松竹伸幸に悪口する(2024年4/23日分)

本日の「赤旗」政治部長・6 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 詳しい引用は省略しますが、「中央委員の討議による再審査(松竹が要求)」ではなく「大会幹部団が再審査し、請求を却下→幹部団の報告を中央委員が承認」と言う形を取ったことについて

松竹氏の除名処分再審査請求を却下/大会代議員全体の拍手で承認
 過去の対応を踏襲して、大会幹部団が再審査し、山下芳生副委員長がその結果を大会に報告、代議員の拍手で承認されたものです。

として「前例に従った」という報告が山下副委員長(元書記局長)からされたことについて「ならばその前例(何時の再審査か?、除名についての再審査か、それともそれ以外の再審査か?、除名ならば誰の除名についての再審査か?など)について詳しく説明して欲しい」とし「その説明が無い限り、そんな前例はそもそもないのではないか、と疑う」と悪口する松竹です*1
 俺個人は勿論「松竹は除名されて当然」と思っていますが、今回は(説明することに何か重大な支障があるなら話は別ですが)松竹の要求に従い「前例について説明がされるべき」ではあるでしょう。
 松竹などもはや「世間に相手にされてない*2」とはいえこうした悪口がされて、今のところ党が「前例とは具体的に言うと、Aと言う時期にされたBという再審査だ」等ときちんと反論してないように「見える(反論してるというなら以上の文章は撤回しますが)」というのは党支持者として、あまり気持ちのいい物ではない(ということで俺のことを『党盲従呼ばわり』するid:kojitakenですが、俺もこの程度の党への苦言はします。なお、勿論この程度では党支持を辞めたりはしません)。
 それにしても「除名は不当だ」を書くのは松竹の自由とは言え、「松竹ブログでは除名以外のこと(例:日本政治評価に絡めた赤旗記事の感想)を書きたいと思う」「除名については裁判関係の媒体(例:松竹裁判応援隊ブログや有料メルマガ)に専ら書きたい」が結局、事実上撤回されて、「除名は不当だ」ばかりになるのは「何だかなあ(呆)」「早くも前言撤回かよ」「『除名は不当だ』以外に書くことはないのか?。(例は何でもいいですが)国会で審議中の各種法案(共同親権、経済秘密保護法など)も衆院三補選も、開催が危ぶまれる大阪万博も、ウクライナ戦争も、中東紛争も、現在話題の政治問題、社会問題はどうでもいいのか?」ですね。そういう疑問を感じず、ひたすら松竹万歳し、党に悪口する連中が「松竹信者の反党分子」なのでしょうが。
 結局、今の松竹は「日本政治の改善」「党勢拡大」「野党共闘進展」もどうでも良くて*3、もはや「除名は不当だ→裁判に勝ちたい、勝って党をネガキャンしたい、仮に不幸にして勝てなくても最高裁で敗訴が確定するまではネガキャンしたい」という「党へのネガキャン」がしたいだけではないのか。
 なお、以上はいつも通り「土方歳三」名義で松竹記事に投稿しますが、今回は「党への苦言(松竹の要望に応えて「前例」について説明してはどうか?)」なので、松竹は掲載するかもしれません。それとも一部に「松竹への悪口」があるのでやはり掲載拒否か?

*1:今回記事は「党幹部団(なお、中祖氏はこのメンバーではなく、本日の「赤旗」政治部長・6 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaによれば志位議長、田村委員長、小池書記局長、市田、緒方、倉林、浜野副委員長、山添政策委員長(役職は現在)等がメンバー)」や「山下副委員長」についての批判であり、「中祖赤旗政治部長」は1)中央委員として山下報告を承認した一人、2)赤旗で党大会決定を報告した赤旗編集責任者の一人とは言え「政治部長」云々というタイトルをつけるのは変でしょう。松竹が異常なまでに中祖氏を憎悪してることが窺えます。中祖氏は「結社の自由」に対する乱暴な攻撃――「朝日」社説に答える/政治部長 中祖寅一(2023.2.9)等で松竹批判してるとは言え、他にも土井書記局次長(党攻撃とかく乱の宣言/――松竹伸幸氏の言動について/書記局次長 土井洋彦(2023.2.8))、藤田赤旗編集局次長(規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健(2023.1.21))、山下副委員長(松竹伸幸氏の除名処分再審査についての報告/副委員長 山下芳生(2024.1.17))等、「松竹批判する党幹部(役職は全て当時)」はいるのに松竹が中祖氏をここまで憎悪する理由が謎です。

*2:まだ裁判が正式に開始されてない(松竹に寄れば6月開始予定)とはいえ裁判が開始されても松竹はおそらくマスコミにあまり取り上げられないでしょう。

*3:というか「文春新書刊行(反党行為開始)」当初から松竹にとってそれらはどうでも良く、あったのは党執行部への憎悪だけだった気がしますが

浅井基文「イランのイスラエルに対する軍事行動」(2024年4月22日記載)

イランのイスラエルに対する軍事行動

 4月13日(現地時間)にイランは、イスラエルによるイラン在シリア領事館に対する攻撃への報復として、ドローン及びミサイルによるイスラエルに対する軍事作戦を敢行しました。イスラエルは、300基以上のドローン及びミサイルの99%以上を撃墜し、数基のミサイルがイスラエルの軍事基地に命中したもののその被害は軽微だった、として「勝利宣言」(ネタニヤフ首相)を行いました。

 これ以上の引用は省略しますが、これについて「問題をこれで終わらせるための、イランとイスラエル出来レースではないか(少なくともイランはイスラエルと全面戦争する気は無く、イスラエルによって潰された面子を保ちたかっただけ)」と見る浅井先生です。
 「イランはイスラエルと全面戦争する気は無い」については俺も同感です。
 「中東の軍事大国」とはいえ、イランはイラン単独*1で「軍事大国イスラエルを圧倒できるほどの軍事力は無く」、また、イスラエルのバックには軍事大国・米国が控えています。そう簡単にイランが勝てる話ではない。
 またイスラエルへの攻撃が「どっちもどっち」イメージによって「イスラエルのガザ攻撃」への批判を弱め、ネタニヤフを利する危険もある。
 とはいえ「イランは弱腰」とネタニヤフに舐められて、さらにネタニヤフにイラン攻撃に暴走されても困るし、イラン国内の強硬派に対するガス抜きも必要だと言うことで「我々が何も軍事的反撃できないと思ったら大間違いだ(ネタニヤフへの牽制)」「最低限の反撃はした(国内強硬派へのガス抜き)」といえる程度の反撃をイランがしたと言う話です。
 今や問題はネタニヤフが「イランの攻撃など何ら効果無かった」で済ませて「反撃しないでひとまず終わらせるのかどうか」、欧米各国(特に米国)は「イランに反撃して事態を悪化させるな」とネタニヤフを押さえ込めるのかどうかでしょう。
 ネタニヤフを押さえ込めれば「ひとまずは幸い」ですが、少なくとも表向きのネタニヤフ発言は「過激」であり押さえ込めると言い切れない点が不安です。
 ネタニヤフが反撃してもイランがあえて「自制し、対立がエスカレートせずに沈静化する可能性」は勿論ありますが。

*1:一方で「過去の中東戦争」のようにアラブ連合軍でイスラエルと戦う機運もないでしょう。

今日の産経ニュースほか(2024年4/22日分)

幹事長のおひざ元で連敗、党内に衝撃広がる 大東市長選で維新が敗北 [維新]:朝日新聞デジタル
大阪・大東市長選、維新公認候補及ばず 藤田氏お膝元で3連敗 - 産経ニュース
 「敗戦したとはいえ維新もある程度票を取っています」が、維新批判派として嬉しいニュースです。こうした「維新の敗戦」を分析し、維新との闘いに生かすことで一日も早い「維新の没落」につなげたい。しかし、この敗戦、やはり「大阪万博での体たらく」も多少は影響があるのか。


小池百合子知事、都内首長選の〝連勝〟ストップ 目黒で支援候補敗北 今後の戦略に影響か - 産経ニュース
 東京補選での「乙武の予想以上の不振(現時点での世論調査では1位酒井候補(野党共闘)、2位維新、3位保守党で乙武は4位以下)」といい、実は都民ファ、小池には大阪維新ほどの力は無いのかもしれません。いずれにせよ、こうした「都民ファの敗北(とはいえ、目黒区長選挙について言えば多選現職の再選、野党共闘の敗北で選挙結果自体はあまり喜べませんが)」を分析し、都民ファとの闘いに生かすことで一日も早い「都民ファの没落」につなげたい。


◆性犯罪はやはり「ある種の病気」

17歳アイドルに淫行疑い 「欲望抑えられず」40歳プロデューサーの男逮捕 - 産経ニュース
 アイドルグループの少女(17)にみだらな行為をしたとして、警視庁少年育成課は児童福祉法違反の疑いで、東京都世田谷区世田谷、タレントマネジメント会社役員、真田巧容疑者(40)を逮捕した。真田容疑者は「奥さんと別れるから待ってて」「アイドル卒業したら結婚しよう」などと言い、少女に恋愛感情を抱かせて自宅やホテルに呼び出していたとみられる。少女の父親が警視庁に相談し発覚した。

「女優になるために必要」わいせつ行為か 元芸能プロダクション顧問を逮捕 - 産経ニュース
 「女優になるため」などと称し、女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁本所署は、準強姦と準強制性交の疑いで、千葉県浦安市富士見、元芸能プロダクション顧問、星政則容疑者(57)を再逮捕した。

「みんな経験」「女優として生きていくなら」 立場を悪用、芸能界で後を絶たない性加害 - 産経ニュース
 「昔も今も売れている子たちはみんな経験してきた」「ベッドシーンもある」。
 今年2月、準強姦と準強制性交容疑で逮捕された元芸能プロダクション顧問の男は犯行の際、こう説明していたという。被害女性は男が顧問を務めていたプロダクションに所属していた。

 また芸能界での猥褻行為です。ジャニー喜多川ジャニーズ事務所が被害者への謝罪や、賠償、社名の変更に追い込まれる)、木下ほうか(NHKドラマ『正直不動産』を降板し、所属事務所を解雇、現在は過去出演ドラマの再放送はあるものの、新たな出演はなく、事実上、引退状態とみられる)等「過去の性加害」への批判を考えれば普通躊躇するでしょうに、「性犯罪はある種の病気」ですね。


<主張>学術会議改革 税金の投入を極力減らせ 社説 - 産経ニュース
 学術会議を「自民党の意向に従わない」と異常なまでに敵視し、また税金を自分の金と思い込んでるらしい産経と自民には心底呆れます。ちなみに産経の言うような行為をやってロシア科学アカデミー(日本の学術会議に該当)を完全に政府御用機関にしたと言われるのが隣国のロシアです。


「マイナンバーカードは持ち歩きません」が4割 デジタル庁のアンケートで判明 - 産経ニュース
 「マイナポイントにつられて、作ったにすぎない人間」では「使える場所がない」ならそうなるのは当然でしょう。


怒りは書いて捨てると感情を抑制できる 名古屋大の研究チームが発表 - 産経ニュース
 「怒りが抑えられるメカニズム」はともかく、感覚的には理解できる話です。実際そうした方法で「怒りを抑えてる方」もいるでしょう。


<産経抄>尊い犠牲を胸に刻む、海自ヘリ墜落 - 産経ニュース
 「あえてきついことを言えば」、あえてリスクを覚悟して「二次災害が危惧される災害現場」に「災害に遭った方々」を救いに行って「不幸にして二次災害で死亡(例:猛吹雪によりヘリが墜落)」ならともかく、「通常の訓練に参加していたヘリが(機器の故障で?)墜落して死亡」は「貴い犠牲」ではないでしょう。むしろ「不幸な犠牲」と呼ぶべきです。

今日も「最近は補選(特に東京補選)の記事しか書かないアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/22日分)

「次の選挙で政権交代」だ。そういう闘いをしなければ次だって次の次だって負けるだろう。闘わなければ情勢は動かない。闘うときに支持が集まる。怯むな。(三春充希氏のX, 2021年4月16日) - kojitakenの日記*1

 今回の補選は、立民の1勝2敗の場合はもちろん、2勝1敗でも野党第一党として信認されたとはいえない結果と総括されることになる。

 「1勝2敗(島根補選で自民に1敗、あと一つは東京or長崎か?(維新に敗北?))」「2勝1敗(島根補選で自民に1敗?)」が何を意味するのかはともかく、いつもながら「選挙の勝敗(政局)にしか興味が無いのか?」「あるべき政治(例は何でもいいが、例えば共同親権の是非、岸田訪米の評価など)にどれほど関心が無いのか?」「村野瀬玲奈の秘書課広報室など、少しは政策を論じてる人を見習え(例は村野瀬氏でなくてもいいですが)」「本当にkojitakenはバカだな(呆)」と心底呆れます。「反共分子」kojitakenの方は「共産に好意的な」村野瀬氏を嫌ってるようですが、どう見ても「政策も論じる村野瀬氏>絶対に越えられない壁>政局(選挙等)にしか興味が無い、政策に無関心な選挙バカ、政局バカのid:kojitaken」ですね。


次期衆院選で「政権交代してほしい」62% 毎日新聞世論調査 - kojitakenの日記
 「政権交代の機運が出てきた」とはしゃぐkojitakenですが
1)他のマスコミ世論調査はどうなのかという問題
2)この毎日調査においても「支持政党なし」を除けば、「いつものように」自民支持率が一番高く、野党で最も支持率が高い立民と大差をつけてると言う問題
→つまり「政権交代して欲しい」と言ったところで「裏金問題が表面化した今、政権交代した方がいいんじゃね?」レベルの他力本願の可能性が強く、野党に何処まで投票するか怪しい。実際、別の世論調査では「首相にふさわしい人1位」は立民の泉ではなく、「岸田に干されており、また派閥に裏金疑惑が浮上しなかった」自民の石破元幹事長。「ポスト岸田が石破になる」だけで「数字が激変」する危険性が否定できない
3)小選挙区制においては今の立民の支持率(民主党政権交代した頃に比べて極めて低い支持率)では、当選者を出すには野党共闘をするほかない(そして維新や国民民主が自民にすり寄り、社民、れいわは党勢が弱いことを考えれば共産を含む共闘は不可避)のに、「泉代表自身が反共右派であること」「支持団体・連合の吉野会長が反共右派であること」等で「共産を含む野党共闘」が進んでない問題
4)(3)とも関係する話だが)「共同親権」「経済秘密保護法案」など共産が反対する法案に立民が賛成している問題(明らかに野党共闘の機運を阻害している)
を考えればこの程度ではしゃぐのは脳天気がすぎるでしょう。「立民リベラル派(枝野前代表、西村代表代行など)」支持者のkojitakenらしいですが。
 というか、何度も書いてて飽きてますが、「マスコミ世論調査の結果」に一喜一憂するより「共同親権」「経済秘密保護法案」等といった政治問題について少しは論じたらどうなのか。

「東京15苦」‥‥(きょんきょん氏のXより) - kojitakenの日記
立憲・酒井氏優勢 維新・金澤氏と諸派・飯山氏が追う 衆院・東京15区補選 JNN中盤情勢調査 - kojitakenの日記
立民・酒井菜摘氏がやや先行 維新・金沢結衣氏、諸派・飯山陽氏が追う 東京15区補選情勢(共同) - kojitakenの日記

と「最近は補選(特に東京補選)の記事しか書かないアホ」id:kojitakenには「勝敗(選挙の勝敗や政権交代できるかどうか)にしか興味が無いのか」心底呆れます。

「限界系」という言葉は、黒川敦彦一派にこそふさわしいのではないか - kojitakenの日記
 サンデーモーニング衆院補選と自民党の裏金の話をやっているが、他の2補選を捨てた島根1区が岸田政権の命運を握るとか言ってるな。それは本当にその通りなんだろうと私も思う。
 とはいえ私の主たる関心事は(ボーガス注:kojitakenが居住し、選挙権を持つ?)東京15区補選なので、今日もその話を。

と堂々と書いて恥じない*2ような人間には「何を言っても無駄」「馬耳東風」ではあるでしょうが。


「限界系」という言葉は、黒川敦彦一派にこそふさわしいのではないか - kojitakenの日記
1)「限界系」など一部の人間しか使ってない「大部分の人間には意味不明なネットスラング(また、多くの場合「限界系」と言う言葉の使用方法は「右派の立民支持層(泉代表の支持者)」による「左派(共産など)誹謗=泉批判は自民を利してる、共産は独自候補を立てて自民を利するな、など」でしかない)」
2)黒川某(東京補選での泡沫候補(つばさの党)の一人。衆院東京15区補選で「選挙妨害」警視庁が違反警告 怒る小池百合子知事「経験したことがない」:東京新聞 TOKYO Web立民・大串博志選対委員長、選挙妨害に遭う 30分間のカーチェイス「威嚇とんでもない」 - 産経ニュース等、東京補選で「立民系野党共闘の酒井候補」「都民ファ、国民民主相乗りの乙武候補」などほぼ全ての候補に選挙妨害*3を公然と仕掛けてるらしい御仁)とその支持者など、社会的影響力や政治力は皆無*4であり、またその選挙妨害の方法が「妨害する故意はないが、過失で結果的に妨害してしまった」という言い訳が済むような代物ではない上に、「主要な候補全てに対して実行している」ために、妨害された陣営側からの告発(暴行傷害や公選法違反)で刑事罰は不可避であろうこと(検察が訴追に後ろ向きな「安倍派の裏金問題」などとは性格が違う)
→実際、妨害者が逮捕された(街頭演説会で陣営男性を突き飛ばしか 暴行容疑で男逮捕 東京15区補選 - 産経ニュース参照)
と言う意味で「kojitakenはアホか」ですね。限界系などという意味不明な言葉は使うべきでないし、黒川一味も「当然非難に値する」とはいえ、ここまで特筆すべき話でもないでしょう。
 なお、あえて言えば「限界系*5」と言う言葉が当てはまるのは「政局(選挙の勝敗等)しか興味が無いらしいkojitakenにこそふさわしいのではないか(「政局以外には興味が無い」という「限界」)」。kojitakenはそう言われれば激怒するのでしょうが。

*1:kojitakenの引用する三春ツイートを見る限り「日本精神があれば米国に勝てる(戦前日本)」並に「無謀な精神論」にしか見えません。勿論「戦う姿勢」は重要ですが、それだけで勝てれば誰も苦労しません。「闘いの方針、方向性、戦術」等の具体案が重要です。

*2:選挙限定ですら「自民との一騎打ちである島根補選」の方が「注目」ですし、選挙以外も考えればなおさら「主たる関心事は東京補選」とは「何だかなあ(呆)」ですね。

*3:こんな選挙妨害をしても黒川の当選には明らかにつながらないので全く意味不明です。【追記】ネット上では「そもそも当選したいわけではなく、警察が選挙妨害で逮捕しづらいようにするために立候補しただけ(一般によほど悪質でないと「特定候補を支援した(あるいは弾圧した)」との批判を嫌って警察は選挙期間中には逮捕せず、選挙後に摘発する)」という指摘がありますね。とはいえ、ここまで悪質だと実行犯の現行犯逮捕は勿論、「黒川の指示、命令ががあった」という証拠が揃えば、選挙期間中に「候補者」黒川本人を逮捕しても一向に構わないと思いますが

*4:当然ながら検察が西村元経産相、萩生田元政調会長、松野元官房長官など自民党幹部政治家の政治力に忖度してか、訴追に後ろ向きだった「安倍派の裏金問題」と違い刑事告発されれば、黒川一派は確実に訴追されるでしょう。

*5:既に書いたようにこの言葉は好きではないですが

今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年4/21、22日分)

主張/スポーツ賭博/もうけ優先の解禁 犠牲は国民

 ギャンブルがスポーツや社会、人間性を蝕む現実を浮き彫りにしています。米大リーグ・ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者による違法賭博事件です。
 犯した罪はぬぐいようもありません。しかし、(ボーガス注:水原容疑者を非難するばかりではなく)賭けが氾濫する社会環境に目を向ける必要があります。米国では2018年にスポーツ賭博が解禁されました。それまでは原則禁止でしたが、連邦最高裁連邦政府に規制する権限はないと州に権限を委ねました。それによって50州中38州が解禁したのは、州の税収増となるからで、その額は21年までに約1700億円となっています。米問題ギャンブル全国協議会は成人250万人が重度の状態と公表。
 スポーツ現場への影響も深刻です。米プロバスケットボール協会(NBA)では3月、賭けに参加した一般の人が、チームの監督を脅迫する事件も起きています。
 問題はこれが対岸の火事ではないことです。
 日本には2001年からサッカーのJリーグを対象にしたスポーツ振興くじがあります。一昨年のバスケットボールに加え、プロ野球を対象にする動きも強まっています。

 スポーツくじをサッカー、バスケから「野球等に拡大を狙う面子(自民のスポーツ族議員、文科官僚など?)」にとっては確かに水原の一件は痛手かもしれません。
参考

スポーツくじ対象拡大に意欲 遠藤利明氏「何とか野球を」:時事ドットコム2024.1.15
 日本スポーツ政策推進機構*1遠藤利明*2会長は、中学校の部活動改革で必要になる財源*3を確保するため、スポーツ振興くじの対象競技の拡大を目指す意向を示した。
 振興くじは現在、サッカーとバスケットボールが対象。元五輪担当相の遠藤氏はプロ野球やバレーボール、ラグビーハンドボールを候補に挙げ、「一番何とかしたいのは野球。来年の通常国会に提出すれば、秋にもできると思う」と語った。 

 まあ確かに野球くじは儲かるかもしれませんが「西鉄黒い霧事件西鉄投手の池永正明永易将之益田昭雄与田順欣が永久追放処分を受け西鉄の戦力が大幅にダウン、その後の身売り(太平洋クラブ→クラウンライター→西武)につながったとされる。一方、池永らの抜けた穴を埋めた一人が当時、若手選手だった東尾修で、皮肉にも池永らの追放は東尾の活躍の場を増やしたとされる。なお、池永は後に処分が解除された(黒い霧事件 (日本プロ野球) - Wikipedia参照))」とか過去の不祥事をどう考えてるのかと聞きたくなります。
 未だに

野球勝敗予想で計1億1625万円を賭けさせた容疑、会津小鉄会幹部ら男女3人を逮捕 : 読売新聞2024.2.7
 プロ野球高校野球の勝敗を予想させる賭博を開いたとして、京都府警は6日、指定暴力団会津小鉄会幹部の男(59)(大津市)ら男女3人を賭博開帳図利容疑で逮捕した。

など「暴力団野球賭博」が摘発されるので、さすがに野球くじは実現できないと思いますが。
 なお、大谷は「水原を信じて、金銭管理を任せたうかつさ(その結果、大谷の銀行口座から多額送金)」はあるとはいえ、無実(捜査当局の発表に寄れば、水原による無断送金で大谷の関与はない)でしたが、これが「水原とグル(送金を了承)」なら池永らのような「日米球界からの永久追放処分」もあり得たでしょう。


賃上げ 都知事選勝利を/東京 労働者後援会が宣伝
 しばらく先の話であり、また「アンチ小池が皆、支持できる有力候補の擁立」も楽ではないでしょうが早急に擁立をして欲しい。「都議選での共産の躍進」はともかく都知事選勝利はやはり「具体的候補者」がいないと今ひとつ盛り上がりません。


◆マスコミによる共産紹介

日本の政治を方向づける「赤旗」/英誌「エコノミスト」、裏金報道を紹介
 英国の政治経済誌エコノミスト』最新号(4月20日号)が、日本の政界を揺るがす自民党の裏金疑惑を取り上げ、「共産党の無名の新聞が日本の政治を方向づけている―しんぶん赤旗の記事は一貫してパンチがきいている」との見出しで、日曜版のスクープで裏金事件のきっかけをつくった「しんぶん赤旗」を紹介しました。

選択的夫婦別姓 自民を下野させれば実現/TBSラジオで田村委員長
 田村智子委員長は19日、TBSラジオの「荻上チキ・Session」で、ジェンダー問題や共産党の平和の外交提言について語りました。

資本主義土台に 個人の自由発展/志位議長 縦横に語る/『週刊文春』インタビュー
 18日発売の『週刊文春』(4月25日号)の「阿川佐和子*4のこの人に会いたい」に日本共産党志位和夫議長が登場し、エッセイストの阿川さんのインタビューに答え、日中関係、野党外交、日本共産党未来社会論について縦横に語りました。

 支持者として素直に嬉しいので紹介しておきます。
 松竹本人、「kojitaken、inti-solなど松竹の類友」は「松竹除名」で共産評価が「低下の一途」であるかのように描き出そうとしますが嘘であることが改めて明白です。

 司会の荻上チキ氏に「田村委員長は国会の質問で、必ずジェンダー問題に触れますね」と問われた田村氏

 勿論、このような質問をする荻上氏自身が「ジェンダー問題に関心がある」わけで、彼には『社会運動の戸惑い:フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』 (ジェンダー研究者である山口智美氏、斎藤正美氏との共著、2012年、勁草書房)等のジェンダー関係著書もあります。

「選択的夫婦別姓自民党を下野させれば実現できる。同性婚自民党を下野させてこそ、その実現に向けた議論が国会の中で始まると思います。そこが焦点です」と強調しました。

 自民党内にも賛成派(例:小渕内閣郵政相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相等の要職を歴任した野田聖子)がいる夫婦別姓はともかく、今の自民党では同性婚容認に動くとは思えず、その意味で「同性婚法制化」には確かに自民下野が必要でしょう(自民が今後、同性婚合法化の立場に大きく変わらない限り)。
 とはいえ「民主党政権夫婦別姓同性婚合法化には動かなかったこと」「政権交代の中心は立民党(民主党の後継政党)になるであろうこと」「現在の立民党執行部は、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行革相を務めた岡田幹事長、鳩山、菅内閣厚労相を務めた長妻政調会長民主党政権時とあまり変わりないこと」を考えれば「政権交代」だけでは「夫婦別姓同性結婚合法化」は残念ながら実現しないでしょう。

 在日米軍は日本を守るものではなく、アジアや中東地域への出撃拠点だと指摘し、この危険性を国民に知らせていく日本共産党独自の役割を語りました。

 この点はハト派として全く同感です。

参考

◆もりのくま
荻上
「異論を言った党員、神奈川の県議さん*5に対して、かなり強い口調で「おかしい」と言ったことがパワハラめいていてドン引いた*6という声も聞くんですが」
田村
「異論を許しているからそういう発言もある訳ですし、その発言をしたことで何か処分したかというと、全然そんなこともしてないんですよ」
 で、翌日の赤旗2面での報道。(ボーガス注:荻上が質問した大山問題(まあ、反共分子が言いがかりつけてるだけですが)について)全く触れていない。

 「反党分子らしい因縁付け」で「それが荻上の田村インタビューでお前にとって一番大事なのかよ?(呆)」です。どんな記事を書くかは赤旗の「編集権の自由」でしょうに。
 いずれにせよ、「荻上反党分子」ではない*7にせよ、単純に「田村万歳インタビューでは無かったらしいこと」、それに対して、田村氏が「批判しただけで処分もしてないのにハラスメント呼ばわりはおかしい(以前からの反論ですが)」と正々堂々と反論したらしいことはメモしておきます。

*1:組織概要 | 日本スポーツ政策推進機構によれば遠藤会長以外の役員は、橋本聖子副会長(菅義偉内閣で五輪相)、河野一郎理事長(元・独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)理事長)など

*2:第三次安倍内閣五輪相、自民党選対委員長、総務会長(岸田総裁時代)を歴任

*3:「顧問教師(スポーツ素人であることが多い)の無償労働」ではなく「スポーツ専門家(企業が運営するスポーツクラブなど?)に部活指導を依頼し、きちんとお金を払うこと」が計画されている。このこと自体は勿論悪いことではないでしょう。但し公営賭博(スポーツくじ)ではなく国や自治体が税金できちんと措置すべきでしょう。

*4:著書『聞く力』(2012年、文春新書)、『叱られる力:聞く力2』(2014年、文春新書)、『アガワ家の危ない食卓』(2022年、新潮文庫)、『老人初心者の覚悟』(2023年、中公文庫)、『話す力』(2023年、文春新書)、『アガワ流生きるピント』(2023年、文春文庫)等

*5:大山県議のこと

*6:荻上が「パワハラ」と断言できず「パワハラめいた」と表現して腰が引けてることが興味深い。

*7:「あんな言いがかりに迎合するのか」と荻上の言動には不快ではある物の、この程度では荻上反党分子として敵視はしません(赤旗記事もそんな立場ではないし)。

「リベラル21」のバカさに呆れる(2024年4月22日記載)

リベラル21 世界一の人口大国・インドの総選挙に思う(田畑光永

 インドは長く続いた国民会議派に選挙で勝利したインド人民党が政権を奪ってすでに2期10年が経過し、その間、国際的地位を高め、経済も発展させた。中国は人口10分の1以下の日本をGDP総額で抜いて、米に次ぐ経済大国となったことを誇っているようだが、インドも来年には日本を抜くという。
 習主席のご見解をうかがいたいものである。

 第一にインド政治についてまともに論じるのではなく、中国に悪口雑言するためのネタでしかないことに呆れます。中国は勿論インドに対しても失礼です(そもそも田畑は“世界最大”インド総選挙 最新情勢 わかりやすく解説 ポイントは? モディ首相どうなる? 日本との関係は | NHK | WEB特集 | インドのコメンテーターとして登場し、『新興大国インドの行動原理:独自リアリズム外交のゆくえ』(2020年、慶應義塾大学出版界)、『インドの正体』(2023年、中公新書ラクレ)と言った著書がある伊藤防衛大学校教授と違いインド専門家ではないですし)。
 第二に中国に対して不当に低評価、インドに対して不当に高評価でしょう。経済面(経済成長)でインドを高評価する田畑ですが、経済面で評価するなら中国も高評価に値するでしょうし、人権面(少数民族問題等)で中国を低評価するならインドとて高評価できるものではない。
 「ヒンズー教至上主義者」モディ首相によって「イスラム教徒が不当に差別されてる」「宗教対立が助長されてる」「イスラム教徒が多数派の隣国パキスタンとの関係が悪化している」といったインド野党や欧米政府等によるインド与党「インド人民党」批判はマスコミの国際報道(例えば“世界最大”インド総選挙 最新情勢 わかりやすく解説 ポイントは? モディ首相どうなる? 日本との関係は | NHK | WEB特集 | インド)でも目にするところです。
 正直、田畑のアホ記事よりも後で紹介するNHK記事の方がよほどまともにインド総選挙を論じています。
 まあせめてもの救いは「『JNNニュースコープ』キャスター(1984~1988年)の田畑(1935年生まれ)」には今や社会的影響力は全くないことですが。
 田畑には「田畑と似た経歴、近い年齢」の「TBSラジオ森本毅郎スタンバイ』MCの森本氏(1939年生まれ)」が今も一定の影響力を持ってることをどう思うか、ご見解をうかがいたいものである。
 多分、田畑も「森本氏のような存在」に嫉妬を感じ「対抗したい」と思ってリベラル21を始めたのでしょうが、何ら社会的影響力が無い「田畑の類友の雑談サークル」にしかなってないのが滑稽です。寄稿者はいつも決まり切ったメンバーの上に「岩垂弘、横田喬(1935年生まれ、元朝日新聞社会部記者)」「広原盛明(1938年生まれ、京都府立大学名誉教授)」「阿部治平(1939年生まれ)」「盛田常夫(1947年生まれ)」と「70代以上の高齢男性」ばかりです。
 「松原耕二(1960年生まれ、TBSテレビ『JNNニュースの森』キャスター、JNNニューヨーク支局長等を経て現在、BS-TBS『報道1930』キャスター。TBSテレビ「サンデーモーニング」コメンテーター)」「浜田敬子(1966年生まれ、AERA編集長、ビジネスインサイダージャパン編集長等を経て現在、「ビジネスインサイダージャパン」エグゼクティブ・アドバイザー。TBSテレビ「サンデーモーニング」コメンテーター)」「膳場貴子(1975年生まれ、TBSテレビ「サンデーモーニング」MC)」「萩上チキ(1981年生まれ、TBSラジオ「セッション」MC)」など中堅、若手(?)を登用する気が無いのには呆れます。

参考

“世界最大”インド総選挙 最新情勢 わかりやすく解説 ポイントは? モディ首相どうなる? 日本との関係は | NHK | WEB特集 | インド
いまの首相はどんな人?
 2001年から13年間、出身地であるグジャラート州の首相を務め、電力や道路などのインフラ整備を進めたほか、ビジネスの障壁となっていた規制の緩和などにも取り組みました。
 その結果、「インドで唯一停電のない州」と言われるまでになり、年10%近い高い経済成長を州にもたらしました。
モディ首相 2期10年の評価は?
 2014年の首相就任後は「メイク・イン・インディア」と題して、外国から投資を積極的に誘致するキャンペーンを打ち出したほか、行政手続きのデジタル化や複雑な税制の簡素化などの改革にも取り組みました。
 2019年の総選挙で再び圧勝すると、経済発展を推し進め、近年は国をあげて育成に取り組む半導体などの先端技術産業の分野でも投資の誘致に力を入れています。
 一方で、イスラム教徒が多数を占める州で、特別に認められてきた自治権を撤廃するなど、国民のおよそ8割を占めるヒンドゥー教徒を重視する姿勢を見せています。
 ことし1月には、インド北部でヒンドゥー教徒イスラム教徒が聖地として所有権を争ってきた土地にヒンドゥー教の寺院を建設し、映画俳優やスポーツ選手なども招待して盛大な落成式を開きました。
 背景には、かつてモディ首相も所属し、与党・インド人民党の支持基盤になっているヒンドゥー至上主義団体のRSS=民族奉仕団の存在があるとされ、野党などからは少数派のイスラム教徒に差別的な政策をとっていると批判を招いています。
モディ首相に対抗する野党は?
 最大野党の国民会議派の実質的なリーダーが、インド独立後の初代首相ネルー氏のひ孫(ボーガス注:そしてインディラ・ガンジー元首相の孫、ラジブ・ガンジー元首相の子)にあたる、(ボーガス注:名門ガンジー一族の)ラフル・ガンジー氏です。
 今回の選挙では、インド各地を精力的に回り、若者の失業が深刻化しているほか、経済格差が拡大していると激しく批判し、モディ政権打倒の筆頭に立っています。
選挙戦の情勢は?
 インドの複数のメディアによる最新の世論調査で、インド人民党過半数議席を維持する勢いだと伝えられるなど、モディ首相の政権運営への支持が堅調だという見方が出ています。
 こうした中、国民会議派はほかの地域政党とともに野党連合を結成し、候補者の調整などの選挙協力を進めています。野党連合は雇用問題や物価の高騰など経済の問題を前面に掲げることで、インド人民党の1強体制を切り崩したい考えです。
 インドはこれからどこに向かうのか。日本はインドとどう向き合っていけばいいのか。インド情勢に詳しい防衛大学校の伊藤融 教授に話を聞きました。
(以下、伊藤教授の話)
争点は何か?
 世論調査を見ると、雇用問題を争点と考える人が前回の倍以上になり、さらに、物価の高騰もあわせると50%にも上るなど、経済状況に対する強い不満がインド人民党にとって逆風になる可能性もあります。
 一方で、モディ氏にはそうした不満を覆い尽くすほどの個人の人気があります。
モディ氏はなぜ人気があるのか?
 弁が立つし、強い個性があるということもありますが、たたき上げの政治家という意味では、日本でいうと(ボーガス注:今太閤と呼ばれた)田中角栄*1元総理大臣に例えることもできます。
 貧しいお茶売りの少年が、国のトップまで上り詰める。
 そして、去年、インドを議長国として開かれたG20=主要20か国の首脳会議では「無理だ」とも言われた首脳宣言を強引にでもまとめてしまう。
 そうしたところやインドを大国にしてくれるかもしれないというところに国民の多くが夢を託すのだと思います。

 なお、以上は田畑記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。自称リベラル(本当はリベラル性は、かけらもない唯我独尊の老害)が聞いて呆れます。

*1:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)等を経て首相

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年4/21日分:荒木和博の巻)

北朝鮮のミサイルもう少し冷静に考えよう(R6.4.26) https://youtu.be/0YVfs8jlFzU|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 「冷静に考えよう」も何も今や日本のテレビ局は見事なまでにミサイル発射の報道をしません。
 報道されるのは「自民裏金問題」「衆院3補選」「ウクライナ戦争」「イスラエルとイラン、ハマスの対立」等、他の問題です。


若人あきら(我修院達也)さん失踪事件について(R6.4.24)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 以前も書きましたがそもそも若人(我修院)自身が失踪を「北朝鮮拉致」どころか「拉致と認めていない」。
 「記憶が無い」と曖昧な態度です。常識的に考えて自発的失踪(そして失踪の理由を言いたくない)でしょう。いずれにせよ、百歩譲って若人の失踪が「北朝鮮拉致」だとしてもそんなことを云々したところで「拉致被害者の帰国」につながるわけでもない。


「南に呑み込まれる」という北朝鮮の恐怖感はいつから?(R6.4.23)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 そんなことが拉致問題の解決と何の関係があるのかと心底呆れます。


金日成と金正恩(R6.4.22)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 4月15日、金日成の誕生日で北朝鮮最大の祝日なのですが金正恩には面白くなかった*1ようです。

 荒木の指摘については以下の記事を紹介しておきます。

金日成氏の「太陽」掲げず 正恩氏、内部統率に自信か:東京新聞 TOKYO Web
 北朝鮮で最大の祝日とされる15日の故金日成主席の生誕記念日を巡り、今年は国営メディアで「太陽節」の呼称がほとんど用いられず、注目を集めている。韓国政府関係者は18日、金正恩朝鮮労働党総書記が内部統率に自信を深め、祖父を神格化して威を借りる必要がなくなったためだとの見方を示した。

金日成主席の誕生日「太陽節」の名称、メディアが使用控える…正恩氏「自身の神格化図る」試みか : 読売新聞
 韓国統一省によると、今年も15日に合わせ文化行事などが開かれたが、党機関紙・労働新聞が太陽節の名称を使ったのは1回だけだった。他は「4・15」や「4月の名節」などの表現に置き換わっていた。金日成の遺体を安置する平壌錦繍山太陽宮殿に正恩氏や幹部らが参拝したとの報道もなかった。韓国・梨花女子大の朴元坤(パクウォンゴン)教授は「正恩氏は金日成や(父の) 金正日氏らとある種の差別化を試みている。自身の神格化を図ろうとしている可能性がある」と指摘した。

「太陽節」の名称を避け始めた金正恩政権(2024年4月14日~4月20日):礒﨑敦仁 | Weekly北朝鮮『労働新聞』 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
 4月15日は故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日であった。韓国メディアは、北朝鮮金日成誕生日に際して従来の「太陽節」との名称を使わず、「4月の名節」などの名称に置き換えていると報じた。
 なぜ「太陽節」との表現を避けるようになったのかは判然としない。
 金正恩は、祖父と父親の誕生日に、その遺体が永久安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を毎年欠かさず訪れていたが、今年も昨年に続いて参拝しなかった。
(以下は有料記事なので読めません)

 いずれにせよそんなことが拉致問題解決と何の関係があるのか?(呆)。どう見ても何の関係もない。


まあなんだかんだ言っても続けることが大事かと(R6.4.16)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 そんなことを言って居直ってるからいつまで経っても拉致が解決しない。間違った方針を何時までも続けても無意味なだけです。
 まあ荒木にとっては「拉致は飯の種」なので「解決しない方がいい」のですが、さすがに「拉致問題が風化」して「飯の種」としての価値が落ちてますから、こんな泣き言が出るのでしょう。


両班(ヤンバン)の話(R6.4.20)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 北方領土問題解決をテーマとする団体の人間が「ロシア革命」等、「北方領土返還と関係ないロシアの話」をするようなもんで、そんな事が拉致問題と何の関係があるのかと呆れます。大体、荒木は両班について語ることができる専門家ではないでしょう。
 なお「両班」でググってヒットした本を以下の通り参考に紹介しておきます。
◆宮嶋博史*2両班李朝社会の特権階層』(1995年、中公新書)

*1:そんなくだらない感情論ではなく「金日成から続く従来方針を大きく変更したい→金日成崇拝ばかりをやるのは得策ではない」「世襲批判をかわしたい」「祖父の権威を借りなくても統治が可能、と統治の安定性をアピール」等、何らかの政治的計算でしょう(その政治的計算が何かは素人の俺には分かりませんが)

*2:東大名誉教授