今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年10月16日分)

〈幼保無償化〉施行から1年、基本理念に立ち返り法改正を/広島弁護士会が会長声明 | 朝鮮新報
 こうした各地の弁護士会の抗議声明はせめてもの救いです。
 なお朝鮮高校無償化除外と違い、幼保無償化の場合、朝鮮幼稚園、保育園だけでは無く「全ての外国人幼稚園、保育園」が不当にも除外されていることを指摘しておきます。菅政権の早期退陣が必要だと改めて思います。


〈広島無償化裁判〉子どもが堂々と生きれる社会を/広島朝鮮学園が声明 | 朝鮮新報
〈広島無償化裁判〉学校の永遠のサポーターとして/学校保護者会・原告保護者が声明 | 朝鮮新報
〈広島無償化裁判〉差別是正のため、最後まで闘う/原告側弁護団が声明 | 朝鮮新報
〈広島無償化裁判〉不当判決に屈せず、勝つまで闘い続ける/広島無償化裁判を支援する会が声明 | 朝鮮新報
 「裁判官はまともに審理をしてきたのか」「そんなに権力にこびを売ることが大事か」「何のために裁判官になったのか」という声明の強い怒りには全く同感ですね。


二審も朝鮮学校敗訴 無償化除外「適法」―広島高裁:時事ドットコム
 裁判所自ら根拠も無く『公安調査庁の資料などから「学校運営が法令に従った適正なものであることに合理的な疑いが生じる」と指摘』。その理屈なら「公安調査庁の監視団体」日本共産党も「法令に従った運営か」疑問が生じますね(勿論裁判所への皮肉)。改めて「公安調査庁は廃止しなければならない」とも確信しました。
 「人権の擁護者」が建前の裁判所自ら「ヘイトスピーチ」とは呆れて二の句が継げません。こんなふざけた判決を書くためにわざわざ裁判官になったのか。この裁判官たちは人として恥ずかしくないのか。この時事通信記事が「裁判所のヘイトスピーチを明確に批判しないこと」にも絶句します。
 大体、仮に「朝鮮学校が違法行為をしていた(あやふやな『可能性がある』レベルですが)」としてそれが何で「無償化除外」になるのか。
 「違法行為それ自体をただした」上でそれとは別途無償化除外すればいい話でしょうよ。この裁判所の理屈なら「自民党の違法行為(例:河井夫妻の公選法違反)」を理由に「政党助成金を自民は全額不支給」でも何の問題も無いでしょう。
 何で「裁量権の乱用は無かった」になるのか。日本人として司法までもが三権分立を放棄し、権力の走狗となって、悪質な在日差別に加担していることに、怒りと悲しみ、屈辱感を禁じ得ません。


【速報】〈広島無償化裁判〉2審も原告敗訴 | 朝鮮新報
 今の「権力批判の気概がまるで感じられない日本の裁判所(例:自民による中曽根への弔意要請も唯々諾々と受け入れ)」では「残念ながら」予想の範囲内ですが、怒りを禁じ得ませんね。


国連報告者、対北朝鮮制裁見直し訴え コロナ対策による苦境理由に | ロイター
 「現状の北朝鮮制裁はコロナ禍に苦しむ民衆を更に苦しめているだけの疑いがあるので見直す必要がある」と「北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者」が主張してるんだそうです。
 もちろんキンタナ氏はその立場上、北朝鮮シンパではあり得ない。国連報告者、対北朝鮮制裁見直し訴え コロナ対策による苦境理由に | ロイターにおいて例の「韓国人漂流者射殺問題」についてキンタナ氏も北朝鮮政府による「真相究明と韓国政府への謝罪」「責任者の処罰」「遺族への賠償」「再発防止策の発表」を求めています。
 また彼の主張も「制裁の現状の見直し」でしかなく「制裁の全面解除」ではないですが、こうした発言をする彼が「単なるアンチ北朝鮮右翼でしか無い救う会」などとは違い、彼なりに「北朝鮮国民の人権」を真面目に考えてることは確かでしょう。


【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】「日本留学は反逆者」韓国著名作家、“狂気”の反日論 - 産経ニュース
 「日本留学経験者は例外なく、皆日本ウヨの走狗だ、鉄槌(どんな鉄槌?)を下す必要がある」と本当に言ったのなら勿論失言です。
 とはいえ「日本留学経験者」の中には「日本ウヨの走狗」も一方ではいるのでしょう。また、日本人の小生としては「失言とは言え」産経のようにこの御仁にただただ悪口雑言する気には正直なりませんね。こうした失言が出る背景には「日本政府の不当なホワイト国除外、フッ化水素水輸出規制」があるからです。「日本に何の非もないのに突然、失言が出た」わけではない。
 いかに著名人(有名作家)とはいえ、「政治家などの権力者でも無い」一個人の失言と、「権力者の無法な権力乱用(日本政府の不当なホワイト国除外、フッ化水素水輸出規制)」では後者の方がより問題です。つうかあえて言えばこの作家の失言より「百田尚樹ら日本ウヨ作家の暴言」の方がよほど酷いでしょうよ。


首相「現況打開が大事」 17日から訪韓の河村氏に - 産経ニュース
 河村が訪韓したところで、菅が「徴用工判決(あるいは慰安婦銅像)を何とかしろ」などとバカを言ってるようでは何の意味も無い。河村訪韓は「菅のアリバイ作り(韓国が悪いという言い訳作り)」でしかないでしょう。菅には関係改善の能力どころか意欲すら恐らく無い。
 そもそも菅が関係改善に本気なら、今の時期にベトナムインドネシアを訪問するのでは無く、菅自らが茂木外相と共に訪韓すればいいでしょう。
 なお「菅が訪問するベトナムインドネシアにも勿論、日本軍の慰安婦はいた(というか日本軍の占領地全てに現地人の慰安婦がいた)」ので複雑な感情を禁じ得ません。内心、菅の慰安婦問題への対応にはベトナムインドネシアも不愉快でしょうが「韓国ほどの経済力が無い」「日本の金が欲しい」がゆえに韓国と違い特に抗議しないわけです。


拉致問題対策本部がユーチューブチャンネル開設 国際社会にも発信「理解と連携の広がり」期待 - 産経ニュース
 拉致解決のためにやるべき事はこんな「宣伝活動」ではなく、日朝交渉の推進でしょう。心底呆れます。
 こんな「拉致被害者救出という意味」では「糞の役にも立たない宣伝活動」しか出来ない、やる気無い時点で「菅政権には拉致を解決する能力」以前にその意欲すら無いことは明白です。

今日の産経ニュース(2020年10月16日分)

平和条約交渉前進へ議論 日露外相が電話会談 - 産経ニュース
 平和条約が結べる環境にあると本気で思ってるのか、と心底呆れます。
 1)茂木外相が嘘をついてるか、2)現状認識がまともに出来ないバカか、3)島が帰ってこなくても平和条約を結ぶか(従来の政府方針と明らかに違いますが)、のどれかとしか考えようが無い。3)なら、そのような決着を是とするかどうかと言う「価値観の問題」なので「ある意味まだマシ」です。
 1)や2)なら「バカか嘘つき」なのだから政治家としては最悪です。


東住吉女児焼死で再審無罪の母、2審も敗訴「除斥期間が経過」 - 産経ニュース
 再審無罪判決が出る前に民事賠償訴訟をすることなど事実上不可能であり「平成7年の不法行為から20年の除斥期間(厳密には消滅時効とは違うがそれと同じような物:消滅時効除斥期間の違いについて、詳しい説明は無能な小生にはとても無理なのでご容赦下さい)が経過した→賠償請求権が消滅した」などというのはおよそまともな判決では無いでしょう。最高裁への上告でまともな判決になることを望みたい。足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaで「遺体が発見されるまでは民事訴訟など不可能(なお、遺体発見時には既に殺人から20年が経過、当時は刑事訴追時効15年なので刑事責任は追及できなかった)。殺人から20年の経過を理由に除斥期間成立を認めるべきでは無い。20年の除斥期間のカウントは遺体発見時からすべきであり、それなら除斥期間は成立していない」として除斥期間の成立を認めず賠償請求権があるとしたのと今回も同じ考えでいいのでは無いか。ちなみに足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaですが
1)除斥期間の成立を認めた一審、二審判決を最高裁が破棄し、成立を認めなかったという「重要判例」で有名な事件ですが
2)特定失踪者が国内で他殺体で発見された上、犯人は北朝鮮と何の関係も無かった、にもかかわらずこの後も荒木和博ら特定失踪者問題調査会は今に至るまで、無反省に特定失踪者の捏造を続けた
と言う意味でも有名な事件です。


【産経抄】10月16日 - 産経ニュース

 8日のコラムで、北海道大学名誉教授の奈良林直(ただし)さんの文章を引用して、日本学術会議の「幹部が北大学長室に押しかけ」と書きました。その部分は誤りであり、訂正します。

 おいおいですね。「いつもの産経」の「無責任体質」ですが、なぜ「デマを書いて済みませんでした」の謝罪の言葉が無いのか。


中曽根氏合同葬へ弔意「自主的に判断すること」 公明・石井氏 - 産経ニュース
 国立大学予算を握る側がこんな事を言って何の説得力があるのか。そもそも「自主性云々」と言うなら最初から何も言わなければいいでしょう。中曽根を評価する人間は言われなくても弔意を表明するでしょう。こんな事をやること自体が弔意表明の強制でしか無い。


自民・野田幹事長代行「不妊治療の保険適用に女性の賛意」 首相就任1カ月で - 産経ニュース
 杉田の女性差別暴言を野放しにしながら何が「女性の賛意」なのか?。ふざけるな、と心底呆れます。
 そもそも「あえて言えば」不妊治療などという物は「妊娠を望むが、妊娠が難しいので不妊治療をしている夫婦」にしか関係ない話です。
 独身者や「子どもを望まない夫婦」「子どもを望んでるが不妊治療を受けなくても妊娠できる夫婦」には何ら関係ない。


任命拒否問題よりも「未来志向で首相と話した」 学術会議会長のコメント詳報(1/3ページ) - 産経ニュース
 菅相手に「いたずらに喧嘩を売れ」とは言いませんが記事が事実ならあまりにも梶田会長は「弱腰すぎ」「自主性がなさ過ぎ」でしょう。
 何せ「学術会議総会が6人任命拒否を不当と決議したのでその旨伝えた」という趣旨のことしか彼は言っていません。
 「総会決議云々以前にあなたの個人的判断はないんですか?」「『不当処分だと思うので、改めて強く撤回を求める』程度の事も言えないんですか?」と言う話です。


静岡県知事が陳謝、学術会議めぐる発言撤回 学歴差別は否定(1/2ページ) - 産経ニュース
 やれやれですね。結局、自民系知事として「菅側の恫喝に負けて、男を下げた」わけです。


国民・玉木代表「スピード感は評価したい」 菅政権発足1カ月で - 産経ニュース
小泉環境相「菅首相はものすごいスピード」 就任1カ月で - 産経ニュース
 「いつ自民党入りしてもおかしくない」「既に二階派入りした細野の同類」玉木や「環境相として何の手柄も無い」小泉jrには何一つ期待していませんが、いつまで経っても国会を開かない菅の何が「スピード感」なんでしょうか。いやそれ以前に問題は「中身が妥当かどうか」であって「スピードなんてもの」はその次の問題です。
 「これこれこういう意味で素晴らしい」と言えずスピードなどと言い出すのは噴飯物でしょう。

国民・玉木代表「スピード感は評価したい」 菅政権発足1カ月で - 産経ニュース
不妊治療の保険適用など個別の政策課題にスピード感を持って取り組んでいる姿勢は評価したい」

 「はあ?」ですね。是非はともかく「gotoトラベルの東京への拡大」「学術会議議員6名の任命拒否」など「既に実行されたこと」ならまだしも、よりによって実行もされてない「不妊治療の保険適用拡大のスピード感」だそうです(呆)。
 菅は現時点では「不妊治療への保険適用を拡大したい」といっただけで具体案は何一つ出してないのですが。それのどこが「スピード感」なのか。

 政府による日本学術会議の新会員の任命見送りをめぐっては「任命を拒否したことについては納得できる説明が行われておらず、説明責任を果たすべきだ」と主張した。

 「説明責任」というだけ「説明責任は果たされた」と強弁する加藤官房長官などよりはマシですが「任命拒否は違法の疑いが濃厚、撤回すべきだ」とは言わない点で立憲民主、共産、社民よりは大いに劣ります。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年10/15日分:荒木和博の巻)

「あなたの健康を願う」【調査会NEWS3346】(R02.10.15): 荒木和博BLOG

 卑屈で低姿勢だった金正恩(とされる人物)に比べると李炳鉄は主役とも言えるほど堂々としていました。

 (とされる人物)ねえ(苦笑)。荒木のバカは「現在、表舞台にいる金正恩北朝鮮国務委員長、朝鮮労働党委員長、朝鮮人民軍最高司令官)」を影武者扱いしたあげく、その影武者を操ってる李炳鉄(朝鮮労働党副委員長、党軍需工業部長)が「北朝鮮の真の最高権力者だ」と放言したいようです。しかし影武者だというなら「本物の金正恩」について荒木は何という気なのか。
 病死か、李炳鉄による「暗殺」や「幽閉」か。いずれにせよ根拠レスの放言なのでばかばかしいし、そんなことと拉致被害者の救出と何一つ関係はありませんが。

 総理や加藤官房長官に会う機会ができたら今こそ日本が北朝鮮の中に手を突っ込んで内部対立を激化させ、突破口を開くべきであると伝えるつもりです。

 おいおいですね。荒木の言う「手を突っ込んで内部対立を激化させ」とは一体具体的に何のことなのか。
 そして何故「内部対立」とやらを激化させると「拉致の解決」につながるのか。いやそもそも「内部対立などあるのか」と言う話ですね。
 こんな馬鹿なことしか言わない反北朝鮮・極右が「救う会幹部」として拉致被害者家族会の支援者面してでかい面をしている。
 拉致が解決しないのは当然と言えるでしょう。拉致被害者家族会が本気で拉致を解決したいなら「何度も繰り返し書いてますが」家族会が救う会拉致議連と縁切りして蓮池透氏と和解すべきでしょう。
 しかし、「これまた何度も繰り返し書いてますが」小泉訪朝から18年も「救う会拉致議連べったり」の家族会が今更、縁切りできるとは俺は思っていません。
 もはや「拉致被害者家族会の意見など無視し」、政府が淡々と、粛々と「日朝国交正常化を実現すべきだ」と俺は思っています。
 むしろ「国交正常化が先行した方が拉致が解決するのでは無いか」と俺個人は思ってもいます。
 まあ、それはともかく、チンピラ右翼にすぎない「菅首相や加藤官房長官への面会」を申し込めるのも「家族会のご威光」あってのことであり、「家族会のご威光」がなければ、荒木など、「ただのチンピラ右翼」にすぎず、菅や加藤どころかほとんど誰からも相手にされないでしょう。荒木が蓮池透氏を家族会から追放し、家族会をいつまでも「囲い込もう」とする理由がまさにそれです。


北朝鮮から拉致被害者5人が帰国して18年(10月15日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和2年10月15日木曜日のショートメッセージ(Vol.195)。今日は蓮池さん夫妻・地村さん夫妻・曽我ひとみさん5人の拉致被害者北朝鮮から帰国して18年になります。

 6分程度の動画です。
 問題はそんなことをほとんどの人間が注目してないと言うことです。そしてこの動画はそうした拉致の風化を荒木がただ嘆き、ぼやいているだけの全く無意味な動画です。見ても何ら意味も無く時間の無駄と言っていいでしょう。従って、動画を見ることを「積極的にはお薦めはしません」。
 一応

 拉致被害者5人帰国から18年 蓮池薫さん「政府は戦略的交渉を」 | 拉致 | NHKニュース
 北朝鮮に拉致された蓮池薫さん、祐木子さん夫妻と地村保志さん、富貴恵さん夫妻、それに曽我ひとみさんの5人は、平成14年10月15日、24年ぶりに帰国を果たしました。

5人帰国から18年…拉致問題の進展を訴え
 北朝鮮による拉致被害者5人が帰国して15日で18年。横田早紀江さんは、拉致問題の一刻も早い進展を訴えました。

新潟日報曽我さん「こんなにも長い時間」、拉致被害者帰国18年で手記
 新潟県佐渡市曽我ひとみさん(61)や柏崎市蓮池薫さん(63)、祐木子さん(64)夫妻ら北朝鮮による拉致被害者5人が帰国してから15日で18年を迎える。曽我さんが、帰国18年に合わせて新潟日報社に手記を寄せてくれた。

という報道は今日15日前後に「わずかながら」あります。
 しかし「本当にわずか」です。もはや、拉致問題に興味関心など持ってる日本人はほとんどいない。もはや拉致問題は「このままでは何一つ進展せず、拉致被害者家族が死に続けて終わり」でしょう。俺はもはや「拉致の解決」など「ありえない」と諦めています。
 家族会が救う会拉致議連と縁切りして蓮池透氏と和解しない限り、拉致の解決などあり得ない。しかし、小泉訪朝から18年も「救う会拉致議連べったり」の家族会が今更、縁切りできるとは俺は思っていません。
 もはや「拉致被害者家族会の意見など無視し」、淡々と、粛々と「日朝国交正常化を実現すべきだ」と俺は思っています。
 むしろ「国交正常化が先行した方が拉致が解決するのでは無いか」と俺個人は思ってもいます。

今日の産経ニュース(2020年10月15日分)

ゴルゴの標的は今も続くコミンテルン 共産陣営による諜報工作 - 産経ニュース

 今月発売された人気劇画「ゴルゴ13」の単行本(ムック)に、コミンテルン(世界共産主義革命を目的としたソ連主導の国際組織。1919~43年)の謀略工作を紹介する記事が掲載された。
 編集者による評論家、江崎道朗氏*1のインタビューが「〝G〟のインテリジェンス・リポート」と題して掲載されている。

 江崎のような「日本系議系列のデマ右翼」と公然とつきあってるとは「さいとうたかを」ほかゴルゴ13の制作スタッフ(脚本家、小学館の担当編集者、さいとうのアシスタント漫画家など)が異常な極右であることがうかがえます。
 実際、昨今のゴルゴ13って「あくまでも俺の印象(きちんと調べたわけでは無い)」ですが常軌を逸した反中国ネタの漫画が多いんですよねえ。
 今日の産経ニュース(2/25分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで以前批判したこともありますが。

 そういえば「ゴルゴ13」が連載されてるビッグコミック

◆反中国のウヨ漫画『空母いぶき』(かわぐちかいじ
◆ウヨ雑誌「正論」(扶桑社)にウヨ漫画『それいけ! 天安悶』を連載するウヨ漫画家・業田良家の『機械仕掛けの愛』、『百年川柳』(但しこれらのビッグコミック連載作品に話を限れば別にウヨ的では無い)
◆ウヨ漫画家・黒鉄ヒロシの『赤兵衛』(いつもウヨテイストでは無いが、最近の『赤兵衛』は明らかに反中国などウヨテイストの落ちが多い)
石原都知事による築地市場豊洲への移転について批判意識ゼロの『築地魚河岸三代目』(画:はしもとみつお
◆近藤誠原作のトンデモ漫画で悪評だった『医者を見たら死神と思え』(画:はしもとみつお

が連載されている(あるいは連載されていた)ことで悪名高いトンデモ雑誌でしたね。


自民・岸田氏が「核全廃」本出版 9月に続き2冊目、来年総裁選へアピール - 産経ニュース
 安倍内閣外相時代にそんな言動は何一つしていなかった人間が今頃、何を言っているのか、何が核全廃だ、嘘つくな、ふざけるな、という冷めた思いしか持てませんね。浅井基文氏も21世紀の日本と国際社会|浅井基文のWebサイト掲載のブログ記事において批判していますが、正直「日米同盟」を口実に事実上「米国の核保有」を容認しながら「核全廃」などと口先で言っても何の説得力もありません。核全廃というならいわゆる「核五大国(米英仏中露)」、特に日本が「安保条約を結ぶ米国」にどう「核廃絶させるのか」という回答から逃げることは無責任でしかありません。そんないい加減な態度で「核拡散防止」ならまだしも「核全廃」などできるわけがない。


日商会頭 菅政権「上々の出足」、学術会議は「意図的に問題化」 - 産経ニュース
 まさか、学術会議問題で菅を擁護するとは唖然ですね。批判しろとは言いません。せめて「ノーコメント」程度の対応も出来ないのか。


国立大に弔意求める通知 中曽根元首相合同葬で文科省 官房長官「強制伴わない」 - 産経ニュース
共産・志位委員長、「内心の自由侵害」理由に中曽根氏合同葬欠席 - 産経ニュース
社民・吉田幹事長「認めがたい」 文科省の中曽根元首相弔意表明要請に - 産経ニュース

共産・志位委員長、「内心の自由侵害」理由に中曽根氏合同葬欠席 - 産経ニュース
 共産党志位和夫委員長は15日の記者会見で、文部科学省中曽根康弘*2元首相の内閣と自民党の合同葬に合わせて弔意を表明するよう国立大などに通知していたことを受け、参列予定だった合同葬を欠席する考えを示した。「内心の自由を侵害するさまざまな問題が明らかになっている以上、参加するわけにいかない」と述べた。

 「参列予定」と言うのが驚きであり、「中曽根政治(首相時代の国労差別、靖国参拝、防衛費増大、スパイ防止法制定画策、リクルート疑惑など)への否定的評価」から「中曽根の葬儀に巨額の税金がぶち込まれたことへの批判」「弔意の事実上の強制への批判」などに関係なく「そもそも参列拒否」かと思っていましたがそれはさておき。
 現役の首相が在任中に亡くなった「大平*3首相や小渕*4首相」ならともかく元首相にすぎない中曽根では、これは志位氏が言うように問題がありすぎでしょう。
 志位氏が「抗議意思の表明」として参列を拒否するのも当然だと思います。


野党、中曽根元首相への弔意表明めぐりヒアリング - 産経ニュース

 出席議員からは「弔意表明をしたかどうかの報告義務はあるか」「しなかった場合、人事や予算配分に影響はあるか」などの質問が出た。文科省の担当者はいずれも否定した。

 否定したところでそれを鵜呑みにするお人好しはいないでしょうし、各地の大学も報復を危惧し「要請に応じるところが多い」でしょう。
 いずれにせよ、現役の首相ならまだしも「元首相・中曽根」へのこうした「弔意の事実上の強制」は否定、批判されて当然です。


弔意表明を最高裁に依頼、内閣府 中曽根元首相の合同葬 | 共同通信
 行政機関限定でも酷い話ですがまさか最高裁にまで「全国の裁判所に、中曽根への弔意表明への協力を通知して欲しい(菅内閣)」とは全く正気では無い。そしてこんな要請を唯々諾々と受け入れる最高裁にも呆れます。そんなことは出来ないと何故拒否できないのか。
 もはや行政訴訟で国敗訴判決を期待することは「ほとんど望み薄」のようです。とはいえ、朝鮮学校無償化除外国賠訴訟でアレ、行政訴訟で戦うしか無いわけですが本当に絶望的思いを禁じ得ません。
 一日も早い菅の下野が望まれます。

*1:著書『コミンテルンルーズヴェルトの時限爆弾:迫り来る反日包囲網の正体を暴く』(2012年、展転社)、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(2016年、祥伝社新書)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(2017年、PHP新書)、『日本占領と「敗戦革命」の危機』(2018年、PHP新書)、『日本は誰と戦ったのか:コミンテルンの秘密工作を追及するアメリカ』(2019年、ワニブックスPLUS新書)、『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(2020年、扶桑社)など

*2:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*3:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、蔵相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*4:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』の筒美京平追悼、ほか(追記あり)

【最初に追記】
 筒美京平氏の死を知って、昔読んだ本を思い出した(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの拙記事をご紹介頂きました。いつもありがとうございます。
【追記終わり】

筒美京平氏の死を知って、昔読んだ本を思い出した(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を見ていて書くことを思いついた記事です。
 とはいえほとんど宇多丸 筒美京平を追悼する | miyearnZZ Laboの紹介ですが。宇多丸 筒美京平を追悼する | miyearnZZ Laboが紹介する番組については偶然小生もカーラジオで聞いていたので(もちろん筒美京平氏の死を知って、昔読んだ本を思い出した(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するパクリ問題などはさすがにこういう場では出てきません。とはいえ後で紹介する筒美京平さん死去 Jポップの基礎作ったヒットメーカー - 日本経済新聞はそれに触れていますが)。

宇多丸
 作曲家の筒美京平さん。皆さんもいろいろ報道なんかで御存じかと思いますが、お亡くなりになったという。10月7日にお亡くなりになっていることが分かったという。
 誤嚥性肺炎により亡くなられていたと。とにかく筒美京平さん。私が今さら説明するまでもないですが、本当に1970年代からこっちまで、本当に結構最近までまあすごい曲の数々をいっぱい生み出してきて。というあたりで、先ほども『Session』で南部広美さんの選曲で近藤真彦さんの『情熱☆熱風☽せれなーで』。こちらをかけていたということなんですけども。
 リスナーの方からも本当にたくさんメールいただいておりまして。どれにしようかな?。ラジオネーム「モルト」さん。
筒美京平先生の訃報に接し、改めて周りにある筒美サウンドの多さを感じます。歌謡曲からアニメソングまで、当然のように存在してる筒美サウンド。今どき、80歳という年齢はまだまだイケてる歳ですよね。日本の音楽界に残した功績は大きなものでした。これからも聞き続けます」。
 で、まさにそういうところこそ、筒美京平先生が目指された部分。これね、実は早めに言っておきますけども。来週の月曜日。NONA REEVES西寺郷太さんによるモータウン特集の後編を予定してましたけど、郷太くんは筒美京平先生と直接、お仕事をされているんですよね。『LOVE TOGETHER』。そして『DJ! DJ! ~とどかぬ想い~』という、この2000年の曲ですけども。筒美さん、プロデュースという形で一緒に楽曲を制作していて。
 そこで非常にいろんなことを学ばれたということはいろんなところで(中略)言ってますし、僕も直接いろんな話を聞いていて。郷太くんがなにしろ筒美京平先生のことを語るというのが一番いいであろうということで。来週は急遽、予定を変更しまして、モータウン特集の後編……これはいつでもできるといえばできるということで、西寺郷太くんによる筒美京平先生特集を来週、お送りすることになりました。
 なので詳しくはそちらを聞いてください。でもとにかく、先ほど僕が言おうとしたのはその「ポップ」っていうね。「ポップミュージック」って言いますけど、つまり「ポップ」っていうのは言ってみれば公共財っていうのかな? 公共財としてのポップっていうか。みんなのものだと。そのアーティストエゴとか、「俺のことを知って」とか、「俺のこの気持ちが……」とかじゃなくて、みんなの生活の中に入る、みんなに愛されるためにあるもの。それがポップで。
 もう本当にね、じゃあ筒美京平さんの追悼というか。その感じで曲を選びましょうっていう時、もうとにかく100人100色というか。1000人1000色というか。
(熊崎風斗(TBSアナウンサー))
 時代も問わずに……調べたらもう、どの時代にもみんなが知っているような名曲があって。
宇多丸
 そうなんですよ。だからもうみんな、腕まくりしちゃう。「じゃあ、筒美先生ならこれだ!」「いや、これだろう?」「あれだろう?」って。皆さん、それぞれにおありだと思うんですが。
 まずは2曲、かけようかなと思います。お聞きいただくのは1986年。作曲は筒美京平さん。作詞は松本隆さん。
 そして編曲は船山基紀さん。もうゴールデントライアングルですね。水谷麻里さんっていうアイドルの方が歌っていらっしゃって。後に時東ぁみさんがつんくプロデュースでカバーなんかしていて。では、お聞きいただこうと思います。水谷麻里さんで『21世紀まで愛して』。
 筒美京平先生、なにがすごいって、御年80歳。今のあれとしてはまだまだお若いって言いますけど。筒美さんの場合、そのお若さの意味っていうのは要するに、もう全然2000年代とか2010年代とかになってもまだまだ活動されていて。全然最近もバリバリにいい仕事されてるっていうところなんですよ。
(熊崎風斗)
 いい曲を送り出しているという。
宇多丸
 そうなんですよ。「かつては……」とか、そういうことじゃないっていうところ。だからやっぱり、そのひとつには筒美先生は「とにかくずっとポップ職人として仕事をし続けるということが大事だ」ということを郷太くんに教えとして言っていたみたいで。「とにかくいっぱい作り続ける。活動を続ける。曲を作り続けることが大事なんだ」っていう。このあたり、郷太くんが来週の特集でしてくれると思いますが。それを証明するかのような曲をお送りしたいと思います。
 いろいろあるんですけど。皆さん、いろんな曲をおかけになると思いますが、(中略)筒美京平さん作曲。そして作詞はまたまた松本隆さん。ちなみに松本隆さん作詞のコンビ、シングルとしてはこれが最後ということになるらしいですね。2008年の楽曲。そして編曲は本間昭光さん。というところで、2008年に生まれ筒美京平(ボーガス注:作曲)、またまたクラシックを産んでしまった。中川翔子さんで『綺麗ア・ラ・モード』。
(熊崎風斗)
 だからもう、ずーっとですもんね。
宇多丸
 そうなんです。ここでまたこのレベルの曲を……というか、もう最高傑作ぐらいのものを出しちゃっているみたいなね。まあ、しょこたんも本当にいい曲をもらったね。これね。彼女も大事に絶対に歌い継いでいくと思いますし。
 ということで来週月曜日はNONA REEVES西寺郷太さんによるモータウン特集を急遽変更いたしましての筒美京平さん特集になります。そして筒美京平さん。改めてご冥福をお祈りいたします。
 名曲の数々、私どもがあえて言うまでもなく、もう生き残ってしまうというかね。それがポップってことですかね。ということで2曲、かけさせていただきました。

 ということで比較的最近も筒美が「現役作曲家」として活躍していたことに触れるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』です。
 まあ全盛期と言えばおそらく

・1968年12月に発売された筒美作曲のいしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」が、オリコン週間1位を獲得。作曲家としての地位を不動のものとする。
・1971年、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」と、1979年、ジュディ・オングの「魅せられて」で日本レコード大賞を受賞(筒美京平 - Wikipedia参照)

した頃になるのでしょうが

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb43daae94ddf70d9e410e4992b2e9b50a1149c7
 タレントの中川翔子(35)が12日、自身のツイッターを更新。誤嚥(ごえん)性肺炎のため7日に死去した作曲家の筒美京平さん(享年80)を悼んだ。
 「綺麗ア・ラ・モードを作曲していただけたことは生涯の宝物です」と自身も曲を提供してもらったことに感謝し、「信じたくないです」と結んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b04323c5b72deb5d0c851a2896cf5a48e33ca025
 アイドルグループ「℃-ute!*1」や「Buono!*2」の元メンバー鈴木愛理(26)が、数々の名曲を作曲し世に送り出した作曲家の筒美京平さんを悼んだ。
 鈴木は12日、ツイッターを更新。「筒美京平さんの訃報を聞き、大変悲しい思いです」とつづり、「『星の羊たち』『紅茶の美味しい店』Buono!に素敵な楽曲を頂きました。儚くて美しいメロディ。どちらも新しい世界に飛び込ませてくださった大好きな曲」と、筒美さんから提供された楽曲についてつづった。
 また、同じくBuono!のメンバーだったBerryz工房*3夏焼雅ツイッターで筒美さんから提供された同楽曲に触れ、「とても素敵な曲をありがとうございました。これからもずっと大切にしていきます。ご冥福をお祈りいたします…」とつづった。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201012/k10012659581000.html筒美京平氏の死を知って、昔読んだ本を思い出した(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も紹介している記事ですが)
 1970年代以降はアイドル歌謡も多く手がけ、南沙織さんの「17才」、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」や「ギンギラギンにさりげなく」、松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」、小泉今日子さんの「なんてったってアイドル」など、黄金期を彩る数々の曲を生みました。
 さらに、のちの「JーPOP」にも大きな影響を与え、1990年代には小沢健二さんの「強い気持ち・強い愛」などを、2000年代にはTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」など世代を超えた人気楽曲を手がけ、これまでに作曲した作品数は3000曲近くにのぼっています。

筒美京平 - Wikipedia
 2013年には声優・竹達彩奈のシングル「時空ツアーズ」、2015年には野口五郎のシングル「再会タイムマシン」、2016年には声優・飯田里穂のシングル「青い炎シンドローム」を手がける*4など、作曲活動は晩年も盛んだった。

https://twitter.com/Ayana_take/status/1315537123047469056?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet
竹達彩奈
 筒美京平先生には時空ツアーズ、齧りかけの林檎、ちょこっとHONEYCOMBの3曲を書いて頂きました。どれも宝物のように大切な曲です。お亡くなりになったと聞いてとても残念です。またご一緒できたらと思っていました。ご冥福をお祈りします。

https://twitter.com/rippialoha?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
飯田里穂
 ソロでの初めてのアニメタイアップを筒美京平先生に作曲していただけた事が自分にとってすごく心の支えでした。
 これからも「青い炎シンドローム」大切に歌い続けていきます。永遠に宝物です。心よりご冥福をお祈りいたします。

ということで勿論「単なる名義貸し」の可能性もありますが、「素直に考えれば」2010年代という最晩年まで活躍していたと言うことになります。また「単なる名義貸し」と考えても「晩年まで筒美の権勢はそれなりにスゴイものだった(完全に『過去の人』になったわけではない)」とはいえます。
 さて他にも色々と筒美追悼記事を見てみましょう。
 まずは筒美京平さん死去 Jポップの基礎作ったヒットメーカー - 日本経済新聞
 筒美京平氏の死を知って、昔読んだ本を思い出した(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)での

>彼のパクリ方は、職業作曲家としては、もう信じられないくらいストイックな姿勢に裏打ちされたものだ。彼のパクリの基本となっているものはまず”日本でもそこそこのヒットになった洋楽”を扱っている、ということなのだ。で、そのメロディーがある程度浸透したであろう時期(約半年後)に作品を発表するわけ。なぜか? 売れる曲にするためである。すごい計算に裏打ちされたパクリなんだ。


 これを最初に読んだときは「はあそんなもんかいな」という印象だったのですが、ある程度人生経験を積んだ現在では「なるほどねえ」と思いますね。前なんかの本(たぶんこちらの本)を読んでいたら、宮川泰氏が筒美氏のことを「天才作曲家」と書いていた記憶がありますが、おそらくですが宮川氏の言う「天才作曲家」というのは、上のようなパクリの才能、既存の曲から売れる曲を作る才能といった部分を(も)評していたのかもしれません。最初は、「(も)」は入れず、また最後も「いたのでしょう」という表現だったのですが、やはり差しさわりがあるので、このような表現にしておきます。

という指摘に当たるのが

筒美京平さん死去 Jポップの基礎作ったヒットメーカー - 日本経済新聞編集委員 吉田俊宏)
 大学時代はジャズに打ち込み、就職したレコード会社で洋楽担当のディレクターを務めるなど、もともと洋楽好きだった。作曲家に転じてからは、関係者が「とてつもない勉強家だった」と口をそろえる通り、古今東西のレコードを聴いて勉強し作曲の幅を広げていった。
 まだ輸入レコードが手に入りにくかった60~70年代当時、新譜が入荷すると、いち早くまとめ買いして聴きあさった。ディレクターやプロデューサーが「夏のビーチのムードの曲をお願いします」と依頼すると「夏」や「海辺」などとテーマごとに仕分けした棚から何枚ものレコードを取り出して、それらを参考にしながら、全く新しい洋楽風の楽曲を生み出したと関係者から聞いたことがある。
 洋楽の最新ヒット曲のエッセンスを巧みに取り入れ、斬新な日本の歌謡曲として成立させる手腕は傑出していた。外国の文化を取り入れるのがうまいという意味では、(ボーガス注:あんパン、カツ丼など『外国文化を日本化することが得意な』日本人らしい?)極めて日本的な作家だったともいえるだろう。
 例えば、南沙織が歌った「17才」の曲想は、米国のリン・アンダーソンの世界的なヒット曲「ローズ・ガーデン」をほうふつさせたが、本土復帰直前の沖縄から来た17歳の女性が歌うにふさわしい快活な和製ポップスになっていた。
 岩崎宏美の「ロマンス」「ファンタジー」といった一連の初期のヒット曲も、世界的なブームになっていたディスコサウンドを日本の青春歌謡と融合させたものだった。

の指摘ですね。明らかに「差し障りがないようにそれなりに気を遣った書きぶり」とは思いますが追悼記事で良くこれを書いたな、という気はします。
 そもそも日経って経済新聞であって一般新聞でもスポーツ新聞でもないんですけどね(苦笑)。 
 筒美京平さん死去 Jポップの基礎作ったヒットメーカー - 日本経済新聞が触れる南沙織「17歳」については

17才 (南沙織の曲) - Wikipedia
 アイドル歌手・南沙織の歌手デビュー曲である。デビューへ向けたプロジェクトの中で南と作曲者の筒美京平が初めて顔を合わせた際、筒美から「何が歌えるの?」と聞かれた南が、リン・アンダーソンの「ローズ・ガーデン」が歌える、と答え、これが元になって筒美は「17才」を書いたという。

追悼・筒美京平さん 南沙織「17才」誕生秘話…シンガーの声に魅せられて 数多くの名曲生み出す (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
 長く仕事をともにした音楽プロデューサー、酒井政利さん(84)は、南沙織(66)のデビュー時を振り返る。
 酒井さんが2人を引き合わせたとき、南はレッスン室で筒美さんのピアノに合わせて、米国の女性シンガー、リン・アンダーソンのヒット曲『ローズ・ガーデン』を流暢(りゅうちょう)な英語で歌い上げた。
 「筒美さんは特に南の声が気に入っていたんです。アイドルという新しい歌手像を打ち出そうということになり、南の声に合わせて、『ローズ・ガーデン』風の明るいポップスに、繊細な少女の気持ちを描いた有馬三恵子さんの詞を乗せて『17才』は生まれました」

と言う指摘もあります。
 他にも筒美の「パクリの才能(?)」や「最晩年までの活動」についてはググったら

筒美京平死去。日本のポップ・ミュージックの礎を作った伝説の作曲家|THE MAINSTREAM(沢田太陽)|note
サザエさんのオープニングテーマが「実はモータウン・サウンド」と言う指摘があり、「本当だ!」と気づいた時にクレジット見たら「筒美京平」でそれを見て「あっ!」となった
・さらにいうと、(ボーガス注:サザエさんの)エンディングは60sのインストで流行ったハーブ・アルパートA&Mサウンドで。オールナイト・ニッポンのテーマみたいなやつですけど、これも筒美さんが作ってて、「侮れないな」と思ってですね。
・ちょうど南沙織の1971年のヒット「17才」が89年に森高千里のカバーでヒットしてた時に、日本の洋楽ヒットでも知られているリン・アンダーソンの「ローズガーデン」にそっくりだよ、ということをいう人がいまして。それも筒美さんだったことを知り、さらに郷ひろみの1972年のデビュー・ヒット(ボーガス注:『男の子女の子』)が、洋楽バブルガム・ヒットの名曲エジソンライトハウスの「恋のほのお」にそっくりとか、という話を聞いて。「ああ、筒美さんとは、巧みな洋楽翻訳者だったんだな」ということがわかって行きました。
・また岩崎宏美に戻るんですけど、聞き馴染みのあったこの曲*5をちゃんとレコード音源で聞いてみて「あっ!!」と驚いたんですね。これ、Aメロのバックのドラムのリズムは、フィリー・ソウルの代表アーティスト、オージェイズの「Back Stabbers」、これに代表されるフィリー・ソウルのドラム・パターンを完全に踏襲したものであることに気がついたんですね。
・1997年にはこれまでの先生の偉大なるヒットの軌跡を収めたCD8枚組ボックスセット「Hitstory」も出まして、しっかりと研究対象になるほど、尊敬も集めました。そのあとも、大きな目立ったヒットこそなかったものの、近年まで活動を継続していました。

なんてのが見つかりました。
 また、筒美自身も「影響を受けた」という物言いですが「こうしたパクリの指摘」については

「作家で聴く音楽」第二回 筒美京平
 曲を依頼されるミーティングでディレクターから「次は、こんな感じで」という指示がありましたが、海外のいろんな音楽にも影響を受けましたね。
 当時は、ダイアナ・ロスシュープリームスをやっていた頃のモータウンバート・バカラックカーペンターズA&MCTIVERVEのムードミュージック風のジャズなど、いろんな音楽がリアルタイムで出ていましたから。あと、ボサノヴァもはやっていたから60~70年代に音楽をやっていた連中はみんな影響を受けたんじゃないかな。
 外国の曲を聴くうえでも、どうすれば日本で売れるかを模索していましたよ。例えば、初期の頃にはオックスなどグループ・サウンズの曲を書いていたんだけど、メロディは歌謡曲っぽい。その延長線上に「ブルー・ライト・ヨコハマ」なんかがある。あれも歌謡曲なんだけど、サウンド的にはバカラックっぽいでしょう。でも、バカラックそのものじゃ日本の歌謡曲としては難しくなってしまう。
 当時はカーペンターズみたいに1つのジャンルとして成立しうる新しい音楽がリアルタイムで出てきた時代でしたからね。良い意味でのショックが大きくて、一ファンとして、一プロフェッショナルとしてとてもよく聴きました。
 ダンスミュージックと日本の歌謡曲の関係は深いんですよ。例えばソウル・ミュージックの中でもオージェイズなんかのフィリー(フィラデルフィア)・ソウルが好きでしたが、ソウルといってもポップな音楽だし日本の歌謡曲に近いと思いますよ。

として事実上「事実であることを認めている」ところです。
 次にhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/61387/

 作曲家筒美京平さんの訃報に接し、1969年の放送開始当初から筒美さん作曲の楽曲をオープニングで使用するフジテレビのアニメ「サザエさん」も12日、公式サイトで追悼メッセージを寄せた。
 スタッフ一同からのメッセージはサイトのトップページに掲載され「今でも変わらず番組に彩りと元気を与えてくれる素晴らしい楽曲を生み出して下さったことに、改めて感謝の意を表します」などと記した。

 次に【モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら】さようなら、「日本歌謡会社」の天才サラリーマン - 産経ニュース

《僕らみたいな職業作家は自分の好きな音楽を作ることが役割ではなく、ヒット商品を作るのが使命ですから》
《当時はよく冗談で言っていましたが、僕らは「日本歌謡会社」に勤めているサラリーマンなんですよ、って(笑)》

 是非はともかく筒美が自らを「芸術家」というよりは「売れ線商品を作る職人」と位置づけていたことが分かります。
 ということで「今後、追記するかもしれませんが」ひとまず記事を終わります。

*1:2005~2017年まで活動した女性アイドルグループ(2017年に正式に解散)(℃-ute - Wikipedia参照)

*2:2007~2017年5月まで活動した女性アイドルグループ(正式な解散は発表されていないが、2017年6月以降、活動休止状態)(Buono! - Wikipedia参照)

*3:2004~2015年3月まで活動した女性アイドルグループ(正式な解散は発表されていないが、2015年4月以降、活動休止状態)(Berryz工房 - Wikipedia参照)

*4:話が脱線しますが最近の若手女性声優はこのように「顔出しで歌を歌う」わけで完全にアイドル化していますね(この方面は小生は全く疎いですが)。

*5:ロマンス (岩崎宏美の曲) - Wikipediaのこと

今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年10月14日分)(副題:蓮池薫に突っ込む、ほか)

ミシガン州知事拉致計画の容疑者、バージニア州知事も標的=FBI | ロイター

 米ミシガン州のウィットマー知事(民主党)の拉致を企てた疑いで13人が逮捕された事件を巡り、米連邦捜査局FBI)の捜査官は13日、一部の容疑者がウィットマー知事の頭部銃撃やバージニア州知事(民主党)の拉致についても謀議していたと証言した。

 今や「拉致」でググるとヒットするのは「日本国民の関心が薄れた」北朝鮮拉致では無く、最近発覚したホットニュース「ミシガン州知事拉致未遂」です。大統領選期間中にこんなことを計画するというのだからおよそ正気の沙汰では無い。
 それにしても「ミシガン州知事だけで無く、バージニア州知事も拉致したかった(いずれも民主党系で反トランプ)」「拉致だけで無くミシガン州知事の頭部を銃撃する気だった(頭部を銃で撃って殺意が無かったなんて通らない話であり、明らかに殺人計画の自白でしょう)」て、どんだけトランプ支持層も危ない連中なのか。さすがにトランプも「切断処理に必死(あいつらと俺は関係ない)」ですが、この事件を契機にトランプには本当に今度こそ落選し、失脚して頂きたい。


北朝鮮拉致被害者の蓮池さん講演「踏み込んだ議論を」 神埼市で拉致問題を考える県民の集い|行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

 蓮池さんは、北朝鮮が国際的な経済制裁新型コロナウイルス、水害で厳しい状況にあると説明した。米中関係が悪化していることに触れ「中国が日本に秋波を送っている今、中国に拉致問題への協力を仰ぐなど、踏み込んだ議論もできるのでは」と解決の糸口について語った。

 「中国が日本に秋波を送っている」という「中国が日本に一方的にすり寄ってるか」のような認識は明らかにおかしい。
 日本と中国の関係はそのような「日本が一方的に上から目線を出来る関係」ではもはやないでしょう。
 むしろ「李克強首相訪日時に彼の北海道訪問に安倍が同行した日本」の方「秋波を送ってるのでは?」と思いますが『北朝鮮に対して一定の影響力のある中国』を拉致解決に使おうという主張自体は正論でしょう。正直当たり前すぎて、俺に言わせれば「踏み込んだ議論」でも何でもない(まあ、反中国ウヨの巣窟である家族会や救う会拉致議連からの予想される反発を考えれば「踏み込んだ議論」でしょうが)。
 拉致問題に対応するのに、中国と仲良くしていて損はない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う指摘の通りです。ただし「荒木、島田、西岡」と「反中国極右」が仕切る救う会がそう言う方向性を選択することは残念ながら無いですが。やはり拉致解決には「救う会と家族会の縁切りがまず必要だ」ですね。


新潟日報『曽我さん「こんなにも長い時間」、拉致被害者帰国18年で手記』

 新潟県佐渡市曽我ひとみさん(61)や柏崎市蓮池薫さん(63)、祐木子さん(64)夫妻ら北朝鮮による拉致被害者5人が帰国してから15日で18年を迎える。曽我さんが、帰国18年に合わせて新潟日報社に手記を寄せてくれた。

 「2020年10月15日で帰国から18年」だそうです。「俺もそうですが」、正直、ほとんどの人間は「ああ、そうなんですか、2002年10月15日に帰国したんですか?、すっかり忘れてました、ハハハ(苦笑)」でしょうね。
 たぶん「10月15日」に「帰国から18年」なんて記事も番組も、ほとんどのメディアがやらない。「拉致も本当に風化した」感がしますね。

 時間がありません。新政権になり、今まで以上にスピードを持って取り組み、拉致被害者全員が一日も早く家族の元に帰って来られるよう、心からお願いしたいと強く思います。

 「小泉訪朝から18年も経ってから今更?(呆)」ですね。


蓮池薫さん「北は日本の意志を見ている」 15日で帰国18年(1/2ページ) - 産経ニュース

 (ボーガス注:横田滋氏ら高齢化する拉致被害者家族が死去するなど)厳しい状況だが、拉致解決に向けて「好機が来ている」とみている。

 まさか蓮池薫氏が「台風直撃ガー」「コロナで外国人観光客が来なくて外貨不足ガー」「つまり北朝鮮は追い詰められている」「だから今が解決のチャンス」という荒木や西岡、島田並の与太を飛ばすようになるとは。「産経の捏造」を疑いたくなります。
 そんなに「講演しても出版しても拉致は解決せず、国民の関心も低下するばかり」に精神的に耐えられなくなってきたのか。
 むしろ「今、南北関係も米朝関係も一時期に比べたら大分良くなってる。中露はもちろん北朝鮮を支援している。今ほど拉致解決が難しい時期は無い。別に日本と交渉なんかしなくてもいくらでもやってける」が事実でしょうにねえ。

 拉致被害者家族会は、被害者全員の即時一括帰国を「譲れない一線」としており、蓮池さんも「日本政府も、その基本方針を維持するのは当然」と強調する。

 おいおいですね。そんなもん譲れない一線にしたら拉致は絶対に解決しませんよ。
 なぜなら第一に「政府認定拉致被害者の中におそらく死亡者がいる」から「全員帰国」など不可能だからです。
 たぶん横田めぐみさんは死んでるでしょう。ウンギョンさんの存在を認めながら、めぐみさんの存在を隠蔽するなんてのは不自然だからです。
 第二に「家族会、救う会」の「全員」は「政府認定拉致被害者限定」ではなく「特定失踪者」が明らかに入っていますが、国内で既に40人も発見されている特定失踪者は明らかに北朝鮮拉致では無い。
 北朝鮮拉致ではないものを「返せ」と言っても返せない。しかしこの産経記事が事実なら蓮池薫氏は気でも狂ったのか、それとも家族会や救う会に何か弱みでも握られて脅されてるのか、と聞きたくなりますね。

 蓮池さんは「北朝鮮は『まだ救出運動を続けるのか』と重圧を感じる。世論も盛り上がれば『もうごまかしきれない』と思い知るだろう。その動きはきっと北朝鮮にいる被害者にも伝わるはず」と話す。

 「はあ?」ですね。「拉致が解決しないのは拉致への関心を失い、風化させた日本国民が悪い」と他人に責任転嫁する気なのか。
 はたまた「今からまた世論を盛り上げる」とでも言う気なのか。どちらにせよ非常識の極みでしょう。

「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2020年10月14日分)

北朝鮮の美人女優、ウ・インヒの公開処刑より思う―有田芳生参議院議員はこの事件を御存知でしょうかー
 黒坂が何が言いたいのかさっぱり分かりません。黒坂も本気で有田氏*1に質問してるわけでは無く、嫌がらせのつもりでしょうが、これのどこが嫌がらせになってるのかはさっぱり分かりません。
 もしかして「有田は拉致問題について北朝鮮との交渉を主張するが、公開処刑などする野蛮な国と交渉なんか成り立たない(ボーガス注:当然、黒坂は日朝国交正常化などは支持しないでしょう)」とでも言いたいのか(ならば「最初からはっきりそう言え」という話ですが)。
 しかし「北朝鮮とは交渉しない」でどうやって拉致を解決するのか。まさか「自衛隊の特殊部隊で救出する」とでも言うのか。
 そもそも安倍や菅、家族会や救う会ですら少なくとも建前では交渉を否定しません。
 そして「金丸*2訪朝での第18富士山丸船長、機関長帰国」「小泉*3訪朝での拉致被害者帰国」でわかるように「日朝交渉による拉致被害者帰国」は充分可能性があるわけです。
 黒坂は金丸訪朝や小泉訪朝を全否定するのか。
 もちろん「日朝交渉の主張」は「北朝鮮の全面肯定(例えば、黒坂が持ち出した『公開処刑』の肯定)」を意味するわけでは全くない。
 大体、その黒坂の理屈なら日本は例えば

◆リトビネンコ暗殺疑惑などの疑惑があるロシア
◆反体制派ジャーナリスト暗殺疑惑のあるサウジアラビア

とは「今すぐ国交断絶すべき」なのか(まあ例は何でもいいですが)。国交を結び続けることはロシアやサウジアラビアの「疑惑」を擁護していることになるのか?。あるいは逆に黒坂の認識では「日本が国交を結んでる国」は全て「人権面において何一つ問題が無い国」なのか?。
 まさかそんなことは黒坂ですら言わないでしょうが、「ならばなぜ北朝鮮の時だけ、人権問題を口実に拉致問題での交渉や国交正常化を否定するのか」と言う話です。
 しかし黒坂や西岡救う会会長、島田副会長、荒木特定失踪者問題調査会代表など「拉致を北朝鮮叩きや九条改憲に悪用しようとする」「本心では拉致を解決する気などかけらも無い」ウヨしか「救う会」にはいないのだから、家族会が救う会と野合し続ける限り拉致が解決しないのも当然と言えるでしょう。
 別記事でも書きましたが、拉致を解決したいなら、家族会は今すぐ救う会拉致議連と言った「拉致を九条改憲などに悪用しようとするウヨ」と縁切りした上で、蓮池透氏と和解すべきでしょう。とはいえ正直な話、そんなことはいつまで経っても家族会には出来ないだろうと俺は諦めていますが。

黒坂真リツイート
 清水ただし議員。日本共産党を嫌う人が多い理由の一つは、日本共産党自衛隊解散、日米安保廃棄で日本国家の国防力を皆無にする事を目指す政党だからです。
清水ただし*4
 共産党が反対しているから「都構想」は正しいと、本気でお考えですか?。前回は(ボーガス注:住民投票で)否決され、今も多くの人が反対しているのが「都構想」です。もっと言えば自民党員も反対していますし、さらに言うと吉村知事は支持するけど「都構想」に反対している人もいます。市民を侮辱するのはやめた方がいいですよ。

 唖然ですね。「国防力皆無」云々自体が完全なデマですがそれはさておき。「ボットかよ(呆)」ですね。
 大阪都構想に対する清水ツイート「都構想を批判してるのは共産だけでは無い。共産党だけが都構想批判をしているかのようなデマを垂れ流すのを維新は辞めなさい!」に対して、黒坂(大阪経済大学教員なので一応大阪府民)のリツイートは「都構想」に何一つ触れず、何一つかみ合っていません。
 あまりにも酷いので「黒坂を誹謗するためのボーガスの捏造」と思う方も居るかもしれませんが「マジ」です。黒坂の場合、この種の頭痛がするリツイートは全く珍しくありません。
 正直「共産党による大阪都構想批判についてまともに反論する能力が無いからこんなくだらない因縁を付けてるのだろう」と疑われても文句は言えない。当然ながらまともな人間はこんなリツイートはしない。
 島田洋一櫻井よしこなど他の極右連中と比べても黒坂のキチガイ振りは常軌を逸しています。

*1:参院議員(立憲民主党)。作家。著書『歌屋 都はるみ』(1997年、文春文庫)、『私の家は山の向こう:テレサ・テン十年目の真実』(2007年、文春文庫)、『ヘイトスピーチとたたかう!』(2013年、岩波書店)、『50分でわかる!立憲民主』(2019年、弓立社新書)など

*2:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣副総理、自民党副総裁(宮沢総裁時代)など歴任。

*3:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*4:衆議院議員日本共産党中央委員、党大阪府委員会副委員長