珍右翼・黒坂真に突っ込む(2023年5月9日分)(副題:真鍋かをりや常岡浩介等にも突っ込む)(追記あり)

【追記】
 けっきょく人間性の問題かも(眞鍋かをりの暴言) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの拙記事をご紹介頂きました。いつもありがとうございます。

 「眞鍋さん、これまずいから録りなおしましょう」くらいのことをプロデューサーなりディレクターなりが言わなければだめでしょうに。BSのマイナーな番組だから幹部スタッフも腰が引けていた? どうなのか。さすがに司会のフリーアナウンサーは、不安そうな表情を浮かべたということですが。

 「真鍋に腰が引けていた」だといいんですがね。昨今のテレビだと「こういう発言は受ける」「受ければ何でも許される」と勘違いしてるのでは、そもそも真鍋発言について「批判されるまで問題性を全く認識していなかった」のでは?と疑いたくなります。
【追記終わり】
◆黒坂ツイート

黒坂真
 志位さんは、twitterやBlogで日本共産党の平和理論を批判する人を戦争勢力と見ています。
志位和夫
 「対話による平和」を嘲笑する人たちに言いたい。
 あなたは「対話による解決」のために知恵を絞っていますか?。そのための行動をしていますか?
 その努力抜きに軍事をもてあそぶことこそ、戦争を呼び寄せるのです。

 志位氏が「嘲笑」と書いているのに、勝手に「批判」に書き換えるのだから呆れます。
 ここで志位氏によって想定されてるのは

真鍋かをり BS朝日『ネコいぬワイドショー』で「迷子の鳥を探してます」飼い主のチラシを嘲笑して炎上、「犬猫以外は家族じゃない」愛犬家の“上から”意識か | 週刊女性PRIME
「“鳥探してます”の場合、無理じゃ~ん?って思うのよ。特徴とか、名前とか書いてあるんだけど、いや~、無理だと思うよ~みたいな
 5月5日放送のバラエティー番組『ネコいぬワイドショー』(BS朝日)にゲスト出演した眞鍋かをり*1が、街中で見かける“迷い鳥”を探すチラシについて述べた私見
 手で口元を押さえつつも堪えきれず、笑いながら話す眞鍋に同調するように「鳥はさ、確かにね」と爆笑する、番組コメンテーターの(ボーガス注:お笑いコンビ)『さらば青春の光森田哲矢と周囲のスタッフ。片や、そのやりとりを(ボーガス注:愛鳥家の反発を買わないかと?)不安そうに苦笑いを浮かべる司会のフリーアナ・森千晴の様子が放送された。
 この飼い主の切実な思いを踏みにじるかのような発言に、ネット上で批判の声が上がると、一部のネットニュースが記事配信したことで瞬く間に拡散されて炎上騒動となったわけだ。

という「真鍋のような舐めた態度」でしょう。「真鍋に愛鳥家が憤激した」ように志位氏も

 中国相手に平和外交なんて無理じゃ~ん?って思うのよ無理だと思うよ~みたいな

等と言った感じの「一部反共分子」の「共産党への舐めた態度」に憤激したにすぎません。しかし志位氏は「仮にも国会議員、政党代表」なので、さすがに「真鍋にマジギレした愛鳥家」と違い、マジ切れできず、「上記のようなやんわりとした反論」になったわけです。
 志位氏に「批判派を敵視」云々などと悪口するのは「真鍋を批判した愛鳥家」に「愛鳥家は批判派を敵視」と言うレベルの言いがかりでしょう。
 そもそも志位氏のいう「対話」はどう見ても「対話一般」を意味しており「対話=日本共産党の平和理論」ではないでしょう。
 というか、志位氏からすれば「日本共産党の対話路線を嘲笑するあなたは日中間について対話が不要だとでも思ってるのか?。まさか中国相手に軍事路線一本槍か?」と言いたくもなるでしょう。それに黒坂のような応答をするのは1)話のすり替えでごまかしか、2)「中国相手に対話など不要、軍事路線で何が悪い」と居直っている以外の何物でもないでしょう。
 なお、真鍋の態度はなぜ関係ない話で、他人を不快にさせて迷惑をかけて、自分の首を絞めるのか(苦笑)(再説) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の馬鹿者たちとそっくりだと思うので、なぜ関係ない話で、他人を不快にさせて迷惑をかけて、自分の首を絞めるのか(苦笑)(再説) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)コメント欄にもコメントしました。
 しかし、以下の通り、黒坂と似たり寄ったりの因縁を常岡や醍醐がつけてるのには呆れますね。

常岡浩介
 志位さんがどんな努力を?キーウかモスクワへ行きましたっけ?そして(ボーガス注:ウクライナ戦争で)誰かからなにか譲歩でも引き出したのでしょうか?。岸田氏はキーウに行きました*2

常岡浩介がリツイート
醍醐聰
 (ボーガス注:ウクライナ)戦争の出口は国際法に基づく外交。問題は、国際法をはなから無視する国*3をどうやって外交のテーブルに着かせるかの方法論。誰も反対しない対話*4の必要性を力説しても空疎。嘲笑ではなく、空疎な主張を繰り返しても相手にされない*5と指摘しているまで。異論を「嘲笑*6」と束ねる独善が支持を遠ざけている

 「対話外交=ウクライナ和平」と勝手に決めつけた上で「志位はウクライナ問題で成果を上げてない」と志位氏に悪口雑言(「NATOの軍事支援(ウクライナの善戦)」「ウクライナからの難民支援」等を評価するならともかく、「戦争終結」と言う意味では志位氏に限らず誰も成果など上げてないのですが)。
 「反共」常岡については「もはや予想の範囲内」で呆れるだけですが、醍醐がここまで酷いとは思いませんでした。もはやこうなると醍醐は「反共」どころか「リベラルや左派」とすら呼べない「ただの右翼分子」で「社民党等、他の左派も敵視」ではないか(面倒なので醍醐の過去ツイートを詳細には確認していませんが。但し、少し醍醐ツイートを見るだけでも、醍醐が「本業であるはずの会計学*7」についてまるでツイートしていないことはわかり「あんたの本業って何?」「そんなに政治遊び、政治ごっこが楽しいの?」感は否定できません)。
 そもそもこの常岡や醍醐の物言いでは「民間外交の多く」が無意味と言うことになりかねません。「民間外交の多く」には即効性はまずないからです。
 いずれにせよ、ここまで酷い「反共分子」醍醐は

山本太郎、イギリスのウクライナへの劣化ウラン弾提供を批判したのは良いが、ロシアのウクライナへの核兵器使用を示唆する脅し文句には一言も批判できないダブルスタンダード - kojitakenの日記
 70代後半にしてかつての共産党シンパから立場を変えざるを得なくなった醍醐聰氏のツイートやリツイートを読むと、氏の絶望の深さに愕然とする。

なんて代物ではないでしょう。元から「共産党に対して、それほどの思い入れがない=醍醐」だからこういう「志位氏への酷い悪口」が平気でできるのでしょう。kojitakenの醍醐評価は明らかに間違っています。というか、「反共分子」kojitakenの場合「醍醐が共産党に思い入れなどかけらもないこと」に気づきながら、志位執行部叩きのために「故意にデタラメを書いている」疑いもありますが。
 なお、俺は過去記事にも書いたように醍醐などかけらも評価していません。
 それにしても志位氏を「無意味なことをしてる」と嘲笑する醍醐が一方では

醍醐聰
「鳥探してます」→「無理じゃんって」
 確率ではそうかも。
 でもね、名古屋に住んでいた時、同居のインコが行方不明になった。近辺に「探してます」の張り紙をしたところ、3日後に150mほど先のマンションの知人から「ベランダに似たような鳥がいる」と連絡をいただき、迎えに行って無事、帰って来た。
◆ただの猫ゃで
 静観しようとしたがこの数日怒りと悲しみが治まらない。「無理だ」と笑える人間たちがいる。ご家族の心情すらも笑いに変えられる心境が信じられません。恐ろしくも感じます。

として真鍋批判とは心底呆れます。
 いや「鳥は戻ってくることもある」としてるから醍醐的には矛盾はなく「鳥が戻ってこなければ、真鍋のように愛鳥家を嘲笑していい」というのが醍醐なんでしょうか?。
 はたまた「自分も愛鳥家(あるいは愛鳥家に知人がいる)→真鍋非難」だが共産党については「醍醐も知人も反共」だからこうなるのか?。

*1:1980年生まれ。1999年、雑誌「ホットドッグ・プレス」のドリームガールグランプリを受賞。2000年、東洋紡水着キャンペーンガール日本テレビ主催の日テレジェニックに選出。現在はTBS「ひるおび!」(木曜(午後版)コメンテーター)などに出演(眞鍋かをり - Wikipedia参照)

*2:岸田の訪問をどう評価するにせよ、ロシア・ウクライナ間の和平仲介をしたわけではないので、ここで志位氏が言う「対話外交」には明らかに該当せず、常岡ツイートは志位批判としておかしい。

*3:ロシアのこと

*4:「日中対話」は醍醐が言うほど「誰も反対しない対話」ではないでしょう。また「日中対話を推進するために日中両国が受け入れ可能な提案を作ったつもり(俺の要約)」という志位氏の主張を醍醐のように描き出すのは誹謗でしかないでしょう。

*5:「政治的成果を上げてない志位の行動は無意味(俺の要約)」という醍醐の物言いなら、醍醐が役員を務めるという「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は「何の成果を上げたのか、醍醐等が反対しても森下俊三はNHK経営委員長に任命された」「NHKや政府、自民党に相手にされない主張は空疎」「嘲笑ではなく、醍醐一派の無力さを指摘しているだけ」「こうした異論に反発する醍醐一派の独善が支持を遠ざけている」と言いたくなりますが、多分そう言ったら「我々を嘲笑するのか」「NHKや政府、自民党の無法を免罪するのか」とマジギレするデタラメが醍醐でしょう。志位氏の反論はそうした「予想される醍醐の反論」と大して変わらないのですが。

*6:前後の文脈から見て「まともな批判」は「嘲笑」とは志位氏は考えてないでしょう。醍醐や常岡のような「対話外交を全否定している」or「共産党を貶めることしか考えてない」と思われる代物のみが志位ツイートの批判対象でしょう。それは「あなたは「対話による解決」のために知恵を絞っていますか?。そのための行動をしていますか?」という志位ツイートでも明白でしょう。志位氏は「共産党の対話外交は完全無欠」のような自己賛美はここでしていません。

*7:例えば、醍醐著書として『日本の企業会計』(1990年、東大出版会