今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年8月21日分)(ボーガス注:『点と線』の一部ネタばらしがあります)

【正論】日韓関係を悪化させた元凶は モラロジー道徳教育財団教授•麗澤大学客員教授 西岡力 - 産経ニュース
 勿論「元凶」は西岡のような「河野談話否定の嫌韓国・デマ極右」です。しかしこんなデマ男が「救う会会長」であることに「疑問を感じない」家族会のバカさには心底呆れます。「慰安婦問題についてデマを飛ばす男」なら「拉致問題についてもその主張は信用に値しない」と見るべきでしょうに。それとも「家族会の連中」は河野談話否定論の立場なのか?


小池知事、5年連続で関東大震災の朝鮮人犠牲者への追悼文送らず 式典実行委が都に抗議声明:東京新聞 TOKYO Web
 「小池批判の意思表示」として紹介しておきます。


拉致解決に向け活動 新潟県内の全首長が参加し会設立へ - 産経ニュース
 「啓発活動」など、何ら拉致解決(拉致被害者の帰国)にはつながらないので実に馬鹿馬鹿しい。
 啓発が問題解決につながるのは「啓発される側に問題解決の能力があるとき」だけです。そして拉致問題では「啓発される側(日本国民)」には「拉致を解決する力など勿論ないから」です。
 拉致は「小泉訪朝のような外交交渉」以外に現実的な解決策はない。「言うのも馬鹿馬鹿しいこと」ですが、つまり「拉致を解決できるのは北朝鮮政府」だけです。そして北朝鮮の「やる気」を引き出すためには小泉訪朝での日朝平壌宣言のような「経済支援とのバーター取引」以外に現実的な方策はないでしょう。そしてそれができるのは「日本政府、外務省」だけです。「新潟の市町村長」などではない。
 そもそも、2002年の小泉訪朝直後ならまだしも19年も経ってからこんなものを作ることが馬鹿馬鹿しい。

 ミヨシさんは今年で90歳を迎えることになり、平成14年に帰国した曽我さんは「これ以上待てない」と訴える。

 いい加減曽我ひとみ氏も「諦めたらどうなのか」。ミヨシ氏が存命の可能性はほとんどないでしょう。
 仮に存命だとしても「今のひとみ氏」のように「拉致を口実に日朝国交正常化を妨害することが目的の右翼団体救う会と野合したところで帰国という成果が生まれるわけもない。2002年の小泉訪朝から18年にも及ぶ「拉致敗戦」を彼女は何とも思わないのか。とはいえ彼女が「こうした運動」に娘を巻き込んでないらしいことは評価したい。横田早紀江などは完全に息子を巻き込んでますからね。


主体思想の活動家2人書類送検、不正搭乗の疑い 警視庁 - 産経ニュース
 北朝鮮がらみの犯罪行為(例:スパイ行為や北朝鮮への密輸)でもないのに「主体思想」とわざわざ書くのかと産経に呆れるし、発表した公安警察にも呆れます。
 おそらく、「とにかく逮捕したい」で無理矢理逮捕した微罪逮捕でしょう。
 「他人名義で搭乗すること」がいいことだとは思いませんが、「その搭乗が別の犯罪行為のための行為(別の犯罪において足取りをつかまれないようにするための他人名義使用など*1)」ならともかくそうでないなら逮捕するようなことでもないでしょう。
 ましてや、記者会見する価値も、ニュースとして報じる価値もないでしょう。
 ちなみに「他人名義で搭乗してアリバイ工作(飛行機で犯行現場の福岡に行ったことが解らないようにする)」というのが松本清張『点と線』には出てきますね。


韓国、隔離免除国から日本除外 ラムダ株で|日テレNEWS24
 日本の現状があまりに酷いですからね。残念ながら当然の措置ではあるでしょう。


「大山倍達の弟子」千葉真一さん新型コロナで死去-Chosun online 朝鮮日報

 極真空手を創設した大山倍達(おおやま・ますたつ、韓国名:崔永宜〈チェ・ヨンイ〉)の弟子になり、武術の実力を磨いて1960年代からアクション俳優として活動した。
 千葉さんは1970年代後半、師である大山倍達の一代記を描いた映画3部作*2で主人公の大山倍達役を演じた。

 記事に間違いはないのでしょうが、「大山倍達」云々というところが朝鮮日報らしい面白記事と言うことで紹介しておきます。

*1:実際どうなのか、知りませんが、「他人名義搭乗」だけで逮捕したあげく警察発表とは「別の犯罪行為」がそもそもない、あるいは「別の犯罪行為はあるが証明できず逮捕起訴を諦めた」と言う話でしょう。

*2:千葉真一 - Wikipediaによれば『けんか空手・極真拳』、『けんか空手・極真無頼拳』(いずれも1975年、東映)、『空手バカ一代』(1977年、東映