中国が台湾に武力行使する条件・下 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
台湾の挑発が問題なのだという議論が成り立つ余地はひとかけらもない。
「はあ?」ですね。
中国が「現状維持に留まる限り侵攻しない」と言ってるのに、独立宣言すればそれは「軍事侵攻できる物ならしてみろ」という「台湾の挑発行為」以外の何物でもないでしょう。
もし松竹が「挑発とは思わない、その場合でも中国は侵攻せず独立を容認しろ」というならそれは「侵攻反対」ではなく「台湾独立派の応援(台湾ロビー)でしかない」。そしてそれは日中国交樹立の前提「一つの中国」に反する問題行為でもあります。日本政府が取るべき態度ではないし、日本共産党もそんな立場ではない。
そうした日本共産党の立場が気に食わないなら、「反中国の台湾ロビー」松竹は今すぐ離党したらどうか。
中国が台湾に武力行使する条件・中 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
中国共産党の言うように、台湾問題が中国の国内問題だというなら、台湾に対して「武力の行使を放棄しない」ということは、根底からおかしいのである。だって、武力の行使というのは、国家と国家の関係に関する概念*1だからである。国内に独立を企むような反政府勢力がいたとして、それを鎮圧するのに「武力の行使」という概念を使うことはあり得ないのだ。
「中国の主張の是非」はともかく」「松竹*2ってバカ?」ですね(勿論俺は松竹をバカでくずだと思っていますが)。
松竹の脳内では
独立戦争 - Wikipedia、内戦 - Wikipedia参照
【独立失敗ケース】
◆南北戦争(1861~1865年)
→南部の独立宣言を認めず戦争に突入。南部が敗北して独立宣言を否定
◆函館戦争(1866~1869年)
→独立国家・蝦夷共和国の存在を認めず戦争に突入。蝦夷共和国が敗北
◆ソマリランド独立戦争(1991年~)
ソマリランドがソマリアからの独立を宣言して発生。事実上独立状態にあるが国家承認する国はほとんどなく、国連加盟もしてない点で台湾に似た状況にある。
◆チェチェン紛争(1994~2009年)
ロシアからの独立を宣言し発生するが鎮圧される
【独立成功ケース】
◆アイルランド独立戦争(1919~1921年)
英国から南アイルランドが独立。この時活躍した活動家の一人が映画(1996年公開)にもなったマイケル・コリンズ (政治家) - Wikipedia(1890~1922年)です。
しかし北アイルランドはこの時独立せず、長きにわたるアイルランド紛争が発生。有名な事件として1979年のマウントバッテン卿暗殺があります。
◆エチオピア内戦(エリトリア独立戦争:1960~1991年)
1991年にエリトリアがエチオピアからの独立を達成
◆バングラデシュ独立戦争(1971年)
東パキスタンがパキスタンからの独立を宣言して発生。東パキスタンが勝利しバングラデシュが成立(初代バングラデシュ大統領はムジブル・ラーマン)。これについては以前三浦小太郎に突っ込む(2022年4月18日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで取り上げたのに当初は「すっかり忘れてました」。拙記事三浦小太郎に突っ込む(2022年4月18日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログについてはそんな話は、称賛したり自慢したり嬉々として紹介するようなものではない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でご紹介頂いたので是非id:Bill_McCrearyさんの記事もお読み下さい。
◆ユーゴ内戦(1991~2001年)
ユーゴが崩壊し、クロアチア、スロベニア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、モンテネグロが誕生
◆スーダン内戦(1983~2005年)
南スーダンがスーダンからの独立を宣言して勃発。2005年に「6年後に独立の是非を問う住民投票を行うこと」で停戦が成立。2011年に住民投票の結果、南スーダンが誕生
※他にも同様の例はあるでしょうが、俺の知ってる例を挙げました。当初は「南北戦争」「箱館戦争」しかあげてなかったのですが、その後「いろいろと思い出した」ので追加しました。
なお、今思い出しましたが、「台湾独立」問題を考える|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページがバングラデシュ独立戦争、ユーゴ内戦、スーダン内戦について【1】中国の持つ危機意識(台湾独立の可能性はゼロではない)の背景説明、【2】中国のように独立を容認しない姿勢は一般的で何らおかしくないことの説明として触れています。
はどう理解されてるのか?。勿論「台湾有事」と「俺の挙げた例」は、「一国の一部が独立を宣言したという面は共通」でも、「いろいろな面で性格が違う」ので同一視できませんが、「反政府勢力に武力行使をすることはあり得ない」と言う松竹の主張がおかしいことは「俺の挙げた例」から明らかです。おかしいのは中国共産党ではなく松竹の脳みそです。そして松竹のようなバカをちやほやする取り巻きがいることには心底呆れます。
【追記】
うかつにも気づきませんでしたが、「独立主張ではない(西郷や毛沢東は独立主張ではなく明治新政府や蒋介石政権の打倒を目指した)」ものの、コメント欄で指摘のある「西南戦争などの士族反乱鎮圧」「蒋介石による中国共産党掃討作戦(「張学良による西安事件」により挫折しますが)」も「反政府勢力」への「武力行使」ですよね。
【追記終わり】
「毎日新聞」プレミアに初登場 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
来年が私にとって勝負の年なので、メディアへの露出を増やそうかと考えています。
岐路に立つ共産党 「自衛隊活用論」の本気度 | | 松竹伸幸 | 毎日新聞「政治プレミア」
吹き出しました。
まず第一に何が「勝負の年」なのか、松竹がまともに説明しないので、全く分からない辺りが滑稽です。
勝負の年、政府はすべての拉致被害者を救出せよ!4/28国民大集会全記録12012.05.14
「勝負の年!政府はすべての拉致被害者を救出せよ!国民大集会」を開会いたします。
もう我慢できない。今年こそ結果を!2014.02.02
私たちは昨年(平成25年)2月の合同会議で「平成25年を、『勝負の年の延長戦』と位置づけ、力を振り絞って戦っていく覚悟だ」とする運動方針を決め
などの救う会、家族会の「今年こそは勝負の年」という「無内容な大言壮語」を思い出して大笑いしました。
第二に何もこれは「無名人」松竹に限りませんが「大抵の人間」は「無名」であり「メディアへの露出を増やしたい」と言えば自然に増えるわけではありません。松竹も無名人の分際で随分大言壮語するもんです。
なお、メディアへの露出を増やせば「支持される」「評価される」というほど話は単純でないことは言うまでもないでしょう。
中身のない人間はメディアへの露出を増やそうが評価されません。
なお、言うまでもありませんが「メディアへの露出度」というなら志位委員長等、共産党幹部連の方が松竹よりずっと多いでしょう。