なんかモヤモヤする話(女性スポーツ選手の盗撮云々など)(追記あり)

スポーツによって、選手によってもいろいろ考えは違うものだと思う(ビーチ系スポーツや陸上におけるビキニ着用について) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

 ビーチバレーという新興スポーツがオリンピックの種目になるまでには、様々な戦略が遂行されたわけで、おそらくビーチバレー界の幹部たちの思惑に「セクシー系で売ることも辞さない」という考えはあったはず。ビキニのユニフォームもその一環のはずです。そしておそらくですが、ビーチハンドボールにもそのような考えがあるのでしょう。そんなことは公然と語られるかどうかはともかく、誰しも感じていることであるわけで、特に気にしない選手も大勢でしょうが、心に引っかかっている人たちもたくさんということでしょうか。

 まあそうなんでしょうが一方で以下のような話も。

アスリート盗撮防止、JOCと警視庁が連携強化 五輪控え: 日本経済新聞
 性的な意図でアスリート画像を撮影、拡散する行為が問題になるなか、日本オリンピック委員会JOC)などスポーツ7団体と警視庁は5日、東京都内で意見交換会を開き、悪質な事案について情報交換するなどの連携体制を確認した。東京五輪の開催が間近に迫り、被害を防ぐ体制づくりを急ぐ。
 終了後、JOC山下泰裕会長は「アスリートの写真や動画を悪用したハラスメントがなくなるように努めていきたい」と述べた。警視庁の小林義明生活安全部長も「アスリート団体の対策と取り締まりの両輪が必要だ」と応じた。

オリンピック 体操女子 独代表がボディースーツのユニフォーム | 体操 | NHKニュース
 25日に行われた体操女子の予選では、ドイツの選手たちが、従来のレオタードではなく、全身を覆うボディースーツのユニフォームで演技を行いました。
 体操女子では、選手たちがレオタードを着用して演技を行ってきましたが、今大会のドイツの選手たちは全身を覆うボディースーツのユニフォームで出場しました。
 ドイツの選手はボディースーツのユニフォームをことし4月のヨーロッパ選手権でも着用しています。
 その背景には、女性アスリートの盗撮被害や性的な目的での画像の拡散が問題になっていることがあげられます。
 ドイツの体操協会はこのユニフォームを導入した理由について、SNSで「体操の性的な問題について女子アスリートが不安になることなく美しさを示すため」などと記しています。

独体操女子、全身スーツで五輪に臨む 性的目的の撮影に対抗(ロイター) - Yahoo!ニュース
 独体操女子チームは25日に行われた東京五輪の予選で、全身スーツを着用して競技に臨んだ。同チームは、従来のレオタードだけではなく、女性にとって快適な服装を選ぶ権利を主張している。
代表メンバーの1人、サラ・フォス選手によると25日の競技前に服装についてチームで話し合い、足首まで伸びるレギンスとレオタードの性質を併せ持つユニタードの着用を決めたという。
近年、女性アスリートの盗撮や、性的な目的での撮影が問題となっている。

五輪、放送から性的映像を排除 アスリートの被害に対応 | 共同通信
 東京五輪で国際映像を供給する五輪放送サービス(OBS)が、過剰に性的な意図が感じられる女子選手の映像を排除する意向を示した。AP通信が27日までに伝えた。OBS最高経営責任者のヤニス・エクサルコス氏は「私たちの報道で体の一部の詳細や近影といった、過去に目にしていたのと同じものは目にしないことになる」と述べた。
 五輪では体操女子ドイツ代表がレオタードではなく「ユニタード」と呼ばれる足首までを覆うボディースーツで競技するなど、深刻化する女性アスリートの性的な撮影被害への対応が求められている。同氏は性的画像根絶の先に五輪が掲げる男女平等の目標があるとした。

 「女性選手の盗撮とか性被害をなくそう」云々つう話です。
 で「盗撮」と「セクシー系で売ること」と「厳密に言えば違う」わけです。
 また「体操業界(レオタード廃止論の登場)とビーチバレー、ハンドボール業界(ビキニでセクシー路線)」などと言う違いもある。
 が、まあなんかモヤモヤします。なんか矛盾しねえかと。あえて言えば「体操業界の方向(つまりセクシー路線を売りにしない方向)にビーチバレー業界も行くべきと違うのか、ビーチバレーが今のまんまでええんか」と。
 セクシー路線で売るスポーツの存在を容認しながら(つまり性犯罪予備軍を呼び寄せるようなことをしながら)一方で「盗撮は犯罪です」つうのもなんかしっくりこないような気が。

【追記】
 コメント欄で浅尾美和についての指摘がありますが、浅尾美和 - Wikipediaによれば彼女は

三重県立津商業高校で1年時よりレフトアタッカーとしてレギュラーを獲得。在学中、2年連続春高バレー出場、インターハイ、国体には3年連続出場し、3年生時はキャプテンを務めた(つまりは才能が全くないわけではないが、とはいえ全日本代表などそこまでの逸材でもない)。
◆高校卒業後、日本ビーチバレー連盟会長の川合俊一からスカウトされ、ビーチバレーに転向。タレント活動を競技生活と並行して行い、ファッションモデルやグラビアモデルとして人気を獲得
◆2008年の北京五輪代表を目指し世界を転戦していたが、出場に必要な世界ランキングにおいて上位にはるか及ばず、代表権を得ることは無かった。なお、五輪期間中はタレントとしてテレビ中継番組に出演した。
◆2012年12月10日、現役引退を所属先の事務所を通じて発表。2013年4月2日、一般男性と結婚し、岐阜県可児市へ引っ越した。2014年12月16日、長男を、2016年11月27日、次男を出産。

とのことです。

参考

「トイレの前までファンの列が…」元 “ビーチの妖精”浅尾美和がフィーバーを振り返る | 文春オンライン2020.12.18
「高校生の時、当時の事務所から初めて『ビーチバレーをやってみませんか?』と言われて。同時に、『ビーチバレーの広告塔になってほしい』とも言われました。まだ18歳でしたし、“自分が広告塔”ということに対して、どうしてもイメージが湧かなくて…。当時、『何年後かにはテレビでCMに出ているよ』と言われても、信じられなかったと思います(笑)。
 でも、『ジャンクSPORTS』のビーチバレー対決に出演させてもらって、ダウンタウンの浜田(雅功)さんと対決させてもらったりして。そうしたら、テレビの影響は本当に大きくて、あれよあれよという間に会場が満席になりました。試合でも観客のみなさんからの拍手が大きかったのはすごくうれしかった。まさか、自分がそんなふうになれるなんて思っていませんでしたから」
 その人気は凄まじかった。ピークとなった2007年の国内ツアー各地には前年の4倍もの観客が駆け付けたこともあった。これにより、会場にはそれまでなかったスタンド席が設置され、メディアの数もそれまででは考えられないほど増え、一大会で100~150ほどの媒体が取材に訪れるほどだった。
 浅尾は文字通り、「広告塔」になった。
 それまで埋もれていたビーチバレーという競技はこれまででは考えられないほどにメディアに露出する機会も増え、れっきとしたオリンピック競技として知られるようになった。
 しかし、人気の渦中にいた本人は、現役時代を振り返って「なかなか満足のいく結果が残せなかった」という。2009年8月のビーチバレージャパンでは優勝したものの、国内ツアーでは一度も頂点に立つことはできなかった。西堀健実(現トヨタ自動車)と組み、北京オリンピック出場を目指していた頃には、表彰台の一番上に立てない浅尾に“万年3位”という心無いレッテルも貼られた。
 アイドル並みの人気とそそがれる熱視線は、プレッシャーとなって浅尾の肩にのしかかった。
知名度が上がってきても、その頃の私はまだビーチバレーを始めて3年目。全然実力が追いついていませんでした。アスリートは結果がすべて。それは自分でもわかっていたので、試合に負けたのにインタビューを受けなければいけないことが苦痛で…。 
 自分の言葉がどんなふうに書かれるんだろう、と思い詰めたこともありました。試合に勝った先輩を優先してほしいと、心底思っていました。それに一緒に取材を受けてもらうパートナーにもいつも申し訳なかった。当時は自信もなかったし、注目されることをプラス思考に考えられなくて…若かったなと思います」
 誰もが知っているような有名アスリートは、大きな大会で結果を残したことで注目を集め、それに比例して競技環境が整っていくのが通例だ。
 しかし浅尾のスタート地点は、それとは逆。最初にあまりに人気が先行してしまったため、結果的にそれを追い越すことができなかった。
「段々と国内ツアーで3位さえも取れなくなって。もちろん私が『浅尾美和』なんですけど、どんどん自分自身が遠い存在になっていきました。イメージしていた自分と現実の自分が一致しなくなって。目標に向かって進めなくなったんです」
 そうして引き際を決めた浅尾は2012年、26歳の若さで現役を引退した。
 今振り返ると、現役で活躍した期間はわずか8年間に過ぎない。本人が満足のいくプレーをできていた期間で言えば、さらに限定的な間ということになる。
 にもかかわらず、多くの人々の記憶には浅尾という選手の記憶が色濃く刻まれている。
 その姿も、人気も、華のあるプレーも含め――彼女の存在というのはそれだけエポックメイキングなものだった。
 各方面からの過剰なまでの大きな期待を背負い続けながら、一般的にはマイナーと言っていいビーチバレーという競技の知名度を上げた功績は、唯一無二のものだろう。

母になった浅尾美和がいま語る現在地 「子どもにビーチバレーを見せたくて」 | 文春オンライン2020.12.18
 最近では、女子アスリートへの盗撮被害も話題に取り上げられたばかり。
 水着をユニフォームとしていた浅尾自身も、競技とは関係ない胸や下半身などをクローズアップした報道や、肖像権を侵害するような盗撮写真がネットに流出することもあった。
「現役時代は、事務所からそういう類の写真は気分が悪くなるので決して見ないように、と言われていたので、それをしっかり守って本当に見ないようにしていました。
 でも、ビーチバレーの写真は純粋にスポーツとして見たら、迫力もあって、筋肉も躍動してすごくかっこいいんです!」
 盗撮や気分を害する写真などは言語道断ではあるが、一方で報道などでの露出を期待するスポンサーにより競技を継続できているという現実もあり、その線引きは非常に難しいと浅尾はいう。
 浅尾という人気選手の出現により、ビーチバレーの大会運営側は2007年以降、観客席からの望遠カメラによる写真撮影を禁止している。メディアにおいては、試合報道以外の目的による媒体は取材不可という規制も生まれた。
 これまで多くの女子アスリートが被害を受けてきたと思われる盗撮問題。
 長い年月を経て、日本オリンピック委員会らスポーツにかかわる7団体は2020年11月13日、「アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行為」という声明文を発表した。今後は盗撮防止策、SNS上で身を守る方法を提案していくという。
(中略)
 いまはタレントとして充実した日々を送っている浅尾は来年2021年、選手時代には届かなかったオリンピックという舞台に「聖火ランナー」という形でたずさわる予定だ。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/27分:西岡力の巻)

救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.09.06)菅首相退陣と拉致問題−救う会テレビ44
 菅退陣は「拉致問題ではなく」コロナ蔓延が理由であり、総裁選でも「拉致が争点となる可能性がない(新総裁が誰であれ、惰性で現状が維持が続くだけ)」以上、この西岡の文章は馬鹿馬鹿しい駄文でしか有りません。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.09.13)条件拉致 曽我ひとみ・ミヨシさん事件
救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.08.23)条件拉致−蓮池さん夫妻事件 救う会テレビ42
救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.08.12)条件拉致−地村さん夫妻事件
 馬鹿馬鹿しいですね。何が馬鹿馬鹿しいか。
 まず第一に蓮池夫妻や地村夫妻、曽我親子の拉致を「条件拉致だ」と決めつけるまともな根拠がない。第二に「条件拉致」なら何がどうだというのか。
 そんなことは「仮に事実だとしても」、「拉致被害者の帰国」や「拉致実行犯の処罰」につながる話ではなく全く無意味です。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.08.11)人民軍指揮官・政治委員講習会に見る金正恩の健康不安と軍の動揺
 ろくな根拠もないのに「金正恩の健康不安」、「軍の動揺」とほざく、いつもの「北朝鮮崩壊するする詐欺」です。まともに相手するのも馬鹿馬鹿しい。そもそも仮に健康不安などが事実だとしても、「そんなこと」と「拉致の解決(西岡ら救う会の建前上の活動目的)」と何の関係もありませんが。
 皮肉なのは
1)小泉訪朝後18年に及ぶ拉致敗戦とその結果としての拉致の風化
2)五輪(パラリンピック含む)、コロナ禍というビッグニュースによって西岡の与太など世間に完全に無視されてることですが。
 西岡のウヨ仲間ですら今「熱心にやってる」のは「ウイグルガー、香港ガー」の「中国叩き」であって北朝鮮叩きではないでしょう。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.07.26)軍最高幹部2人叱責の理由−救う会テレビ38

 私は先週の土曜日に菅総理に呼ばれて3、40分話をしました。

 菅もまさか本気で西岡なんか評価してないでしょう。西岡ら巣くう会に攻撃されるのを恐れて丸め込もうとしてるだけでしょう。とはいえ「西岡なんか呼ぶな」ですが。

 オリンピックが終わって、9月の政治の季節、自民党の総裁選挙や総選挙が終わって、北朝鮮は菅政権が安定してると判断したら、秋に拉致問題が大きく動く可能性が見えてきたのかなという風に思っております。

 大笑いですね。コロナ失政による支持率低下で『五輪(パラリンピック含む)が終わるまでは解散できない』『いや五輪が終わってもワクチンがある程度普及しないと解散できない』などという菅政権のどこが安定してるのか。
 正直、今後の政治動向では『菅では選挙に勝てない』と、いわゆる「菅おろし」が起こる可能性すらある。
 どっちにしろ「お土産なし」では北朝鮮は動かないでしょう。
 そして小泉政権から「第一次安倍、福田、麻生、鳩山、菅直人、野田、第二~四次安倍、菅義偉」と首相が替わっても「小泉訪朝での5人&『5人の家族』帰国」以外は、「拉致問題がまるで動かなかったこと(ストックホルム合意の時は多少期待しましたが、結局成果なし)」を考えれば、「菅政権が安定しようがすまいが」よほど日本が「かなりのお土産」でも提示しない限り、動かないとみるのが自然です。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.07.26)金正恩激やせの理由-救う会テレビ37
 勿論彼が「なぜ痩せたか」なんて「彼の健康診断をする」か、「彼の健康診断データ入手」でもしないと解りませんが、そんなことができるわけもなく、結局「痩せた理由」は解る話ではありません。可能性としては「ダイエットによる健康な痩せ方」もありうる。
 しかし巣くう会会長の西岡*1ですから「根拠レスで重病説」です。全くお話になりません。もちろん重病であろうとそんなことは「救う会の建前上の目的」である「拉致被害者の帰国」と全く関係ありません。

*1:麗澤大学客員教授モラロジー研究所歴史研究室長(モラロジー日本会議の構成団体の一つで麗澤大の母体)。著書『暴走する国家・北朝鮮』(1999年、徳間文庫)、『北朝鮮に取り込まれる韓国』(2004年、PHP研究所)、『日韓「歴史問題」の真実:「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か』(2005年、PHP研究所)、『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(2006年、PHP研究所)、『よくわかる慰安婦問題』(2012年、草思社文庫)、『朝日新聞「日本人への大罪」:「慰安婦捏造報道」徹底追及』(2014年、悟空出版)、『横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかない』(2015年、PHP研究所)、『ゆすり、たかりの国家北朝鮮・韓国』(2017年、ワック文庫)、『でっちあげの徴用工問題』(2019年、草思社)、『歴史を捏造する反日国家・韓国』(2019年、ワック文庫)、『日韓「歴史認識問題」の40年:誰が元凶か、どう解決するか』(2021年8月刊行予定、草思社)など。なお、麗澤大は他にも古森義久高橋史朗(元つくる会副会長)、八木秀次日本教育再生機構理事長)が教員として所属する札付きの右翼大学。

珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年7/27日分)(副題:今日も高世に悪口する)

ワクチン接種 自治体の叫び - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 俺は「巣くう会、家族会の太鼓持ち幇間」高世には憤りや憎悪しかないので、今日も高世を罵倒します。

 猛暑が続く。ウナギでも食べようか。

 ちなみに今年は「7/28」が「土用の丑の日」ですね。なお、小生もウナギは好きであり、かつ「丑の日」「大晦日(年越しそば)」などの「イベント(?)に乗りたがる性格」なので「従来、丑の日にウナギを食べています」し今年も食べる予定ですが、【土用の丑の日】ウナギを「食べ過ぎてはいけない」道徳的な理由(吉永 明弘) | マネー現代 | 講談社(1/6)等が指摘するように1)ウナギは絶滅危惧種、2)ウナギの生態はよくわかってないことが多く、完全養殖はまだ実現していないことを考えると若干の後ろめたさはあります。
 なお、

土用の丑の日 - Wikipedia2021年の「土用の丑の日」はいつ?意味や由来、鰻を食べる理由は?鰻以外の食べ物・風習・行事をチェック! | 小学館HugKum参照
 春の土用の丑には「い(いわし、イチゴ、インゲン豆、芋、イカなど)」、夏の土用の丑には「う」、秋の土用の丑には「た(大根やタマネギなど)」、冬の土用の丑には「ひ(ひじきやヒラメなど)」の付く食べ物をとると良いとされ、特に夏の土用の丑の日には鰻を食べる風習が江戸時代からみられる。鰻以外には瓜、梅干、うどん、うさぎや馬、牛の肉などを食する習慣もあったようだが、今日においては殆ど見られない。
 日本で「暑い時期を乗り切るために、栄養価の高いウナギを食べる」という習慣は万葉集にも詠まれているように古代に端を発するとされるが、土用の丑の日に食べる習慣となったのは、文政5年(1822年~1823年)当時の話題を集めた『明和誌』(青山白峰著)によれば、安永・天明の頃(1772年~1788年)よりの風習であるという。鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、「平賀源内が発案した」という説が最もよく知られている。しかし、平賀源内説の出典は不明で信用性が怪しい。

とのことです。なお「夏の土用の丑の日」以外の風習は廃れたので今や「土用の丑の日」と言えばほぼ100%「夏の丑の日」のことを言います。

 最近おもしろく観た番組に、BS1スペシャル「ワクチン接種 自治体の叫び~埼玉対策チームの4か月」(6月26日放送)がある。
 制作は、ドキュメンタリーでは老舗の「パオネットワーク」だった。

 つまりは「ドキュメンタリー冬の時代」だろうが、まともなドキュメンタリー制作会社「パオネットワーク」は生き残るわけです。高世のジンネットが倒産したのは「社長・高世と部下たちがろくでもないゴミだから」、ただそれだけの話です。
 高世は会社の倒産について「ドキュメンタリー冬の時代」と言い訳したがりますが。

 自治体の公務員の奮闘ぶりには頭が下がり、応援したい気持ちになる。
 ワクチン接種がうまく進まないのを県や自治体の「お役所仕事」にあると批判する市民が番組には登場していたが、自治体の公務員たちがかわいそうだ。
 それにしても国の朝令暮改ぶりと無理難題をふっかける横暴さはひどい。

 「巣くう会、家族会の太鼓持ち幇間」高世が良くもふざけたことが言えたもんです。
 ワクチン問題では「国が自治体(例えば埼玉県)に対して横暴だ。ろくに支援もしないで丸投げの上に、無茶苦茶タイトなスケジュールを強要している」と言う高世ですが、「巣くう会、家族会の、外務省、警察庁などに無理難題をふっかける横暴さ=特定失踪者デマや田中均氏への誹謗など」を批判するどころかそれに加担したのは高世ではないのか。巣くう会や家族会の主張(例えば田中均氏への個人攻撃)なんか「ワクチン問題での菅政権の無為無策」がかわいく見えるほどの酷さだったでしょうに。
 「地方自治体職員を応援したい」という高世は「外務省の日朝交渉」「蓮池透氏の救う会批判」を応援する気はないのか。
 結局、高世という男は「自分にとっての安全パイ(ワクチン問題で批判される菅政権)」しか批判できない上に、「保身や拉致利権のため」に巣くう会や家族会の無法(田中均攻撃など)に加担し、今になっても(内心はともかく公には)謝罪も反省もしないのだから論外のクズです。ジンネットが倒産したのも「自業自得」と言うべきでしょう。この男にはジャーナリストを名乗る資格など何一つない。
 そういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う言葉を高世には贈呈したい。「ワクチン問題で自治体に無理難題をふっかける国の横暴さ」とやらに憤慨する「ご立派な人格(勿論皮肉)がある」のならとっとと田中均氏などに「巣くう会の無理難題に加担してすみませんでした」と謝罪したらどうなのか。いい加減、巣くう会の「特定失踪者デマ」を批判したらどうなのか。
 なお、高世の「巣くう会、家族会の太鼓持ち幇間ぶり」については
北朝鮮が崩壊する前に自分の会社を倒産させた無様で無残な話 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.4.28
けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.5.25
巣食う会とか家族会系の連中とかかわった北朝鮮関係の言論人は、その後ろくな状況でないと思う(関川夏央や高世仁、恵谷治、李英和ほか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2021.7.14
を紹介しておきます。高世のような「腐れカス」には憤りや憎悪といった負の感情を禁じ得ません。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/27分:荒木和博の巻)

北朝鮮はなぜ拉致をしたのか(R3.7.27): 荒木和博BLOG

 令和3年7月27日火曜日のショートメッセージ(Vol.480)。今日と明日、前編、後編でなぜ拉致が行われて長年続いたのかというお話をします。今日はまず北朝鮮側の事情。気合が入って話が長くなりました。再生速度を上げてお聞き下さい。

 11分12秒の動画です。説明文だけで見る気が失せます。荒木動画を批判するために、俺は一応全部見ましたが、実際見る価値は全くありません。
 何が馬鹿馬鹿しいか。まず第一に「拉致問題の解決(拉致被害者の日本帰国)」においてそんなことはどうでもいいことです。
 拉致の犯行動機を知らないと「拉致問題が解決しないわけではない」。
 これは何も北朝鮮拉致に限りません。
 北方領土の返還において*1、「なぜソ連北方領土に侵攻したか」なんてことを議論する必要があるのか。まったくないですよね。そんなことよりも「どうすればロシアが返還してくれるか?」「返還された場合の北方領土在住ロシア人をどうするか。日本国籍を与えて、ロシア系日本人として受け入れるのか。それとも全員、ロシア本土に移住してもらうのか?」を考える方がよほど重要です。
 あるいは「犯罪の防止」あるいは「犯罪者の社会復帰(犯罪者の更生)」において「犯罪者の犯行動機」を知る必要があるのか。まあ、「動機が解ればそれに越したことはない」でしょうが、必ずしもそんな必要はないですよね。
 「監視カメラの設置(犯罪の防止)」「出所後の生活支援(社会復帰)」などの方が有益ではないか。
 第二にそんなことはわかりようがない。
 まあ、様々な状況証拠から「日本人になりすまして韓国に入国するため」「北朝鮮工作員日本語教師にする(例:金賢姫日本語教師だったとされる李恩恵拉致被害者田口八重子さんとみられる))」「よど号グループの結婚相手にする」とかいろいろな説はある。
 ただそれは、あくまでも「状況証拠による憶測」でしかないですからね。「拉致実行について決定がされた会議記録」でも出てくれば話が別ですが。
 結局、1)「拉致解決という意味」では「知る必要もないこと」を、2)「所詮、憶測しか結論が出せない物」を議論しても何の意味もない。荒木のバカさにはいつもながら心底呆れます。
 それにしても荒木が「北朝鮮拉致は当初は勿論、目的意識があったが、その目的を果たせないまま、途中から惰性でやっていたんじゃないか」つうのには「お前が言うな」と吹き出しました(まあ、俺も正直「どれほどの意味があったのか?」「そういう面もあるかも?」とは思いますが)。
 何で吹き出したか。むしろ惰性で活動をやってるのは荒木ら巣くう会や特定失踪者問題調査会ブルーリボンの会の方じゃないのか。何せ「どう見ても拉致解決に役立つとは思えない行為」、いやそれどころか「アンチ北朝鮮」と言う意味でも「意味あるのか?」つう行為しかやってないですからねえ。今更「めぐみへの誓い」なんて「横田めぐみの映画」なんか作って何の意味があるのか。それにしてもこんなくだらないウヨ映画が遺作になってしまった「小松政夫」には「大ベテランなのに」と本当にがっかりですね。伊東四朗の「スパルタの海 - Wikipedia」主演並みの黒歴史でしょう。
 そして荒木が「2002年の小泉訪朝後も、いや2021年の今でも北朝鮮は拉致を行う可能性がある」と放言してるのには絶句ですね。要するに「可能なら今後(2021年8月など)失踪する人間すら特定失踪者認定します」という自白です(但し、失踪者リスト | 特定失踪者問題調査会によれば、現時点では『平成15(2003)年10月5日失踪の高見到氏』が一番最新の特定失踪者のようですが。もちろん2002年9月の小泉訪朝以降の失踪である高見氏の失踪が北朝鮮拉致の可能性は皆無ですし、荒木もまともな根拠で認定したわけでは全くありません)。こんなんでどうして北朝鮮拉致問題で日朝交渉したがるのか。
 日朝交渉しないでどうやって拉致を解決するのか。解決するわけがない。家族会が拉致を解決したいなら「2021年の今現在でも北朝鮮拉致があり得る」とデマを飛ばす荒木ら巣くう会とは縁切りすべきです。そして早急に蓮池透氏の除名を撤回し、彼と和解すべきです。
 なお、「北朝鮮を免罪する気は全くない」ですが拉致(強制連行や強制労働を含む)は何も北朝鮮限定ではないことは留意しておくべきでしょう。
 殺害するための拉致としては、俺が知ってる物では

金大中拉致】(韓国朴正熙政権:米国の政治的圧力で殺害を諦めますが)
コンドル作戦 - Wikipedia】(南米軍事政権による反体制派弾圧)

がある。
 北朝鮮拉致のように「何らかの形で使うこと」を目的にした拉致(強制連行や強制労働を含む)としては、俺が知ってる物では

【戦前日本の中国人強制連行、強制徴用】
 有名な物としては花岡事件 - Wikipedia劉連仁 - Wikipedia氏の存在があります。
 また、中国人強制連行、強制徴用については
◆杉原達*2『中国人強制連行』(2002年、岩波新書)
◆西成田豊*3『中国人強制連行』(2002年、東京大学出版会
◆西成田豊『労働力動員と強制連行』(2009年、山川出版社日本史リブレット)
などの著書があります。
【戦前日本の朝鮮人強制連行、強制徴用】
 有名な物としては軍艦島端島炭鉱)がある。
 また、朝鮮人強制連行、強制徴用については
◆古庄正*4、樋口雄一*5、山田昭次*6朝鮮人戦時労働動員』(2005年、岩波書店
◆外村大*7朝鮮人強制連行』(2012年、岩波新書)
◆古庄正『足尾銅山朝鮮人強制連行と戦後処理』(2013年、創史社)
◆竹内康人*8『韓国徴用工裁判とは何か』(2020年、岩波ブックレット)
などの著書があります。
【戦前日本の慰安婦制度】
 慰安婦については
◆吉見義明*9従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)
◆吉見義明『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)
林博史*10『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)
◆吉見義明『買春する帝国:日本軍「慰安婦」問題の基底』(2019年、岩波書店
などの著書があります。
【戦前日本の『泰緬鉄道 - Wikipediaでの英国軍捕虜強制労働』】
旧ソ連シベリア抑留 - Wikipedia
 ドラマ化、映画化もされた山崎豊子不毛地帯 - Wikipedia』の主人公が「シベリア抑留経験者」と言う設定でしたね。
 シベリア抑留については
◆栗原俊雄*11『シベリア抑留』(2009年、岩波新書)
◆栗原俊雄『シベリア抑留は「過去」なのか』(2011年、岩波ブックレット
◆富田武*12『シベリア抑留者たちの戦後』(2013年、人文書院
◆長勢了治『シベリア抑留全史』(2013年、原書房
◆長勢了治『シベリア抑留』(2015年、新潮選書)
◆富田武『シベリア抑留』(2016年、中公新書)
◆栗原俊雄『シベリア抑留最後の帰還者:家族をつないだ52通のハガキ』(2018年、角川新書)
◆富田武『シベリア抑留者への鎮魂歌』(2019年、人文書院
などの著書があります。

がある。まあ、戦前日本もその点では「酷かった」わけです。もちろん、それは北朝鮮拉致が免罪される話では全くありません。しかし「戦前日本の拉致(中国人、朝鮮人の強制連行や慰安婦)」を「なかった」だの「たいした問題じゃない」だの強弁しながら、「北朝鮮拉致」を非難する荒木、島田、西岡のようなゲス右翼、デマ右翼には心底反吐が出ますね。

*1:俺個人はもはや返還を諦めていますが

*2:大阪大学名誉教授。著書『オリエントへの道:ドイツ帝国主義の社会史』(1990年、藤原書店)、『越境する民:近代大阪の朝鮮人史研究』(1998年、新幹社)など

*3:一橋大学名誉教授。著書『近代日本労資関係史の研究』(1988年、東京大学出版会)、『在日朝鮮人の「世界」と「帝国」国家』(1997年、東京大学出版会)、『経営と労働の明治維新』(2004年、吉川弘文館)、『近代日本労働史』(2007年、有斐閣)、『退職金の一四〇年』(2009年、青木書店)、『近代日本の労務供給請負業』(2015年、ミネルヴァ書房)、『日本の近代化と民衆意識の変容:機械工の情念と行動』(2020年、吉川弘文館)など

*4:駒澤大学名誉教授

*5:著書『協和会:戦時下朝鮮人統制組織の研究』(1984年、社会評論社)、『皇軍兵士にされた朝鮮人:一五年戦争下の総動員体制の研究』(1991年、社会評論社)、『戦時下朝鮮の農民生活誌:1939~1945』(1998年、社会評論社)、『戦時下朝鮮の民衆と徴兵』(2001年、総和社)、『日本の朝鮮・韓国人』(2002年、同成社)、『日本の植民地支配と朝鮮農民』(2010年、同成社)、『戦時下朝鮮民衆の生活』(2010年、緑蔭書房)、『金天海』(2014年、社会評論社)、『植民地支配下の朝鮮農民』(2020年、社会評論社)など

*6:立教大学名誉教授。著書『金子文子』(1996年、影書房)、『植民地支配・戦争・戦後の責任』(2005年、創史社)、『関東大震災時の朝鮮人虐殺とその後』(2011年、創史社)、『全国戦没者追悼式批判』(2014年、影書房)、『関東大震災時の朝鮮人迫害』(2014年、創史社)など

*7:東京大学教授。著書『在日朝鮮人社会の歴史学的研究』(2009年、緑蔭書房)

*8:著書『浜岡・反原発の民衆史』(2014年、社会評論社)、『静岡県水平社の歴史』(2016年、解放出版社)、『日本陸軍のアジア空襲』(2016年、社会評論社)、『明治日本の産業革命遺産・強制労働Q&A』(2018年、社会評論社

*9:中央大学名誉教授。著書『草の根のファシズム』(1987年、東京大学出版会)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)など

*10:関東学院大学教授。著書『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(2007年、高文研)、『戦後平和主義を問い直す』(2008年、かもがわ出版)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『沖縄からの本土爆撃:米軍出撃基地の誕生』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など。個人サイトWelcome to Hayashi Hirofumi'

*11:毎日新聞記者。著書『戦艦大和』(2007年、岩波新書)、『勲章:知られざる素顔』(2011年、岩波新書)、『20世紀遺跡:帝国の記憶を歩く』(2012年、角川学芸出版)、『遺骨:戦没者三一〇万人の戦後史』(2015年、岩波新書)、『「昭和天皇実録」と戦争』(2015年、山川出版社)、『特攻』(2015年、中公新書)、『戦後補償裁判:民間人たちの終わらない「戦争」』(2016年、NHK出版新書)

*12:成蹊大学名誉教授。著書『スターリニズムの統治構造:1930年代ソ連の政策決定と国民統合』(1996年、岩波書店)、『戦間期の日ソ関係 1917-1937』(2010年、岩波書店)、『日本人記者の観た赤いロシア』(2017年、岩波現代全書)、『歴史としての東大闘争』(2019年、ちくま新書)など

今日の中国ニュース(2021年7月26日分)(副題:未だに幸福実現党とズブズブらしい産経)

【一筆多論】東かがわ市は頭を冷やせ 佐々木類 - 産経ニュース

 中国共産党幹部の子弟らが通うエリート学校と日本側の交流をめぐる問題がくすぶり続けている。香川県東部に位置し、瀬戸内海に面した東かがわ市北京市海淀(かいでん)外国語実験学校(海淀学校)である。
 令和元年12月の市議会定例会で、宮脇美智子市議*1がこの問題を取り上げ、市を二分する大問題に発展した。

 勿論産経ら「反中国ウヨ」がいつものようにくだらない因縁をつけてるだけの話でしょう。心底呆れます。

【参考:北京市海淀外国語実験学校ほか】
【東かがわ市議みやわきみち子と香川県本部の活動紹介】東かがわ市と中国「海淀学校」との交流中止を求める活動 | 幸福実現党 - The Happiness Realization Party
 どうもこの「産経のウヨ記事」は、「東かがわ市議・宮脇美智子」が産経に持ち込んだネタのようですが、堂々と「所属政党・幸福実現党」と宣伝するとは(呆)。「国会議員や県議」に比べ当選しやすい市議、そして東かがわ市は「人口の少ない田舎都市」とは言え、あんな「詐欺宗教の信者」を市議会に送り込んでるなんて「東かがわ市は大丈夫なのか、いかがわしい」ですね。しかし産経もよくもまあ「幸福の科学」なんぞと公然と付き合えるもんです。まあ、過去には
これはひどいと言わざるをえない話 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
お前たちだってここの宣伝をしたろ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
なんて前科がある産経ですが。全く「産経こそ頭を冷やせ」ですね。この駄文の筆者・佐々木*2が「論説副委員長」だから頭痛がします。

10・4 北京市海淀外国語実験学校からのメッセージ - 東かがわ市立引田小中学校ブログ2018.10.4
 9月末、中国海淀外国語実験学校のいくつかのキャンパス(北京・武漢・海南・マレーシアなど)から、理事長さんをはじめ、園長先生、校長先生、教頭先生、各主任さんなど、15名が東かがわ市を訪問されました。その際に、7月に来校した生徒の皆さんからのメッセージボードを持参いただき、手渡してもらいました。日本語専攻の生徒ですので、立派な日本語で漢字も使ってメッセージを書いています。選考が違う人も、わかりやすい英語で気持ちを伝えてくれています。

7/10 小学校Ver. 中国北京市海淀外国語実験学校の子どもたちとの交流 - 東かがわ市立引田小中学校ブログ2019.7.10
 中国北京市海淀外国語実験学校の小学生が来校し、7/9、7/10の2日間交流をしています
 小学校には、4年生の子どもたち(「日本でいう今年度中」に5年生になるとのこと)28名が来校しました。
 全校生で歓迎式をしたあと、4年1・2組、5年1・2組のクラスに入って、一緒に勉強をしたり、運動をしたりしました。
 給食も一緒に食べました。その一部ですが、写真をお届けします。

市長の部屋:活動報告:【市長活動報告】R1.7.9北京市海淀外国語実験学校 表敬訪問:香川県 東かがわ市2019.7.9
 北京市海淀外国語実験学校の生徒たちが7月9日(火)表敬訪問してくださいました。
 今回は小学生28人、中学生25人が7月8日から18日まで本市に滞在し、市内の小中学校やホストファミリーと交流します。
 生徒代表のあいさつでは「文化の違いを学びたい。これから皆さんと楽しく過ごせることを希望しています。」と、流暢な日本語でスピーチをしてくれました。

 「通訳がついてる」わけではなく「中国の子ども(小中学生)が日本語を話せるらしい」ので、まあエリート校なんでしょう。


英、原発から中国企業排除を検討 英紙報道: 日本経済新聞
 率直に言って「他の問題ならともかく」、原発で「中国を排除してやっていけるのか」と思いますね。いや俺は「脱原発派」なので「やっていけなくても一向にかまわない(むしろ大歓迎)」ですが。
 なぜ中国資本を英国が導入したか。それは「福島事故」以降のエコロジー運動の高まりで「中国以外ではなかなか出資してくれる国がないから」です。

*1:さすがの産経も「幸福実現党所属」と書く度胸はないようです。

*2:著書『日本人はなぜこんなにも韓国人に甘いのか』(2016年、サンクチュアリ出版)、『静かなる日本侵略:中国・韓国・北朝鮮の日本支配はここまで進んでいる』(2018年、ハート出版)、『日本が消える日:ここまで進んだ中国の日本侵略』(2019年、ハート出版)、『日本復喝! :中国の「静かなる侵略」を撃退せよ』(2020年、ハート出版)

今日の産経ニュース(2021年7月26~28日分)

立民、国民、五輪中止は「現実的でない」 - 産経ニュース
 俺は共産党同様、中止論の立場です。
 それにしても当初、中止と主張していたのに、「日本人のメダル取得」を契機に「開催」に宗旨替えとは立憲民主や国民民主のでたらめさには心底呆れますね。ポピュリズムとしか言い様がない。


【政界徒然草】日本人選手メダルに立民沈黙 「中止論」が足かせか - 産経ニュース
 個人的には「五輪開催反対の立場でも、活躍それ自体は応援してもかまわない」とは思いますが、一方で「政治家が応援する必要もないだろう」とも思います。
 政治家が応援するとどう見ても「メダリストを使った人気取り」の色合いを帯びてしまう(と言うか、菅について言えば明らかに人気取りでしょうが)。


公明・石井幹事長、五輪とコロナ感染拡大は無関係 - 産経ニュース
 勿論、現時点において関係があるとは言えないでしょう。一方で「ない」と言える根拠があるとも思えない。
 単に公明党が居直ってるだけでしょう。心底呆れます。
 かつ「百歩譲って関係ないとしても」、こんな状況で開催し続けていいのか、感染拡大を五輪が助長する恐れがないと言えるのかという批判は可能でしょう。


立民、統治能力欠如が浮き彫り 本多氏議員辞職へ - 産経ニュース
 やれやれですね。
 「不祥事」云々というなら自民などは「前首相が疑惑まみれ(安倍のモリカケ桜を見る会、河井夫婦の公選法違反、安倍友のレイプもみ消しなど)」なのに産経もよくもふざけたことがいえたもんです。
 ついでにいえば「コロナを蔓延させたあげく、ワクチンもまともに供与できない菅政権」には「統治能力があるのか?」と産経に聞きたくなります。


辞職表明の立民・本多平直衆院議員記者会見要旨 - 産経ニュース
 この種の話で良くあるいつもの「批判は誤解や曲解」であり「自分は間違ったことはしていないと思う」が「所属政党に迷惑をかけることはできないので辞任します」と言う言い訳です。何ら謝罪になっていない。居直りであり、立憲民主党が「除名などの処分を何らせずに離党届を受理した」ということは「党執行部がどう言い訳しようとも」外見的には「この居直りを容認した」ということにしかなりません。これでは本多批判派は立民への不満を募らせるだけでしょう。


立民、本多氏を処分せず 離党届の受理を決定 - 産経ニュース
 過去において

新型コロナ: 立民、高井議員を除籍処分 歌舞伎町遊興、離党認めず: 日本経済新聞2020.4.15
 立憲民主党は15日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の発令後に東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」と呼ばれる飲食店で遊興していた高井崇志*1衆院議員(50)=比例中国=を除籍(除名)処分とした。高井氏は14日に離党届を提出したが「国会議員の自覚を欠き、議員辞職に値する無責任な行動だ」(枝野幸男代表)として受理しなかった。
 枝野氏はツイッターに投稿した動画で「事柄の重大性に鑑み除籍処分にした。皆さんの信頼を損ない、おわび申し上げる」と陳謝した。

として「離党届を受理せず除名処分したこと」もあることを考えれば「甘い処分」といえるでしょう。
 本多*2の処分に反対する妻『西村智奈美*3』に忖度したと言うことでしょうか。
 とはいえ、「無所属で本多が立候補し、事実上立民が支援」などという恥さらしはさすがにしないと思います。共産の擁立した候補を支援するかどうかはともかく。


五輪開会宣言中の着席 官房長官「組織委に尋ねて」 - 産経ニュース
 「菅首相に確認します」というべきところ「組織委員会に聞いてくれ」とはいつもながら酷い答弁です。


「黒い雨」訴訟上告見送り、首相発言全文 - 産経ニュース
 もちろん「悪い事ではない(むしろ良いこと)」ですが「五輪開催後、日本人選手メダル獲得後の世論調査でも支持率低下(もちろんワクチン不足などコロナ対応への批判)」に慌てた菅が「少しでも人気取りをしようとしていること」は明白であり、支持率低下がなければ、はたして上告断念したかと言えば疑問であり、複雑な気持ちではあります。

*1:現在は国民民主党所属

*2:野田内閣で経産大臣政務官

*3:立憲民主党新潟県連代表。鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣など歴任

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/26分:荒木和博の巻)

予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」(ゲスト:木本あきら当会監査): 荒木和博BLOG

 ゲストは木本あきら当会監査(元副代表)です。「Peace Needs Force」この言葉の意味をぜひお聞き下さい。

 12分40秒の動画です。説明文だけで見る気が失せます。実際見る価値は全くありません。馬鹿馬鹿しいので途中で見るのを辞めました。
 「Peace Needs Force(平和を守るには軍事力が必要、程度の意味)」なんてことが拉致解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
 ブルーリボンの会は「拉致の解決が建前上の目的」なのだから「その目的に合致したこと」を話せという話です。


拉致はいつから分かっていたのかという話(R3.7.26): 荒木和博BLOG
 8分18秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます。実際見る価値は全くありません。
 まず第一にそんなことを知ることに「拉致被害者帰国」と言う意味で何の意味があるのか。何の意味もない。
 「小泉*1訪朝での拉致被害者帰国」はそんなことを知らなくても実現できた。
 第二にそんなことを荒木は「どうやって知るつもり」なのか。もちろん「国への情報公開請求」などまともな手段で知ろうとするならともかく、「事件発生当初から知っていたのに故意に隠してたんじゃないか」などと思いつきで適当なことを言っても意味がない。
 なお、政府が公式に北朝鮮拉致疑惑を認めたのは「竹下*2内閣の宇野*3外相、梶山*4国家公安委員長」の共産党の橋本敦参院議員の質問への「国会答弁」ですね(例えば、赤旗拉致問題 88年以来、質問を積み重ね解決の道開いた日本共産党国会議員団/対談/橋本敦前参院議員/木島日出夫衆院議員(2002.11.18)、拉致問題を最初に国会でとりあげたのは?(2004.6.30)や1988年3月26日/参議院予算委員会での橋本敦議員の質問(抜粋)参照)。
 で、政府認定拉致事件で一番早いのが久米裕さん拉致(1977年9月19日:北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)ですが、これが起こったのが「福田赳夫*5内閣(1976年12月24日~1978年12月7日)」です。
 「福田と竹下の間」に「大平*6、鈴木*7、中曽根*8内閣」がある。
 正直、「いつ北朝鮮拉致疑惑に日本政府(と言うか歴代内閣、歴代首相)が気づいたのか」「大韓機爆破での李恩恵疑惑で、つまり竹下内閣で初めて気づいたのか、それともそれ以前から気づいていたのか」知りたいところではあります。
 例えば「福田から竹下までの歴代首相」や「それらの内閣で官房長官や外相、国家公安委員長などを務め、北朝鮮拉致疑惑について気づく可能性があった有力政治家」、例えば

【あいうえお順】
福田内閣官房長官、中曽根内閣外相を務めた安倍晋太郎*9
◆大平内閣官房長官、鈴木内閣外相を務めた伊東正義*10
福田内閣官房長官、福田、大平、鈴木内閣外相を務めた園田直*11

などのうち、何人の人間が「外相などの地位」に就いたことで得た情報によって「北朝鮮拉致疑惑」に気づいていたのか(既に指摘したように竹下内閣での宇野外相、梶山国家公安委員長は「気づいた」ことを国会答弁で認めたわけですが)。
 それを知ることで、いろいろと「役立つこと」はあると思います。ただし、それは「拉致被害者帰国」とは関係ない話であり、「拉致被害者帰国」を最優先するなら「すぐに解る話でもない」ので「後回しでいい話」です。
 それにしても、荒木がこの動画で「渡辺秀子さんの姉の鳥海冏子(けいこ)さんが渡辺さんの夫・高大基について『(ボーガス注:妹を拉致するような)あんな人間だと思わなかった』と言っていた」などと1)拉致解決と何一つ関係ないことを、2)詳しい説明もなく言い出したのには吹き出しました。
 いきなり「渡辺秀子」なんて言って解るわけがないでしょう(渡辺さんについては例えば2児拉致事件 - Wikipedia参照)。この動画の「対象者」として荒木が想定してるのが「拉致について必ずしも詳しい知識がない一般人」ではなく、「荒木のウヨ仲間だ」ということがよくわかります。
 それにしても「特定失踪者が国内で複数発見されたこと」を未だに「たいした問題じゃない」「この件で巣くう会や特定失踪者問題調査会を『認定がでたらめだ』などと批判するのは、北朝鮮を利する利敵行為だ」と強弁するのには予想の範囲内ですが「クズすぎる」と絶句ですね。
 蓮池透氏などは「特定失踪者なんて怪しい物を日朝交渉で持ち出すべきでない」と荒木批判したのですが、その蓮池氏を家族会から除名し、荒木をかばうのが家族会ですから心底呆れます。そんなんで拉致が解決するわけもない。

*1:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*2:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*3:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*4:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官など歴任

*5:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*6:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、蔵相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*7:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(佐藤、田中、大平総裁時代)などを経て首相

*8:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*9:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*10:大平内閣官房長官、鈴木内閣外相、自民党政調会長(中曽根総裁時代)、総務会長(竹下総裁時代)など歴任

*11:佐藤内閣厚生相、福田内閣官房長官、福田、大平内閣外相、鈴木内閣厚生相、外相など歴任