「朝鮮学校」判決 置き去りにされる生徒ら|【西日本新聞】
タイトルで分かるように敗訴判決を不当判決として批判しています。こうした記事の存在はせめてもの救いかと思います。
北朝鮮「秘密施設」の存在認めず 米朝会談決裂の要因か:朝日新聞デジタル
まあ、こうした記事は「首脳会談物別れ」を「北朝鮮が悪い」と宣伝したい米国側のリークでしょうからね。当然、米国にとって都合のいいことしか言わないわけで、現時点ではなんとも言えません。なお、仮に「北朝鮮側の対応に問題があったとしても」それは「非核化する意思がないから交渉しない」つう話にはなりません。
第一に「知恵を絞ってどうやって非核化させるか」つう話であり、第二に「それが不可能だとしても、さらなる核開発のエスカレートをどうさせないか」つう話です。現時点では「北朝鮮には非核化の意思がない」と断じるのは時期尚早でしょう。仮に「非核化の意思がない」あるいは「一応あるが、米国側の提案するお土産が北朝鮮の要望を下回るが故にそれでは北朝鮮は非核化しない」とするにしても、「さらなる核開発のエスカレートは避ける」つう次善の策を目指すべきでしょう。現実問題として戦争などリスキーすぎて出来ないわけですから、問題解決は「外交でしかあり得ない」わけです。
安倍晋三首相「従来の発想では国守れず」 防衛大卒業式で訓示、北朝鮮問題には触れず - 産経ニュース
総理“北朝鮮情勢”触れず 防衛大卒業式の訓示で
この「昨年は触れていた北朝鮮情勢に今年は触れず」とやらが「共同提案取りやめ」と同じ、「ある種の配慮」なのかが気になるところです。
英歌手ジョス・ストーン、北朝鮮で「非公式のコンサート」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
「どういう経緯でこういう公演が成立したのか」や「ジョス・ストーン氏*1の政治的見解(北朝鮮に対して文在寅*2政権のような太陽政策的立場なのか、単に「呼ばれれば原則としてどこでも行く」のか)」など詳しい点を知りたいところです。
北朝鮮の非核化 米朝は協議再開の環境整えよ : 社説 : 読売新聞オンライン
北朝鮮がこうした行動を改め、段階的な非核化の見返りに制裁解除を求める戦術を転換しない限り、交渉の進展は見込めまい。
いやむしろ「北朝鮮はわしらの要望を受け入れろ、異論は認めん」的な態度こそが「交渉の進展を阻害している」でしょう。まあ、「アンチ北朝鮮のウヨ新聞」にして「安倍のいいなり」になって「前川のバー通いガー」報道で醜態をさらした読売にはほとんど何も期待していませんが。
中国や韓国は、米朝協議再開の仲介を試みるのなら、金委員長の非核化の確約が行動を伴っていない現実を直視すべきだ。北朝鮮の主張をただ代弁するのではなく、具体的な措置に取り組むよう説得しなければならない。
「米国の代弁者」読売には中韓の態度は「ただ北朝鮮を代弁」に見えるのでしょうが、もちろん中韓は「ただ代弁」などしていません。もちろん「米国も妥協すべきだ」とは言っていますが、中韓は「北朝鮮は妥協しなくていい」とは言っていませんので。「お互い妥協して落としどころを見つけろ」が中韓の主張です。
一方「米国の主張を全面的に支持する、北朝鮮が米国の主張をのめばすべて解決する。米国は妥協しなくていい」と「米国をただ代弁してる」のが読売です。
懸念材料は、米韓両国が毎年春の大規模な合同軍事演習の終了を決めたことだ。規模を大幅に縮小した演習に切り替えるという。
何を懸念するのかさっぱり分かりません。まさか読売は本気で「北朝鮮の侵攻ガー」なんて思ってるのか。
(社説)北朝鮮決議案 場当たりでは道開けぬ:朝日新聞デジタル
決議案の提出を唐突に見送るのは、外交モラルの原則からも疑問符がつく。
「はあ?」「朝日はアホか?」ですね。そんな決議案を共同提出して、「拉致その他に関する日朝外交」が成り立つと思ってるのか。いやそもそも、そんな決議案が果たして「北朝鮮の人権状況改善に何か役に立ってきたのか」。単に北朝鮮の反発を生んだだけではないのか。
いやそもそも「中韓に対してどう見ても戦前美化で居直ってるとしか思えない安倍」の何が「外交モラル」なのか。
外交モラル云々というなら安倍の中韓に対する態度でも批判したらどうなのか。
いやそもそも「モリカケ疑惑の安倍」の何がモラルなのか。「朝日はバカも休み休み言え」て話です。
決議案提出の見送りだけで北朝鮮が翻意するとは考えにくい。
そりゃ経済制裁だの、朝鮮総連関係者の渡航制限だの、朝鮮学校無償化除外*3だのといった北朝鮮敵視政策を取りながら、「共同提案だけやめても」翻意の可能性は低いでしょう。いやそもそも「共同提案しませんが賛成します」なんてしたらそれ以前の話です。「共同提案しないのなら当然棄権する」べきでしょう(過去に「賛成してきた経緯」があるので反対しろとは言いません)。
いずれにせよ「共同提案しないだけではたぶん翻意しないから共同提案してもかまわない」つうのは「たばこ*4以外にも飲酒*5や肥満*6(運動不足や食べ過ぎ)、塩分の過剰摂取*7、精神的ストレス(過労や睡眠不足など)など病気の原因はあるから、喫煙をやめる必要はない」並の暴論、珍論でしょう。
場当たり的に対応を変えるようでは、北朝鮮に足元をみられかねない。
すでに北朝鮮は日本なんかほとんど相手にしてないでしょう。それは「あほな朝日」が言う「場当たり云々」つう話ではない。
「救う会や家族会におびえて」北朝鮮外交について自由な議論が事実上出来ない日本において「制裁の続行」以外に現実的に日本政府がとりそうな対応がないからです。
「対応の変化がほとんど考えられない相手(この場合、日本)」を相手にしても意味がない。そこは「変化がありそうな米韓」を外交相手にするのはある意味当然です。
【めぐみへの手紙】「指導者同士の真剣な話し合いを待っています」(1/4ページ) - 産経ニュース
日本と北朝鮮の指導者が互いの平和を実現するため真剣に話し合う機会が、現実味を帯びているように感じます。
いつもながら横田奥さんも言ってることがキテレツです。何を根拠にそう言うのか。表向きは対話の存在など明らかになってない。もちろん「水面下交渉」の可能性はゼロではありませんが「水面下交渉」である以上、安倍ないし北朝鮮側から「実は水面下交渉してる」という情報提供でもない限り「水面下交渉してるかどうか」はわかりません。横田奥さんに「信用できるそうした情報が安倍ないし北朝鮮側から提供された」のなら話は別ですが、たぶんそうじゃないでしょうねえ。
最近、病院の許可を得てお父さんを自宅に連れて帰った
「許可を取れば帰れる健康状態」の一方で「許可を取らなければ勝手には帰れない健康状態」のわけです。
私たち家族とともに、懸命に声をあげてくださる国民の皆さまの力があれば、必ずや喜びの奇跡が再び訪れ、被害者全員が笑顔と、うれし涙を流し、祖国の土を踏む日が来るに違いありません。
いろいろな意味で「横田奥さんらしいアホ発言」です。まず第一にめぐみさんがすでに死亡していれば「祖国の土を踏む日」はありえません。
ウンギョンさんの存在を明かしながら、めぐみさんを「生きているにもかかわらず」隠すということは考えがたいので「残念ながら」もはや死んでるとみるべきでしょう。
第二に拉致問題は外交交渉でしか解決しません。「外交官の能力」がすべてであり、我々国民がどうこうできる話では全くありません。
【朝鮮半島を読む】韓国軍事政権下の拷問捜査のルーツ(1/4ページ) - 産経ニュース
もちろんルーツの一つは「戦前日本の朝鮮総督府」です。産経はいつものように「李氏朝鮮時代にも拷問はあった」といいだして、日本の責任を否定しようと必死ですが。
菊池桃子&勝村政信、再現ドラマで北朝鮮拉致事件と戦う横田夫妻の41年描く - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
「もうすでに二回も、そう言うドラマやってるじゃん、三回もやらなくていいよ」ですね。
ちなみに前回は
■テレビ東京『北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(2003年)
・加藤剛(横田滋)&竹下景子(横田早紀江)
■日本テレビ『再会:横田めぐみさんの願い』(2006年)
・片岡鶴太郎(横田滋)&原日出子(横田早紀江)
だそうです(ウィキペディア『北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』、『再会:横田めぐみさんの願い』や報道ドラマスペシャル「再会」参照)。
なお
■テレビ東京『北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』
・高世仁:宅麻伸
てのは明らかに美化しすぎでしょう。高世はもっと薄毛ですし(苦笑)。「髪の毛の量」を考えると角野卓造や温水洋一あたりがやった方がよりリアルです。