書『赤と黒』『パルムの僧院

*27:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*28:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*29:アイゼンハワー政権副大統領を経て大統領

*30:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*31:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*32:お断りしておきますが「もちろん(?)」本気で「金丸氏ガー」なんて俺は思っていません。

*33:小泉内閣環境相、第一安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*34:小池の発言が事実かどうかは不明です。まあ普通に考えて事実じゃないでしょう。

*35:国税庁長官商工組合中央金庫商工中金)副理事長等歴任

*36:赤旗記事を読むだけで分かることですが、そんなことは赤旗も吉岡氏も誰も言っていません。

*37:金日成国家主席朝鮮労働党総書記)の孫。金正日(国防委員長、朝鮮労働党総書記)の三男。現在、国務委員長、朝鮮労働党委員長

*38:金正日の四女。金正恩の妹。朝鮮労働党宣伝扇動部第1副部長(政治局員候補兼務)

*39:金正恩の母親が在日だというのは「一つの説」にすぎず確定的事実ではありません。

*40:著書『フィリピン新人民軍従軍記』(2003年、講談社プラスアルファ文庫)、『救急精神病棟』(2010年、講談社文庫)など

*41:もちろん「噂の真相」記事のうち「橋田氏が差別者だ」というのが事実なら橋田氏は人間として最低だとは思いますが。

*42:著書『<在日>という生き方』(1999年、講談社選書メチエ)など

*43:2011年刊行

*44:普通に考えれば「実弟暴力団関係者であるために、ひばりがマスコミにたたかれ、また紅白に出場できないなど、一時干されていたこと」でしょうね。ただし朴氏によれば当時「ひばり在日説」が一部にあったそうですが。

*45:さすが産経ですね、もちろん褒めてません。

*46:後に松田の妻になる熊谷美由紀(現・松田美由紀)と松田との不倫が原因で1981年に離婚している。

*47:衆院議長、吉田内閣北海道開発庁長官、自民党副総裁(岸、池田総裁時代)など歴任

*48:著書『原発ヒロシマ:「原子力平和利用」の真相』(共著、2011年、岩波ブックレット)、『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1〜3』(オリバー・ストーンとの共著、2015年、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)など

*49:プラトーン』(1986年)、『7月4日に生まれて』(1989年)でアカデミー監督賞を受賞

*50:過去の万博では取り壊してますし、今回も取り壊すでしょう。

*51:強制徴用を「出稼ぎ」と表現するあたりゲスの極みですね。「出稼ぎ」だったら誰も非難しないのですが。

*52:甲南大学名誉教授。個人サイト(http://kumazawa.main.jp/)。著書『新編・民主主義は工場の門前で立ちすくむ』(1993年、社会思想社現代教養文庫)、『新編・日本の労働者像』(1993年、ちくま学芸文庫)、『能力主義と企業社会』(1997年、岩波新書)、『女性労働と企業社会』(2000年、岩波新書)、『リストラとワークシェアリング』(2003年、岩波新書)、『若者が働くとき』(2006年、ミネルヴァ書房)、『格差社会ニッポンで働くということ』(2007年、岩波書店)、『働きすぎに斃れて:過労死・過労自殺の語る労働史』(2010年、岩波書店)、『労働組合運動とはなにか』(2013年、岩波書店)、『私の労働研究』(2015年、堀之内出版)など