今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年12月12日分)

【金正恩の10年】「核保有」「制裁解除」二兎を追う - 産経ニュース

 リビアの指導者、カダフィが殺害された。核廃棄を受け入れた末、欧米の空爆支援を受けた反体制派の蜂起で政権を追われたカダフィを反面教師として、正恩の核開発目標は明確になった。体制保証と引き換えに「核廃棄」に応じるのではなく、核保有国の立場を国際社会に認めさせた上で、「核軍縮」を交渉材料とする戦略だ。

 さすがに「殺すために核廃棄させた」わけではないでしょう。とはいえ、この事件は「下手に核廃棄するとカダフィの二の舞になりかねない」という警戒感は高めたでしょう。北朝鮮に核廃棄意志は「一応ある」と俺個人は思いますが、とはいえ「そう簡単に廃棄する気は無い」のも確かでしょう。「終戦協定締結や米朝国交樹立どころか、終戦宣言すら米国がやらないのでは核廃棄なんかできない」というのは一理ある考えです。


【主張】家族会新代表 「拉致」への怒りを新たに - 産経ニュース
 「怒り」というタイトルだけで読む気が失せます。「怒れば解決する」のか。拉致について「怒ってない人間」がいるとでも思ってるのか。まさかとは思いますが「バーター取引の主張」を「怒ってないからだ」とでも誹謗する気か。
 その産経の屁理屈なら人質解放のために

よど号ハイジャック事件(1970年)で「よど号グループの北朝鮮行き」を認めた佐藤栄作首相
クアラルンプール事件(1975年)で日本赤軍の要求に応じ「身代金を払い、坂東國男(連合赤軍)、佐々木規夫(東アジア反日武装戦線)らの釈放を行った」三木武夫首相
ダッカハイジャック事件(1977年)で、日本赤軍の要求に応じ「身代金を払い、奥平純三(日本赤軍)、大道寺あや子(東アジア反日武装戦線)らの釈放を行った」福田赳夫首相

は「よど号グループや赤軍派」への「怒りがなかったこと」になるでしょう。馬鹿げた話です。

 北朝鮮による拉致被害者家族会の新代表に、横田めぐみさんの弟で事務局長の拓也さんが就任する。拓也さんは53歳

 つまりは「小泉訪朝当時(19年前の2002年)」は「34才」で「まだ若かった」わけですが、そのことについて拓也には空しさはないんですかね。
 なお、「今年で53才と言うこと」は「1968年生まれ」なんでしょう。「1968年生まれ」の人間としては例えば「現在、ヤクルト監督の高津臣吾」がいますね。「19年前(2002年)」は高津(34才)は「まだ現役の投手」としてヤクルトで活躍していました(高津臣吾 - Wikipedia参照)。
 つまりは「19年」とはそれだけの長い年月だと言うことです。


文大統領、朝鮮戦争終戦宣言で「原則合意」 韓国・北朝鮮・アメリカ・中国の4者で - BBCニュース
 それが事実なら俺的に大変嬉しいですが、記事に寄れば「総論では終戦宣言に皆、賛成だが、各論は今後協議」だそうですのでまだ安心できません。


慰安婦像設置10年 日本政府「適切対応求める」 - 産経ニュース
1)「河野談話の立場」にたつのならば銅像には何ら問題は無い
2)未だ、日本政府の公式見解は河野談話
なので銅像に因縁をつける岸田政権の方がおかしい。


北朝鮮がドイツのショルツ新首相に祝電 「関係発展を期待」 | 毎日新聞
北朝鮮がドイツ首相に祝電 「関係発展を期待」: 日本経済新聞
 一般的に言ってこうした祝電は「社交辞令」にすぎませんが、とはいえ「日本の首相就任で北朝鮮が祝電を打った」と言う話も聞きませんので、やはり「敵対国」「友好国」「その他」に分類した上で「友好国orその他」扱いでドイツには祝電を打ち「対北朝鮮経済制裁の日本」は「敵対国扱い」で打たないのかな、とは思います。
 「ドイツ相手にはいつも祝電打つのか?」「社民党(ショルツ新首相は社民党出身)だと打つのか?(つまりシュレーダー就任では打ったが、メルケル就任では打たなかった)」など気になるところです。