「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/13分:荒木和博の巻)

八つの仰天(R3.5.14): 荒木和博BLOG
 8分25秒の動画です。八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13): 荒木和博BLOGと内容がかぶるので八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13): 荒木和博BLOGを読めば動画を見る必要はありません。

 今日12:00〜13:00トークライブでもう少し詳しくお話しし、質問もお受けします。

 まあ質問したところでまともな回答は無いでしょうねえ。例えば

2、政府に対する訴訟も含めた法的措置の検討

について「訴訟も含めたというがどんな訴訟を検討してるのか?。訴訟以外にはどんな法的措置を検討してるのか?。失礼ながら小泉訪朝から18年間も経っているが何故実際の訴訟では無く『法的検討』に止まるのか?。その検討はいつごろ結論が出るのか?」などと聞いてもまともな回答は無いでしょう。


八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13): 荒木和博BLOG

 特定失踪者問題調査会では本日5月13日今後の活動について議論し、夜開催した「5・13仰天集会」で次のように発表しました。
1、しおかぜクラウドファンディング

 「8つの仰天」が、どれもこれも、中身がくだらなすぎて荒木の言うのとは別の意味で仰天です。
 「カネに詰まってるから、活動資金に困ってるからクラファン(不特定多数への寄付金の呼びかけ)やります!」。どの辺りが仰天なんでしょうか?。カネに詰まってる場合「クラファン」なんて誰でも思いつくことでしょう。それとも「特定失踪者問題調査会はカネが潤沢にあると思ってるかもしれませんが!」つう意味の仰天か。どっちにしろ拉致が風化してる今「クラファンやります」と言ってももはや「荒木のウヨ仲間」を除いて寄付などろくに来ないでしょう。

2、政府に対する訴訟も含めた法的措置の検討
・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長、土田庄一法律家の会事務局長を共同座長とする法的措置検討委員会(仮称)が本日立ち上げられた。

 「小泉訪朝から18年も経ってるのに未だに訴訟を検討ねえ?、一生、死ぬまで検討してれば?」「どうせ訴訟しねえんだろ(嘲笑)」「まあ訴訟してもお前らじゃ勝てると思えないけどな(つうことでお前ら結局訴訟しないだろ?)」「大体(仮称)て何だよ。正式名称ねえのかよ」ですね。

3、事態が変化しないのであればコロナ感染拡大が終息しているという前提で国会前の座り込みを行う。

◆「「事態が変化しないのであれば」の「変化しない」て何?。「政府が特定失踪者を拉致認定しないのであれば」つうこと? 
◆やれば?、無視されると思うけど

ですね。大体「自民党本部前(あるいは首相官邸前、外務省前)座り込み」ならともかく、何で「国会前座り込み」なのか。かつ「座り込み」なんか誰でも思いつくことで全然仰天ではない。

6、国会への要請
拉致被害者が多数出ているにもかかわらず日本国内での工作員の取締りの法的措置をしないのは国会の不作為であるとして対処を求める

 「はあ?」ですね。「取り締まりの法的措置」とは具体的に何なのか。「朝鮮総連の活動を禁止する新法を制定しろ!」「今こそスパイ防止法が必要だ!」と放言でもするのか。

・共産・社民・れいわ新選組への要請(これまでは拉致問題対策本部・対策委員会が設置されていなかったので要請していなかった)

 「拉致問題対策本部がなかったから」などと言い訳していますが、「小泉訪朝後、18年間ずっと今まで要請してなかった(ウヨとして敵視してたとか、ミニ政党として軽視してたとかいうことでしょう)」と堂々と放言できることの方に仰天です。れいわはともかく、共産、社民は18年前からあるのに。
 まあ、
1)今まで共産、社民などを『ウヨとして敵視』or『所詮ミニ政党として軽視』していた荒木等が今頃すり寄ったところで、共産、社民などもまともに相手しない*1だろうし、たぶん荒木等はバカなので、目の前に共産などの議員がいるのに、言動に「反共暴言、ウヨ暴言(社民党朝鮮労働党の手下呼ばわりなど)」が出てしまい、(以前から嫌われてると思いますが、)かえって「よりいっそう」嫌われ、「更に相手にされなくなる」
2)(こんなことは小生も共産支持者としてあまり言いたくはないのですが、事実なので書きますが)、他の問題ならまだしも、正直「外交権限を持たない野党(それも最大野党でないミニ野党)」に拉致問題で要請してもあまり意味が無い
と言う意味でまあ、こんな要請には意味が無いでしょうね。2)も重要ポイントですが、それ以前に1)と言う意味で共産などに相手にされないでしょうね。つうか本当に荒木らが「反共ウヨ言動を封印して」要請できるのか自体疑問符がつきますが。
 そもそも与党に陳情して意味が無かったと事実上、認めてるのが滑稽です。こんなことを言えば「そんなに荒木の運動に展望が無いのか」と呆れられるのが落ちです。


拉致被害者が帰ってきたときの対応について(R3.5.13): 荒木和博BLOG

 令和3年5月13日木曜日のショートメッセージ(Vol.406)。拉致被害者が帰ってきたときにどうするかというのは「捕らぬタヌキの皮算用」に思われるかもしれませんが、考えておいた方が良いことです。実際に7年前のストックホルム合意のときも色々ありました。このことについては山ほど色々なことがあるのですが、とりあえずさわりの話だけ。

 9分15秒の動画です。説明文とタイトルだけでも呆れますね。
 何が呆れるか。
 まず第一に

拉致被害者が帰ってきたときにどうするかというのは「捕らぬタヌキの皮算用

ですよねえ。

「来年のことを言うと鬼が笑う」

などといってもいい。今大事なことは「どうやって狸を捕るか(どうやって拉致被害者を帰国させるか)」であって「狸を捕った後のこと(拉致被害者が帰国した後のこと)」なんかどうでもいい。「狸を捕ること」それ自体が出来てないわけですから。
 「大学浪人、就職浪人」が「大学合格(採用内定)したら」、「婚活男性」が「結婚したら」といってるようなもんです。
 個人がそういう「個人的な夢」を語るのはいい。そう言う夢が無ければ「活動意欲がわかない」ということはあるでしょう。
 小泉訪朝から18年、拉致解決の展望がない中、「そんな夢物語」を「荒木」のような「拉致解決を建前上の目的とする団体の幹部」が語って何の意味があるのか。
 そして、今、そんな展望がどこにあるのか。荒木もそんな展望がないことを充分、自覚しながら「荒木ら救う会は拉致解決の意思なんかないんだ、国交正常化を妨害したいだけだ。だから小泉訪朝から18年も経っても何とも思わないんだ。だから蓮池透を家族会から除名させたんだ」という批判に対し、「そんなことはない。俺は拉致被害者が帰国したときのことも今から考えてるんだ」と言い訳してるだけでしょう。「特定失踪者」なんてデマを荒木が垂れ流してる限り、そんな主張には何の説得力も無いですが。
 第二に「どうするか」て「蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さん帰国の時」と同じ事をするだけでしょう。
 まあ、「彼らの帰国でやったこと」で「色々反省がある(ああすればよかった、あんなことはすべきでなかった、など)」があるなら、その反省を「反映して対応を修正、改善する必要」はあるでしょうが。そして荒木はこんなことを言いながら「過去の拉致被害者の帰国」について「こういう点が良かった、次回(次の拉致被害者帰国)も同じ事をすべきだ」「こういう点が悪かった。次回は改善すべきだ」という具体的なことは何も言わない。「過去の行為」について評価しないで何で「どうするか」検討できるのか。
 第三に「どうするか」なんてことは「今考えないと拉致被害者が帰国できない」つう話ではない。
 まあ、例は何でも良いですが、例えば「以前も別記事で書きました」が「北方領土返還」なら「今、北方領土に住むロシア人をどうするか」というのは考える必要はあるでしょう。政府(今の菅政権だけで無く民主党政権も含む歴代政権)、与党(今は自公だが民主党政権時代も同様)、外務省にせよ野党各党(立憲民主、国民民主、共産、社民、維新など)にせよ、「日本国民(特に元島民)の反発」を恐れてか、そういう議論から逃げることにはげんなりしますが。
 1)今まで通り北方領土への居住を認め「ロシア系日本人」として日本国籍を与えるのか、場合によっては「ロシア人自治区(仮称)」として特別な地位を与えるのか(まさか返還後、外人扱いというわけにも行かないでしょう)
 2)ロシア本土へ移住してもらうのか(その場合、日本の全額負担か、ロシア政府と共同負担かはともかく日本政府が移転費用をある程度負担することはやむを得ないでしょう。まさか「全額ロシア政府負担」「(政府負担ゼロで)全額島民負担」というわけにもいかないでしょう)
ということを考えないと「今、北方領土に住むロシア人」は将来が不安なので「返還反対!」と言うことはわかりきってるし、それで島が帰る可能性は低いでしょう。ロシア政府が「現地住民が反対してるから返せない」ということが見えている。
 しかし、拉致問題において「今拉致被害者が帰国したときのこと」を考える必要が今どこにあるのか。
 「帰国拉致被害者への日本の対応方針がわからないと、帰国させられない」と北朝鮮が言ってるだの、「日本の対応が分からないと生活が不安だから帰りたくない」と拉致被害者が言ってるだのという話はどこにも無いわけです。それ以前の問題ですから。何せ拉致被害者がいるのかどうか、いたとしてどの程度いるのかなど、拉致被害者の情報が全く分かりませんから。情報が無いのでは考えようがない。
 さて今日の「午後6時半」から「仰天集会(自称)」なる集会を荒木ら特定失踪者問題調査会がやるそうですが、サプライズ狙いなのかもしれませんが、「何が仰天なのか」全くまともな説明が無く視聴意欲を全くそそられないので「ライブでは見ない」と思います。もしかしたら「録画なら見る」かもしれませんが。

*1:荒木等が要請すれば、党国会議員が会うぐらいは会うかもしれませんが、「歴代米国大統領(ブッシュ子、クリントンオバマ、トランプ、バイデン政権)のようにリップサービスで終わり」でしょう。そもそも外交権限を持たない野党(それも最大野党でないミニ野党)に出来ることなど無いでしょう。

今日の中国ニュース(2021年5月12日分)

【主張】中国の宇宙開発 責任なき強国化を許すな - 産経ニュース

 ロケットの残骸を宇宙ゴミではなく弾道ミサイルの一部とみなせば、国際社会は中国に痛みを伴う制裁を科し危険な打ち上げを止めることもできるのではないか。

 「見なせないだろ」で終わる話でしょう。産経ですら「ないか」等という曖昧なことしか書けないわけです。


新型コロナ: インド、感染爆発が浮き彫りにした「中国嫌い」: 日本経済新聞
 インドの惨状を考えれば、「モディの反中国」は「政治家にあるまじき愚行」というべきでしょう。


浅井基文ブログ台湾におけるコロナ集団感染-日本の轍を踏むことなかれー
 浅井氏も指摘していますが、今回の「急激な蔓延」によって「台湾の封じ込め」の真価が問われていると言って良いでしょう。
 このまま「ずるずると蔓延を許す」ようであれば、浅井氏も指摘するように「島国である利点」によって「水際防疫」で成果を上げただけ*1であり、「水際防疫」が崩壊し、市中感染が始まると「PCR検査不足、病床不足、ワクチン不足」などを露呈する程度の代物だった、今までの評価は過大評価だったと言われても文句は言えないでしょう。


中国の火星着陸「常識外れ。たいしたもん」 驚く専門家:朝日新聞デジタル

 中国の無人火星探査機「天問1号」の着陸機が15日午前、火星に着陸したと中国国営新華社通信が伝えた。中国の探査機が火星着陸に成功するのは初めてで、世界でもソ連と米国に続く3カ国目。
 火星は着陸が難しいことで知られている。これまでに旧ソ連欧州宇宙機関なども挑んだが、ほとんどが失敗してきた。日本も、火星軌道への投入を目指した探査機「のぞみ」が失敗に終わっている。
 そんな火星に対し、中国は今回、火星を回る軌道に探査機を投入し、火星に着陸させ、さらに今後、探査車で地表を走らせるという三つのミッションに一気に挑んだ。
 宇宙航空研究開発機構JAXA)の的川泰宣*2名誉教授は「政府が総力をあげて取り組んだのだろう。技術は非常に高いレベルにあると言える。先行した米国やロシアの情報を手に入れてもいるだろうが、三つのミッションを同時に行うのは従来の計画の立て方から考えると常識外れ。たいしたもんだ」と舌を巻いた。

 コメントなしで紹介だけしておきまあす。


東京オリンピック開催問題(中国メディアの取り上げ方)|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ
 「詳しくはリンク先をお読み頂ければと思いますが」習主席が「東京五輪の今夏開催を支持する」と言ったが為に人民日報など国営メディアも「習主席に調子を合わせて東京五輪の今夏開催を支持」つうのはげんなりですね。
 ただし、浅井先生に寄れば
1)習主席は「開催を支持する」としているが「菅のコロナ対応」については「批判もしない」ものの別に好評価してない。
2)その結果、人民日報など、国営メディアも、日本の状況(インドやブラジルに比べればまだマシ)について「菅を好評価など全くしておらず」、いわゆる「山中教授のファクターX論(政権の対応がよかったのではなく、理由は分からないが何らかの要因(ファクターX)が結果的に感染拡大を抑制しているにすぎない。ファクターXが何か分からない現状ではいつ感染爆発が起こってもおかしくない)」を採用していると言う点は興味深い(ファクターX論はむしろ菅政権に批判的な立場でしょう)。
 いかに国営メディアが「習主席批判をしづらい立場」にあるとはいえ、さすがに菅を手放しに称える気にはならなかったのでしょう。

*1:もちろんそれだって「台湾以上に酷い状況の島国」日本と比べれば立派な物ですが

*2:著書『ハレー彗星の科学』(1984年、新潮文庫)、『飛びだせ宇宙へ』(1992年、岩波ジュニア新書)、『宇宙に取り憑かれた男たち』(2000年、講談社+α新書)、『月をめざした二人の科学者:アポロとスプートニクの軌跡』(2000年、中公新書)、『ロシアの宇宙開発の歴史』(2002年、東洋書店ユーラシア・ブックレット)、『「宇宙の謎」まるわかり』(2002年、PHP文庫)、『小惑星探査機 はやぶさ物語』(2010年、NHK生活人新書)、『こんなにすごかった宇宙ロケットのしくみ』(2011年、PHP文庫)、 『ニッポン宇宙開発秘史』(2017年、NHK出版新書)など(的川泰宣 - Wikipedia参照)

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/12分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 近年の北朝鮮ではサイバー攻撃による仮想通貨や現金の強奪など違法な外貨稼ぎ*1が活発で、年間の違法収益は推定1085億円に達するとの事。制裁に抜穴がある現状。制裁のみで拉致問題解決は難しい。情報が遮断された北朝鮮に向け、ラジオなどで活発に情報戦を仕掛けることも大事。

 今やほとんど世間に相手にされてない「しおかぜ放送(ラジオなどで活発に情報戦)」の「必要性」をアピールするためとはいえ、「経済制裁の効果が無いこと」を荒木一味が認めてることが実に滑稽です。
 かつ「拉致解決には経済制裁だけでは不十分なんです。しおかぜ放送が必要なんです」といったところで何がどう必要なのか「何一つまともな説明が出来てない点」も滑稽です。

【参考】

北朝鮮 サイバー攻撃で入手した暗号資産で核とミサイル開発か | サイバー攻撃 | NHKニュース2021年2月10日
 北朝鮮サイバー攻撃によって去年までの2年間で3億ドル以上を不正に入手し、核とミサイル開発に充てている疑いがあるとする報告書を国連安全保障理事会の専門家パネルがまとめました。

北朝鮮のサイバー攻撃「1日158万回」 資金狙いか:朝日新聞デジタル2021年4月2日
 北朝鮮がサイバー空間での活動を活発化し、能力の強化をはかっている。新型コロナウイルス流入を防ぐ中朝国境封鎖で経済は悪化しており、サイバー攻撃による違法な資金稼ぎに活路を見いだそうとしているようだ。
 韓国の情報機関・国家情報院は2月、非公開で行われた韓国国会の情報委員会で、北朝鮮が韓国の政府機関や企業などに仕掛けた最近のサイバー攻撃は1日平均で約158万回と報告した。国情院の調査によると、北朝鮮は、パソコンやサーバーのデータを暗号化し、解除のための金銭を企業に要求する「ランサムウェア(身代金ウイルス)」によるサイバー攻撃を繰り返している。
 ビットコインなどの暗号資産も狙われる。国情院は2018年2月に、ある仮想通貨交換所が北朝鮮のハッキングに遭い、会員の暗証番号が奪われ、数百億ウォン相当の仮想通貨が盗まれた事例を韓国国会に報告した。

北朝鮮サイバー工作が「強盗」にシフト 違法収益は年間1千億円(1/2ページ) - 産経ニュース2021.5.10
 国際社会の制裁で外貨不足にあえぐ北朝鮮は近年、違法な外貨稼ぎの主軸をサイバー攻撃による仮想通貨や現金の強奪にシフトさせている。新型コロナウイルス対応の国境封鎖で貿易収入が激減する中、サイバー空間での年間の違法収益は、昨年の中国との正常な貿易総額のほぼ倍に当たる推定10億ドル(約1085億円)に達する実態が専門家の分析で明らかになった。
 米司法省は2月、各国の金融機関や企業のシステムに不正プログラムを植え付けるハッキングなどで計約13億ドル相当の仮想通貨や現金を奪うか奪おうとしたとして、北朝鮮の工作機関、偵察総局所属の3人を起訴したと発表。
 韓国自由民主研究院*2の柳東烈(ユ・ドンヨル)院長によると、(中略)2016年にバングラデシュ中央銀行から巨額の現金が奪われたハッキングも北朝鮮の犯行とされる。
 国連パネルは、北朝鮮が15年末から3年半に“サイバー強盗”で最大20億ドルを得たと推算。中朝間の昨年の貿易額が前年比8割減の約5億3900万ドルにとどまる中、柳氏は、ネット賭博なども合わせると、年ごとに増減するものの、サイバー空間で年間10億ドルを稼ぎ出していると分析する。


人民艦隊事件(日本における外事事件の歴史8)【調査会NEWS3436】(R3.5.12): 荒木和博BLOG
 いつもながら荒木の馬鹿さには呆れて二の句が継げません。拉致問題と直接関係の無い、1952年(今から約68年前)の密出入国事件なんか、「密出入国の関係者」が北朝鮮の人間だからといって拉致被害者の帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。少しは拉致被害者帰国に繋がるまともな話をしたらどうなのか。
 ちなみにこの密出入国事件、「当時の日本共産党・徳田執行部が北朝鮮経由で中国へ向かう」と言う話らしく、そう言う意味でも拉致は関係ありませんが、時代を感じますね。
 ウィキペディアでも1952年には

1952年の日本 - Wikipedia参照
◆1月21日
 いわゆる白鳥事件
◆6月2日
 いわゆる菅生事件

などがあったことがわかります。

*1:別にそのようなこと(サイバー犯罪による収益)がなくても「制裁対象外の経済取引(北朝鮮は何も全ての経済取引を禁止されてるわけではない)」「(制裁対象外か制裁逃れかはともかく、冷戦時代から長い付き合いのある)中露の経済支援」「(いわゆる「瀬取り」など)制裁逃れの経済取引」などで北朝鮮は資金を獲得していると思いますし、実際、そうした理解から制裁開始当初から和田春樹氏などは「制裁は効果が無い」と言っていたわけです。今更「サイバー犯罪ガー」など荒木等は詭弁にも程があります。

*2:会計検査院」「貴族院(戦前の参議院に当たる)」「原子力安全・保安院(現在は発展的に解消されて原子力規制委員会に改編)」「国土地理院国交省の下部組織)」「人事院」「大審院(戦前の日本最高裁判所)」「日本学士院」(以上、日本)、「国務院(中国の内閣にあたる)」「最高人民法院(中国の最高裁判所にあたる)」のような政府組織を連想させる「院」という名前ですが、政府組織では無く「国基研」のような「民間右翼団体」にすぎないのでその発言は割り引く必要があるかと思います(まあ日本にも「日本美術院」のような「院」がつく民間団体はありますが)。それにしても「民間組織であること」を書かず「政府組織」と誤読させる気満々の産経にはいつもながら呆れます。

今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年5月12日分)

旭日旗使えば懲役最大10年 韓国で法案提出 保守派や学者に反発も - 産経ニュース
 仮に法案が成立しても、実際には「懲役10年」などないでしょうが、そうした条文があるのであれば、さすがに賛同しません。法案自体の提出を撤回するか、罰則を引き下げるべきでしょう。
 ただし「日本ウヨが挑発目的でスポーツ会場で旭日旗を振り回す(過去にそうした実績(?)もある)」のを野放しにするのもどうかと思うので、「日本の軽犯罪法」や「迷惑防止条例」程度の「比較的軽い罰」なら罰則を定めても良いのでは無いかと個人的には思います。


【話の肖像画】龍谷大学教授・李相哲(61)(20)文在寅氏の正体を突き止めたい(1/2ページ) - 産経ニュース
 産経なら予想の範囲内ですが失礼極まりない誹謗であり、心底呆れます。太陽政策以外に一体どんな「現実的外交政策」があるというのか。


「めぐみへの誓い」 新潟市の拉致現場近くで上映始まる 早紀江さんが感謝の手紙 - 産経ニュース
 横田早紀江って本当にバカなんだなと心底呆れます。小泉訪朝から18年後にこんな映画を作ることに何の意味があるのか。


【主張】米の北朝鮮政策 完全非核化へ圧力継続を - 産経ニュース
1)米国の要望「核廃棄」を北朝鮮に受け入れさせるには最低限「北朝鮮の体制保証」が必要だ。
 体制保証として、北朝鮮が何を求めているかは不明だが、最低限「朝鮮戦争の正式終戦(現状は停戦)」は不可避だろう(もしかしたらそれに止まらず「米朝相互不可侵条約の締結」「米朝国交の樹立」などを求める可能性もあるが)。
 北朝鮮が核廃棄した後に「米軍侵攻」で転覆された「アフガン・タリバン政権」「イラクフセイン政権」のような目に遭う恐れがある限り、経済小国、軍事小国(核兵器以外の通常兵器は韓国に比べ劣るとされる)であり、「核兵器以外には政治カードに乏しい」北朝鮮は核廃棄しないだろう
2)もはや「完全非核化」は困難。「これ以上、核実験(核開発)をしない」「これ以上、核兵器を増やさない」など「少しでも改善の方向に向かえば良い」という妥協は不可避では無いか
と言う考えなので、産経のような主張には全く賛同できません。


韓国で大きな反響を呼んだ問題作『ある北朝鮮テロリストの生と死:証言・ラングーン事件』(集英社新書)が5月17日(月)に発売
 とりあえず紹介だけしておきます。


1歳で母拉致の飯塚耕一郎さん 早紀江さん「別離の悲しみは同じ」|TBS NEWS

 飯塚さんは、「新型コロナの医療支援の形で北朝鮮側の譲歩を引き出せないか」と訴えています。

 「引き出せないか」てマスコミ相手に他人事のように言ってないで政府(菅内閣)、与党(自民、公明)、外務省に対して「新型コロナの医療支援の形で北朝鮮側の譲歩を引き出して下さい」と要請したらどうなのか。
 いずれにせよ「総裁選で平壌への常駐事務所設置を主張した石破元幹事長」「田中均氏」「蓮池透氏」「和田春樹氏」等を不当に敵視し、救う会べったりの飯塚がこんなことを言っても信用性は皆無です。
 北朝鮮だけで無く、日本の政府、与党、外務省も、「その他」の誰もこんな発言を信用しないでしょう。
 大体こんな発言をするのなら、蓮池氏への不当除名を撤回し、彼と和解したらどうなのか。
 ちなみに「新型コロナの医療支援」と言えば

米政権、北朝鮮にワクチン提供も 対話再開への呼び水狙う - 産経ニュース
 米CNNテレビは11日、複数の関係者の話として、バイデン政権が非核化をめぐる北朝鮮との対話再開を促すため、北朝鮮に対して新型コロナウイルスのワクチン提供などの人道支援を実施する可能性を排除していないと伝えた。
 バイデン政権は2月以降、北朝鮮との対話再開の可能性を探るため、複数のルートで接触を図っているが、北朝鮮からは返答を得られていない。
 現職の米当局者らがCNNに語ったところでは、バイデン政権は、北朝鮮接触に応じないのは、新型コロナ危機への対処が落ち着くまでは対話に応じる余裕がないためだとみており、ワクチン提供で外交的関与を再開させる糸口につなげることを期待しているという。
 バイデン政権には、中国*1北朝鮮に水面下でワクチンを提供し、同国への影響力を行使するのを封じる思惑もあるとみられる。
 ただ、北朝鮮は、先進諸国がワクチンを共同購入して発展途上国などに分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」への参画を拒否*2しているほか、米国製ワクチンへの警戒感から、バイデン政権が提供を申し出ても辞退する可能性が高いとの指摘も出ている。

と言う報道がありますね。

*1:可能性から言えば「ロシアワクチン」もありうるかと思います。

*2:とはいえ「インドの惨状」でもわかるようにコバックスは「途上国へのワクチン供給という意味で充分機能している」とは現時点では言いがたい代物です。

珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/12日分)

池江璃花子選手の意見も聞いてみたい - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 タイトルで分かるように今日は珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/6日分)(注:松本清張『砂の器』のネタばらしがあります) - bogus-simotukareのブログで取り上げた全体主義の人間観は右と左で正反対 - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きではありません。
 俺は

珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/4日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ

 いろいろ脇道に入りながら、これから書き続けてみたい。

だそうですから「高世には良くあること」ですが「脇道に入りまくって」、つまり「短期集中連載」ではなく、「不定期連載」で「高世本人はともかく読み手には、高世が何が言いたいのか、訳が分からなくなる可能性大」です。

と書きましたが早速「そうなりました」。
 さて俺は「救う会太鼓持ち幇間」「人間のくず」「偽善者」高世を「人間としてかけらも評価してない」し「反吐が出るほど大嫌い」なので基本的に高世には「悪口しかしません」。今回も悪口です。これから後は「高世の親族、知人友人」などは読まない方がよろしい。

 いま母の思い出話をビデオに収録している。
 自分の「なりわい」の一つとして、「自分史ビデオ」の制作(発注者の人生を30分ほどの映像作品にするプロジェクト)を手掛けているが、自分の母親の記録もやってみようと思い立ったのだ。

 つまりは「母の自分史ビデオ」は仕事では全く無いわけです。
 なお「なりわい」云々と高世はかっこつけてますけど、単に「収入を得るための仕事」のことです(失笑:高世の「なりわい」云々については拙記事高世仁に突っ込む(2021年2/22日分)(副題:高世の虚勢と強がりに心底呆れる) - bogus-simotukareのブログ参照)
 仕事だという「自分史ビデオの制作」は「結婚式や葬儀などのイベントの場」で最近は良くある「新郎、新婦のこれまでをビデオで振り返ります」「故人の人生をビデオで偲びたい」云々などと言う奴でしょう。
 全然、ジャーナリズムではない。「結婚業者や葬儀業者とかイベント業者がやってる奴やん、自称ジャーナリストが会社潰したらそういう方向に行ったのかよ(苦笑)」ですね。まさか高世とて「最初からそういう方向に行きたかった」わけでもないでしょうに。
 「会社潰さないためには、ジンネットがそういう方向に行けば良かったのと違うの?。ああ、でも行こうとしたけど失敗して、今は『イベント業者の雇われ』としてそう言う仕事をしてるわけですね?。やっぱ高世さんて経営能力は無かったわけですね」ですね。
 なお、「無駄にプライドが高いらしい*1」高世も恐らく「恥ずかしくて」この件について詳しいことを語りたがらない。

◆いやー、この間、『本当に良い結婚式(あるいは葬儀など)でした。ビデオが大変良かった』と言われて、仕事冥利に尽きた
◆もう、俺もジャーナリストとしてはジンネットを潰して完全に終わったしさ(自嘲)。『電波ニュースから独立して失敗だった』『自分一人ならともかく会社なんか作って他人の人生まで不幸にしてしまった』と今は後悔してる(苦笑)。とにかく、今後はそういう方向で生きていくよ。それで『本当に良い結婚式(あるいは葬儀など)でした』と言われるなら充分だよ。

と言えるほど高世も開き直れないのでしょう。
 まあ、最近は「自分史」て流行ってるみたいですね。「自分史」でググる

【刊行年順】
齋藤孝*2『いますぐ書きたくなる 齋藤式 自分史の書き方』(2007年、どりむ社)
◆工藤美代子*3『読ませる自分史の書き方』(2016年、幻冬舎新書)
立花隆*4『自分史の書き方』(2020年、講談社学術文庫)

など色々ヒットします。
 話が脱線しますが、立花隆で思いついたことですが、しかし昔は「芦田均昭和電工疑惑)」「田中角栄(金脈疑惑)」「竹下登リクルート疑惑)」「細川護熙(県知事時代の佐川ヤミ献金疑惑)」「鳩山由紀夫(鳩山氏自身の故人献金疑惑&小沢幹事長(当時)の西松建設疑惑)」と「疑惑で辞めた総理」がいる一方「安倍がモリカケ、桜でも辞めないのか」と思うとげんなりします。まあ、1)直接の辞任理由はコロナ蔓延とは言え、モリカケ、桜が全く関係ないわけではない、2)「社会党*5民主党(芦田が総裁)の連立政権(特に社会党左派と保守政治家である芦田の対立)であることによる内部対立(また社会党連立であることからGHQが敵視していた)」「いわゆる狂乱物価(田中)」「消費税問題(竹下)」「国民福祉税騒動での武村官房長官新党さきがけ代表)との対立(細川)」「社民党の連立離脱を招いた沖縄基地問題(鳩山)」など「カネの疑惑」以外にも辞任理由はあったという点は指摘しておきますが。
 「話を元に戻しますが」最近は流行ってるらしい「終活(エンディングノートなど)」も自分史の一種ですよねえ。
 まあ、「死後の葬儀、財産処分などについての希望」だけでも「終活」ですが多くの場合は「自分史」も書かれるのでしょう。高世の母親(高世が68歳なので、当然、かなりの高齢)のビデオもそうした「終活」でしょう。
 何せ高世曰く

9日は2回目で、女学校を出てから結婚するまでをカメラに向かって語ってもらった

ですからね。女学校というのが「女子校の意味」ではなく、「戦前に存在した女学校」なら「もう90歳を超えてる」んじゃないか。

 池江璃花子も、私に言われても困ります・・と逃げるのではなく、一人の20歳の大人として、また五輪代表選手として、(ボーガス注:五輪開催に否定的な意見を述べた大坂なおみ錦織圭のように)自分の意見をはっきり言う方がかっこいい。
 コロナの死者数が東日本大震災の犠牲者数に近づいている状況のもと、何も発言しない方がむしろ不自然ではないか。
 もし開催するなら、最低限こういう対策を求めますなどと政府やIOC働きかける方が、代表選手としての責任を果たすことになると思うのだが、どうだろうか。

 ここだけ取り上げれば正論です。
 しかし

 高世も都合が悪いからと逃げるのではなく、68歳の大人として、また「自称ジャーナリスト」として自分の意見をはっきり言う方がかっこいい。
 小泉訪朝から18年(いわゆる「拉致敗戦」)。もはや「その年数」が「いわゆる15年戦争(1931年の満州事変から1945年の敗戦まで)」の年数を超えてる悲惨な状況のもと、拉致で散々名前を売ってきた高世が何も発言しない方がむしろ不自然ではないか。
 拉致解決のためにこういう対策を求めますなどと政府や外務省に働きかける方が、「自称ジャーナリスト」としての責任を果たすことになると思うのだが、どうだろうか。

ということで池江よりも高世こそがそうした「道義的責任」があるくせに、そしてそうした責任から逃げてるくせによくもふざけたことがいえたもんです。「高世はふざけるな」「恥を知れ」「黙れ、カス野郎」と罵倒しておきます。
 しかし「15年戦争」て昔は「やっぱ、長いなあ」と思いましたが、今や拉致敗戦は「18年」ですからね。しかも「ポツダム宣言による降伏」のような「終わる見込みがない」のがつらい。

 今朝、朝刊を開いたら、見開き全30段の広告にびっくり。
 中央にでかいコロナウイルス。それに薙刀と思しき棒で立ち向かう少女ら。
 「このままじゃ、政治に殺される。」
「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戰えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」に続いて
 「私たちは騙されている。この一年は、いったい何だったのか。いつまで自粛をすればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい。ごちゃごちゃ言い訳するな。無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。今こそ、怒りの声をあげるべきだ。」とある。
 右上には赤で「緊急事態」の文字が―。
 出版社「宝島社」の企業広告だった。今の政府のコロナ対策を批判している。
 ツイッターでは、朝日新聞の三浦英之記者がこの広告をほめたのに対して、映画評論家の町山智浩氏が、信用ならねえ、と一喝。 

町山智浩
 さんざん在日韓国・朝鮮人に対するヘイト本を出してきたヘイト出版社、社長の社員に対する鉄拳制裁は当たり前のファシスト出版社が今さらイイ子ぶっても騙されないよ。

町山智浩リツイート
◆ナスカの痴情ェ
 宝島社がコロナ対応で政治批判をした新聞広告にジャーナリストと呼ばれる人らも称賛するのを見る。ちょろいなの感想。宝島社は近隣国家や民族への差別扇動本を出し社会の分断を担ってきた会社で、批判広告も今はこれがウケるから程度のもんだろ。

 なるほどと同感。

 ちなみに町山(1962年生まれ、現在は映画評論家、コラムニスト)は

町山智浩 - Wikipedia
早稲田大学在学中からアルバイトで出入りしていた編集プロダクション、スタジオ・ハード(早稲田大学漫画研究会の先輩・高橋信之が創設)でケイブンシャの大百科シリーズ(『怪獣ものしり大百科』)ほか多くのアニメ書籍を執筆。そこで紹介されたJICC出版局(現宝島社)において学生バイトでありながら編集デスクを任された別冊宝島ゴジラ宣言」が早々に増刷、その評価により、1985年、JICC出版局(現宝島社)に入社。
◆1989年に『別冊宝島』に異動。1989年12月、浅羽通明らを起用した『おたくの本』を企画編集。同書がベストセラーになったことや、同年の7月に宮崎勤事件が起きていたことなどで「おたく」という言葉が一般に認知される。
◆1995年 宝島社の子会社・洋泉社に出向。『トンデモ本の世界』をベストセラーにして、と学会を売り出した。また『映画秘宝』シリーズを創刊した。
◆1996年、『映画秘宝底抜け超大作』に載った中原昌也の原稿の事実関係の間違いを、老舗の映画雑誌『キネマ旬報』の副編集長が「こんな映画いじめの本はダメだ」と批判した。これに激昂した町山はキネ旬編集部に乗り込み、シェービングクリームで作ったパイを副編集長にぶつけるという暴挙に出た。キネマ旬報は弁護士を通じて洋泉社に抗議文を送り、町山はキネマ旬報に謝罪するとともに依願退職し、アメリカの大学院で勉強し直したいという妻とともに渡米した。
◆その後、日本人のあまり知らないアメリカ映画の動向やアメリカの人気テレビ番組、B級文化、政治状況などを、『映画秘宝』『TVブロス』『サイゾー』『週刊現代』『週刊文春』など、日本の新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどで紹介している。TBSラジオの人気番組『たまむすび』で現在、レギュラーコラムニストを務めており、仕事でたまに日本へ渡航している。

ということで「宝島社元社員」で高世の紹介したツイートの前後には

町山智浩
 宝島社で十年働いた社員として言ってるんですよ。実際に社内で勤務時間中に、衆人環視の下で、会社の経営と社員の待遇について意見したら、社長から鉄拳で頭部を殴打されてるんですよ。
 ただ、今でもよかったと思っているのは、その時、おれがすぐに殴り返すために椅子を振り上げたことだ。その場にいた今は亡き(ボーガス注:上司の?)宮永さんに羽交い締めにされて止められたけど、もし殴られてそのまま心を折られていたら、今のおれは無かった。

なんてツイートがあるので余程宝島社に恨みがあるのでしょう。1997年の依願退職も「パイ投げが理由」というよりはおそらく「パワハラ常習など会社の異常な体質にほとほと愛想が尽きて何かの機会に辞めたかった(高世や福島香織がそう思ったように辞めてもやっていけると思っていた*6)」のでしょうし、パイ投げも「どうせ辞めるんだから怖い物はない。むしろこの際、話題になるようなことをしてやる。ビートたけしのフライデー襲撃ならまだしも『シェービングクリームのパイ投げ』くらいなら、会社退職で片が付くだろ。ほとぼりがさめれば、活動再開できるだろ」という話だったんでしょうねえ。
 というか、町山ツイートが事実なら宝島社は「デマ右翼出版社」以前のごろつき出版社です。
 社長が社員相手に暴力沙汰(パワハラ)なんてまともな会社じゃない。
 そりゃそんなクズが社長ならためらいなく「カネのためにデマ右翼商売」をするでしょう。
 まあ、それはともかく。高世が

◆宝島社の広告自体はまともだと思うが、町山批判にも共感する

という趣旨のことを書いてるのには「目が点」ですね。
 俺から言わせれば

◆ボーガス
 (慰安婦問題は反日デマなど)さんざん在日韓国・朝鮮人に対するヘイトを煽ってきた西岡、島田、荒木等救う会一味が「北朝鮮拉致問題」でイイ子ぶっても騙されないよ。

であり

◆ボーガス
 さんざん救う会のヘイト行為を容認してきた高世が今さらイイ子ぶっても騙されないよ。そんなことより高世は拉致敗戦への反省を語れ

ですね(ちなみに俺が『ウヨ連中の中国批判』を評価しないのも町山と同様の理由です)。
 明らかに拉致問題は『さんざん在日韓国・朝鮮人に対するヘイトを煽ってきた西岡、島田、荒木等救う会一味』のせいで「彼らに批判的な俺のような人間」が距離を置いたことで風化してしまい、今の拉致敗戦ですが、そうした事態に高世は何一つ慚愧の念が無いのか。いつになったら高世は反省や謝罪をするのか。
 さて

「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戰えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」
「私たちは騙されている。この一年は、いったい何だったのか。いつまで自粛をすればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい。ごちゃごちゃ言い訳するな。無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。今こそ、怒りの声をあげるべきだ。」

つうのはまさに「拉致敗戦」に該当することですよねえ。
 俺は

「交渉パイプもない。平壌に常駐事務所もない。小泉訪朝から18年経っても何の展望もない。このままじゃ、拉致被害者は政治に殺される。」
 「家族会は救う会に騙されている。この18年は、いったい何だったのか。いつまで制裁をすればいいのか。拉致敗戦は、もう終わりにして欲しい。救う会はごちゃごちゃ言い訳するな。制裁を続けるだけで、なにひとつ変わらないではないか。今こそ、家族会は怒りの声をあげるべきだ」

と思いますがそう言う認識は高世には無いのか。

【参考】

自分史 - Wikipedia
 「自分史」という言葉に市民権が与えられるようになったのは、歴史家・色川大吉*7の『ある昭和史:自分史の試み』(1975年、中央公論社→後に中公文庫)の出版以後だろうといわれている。

*1:しかしそのプライドの高さは「特定失踪者なんてデマに加担できるか!」という救う会批判の方向にはついに行きませんでした。

*2:明治大学文学部教授。ベストセラーになった『声に出して読みたい日本語』(2001年、草思社)の著者として知られ、マスコミ出演も多い。(齋藤孝 (教育学者) - Wikipedia参照)

*3:夫・加藤康男とともに『関東大震災朝鮮人虐殺否定論』『張作霖暗殺コミンテルン陰謀論』を垂れ流すデマ右翼として悪名高い。過去に「新しい歴史教科書をつくる会」副会長や国家基本問題研究所評議員を歴任(工藤美代子 - Wikipedia参照)。

*4:月刊文春1974年11月号に発表した『田中角栄研究』(後に『田中角栄研究』(1976年、講談社→1982年、講談社文庫))で、1974年12月の田中首相辞任のきっかけをつくり、一世を風靡した例の方。(立花隆 - Wikipedia参照)

*5:社会党からは芦田内閣には「加藤勘十(労働相)」、「鈴木義男(法務総裁(現在の法相)、後に専修大学長)」、「冨吉榮二(逓信相、後に洞爺丸沈没事故で不幸にも事故死)」、「永江一夫(農林相、後に民社党副書記長)」、「野溝勝(地方財政委員会委員長 (現在の総務相))」、「西尾末広(副総理、後に民社党委員長)」、「水谷長三郎(商工相、後に民社党国会議員団長)」、「森戸辰男(文相、後に広島大学長)」が入閣した(芦田内閣 - Wikipedia参照)。

*6:実際、無能な高世や福島と違い、有能な町山は、退社後、TBSラジオ『たまむすび』の常連コメンテーターとして活躍してますし、著書も『USAカニバケツ:超大国の三面記事的真実』(2011年、ちくま文庫)、『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』(2011年、文春文庫)、『底抜け合衆国:アメリカが最もバカだった4年間』(2012年、ちくま文庫)、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』(2012年、文春文庫)、『トラウマ映画館』(2013年、集英社文庫)、『99%対1%:アメリカ格差ウォーズ』(2014年、講談社文庫)、『教科書に載ってないUSA語録』(2014年、文春文庫)、『トラウマ恋愛映画入門』(2016年、集英社文庫)、『〈映画の見方〉がわかる本:ブレードランナーの未来世紀』(2017年、新潮文庫)、『最も危険なアメリカ映画』(2019年、集英社文庫)など大手(講談社集英社、新潮、ちくま、文春)から複数出してるわけです。

*7:東京経済大学名誉教授。著書『民権百年』(1984年、NHKブックス)、『自由民権の地下水』(1990年、岩波同時代ライブラリー)、『昭和史と天皇』(1991年、岩波セミナーブックス)、『民衆史』(1991年、講談社学術文庫)、『歴史の方法』(1992年、岩波同時代ライブラリー→2006年、洋泉社MC新書)、『自分史』(1992年、講談社学術文庫)、『日本人の再発見』(1996年、小学館ライブラリー)、『近代日本の戦争』(1998年、岩波ジュニア新書)、『明治精神史(上)(下)』(2008年、岩波現代文庫)など

今日の産経ニュース&しんぶん赤旗ニュース(2021年5月11、12日分)(副題:コロナ問題で色々)

改憲許さぬたたかいさらに/国民投票法改定案 衆院可決

 参院での審議を国民の世論と運動で包囲し、国民投票法改定案の強行を許さないたたかいを急速に広げるときです。

 といったところで「衆院での採決に応じた立民」を共産党はろくに批判しないのだから

◆ならば、立民を批判しろよ
◆立民を批判しないでそんなこと言っても説得力皆無だろ。そもそも立民が衆院での採決に応じてそれを共産も容認して『野党共闘は今後も続ける』なんて言ってるんだから強行採決じゃないだろ(もちろん共産執行部への皮肉、嫌み)
参院でまた立民が採決に応じても何も批判しないんだろ。それでどこが『参院での採決を許さない』なんだよ。どう「急速に広げる」んだよ。
◆『国民の世論と運動』とやらを信用してないのは立民べったりのあんたら共産執行部だろ?

という反感しかないですね(とはいえ『既存の政党では一番評価できる』ので共産支持は今後も続けますが。俺も『共産支持は辞める』と言うほど『大人げない人間』ではなく、その程度には現実主義です)。


東京五輪組織委の橋本会長「IOC理事会の全面支持得た」 参加後の会見で - 産経ニュース
 「だから何だ?」ですね。バッハの日頃の言動を見ていれば何の意外性もない。そんなことでコロナ禍での五輪開催強行が正当化できるわけもない。


競泳・池江選手への五輪辞退強要 加藤長官「あってはならない」 - 産経ニュース
 そもそも誰も強要してませんのでねえ。むしろ「池江への同情」を利用して五輪開催を強行しようと未だに考えてるらしい加藤官房長官ら政権与党のゲスさに心底呆れます。


医療費負担増、衆院通過 75歳以上に2割枠新設 - 産経ニュース
 このコロナ禍の中「医療負担を軽減する(コロナ禍の今限定だとしても)」のならともかく「負担を増やす」というのだから全く正気ではありません。


内閣不信任案「提出できず」は月内の緊急事態宣言中 立民幹部が釈明 - 産経ニュース
 「枝野がびびってる、ヘイ!ヘイ!ヘイ!、解散されたら負けるとびびってる!」と自公の政治家に言われたからといって必死に「びびってない!」と言い訳しなくても良いでしょうに。そんなことをしても「図星をつかれたからみっともなく言い訳してる!」「皆さん、枝野・立憲民主はそんな腰抜け政党です」と更に自公から小バカにされるだけです。「自民、公明がどういう言おうが私の知ったことではない」「私の主張はまともな人間なら理解してくれると思ってる」とドーンと構えてれば良いのに、どんだけアホなんでしょうか?
 しかも「今国会中にコロナが終息すれば提出する用意がある」というのだから「枝野ら立憲民主執行部はアホか」ですね。
 何がアホか。まず第一に「コロナが深刻な状況で政治空白を作れない」と枝野が言ってる以上、そんなことはいちいち説明しなくてもこっちもわかっています(そうした枝野の主張をどう評価するかはひとまずおきます)。説明しなくても分かることを「わざわざ説明すれば」、「本当は解散されたら負けると思ってるからではないか」とか「世間が立憲民主をどう思うかというイメージ(そしてそれが選挙にどう影響するか)にそこまでこだわってみっともない言い訳をするなんて、信念がないのか。大事なのは自らの政治理念では無くて、イメージや選挙の勝ち負けだけか」と思われてかえって逆効果でしょう。どんだけ枝野も小心者なのか。
 しかも「枝野本人が釈明する」ならともかく、「そんなことをしたら恥ずかしい」とでも枝野が思ってるのか、枝野の子分である安住*1国対委員長が「枝野代表曰く」と伝言ゲームですから呆れます。これまた「何故、枝野自身が自分で言わないのか」「都合が悪くなったら『安住の勝手な憶測』と安住を切って捨てるためか」と馬鹿にされるネタになる(もちろんこうした言動は安住が勝手にやっているわけでは無く枝野の了解を得た上でしょう)。
 第二に「今のコロナ状況」で「国会会期中(つまり今から約1ヶ月後の6月中旬まで)にコロナが終息する」と枝野は本気で思ってるのか。俺にはとてもそんな事があるとは思えませんが。第三に国会会期中にコロナが終息するようならそれこそ「五輪は開催可能」でしょう。枝野が主張していた「7月に五輪が開催できるか疑問、延期ないし中止の決断をすべきだ」との整合性はどうなってるのか。こんな「馬鹿野郎」が最大野党党首だというのだから「日本政治の不幸」を嘆かざるを得ません。


枝野氏、中途半端な対決姿勢 首相追及も「現状で内閣不信任案出せず」 - 産経ニュース
「不信任案投げてしまうのは…」 自民・佐藤総務会長が枝野氏批判 - 産経ニュース
自民・世耕参院幹事長、立民・枝野代表発言「不思議な感覚」 - 産経ニュース
 ならば、枝野が不信任案を出せば何というのかと言えば、おそらく枝野が危惧するように「内閣総辞職にせよ、解散にせよ、一時的に政治空白が生まれる、このコロナ禍で無責任だ」というのでしょうから、無責任でデタラメですね。
 今回は「解散されたら選挙に勝てないと思って枝野がびびってる!」と言った方が国民なり、自民支持層なりの受けが良いと思って枝野をけなしてるだけでしょう。
 個人的には、こんなことを言うくらいならまだ「枝野氏が安心して不信任案を出せるようにするためにも、国民の不安を除去するためにも、スムーズなワクチン接種などで一日も早くコロナを終息させたい」と言った方が「まだマシ」だと思います。結局なんでそう言わないかと言えばワクチン接種時期などの見込みがまるで出来ず「言えないから」という酷い話でしょうが。


公明・山口代表「内閣信任と受け止める」 立民・枝野氏発言で - 産経ニュース
 枝野の主張の是非はともかく『深刻なコロナ禍の中、政治空白を作っても構わないと国民に思われたくないby枝野』のどこが「政権の信任」なのか。ここまで公明党も道徳的に劣化したかと思うと絶句しますね。枝野はむしろ「菅政権」に対し「他の問題はともかく、コロナ問題では与野党ともに知恵を出し合うべきだ(菅政権の主張で道理のあるものは野党の我々も支持するが与党の菅政権も野党の主張について正当な物は受け入れるべきだ)」としており「無条件で菅政権を支持する」なんて言ってないのに。


高橋内閣官房参与「さざ波」ツイートに公明・山口代表が苦言 - 産経ニュース
 「高橋参与を更迭すべきだ」「国民の信頼を大きく失った彼が参与を続けて、一体何が出来るのか」などといえない当たりは所詮、自民の「下駄の雪」公明党です。


河野ワクチン相「焦らずお待ちを」 愛知・西尾の優先予約指示で - 産経ニュース
 「どこまで脳天気なのか」と殺意すら覚えますね。焦らず待てば打てるのか?。そんな保証はどこにもありません。
 「焦らなければ打てない」という危機感を生みながら「これこれこの時期に必ず打てます、そういうきちんとした計画を立てています」という具体的なスケジュールを示しもしないで良くもふざけたことが言えたもんです。河野太郎の父親「洋平」も、息子と同レベルのクズだったんでしょうか。


加藤官房長官「誠に遺憾」 スギHD会長にワクチンで便宜 - 産経ニュース
 「他人事か、手前!」ですね。
 まともにワクチン接種が出来ないからこそこういう「コネで早く打とう」とする動きが出るのでは無いのか。「こうした動きが出たことは菅政権のワクチン接種がスムーズに進んでないことに大きな原因がある。菅政権の力不足を心から恥じてる」位のことも言えないのか。


大阪・茨木市、ワクチン接種求める高齢者殺到で窓口予約中止 - 産経ニュース
 日本のコロナ対応の酷さには絶句しますね。もちろん「個々の自治体(例えば今回の茨木市)にも問題はある」でしょうがもはや自治体に丸投げするのでは無く、国、つまり菅政権こそがまともな対応を計画し、その計画に沿って自治体を指導すべきでは無いのか。
 「緊急事態条項改憲(下村政調会長など)」なんて馬鹿なことを言ってる暇があったら、そうした対応にこそ頭を使えと言いたい。

*1:野田内閣財務相民進党国対委員長岡田代表時代)、代表代行(蓮舫代表時代)などを経て立憲民主党国対委員長

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/11分:島田洋一の巻)

島田洋一
 「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利があります」という中山泰秀副防衛相の発言が「炎上」したそうだが、米政界なら多数意見で、何の問題にもならないだろう。

【参考】

中山泰秀副防衛相のツイッター「炎上」 中東衝突めぐる投稿で | 毎日新聞
 中山泰秀副防衛相は12日、イスラエルパレスチナの衝突激化を受け、自身のツイッターに「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利があります」と書き込んだ。根深い中東和平問題でイスラエル側に肩入れする姿勢と受け止められ、中山氏のツイッターは「炎上」状態になった。
 中山氏はイスラエル軍ツイッターで発信したロケット弾攻撃による国内被害地の映像を添付し、「あなたならどうしますか?ある日突然24時間で300発以上のロケット弾がテロリストによって撃ち込まれ、愛する家族の命や、家を奪われたら」と記述。「最初にロケット弾を一般市民に向け撃ったのは一体誰だったのか」とも指摘し、「私達の心はイスラエルと共にあります」と結んだ。
 中山氏のツイッターには「やられたイスラエルは無差別に空爆しても良いということでしょうか?」「やられたらやり返していいというお考えですか」「『私達』ってなんだよ。勝手に数に入れんな」などの返信が相次いでいる。
 中山氏は12日、防衛省で記者団に「私はパレスチナの人たちがテロリストだと書いたことは一度もない。公安調査庁や米国がテロリストに指定しているハマスがミサイルを撃ち込んでいる」などと釈明し、「しっかりと中東の和平が実現できるようにしていきたい」と述べた。
 加藤勝信官房長官は12日の記者会見で「中山氏個人のツイッターでの発信で、その意図を承知していないのでコメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。

「心はイスラエルと共に」 中山防衛副大臣がツイート:朝日新聞デジタル
 ロケット弾攻撃への報復としてイスラエル軍パレスチナ自治区空爆しているなか、中山泰秀防衛副大臣が12日、自身のツイッターで「私達の心はイスラエルと共にあります」などと、イスラエル側を擁護する投稿をした。
 日本政府はイスラエルパレスチナ双方に、自制と事態悪化を避けるよう求める立場を取る。政府高官は「政府の見解とは違う」と語った。

 ググった限りでは「毎日記事が一番中山に批判的だった」ので引用が長くなりました。日頃から「イスラエル万歳(まあ島田の場合、共和党万歳、トランプ万歳という意味合いでのイスラエル万歳にすぎないでしょうが)」の島田なら予想の範囲内ですが全く酷い暴言です。加藤ですら「中山批判」しないとはいえ公然と擁護は出来ないでいるのに。
 中国も「中国にはウイグルテロリストから自国を守る権利があります」といって、ウイグル統治をしていることを「アンチ中国」島田はどう思ってるのか。といえば「中国の行為は汚い弾圧、イスラエルの行為は正当な自衛」というクズが島田でしょうが。
 そして中山も同レベルなのでしょう。
 もちろん「中山発言はパレスチナ問題認識として不適切」「政府方針は中山ほどイスラエル擁護では無く、閣内不一致」というのもありますが、「防衛副大臣」が「テロリストを潰すためには市民を巻き添えに死なせてもいい」としか理解できない発言をするのも全く酷い話です。「つまり自衛隊も同じ事をすることがあり得ると?」と聞かれたらどう答える気なのか。

島田洋一
 つまらぬ揚げ足取りだ。インドが大波とすれば日本は…という相対評価の話。「人命を軽視」は彼らの畏敬*1する習近平に向けるべき言葉だ

 何のことかと言えば例の「元財務官僚」「元窃盗犯(窃盗で、東洋大を懲戒免職)」「嘉悦大学教授」「内閣参与」の高橋某*2が「東京五輪の今夏開催は可能」とツイートする際に「日本の状態はさざ波」等と非常識な暴言を吐いた事への「島田流擁護」です。
 「高橋批判」「高橋の参与解任」はせず、「ノーコメント」で逃げたとは言え、菅政権や自民党ですら公然とは擁護しない高橋を良くも擁護出来たもんです。
 そこは「今夏開催派」島田の立場でも

◆高橋はふざけんな。何がさざ波だ。さざ波で緊急事態宣言するのか。インドよりはマシだってそんなのインドが酷すぎるだけだろ。日本より酷かったはずの英国なんかワクチン接種が進んだこともあって、今じゃ日本より状態が改善してるらしい。そういうことを『ワクチン接種が進まないで申し訳ない』と思わないのがお前か!
◆お前が今は『嘉悦大学教授』にすぎないのでは無く、内閣参与という立場であることをどう思ってるんだ!。菅政権も同じ意見と思われるだろうが!
◆菅政権は高橋を参与から更迭すべきだ。残す必要がどこにあるのか!

等と批判すべきでしょうにねえ。高橋なんか、島田ら自民万歳ウヨにとって「首相の菅」などと違って何が何でも擁護する必要がある重要人物でもないでしょうに。菅政権が参与から更迭してれば「もはや更迭した、菅政権と高橋は何の関係もない。菅政権が高橋の発言で批判されるいわれはもはやない。何の問題も無い」とした上で「高橋に悪口雑言」でしょうに、高橋を更迭しないが故に「高橋発言に何の問題も無い」と言い出すのだから呆れます。
 とはいえTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」でMC・森本氏が

◆二階幹事長、菅首相はコロナ禍の中で平気で会食をしていた。未だに『居酒屋でなければいいだろ』と外で立ち飲みする人間がいる。高橋参与のような人間が(特に与党政治家や与党支持層に)山ほどいるのではないか、だからコロナが終息しないのでは無いかと思って気が滅入る。

と嘆いたように「高橋は氷山の一角では無いか」と思ってげんなりしますが。
 なお、インドの惨状については例えばインドのコロナ感染大爆発とモディ政権の失政|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページを紹介しておきます。
 どうも「モディ首相がコロナを舐めて対策を怠った人災」という「米国のトランプ」「ブラジルのボルソナロ」「大阪のイソジン吉村」のような酷い話のようですが、「ヒンズー教狂信者(モディの支持層)の多いインド」においては「未だにあの惨状でも維新の支持率が大幅ダウンしない」ように「モディはよくやってる」「天災だから仕方が無い」でモディをかばう人間(ヒンズー教狂信者)が未だに多い(今回の件でモディ政権が崩壊するか分からない)というのだから絶句です。

*1:「高橋批判派、東京五輪今夏開催反対派は中国シンパじゃねえぞ!、くだらないレッテル貼りも大概にしろ」ですね。つうか現時点ではむしろ、習主席は「東京五輪の今夏開催を支持する」と言っているのに何が「高橋批判派、東京五輪今夏開催反対派は中国シンパ」なのか。むしろ「高橋批判派、東京五輪今夏開催反対派」は「東京五輪限定」だとしても「習主席批判」の立場でしょうに。「政府、自民党批判は、その批判内容が何かに関係なく中国シンパと罵倒すればいい」が島田の考えのようです。全く馬鹿馬鹿しい。

*2:著書『アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる』(2013年、講談社)、『こうすれば日本はもの凄い経済大国になる』(2013年、小学館101新書)、『朝鮮半島終焉の舞台裏』(2017年、扶桑社新書)、『「官僚とマスコミ」は噓ばかり』(2018年、PHP新書)、『韓国、ウソの代償:沈みゆく隣人と日本の選択』(2019年、扶桑社新書)、『「NHKと新聞」は噓ばかり』(2020年、PHP新書)、『給料低いのぜーんぶ日銀のせい』(2021年、ワニブックスPLUS新書)などアホ著書多数