◆黒坂ツイート
黒坂真がリツイート
この時代、地下活動をする男性党員との同居を指導部から命じられた女性党員は、ハウスキーパーと呼ばれました。ジェンダー平等という視点から、この制度はどう評価される*1のかな。
◆志位和夫
戦前の弾圧法・治安警察法は、女性の政党への加入を禁止していました。(ボーガス注:立憲政友会、立憲民政党(今の自民の前身の一つ)、社会大衆党(後の社会党の前身の一つ)など)当時、合法とされた政党は、すべて男性のみで構成されていたのです。
この時代にあって、多くの女性党員をもち、女性党員の闘いを歴史に刻んだ唯一の政党が日本共産党でした。これは私たちにとっての誇りです。
これについては
日本共産党創立100周年記念講演会/日本共産党100年の歴史と綱領を語る/幹部会委員長 志位和夫
わが党の歴史には、不屈のたたかいを貫き命を落とした多くの若い女性党員のたたかいが記録されています。伊藤千代子*2、高島満兎*3、田中サガヨ*4、飯島喜美*5――この4人の同志*6は、それぞれ24歳という若さで命を落としています。
治安警察法*7は、女性の政党への加入を禁じていました。世論と運動におされて(ボーガス注:治安警察法5条改正で)女性の政治集会への参加までは認められましたが、政党への加入は治安警察法が撤廃された戦後まで禁圧されたままだったのです。
も紹介しておきます(なお、志位講演については志位講演についての記事タイトルを見てみる(追記あり) - bogus-simotukareのブログの【追記】でコメントしました)。黒坂が指摘する「ハウスキーパー問題」を考えれば志位氏の描写は「やや一面的」ですが、一方でハウスキーパー問題をあげつらい、戦前の女性共産党員の活動を全否定しようとする「反共右翼」黒坂も大きな間違いです。
黒坂真がリツイート
◆i234go678q10
日本共産党や立憲民主党をはじめとする左翼が国葬反対を主張すればするほど、安倍元総理は偉大なことをやったのだと思ってしまう
世論調査で過半数が「国葬反対」なのに良くもバカが言えたもんです。日本人の過半数が左翼だという気なのか。
「過半数が反対」と言う時点で「党として国葬支持、容認の自民、公明、維新、国民民主」の支持層にも「数の大小(党が反対を表明した立民*8、共産、社民、れいわよりは少ないでしょう)」はともかく反対派がいることは明白です。
そもそも「辻元・元社民党国対委員長」など「社民党出身者もいる」とはいえ立憲民主党は保守政党だし、国葬欠席を表明した立民党議員のうち「辻元氏や菅元首相(社民連元副代表)」はともかく蓮舫氏*9、原口*10元総務相(自民党→新生党出身)などは「その政治的主張や出自」からいって左翼とはとても言えません(せいぜいリベラル保守)。
「国葬反対」を表明した村上元行革相(自民党の現役代議士)も保守政治家です。
そもそもここで「安倍さんにはこんな偉大な業績がある。戦後では吉田茂以外に国葬の例がなくても何ら問題ない」「モリカケ桜疑惑、統計捏造疑惑、レイプもみ消し疑惑、河井夫妻の公選法違反への関与疑惑、統一協会との癒着疑惑(2015年の統一協会の改名許可疑惑)など、反対派が反対理由にする疑惑、不祥事は全て事実無根」「閣議決定だけで国葬をしても問題ない」などと言わずに「左翼ガー」とはどれほどバカなのか。
*1:勿論「1970年代の同性愛認識(志位氏が既に謝罪の意を表明)」同様「当時の共産党の歴史的限界」として否定的に評価されるでしょう。今現在そんな制度はないわけですし。
*2:評伝として東栄蔵『伊藤千代子の死』(1979年、未来社)、藤森明『こころざしいまに生きて:伊藤千代子の生涯とその時代』(1995年、学習の友社)、藤田廣登『時代の証言者・伊藤千代子(増補新版)』(2020年、学習の友社)、ワタナベ・コウ『漫画・伊藤千代子の青春』(2021年、新日本出版社)
*3:高島については赤旗反戦平和の信念を貫いた共産党員、高島満兎とは?(2005.8.20)参照
*4:田中については赤旗命をかけて反戦の信念を貫いた田中サガヨとは?(2005.8.17)参照
*5:飯島については赤旗コンパクトに「闘争・死」と刻み 獄死した飯島喜美とは?(2005.8.18)参照
*6:4人全てを取り上げた評伝として『こころざしつつたふれし少女:戦前の日本共産党員のたたかいは国民の宝』(1993年、日本共産党中央委員会出版局)
*7:1900年に第二次山県内閣が制定。1945年に廃止された
*8:ただ立民の場合、「野田元首相」など所属議員が国葬に出席しても容認するというデタラメさですが。