常岡浩介に悪口する(2023年1月23日分)(副題:常岡の無茶苦茶な反中国に呆れる)

常岡浩介
 中国は過去に陸上で国境を接した全ての隣国、朝鮮*1、モンゴル*2ソ連、インド、パスキタン*3ベトナム*4ブータン*5と国境で軍事衝突あるいは侵攻。チベットウイグルを侵略*6

 「台湾が独立宣言しない限り中国が台湾侵攻することは可能性が低いと思う」「なぜなら独立宣言しない限り侵攻しないという国際公約を破れば、ロシアのような欧米の経済制裁が間違いなくあるし、米国の軍事支援を受ける台湾に簡単に勝てるか分からないからだ(米国の軍事支援を受けるウクライナにロシアは苦戦)」「むしろ中国は台湾相手には経済制裁や断交ドミノといった非軍事的な形で牽制するだろう」「南沙諸島問題だって、それを理由に領有権を争うフィリピンやベトナムと戦争を起こすとは思えない。むしろ中国は両国に対しては経済支援で懐柔しようとしている(以上については俺も同感ですが)」という指摘に対するこれが「常岡の反論」です(呆)。
 「中国、インドとの国境紛争(1960年代)」「中越戦争(1970年代)」は時代背景が違うのでこんなことは「中国が現在台湾侵攻(あるいは南沙諸島問題を理由にフィリピンやベトナムと戦争)する可能性が高い」ことの理屈には全くなりません。そもそもソ連について言えばその後外交交渉で国境問題は決着しています。
 こんな屁理屈でいいなら「過去には日本で226事件、宮城事件のような軍事クーデター未遂があった、また同じようなクーデターが自衛隊によって(以下略)」「日本は過去に中国、韓国、東南アジアを侵略した、また同じような侵略を(以下、略)」「ドイツは過去にフランスや東欧を侵略(以下略)」とも言えてしまう。
 またググれば、

中国・習氏「途上国利益守るべき」 パキスタン首相と会談 - 産経ニュース2022.11.2
 中国の習近平国家主席は2日、訪中したパキスタンのシャリフ首相と北京の人民大会堂で会談した。
 習氏は、パキスタン南西部グワダル港の関連インフラ設備の建設加速や、パキスタン産農産物の対中輸出拡大など、経済関係の強化を進める考えを示した。

習国家主席がベトナム書記長と会談、サプライチェーン構築などで協力(中国、ベトナム) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ2022.11.4
 習近平国家主席は10月31日、北京市ベトナム共産党グエン・フー・チョン*7書記長と会談した。
 習国家主席は、経済面では両国間で安定した産業チェーン・サプライチェーンシステムを構築し、中国の技術集約的企業がベトナムへ投資することを奨励するとした。また、医療・衛生、グリーン発展、デジタル経済、気候変動対応分野での協力を深めるとした。

東南ア各国、中国人客受け入れ拡大 経済重視で規制回避: 日本経済新聞2023.1.6
 東南アジア各国が中国人観光客の受け入れを拡大する。日本や欧米諸国は中国からの渡航者に対する新型コロナウイルスの水際対策を強化するが、タイやフィリピンは入国時の検査などを見送る方向だ。東南ア各国の観光産業は中国人への依存度が高く、景気回復を優先する。

フィリピン政府 中国から約3兆円の投資の約束取り付けたと発表 | NHK | 中国2023.1.7
 フィリピン政府は、中国を訪問したマルコス大統領が再生可能エネルギー事業を中心に、中国側から日本円でおよそ3兆円の投資の約束を取り付けたと発表しました。

と言う記事がヒットし、常岡が「名前を上げた国々(例:パキスタン、フィリピン、ベトナム)」と中国の関係が「いろいろな利害対立はあれども」、お互いに経済関係を重視しており、常岡が描き出すような敵対関係ではないことも分かります。
 まあ、こうした常岡の「中国敵視ツイート」は本気と言うより常岡がつきあってる「黒井文太郎」などの反中国右翼に迎合してるのでしょうが。
 そもそも常岡の専門は「長崎放送時代」は「警察不祥事」、フリーになった後は「ロシアとイスラム国(とはいえどう見ても世間にろくに評価されてませんが)」であって中国ではないのですが、良くもデタラメがほざけたもんです。

常岡浩介がリツイート
 「ウルトラの母」の乳のことよりも、ウルトラマンタロウになる東光太郎(篠田三郎)が渡部陽一くんに似てる気がしてならない
「ウルトラの母」は初登場時「丸出し」だった? 妙な記憶の真相とは | マグミクス

 ツイート自体がくだらないですが、「ライター廃業状態」でこれとは全く哀れみを誘います。常岡も内心では、現状について相当屈辱ではないか。

*1:朝鮮戦争のことでしょうがこれは「金日成の南侵」をソ連と共に支援したという話で中国は主役ではない。

*2:中国がモンゴルと軍事衝突したことなんかありましたっけ?。それともこれは「中国の内モンゴル支配」を常岡が侵略扱いしているという話か?。ただし内モンゴル蒋介石中華民国時代から中国の領土扱いなので侵略呼ばわりはいかがなものか。

*3:原文のまま(苦笑)。しかし中国ってパキスタンと軍事衝突したことなんかありましたっけ?。むしろ印パ国境紛争では「敵(インド)の敵(パキスタン)は味方」でパキスタンを支援したのが中国だったと思いますが。一方「敵(中国)の敵(インド)は味方」でインドを支援したのが旧ソ連です。

*4:1970年代の中越戦争のことでしょう。

*5:中国ってブータンと軍事衝突したことなんかありましたっけ?

*6:チベットウイグル蒋介石中華民国時代から中国の領土扱いなので侵略呼ばわりはいかがなものか。

*7:ハノイ市党委員会書記、国会議長、国家主席などを経て党書記長

大河ドラマ「どうする家康」(1/22放送)の感想(2023年1月23日記載)(追記あり)

 「変わる徳川家康像」の赤旗記事 - 紙屋研究所に絡めて書いてます。
 但し、別記事でも書いたように「松竹に同調する紙屋」については政治的にはほとんど俺は評価していません(特に彼らの右翼的な安保政策は)。
 なお、松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所では「善意の第三者ぶる紙屋」ですが実際は、松竹の文春新書原稿執筆に協力するなどの「共犯者(?)」ではないかと俺は疑っています。
 何せ紙屋は手放しで松竹を褒め称えてますからね。

 1560年の桶狭間合戦今川義元織田信長に敗死してからも、当初は今川方として織田方に抗戦していたらしい。しかし上杉謙信の大軍が関東に侵攻。今川氏と同盟関係にあった北条氏が存亡の危機の事態となったため今川氏は家康を支援できず、織田方の攻勢の矢面に立たされた家康はついに織田信長と和睦し、今川氏から独立したとしています。

 本日夜の「どうする家康」はここらあたりの話だから、それが生かされている可能性があるわけですなー。それは楽しみの一つである。

 この辺りは確かにいかされていましたね。
 大河において、最後まで「今川から織田に寝返ること」を躊躇する家康ですが、今川の支援が来ず、織田相手に苦戦する中、「部下や実母」から寝返り論が公然と主張される中、彼は当初は「今川の人質となってる妻子を見殺しにしろというのか」「信長がそこまで信用、評価できるのか」等と部下らに憤慨しますが、最終的には寝返りを余儀なくされます。実際がどうかはともかく、ドラマにおいて彼は一面識もない信長という男に寝返っていいのか、相当に悩んでいます。「これを機会に今川から独立しよう」等と素直に喜んではいない。

 最近の研究によると、信玄の手紙をみると、家康を「三河殿」とか「三河守殿」ではなく、単に「岡崎」と呼び捨てているそうです。つまり、家康を、三河の支配権を確立した、独立した国主としてはみなしていないわけです。かなり後になっても、信玄が家来にあてた手紙の中にも、「家康はもっぱら信長の意見にしたがっている人物だ」と書かれています。信玄は家康を対等の交渉相手とはみなしていませんでした。

 この点も大河にいかされていました。
 今川の支援が来ない中、家康は「苦肉の策」として「今川・武田の同盟」を理由に、信玄に「是非、今川配下の自分に援軍を送って欲しい」と要請しますが「今川からの要請ならともかく、格下の分際で何様か」と相手にもしません。その結果、家康は寝返りの方向に追い込まれていきます。

【追記】
 「どうする家康」が視聴率で苦戦してるようですが、これは「脚本がつまらない」「松本潤の演技がまずい」というより「家康がかっこよくないこと」が大きいのではないか。
 過去の家康モノと違い、家康はまだ「未熟な存在」として描かれていますが、それが多くの視聴者にとって魅力的ではないのではないか。
 とはいえ、ドラマや原作小説がどこまで事実にそっているかはともかく、実際、家康は「次第に成長していった」のでしょう。
 この点は「共産のレジェンド宮本*1や不破*2」「創価学会のレジェンド池田(第三代会長)」なども同じでしょう。「どうする宮本(不破)(池田)」だったわけです。公式ではその辺りはあまりアピールされませんが。

*1:書記長、委員長、議長を歴任

*2:書記局長、委員長、議長を歴任

今日もkojitakenに悪口する、ほか(2023年1月23日記載)(副題:政治とハラスメント)

「れいわローテーション」は党を揺るがす時限爆弾になる恐れ(鮫島浩) - kojitakenの日記
 鮫島氏を「れいわ支持者」として「信用できない」と散々、悪口雑言しながら、今回「彼のローテーション批判」は「kojitakenに都合が良いから」支持するというid:kojitakenの振る舞いは無茶苦茶と言うべきでしょう。
 鮫島氏を批判するのなら、その主張は「よほどの理由がない限り」一切採用すべきではない。
 そしてkojitakenの今回の態度は「よほどの理由があるから」鮫島氏の「ローテーション批判」を支持してるのではなく「kojitakenのれいわ非難、山本太郎非難に都合が良いから」支持してるにすぎないでしょう。どれほどご都合主義でデタラメなのか。

 大島氏の表情は終始硬く、ローテーション制を必ずしも快く受け入れたわけではないという気配がにじんだ。

 というのはローテーションは「大島に無理矢理押しつけられた」と描き出したい鮫島氏やkojitakenの勝手な当て推量に過ぎません。
 大島が「押しつけられた」等とはいってない以上、勝手な決めつけはすべきではない。
 それにしても「同意があれば何でもやっていいわけではなく(例:同意があろうと「殺人」や「13歳未満との性行為」は犯罪に該当する)」、今回の件も「同意のあるなし」で評価が変わる代物ではない(なお、俺個人はローテーションに否定的評価)と思う俺からすればkojitakenや鮫島氏が「大島の同意の有無」にこだわることは訳が分かりません。
 まあ、多分「大島に押しつけられた」とした方が「山本」や「他の4人のローテーション仲間」を「人でなし」として非難しやすいということなのでしょうが、そういう党利党略(?)はやめたらどうか。
 大島本人が「無理矢理押しつけられた」と言わない限り「押しつけたかどうか」を論じることに意味があるとは俺は思いません。

 大島氏に投票した有権者の多くがローテーション制を拍手喝采する舞台を整える段取りが政治技術(あるいは政治芸術)と呼ばれるものなのだろう。

 鮫島氏の文には呆れると共に吹き出しました。ローテーションを「非常識」と見なす俺からすれば、そんな「政治技術」が可能か疑問ですし、仮に「可能」だとしてもそれは「詭弁で居直る」という悪しき行為ではないのか。


立民幹事長・岡田克也にもパワハラ加担の疑惑 - kojitakenの日記

「パワハラなかった」と判断 立憲民主党県連、県議選四日市選挙区の出馬巡り - 伊勢新聞
 立憲民主党三重県連は21日、常任幹事会終了後、記者会見を開き、県議選四日市選挙区の立候補を巡り立民県連の幹部*1や県議から暴言を受けたとして、同選挙区から出馬予定の森川幸子氏(44)から党に上申書が提出された問題について、県連ハラスメント対策委員会(松田直久委員長)で調査した結果を報告。中川正春*2県連代表は「確固たるパワーハラスメント行為は確認されなかったと判断した」と述べた。

 このkojitaken記事ですが、俺個人は以下の「俺の岡田批判」への「kojitaken対応ではないか」と疑っています。

横浜市議へのハラスメント認めず 立民、中谷一馬氏を注意 - 産経ニュース

 立憲民主党は17日の常任幹事会で、横浜市の女性市議が中谷一馬衆院議員(比例南関東)からパワーハラスメントやマタニティーハラスメントを受けたと訴えていた問題を巡り、ハラスメント行為は認められなかったと結論付けた。ただ監督責任を負う立場にありながら混乱を招いたとして、中谷氏を岡田克也幹事長による「注意」とした。

 ハラスメントもないのに告発もしない(そんなことをしたら中谷氏への名誉毀損で民事提訴や党懲戒処分(最悪、除名)の対象になりかねません)でしょうから「あった」のでしょう。しかし「証拠不十分」や「中谷氏の主観的にはハラスメントではなかった*3」などと口実をつけてかばったと(しかし完全にかばうこともさすがに躊躇して「意思疎通が不十分で市議の誤解を招いた」「その結果党内に混乱を招いた」という別の理由で警告と)。
 この点、「とにもかくにも謝罪した小池氏の共産党」の方がずっとましかと思います。俺が立民を評価しない理由がまた一つ増えました。
 なお「県連の処分」ではなく岡田克也幹事長による「注意」なので「ハラスメント否定」という甘い対応は「県連の問題」ではなく「党中央の問題」になっています。まあ、県連が中谷議員(県連の実力者?)に忖度してこの程度の処分すらしたがらないから、岡田が出てきたのでしょうが、それでも「ハラスメント否定」ではむしろ「立民に失望した」の反応を招くのではないか。

 でこれを読んだkojitakenが

◆ボーガスは、俺(kojitaken)に対して『パワハラ問題でkojitakenは共産の小池を批判しながら、何故、立民の岡田を批判しない』『結局kojitakenってただの反共産だろ、そして過去には結局、岡田克也くらいしか適任者はいないのでは? - kojitakenの日記(2021.11.3)などで岡田を礼賛してたから、岡田批判できないんだろ*4」と当てこすってる、皮肉を言ってる

と理解して、慌てて、岡田批判を始めたのではないか、と俺は疑っています。そしてkojitakenが「岡田、パワハラ」「立民、パワハラ」などでググったところ「岡田の選挙区」、「岡田の実家(岡田一族が創業者であるイオングループ三重県で創業)」がある三重の記事がヒットしたのでそれを取り上げることにして、「ボーガスの記事なんて知らん」とアリバイ作りするために神奈川の件には触れないことにしたと。
 kojitakenはそういう意味では「ボーガスはろくでもない」「あんな奴、俺様の相手じゃない」「眼中にない」などと俺に悪口し「強がっていても」俺の批判を実は内心ではかなり気にしてるのではないか。
 なお、世間の話題になったかどうかをひとまず置けば、「パワハラ」でググってヒットする

経産省が作成した西村康稔大臣“対策マニュアル”を入手! パワハラ気質に戦々恐々か?|日刊ゲンダイDIGITAL2022.8.31
 西村氏は灘高から東大、通産省を経て、国会議員となったエリート。そのおごりゆえか、自民党内では茂木*5幹事長と双璧をなすパワハラ気質で知られる。
「新型コロナ担当相時代には、えげつないパワハラが週刊誌を賑わせました。部下への配慮は一切なし。夜中に突然『明日の朝まで』とメールで指示を出し、間に合わないとブチ切れる。コロナ対策室は150連勤で月の残業100時間超の職員を輩出するブラックな環境でも『残業が多いのはおまえらの能力が低いせい』と面罵。大勢の前だと情報が漏れるので、わざわざ小人数を集めてドヤす陰湿ぶり。仕えた秘書官は過労やストレスなどで相次いで職務続行不能になったと聞きます」(自民党関係者)
 一方のパワハラの雄、茂木氏が経産相を務めていた2014年当時も、同省の事務方が作成したとされる「大臣出張等メモ」と題した“対策マニュアル”が出回った。「食事」の項目には嫌いな食べ物に好物から〈麺がかたまっていた冷麺*6を大臣にそのまま提供してしまったため、硬くて食べられないと大激怒していた〉などとルームサービスを頼む際の注意点まで詳細に記載し、「タバコ」「移動」「ホテル」などの項目が続く。経産省は新たなパワハラ大臣の誕生に戦々恐々で、再び“トリセツ”をまとめたのか。

「奈良市長からパワハラ」 秘書広報課勤務の元職員が市を提訴 | 毎日新聞2023.1.21
 訴状などによると、男性は秘書広報課に勤務していた2022年4月以降、仲川市長や同課の上司から複数回にわたってパワハラを受けたとしている。仲川市長からは資料を床に投げつけられたり、激しく叱責されたりしたという。

等の記事で分かるように何もパワハラ問題が浮上した政治家は「立民の中谷議員」「共産の小池書記局長」など野党関係者だけではない。
 にもかかわらず、パワハラ云々では小池批判しか最近まで事実上してない松竹とid:kojitakenについては「お前等ただのアンチ志位執行部だろ?。パワハラのこと、まともに考えてねえだろ」と思っています。
 つうかパワハラ云々言うなら、俺に対する「サディスト」「権威主義者」だのの悪口は、俺とkojitakenの間に「何らかの上下関係」があれば明らかに「パワハラ」だし、上下関係がないにせよ、無礼の極みでしょう。
 俺に対してあんな酷い誹謗ができる男がよくも人権派ぶれるもんです。kojitakenは恥を知れと言いたい。
 というか、上下関係にない俺に対してあの誹謗です。
 上下関係があれば「俺の方が上の立場なんだ」とばかりに躊躇いなくパワハラ言動した上「教育的指導」といって済ませてるクズがkojitakenではないかと俺は疑っています。kojitakenのような「パワハラ体質、独善体質のゲス」がよくも「パワハラ」云々で他人を非難できるもんです。「お前こそがパワハラ体質のクズだろ、id:kojitaken」と心底呆れます。kojitaken記事コメント欄の「幇間連中」もよくkojitakenのようなゲスに調子をあわせてお世辞が言えたもんです。


候補への「票ハラ」撲滅を 立憲都連が対策本部|FNNプライムオンライン

 立憲民主党の東京都連は、4月に行われる統一地方選挙を前に、投票の見返りとしてハラスメント行為を行う、いわゆる「票ハラ」などの撲滅対策本部*7を設置した。
 本部長に就任した塩村あやか参院議員が20日記者会見し、「街頭に立っていれば、手を握ったまま離してくれないとか、少し昔であればお尻を触ってくるとか、いろいろあった。その時には、『それダメなんですよ、セクハラですよ』って言って笑顔で返して、バシッと言う」と、自身の体験を明かした。
 さらに、「選挙が終わった後、応援してやったからと金銭をせびってくるような事案も経験した」と述べた。
 その上で塩村氏は、「選挙中となってきて、地方議員で一票を争う選挙となると(ダメだと)言い出しにくいという人もいる*8と思う」と指摘した。

 今回「立民、ハラスメント」でググったらヒットした記事です。俺も無知なので今回「票ハラ」なんて言葉を初めて知りました。
 「ハラスメント」というよりは「モンスターペアレント」「モンスタークレーマー」的な「モンスター有権者」と言うべきではないか。
 別に嫌がらせ行為としてやってるわけでもありませんのでね。
 この人物も、完全なパーソナリティ障害(旧・人格障害)ではないか(堺市での事件)(行政の態度もひどい) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が取り上げた「気違い連中」のような話なのでしょう。
 しかし、そんな有権者いるんですかね。「無所属の1年生議員」ですら「権力者」だし、ましてや「最大野党・立民所属」でそんな被害(?)がある*9のか。
 「パワハラ(会社の上司と部下)」「アカハラ(大学の教授と職員)」「スクールセクハラ(学校の教師と生徒)」のような上下関係に「政治家と選挙民」は通常はないかと思いますが。むしろ逆に大物政治家(当選回数が多い、与党なら大臣や党役員、野党なら党役員を歴任など。特に安倍(祖父・岸元首相、父・安倍晋太郎元外相)や河野(祖父・河野一郎元建設相、父・河野洋平自民党総裁)のように代々世襲で、落選の可能性に乏しく、政治家が半ば家業化してる場合)だと「選挙民を目下扱いして、むしろ恫喝」なんて逆パターンすらあるんじゃないか。
 まあ例えば「安倍のような国会議員」と「国会議員ですら無視できない政治力を持つ地元の有力支援者(安倍の場合だと、山口県知事、ボス的な立場の山口県議、地元山口財界の大物経営者、安倍後援会会長など)」なら話は別で「票ハラ的なこと」もあっておかしくないでしょうが「その種のやばい話」てこんな「票ハラ対策本部」で対応できるような話なのか。一方で大した政治力も無いのに「俺のおかげで当選した」と勘違いしてる「モンスター有権者」なら、こんな対策本部がなくても、警察への通報などで簡単に決着がつきそうな気もします。
 そもそも「公安警察による共産党監視」「反共右翼の街宣車による演説妨害」「特高による小林多喜二虐殺」といった「組織的ハラスメント」ならともかく、ここで想定されてる 「票ハラ」て「たかが一個人のモンスター有権者」ぽいですからね。
 なお、「不当な要求」という意味でなら「安値で国有地を払い下げてくれ(森友学園)」「レイプもみ消してくれ(安倍友の山口敬之)」なども不当ですが、この場合「安倍が躊躇なく不当な要求の実現に加担している」のでハラスメントではないのでしょう。
 ここで言うハラスメントとは「政治家に対するハラスメント」ですのでね。

*1:岡田が立民三重県連幹部である以上、岡田個人がパワハラに加担してなくても「パワハラがあった」のなら、道義的、政治的責任は免れません。また「パワハラがあったのにないと認定したらしい不当な決定」についても同様の道義的、政治的責任は免れませんが、kojitakenのように「岡田が加担の疑い」と表現するのは不適切でしょう。伊勢新聞記事にはそんなことは書いてありませんので

*2:野田内閣文科相民主党代議士会長、民進党両院議員総会長、立憲民主党両院議員総会長など歴任

*3:その理屈なら小池氏とて主観的にはパワハラではなかったでしょうが

*4:上記の文にはそんなことは書いてないし、当時書いたときはそういうことは実は思いつかなかったのですが、正直な話、俺はkojitakenとは「そういうデタラメな男だ」と評価はしています。

*5:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、選対委員長(第二次安倍総裁時代)などを経て、現在自民党幹事長

*6:「ホテルのルームサービスの麺が固まっていた」なんて役人を怒鳴りつけることじゃないでしょうに。江戸時代の毒味役じゃあるまいし、いちいち「麺の堅さ」を役人がチェックしろというなら「はあ?(呆)」ですね。

*7:勿論、「立民所属議員の被害」限定でしょうが。なお、わざわざ撲滅対策本部と銘打たなくても、他党も「選対本部」等がそうした対応はするでしょう。今回立民はわざわざ特別設置することで「人権に配慮する立民党」という政治アピールしただけの話でしょう。

*8:「えー、そうか?。」ですね。地方議員選挙限定ですら、そんなにクズな有権者が山ほどいるのかとか、その種のクズ有権者が選挙結果に影響するほどの激戦とかそんなにあるか?。、とは思います。

*9:最大野党なので「見返りの可能性があると有権者は思う」という「票ハラ助長の要素」がある反面、「共産などのミニ政党と違い、組織がでかい」ので無茶苦茶なことをすると「法的対応でその有権者が困ったことになる」という「阻害要因」もあるかなとは思います(この点は与党・自民などもそうでしょうが)。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年1/22日:島田洋一の巻)

島田洋一
 今回取り上げたのは自公の議員たちです
こんな女性議員なら増やすな :: 島田洋一の先制攻撃 :: ウェブマガジン配信サービス「フーミー」

 「西村*1立民党代表代行(前幹事長)」「福島*2社民党党首」「田村共産党政策委員長(副委員長兼務)」「大石れいわ政審会長」など、野党の女性議員なら悪口雑言も分かりますが、「自民支持」島田の悪口する自民女性議員とは誰か、確認してみます。

 2017年7月12日、長く獄中にあった中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者、劉暁波*3の危篤が伝えられる中、日本の女性国会議員団9人(野田聖子*4団長、他に自民、公明から8人)が中国政府の招きで訪中した(劉は翌13日に死去)。
 習近平国家主席の忠実な部下であるがゆえに出世したに過ぎない女性副首相(ボーガス注:劉延東*5)の「女性政治家は、同じことをするにも男性より多くの努力が必要だ」といった、型通りの訓戒に「議員団全員が深く頷いていた」という。

 そういえばそんな訪中がありました。
 まあ、島田は「夫婦別姓支持、同性婚容認(野田聖子 - Wikipedia参照)」「総裁選で高市*6と対決」野田については訪中云々に関係なく敵視でしょうけど。
【参考:2017年の野田訪中団】
自民・野田氏、中国副首相と会談: 日本経済新聞2017.7.13
与党の女性議員団が訪中 関係強化で一致2017.7.13

https://ja-jp.facebook.com/noda.seiko/posts/1788595067824931/
野田聖子
 自民党公明党の女性議員8名と中華人民共和国を訪問しております。
 劉延東副首相との会談、また唐家璇*7日中友好協会*8会長より歓迎の席にお招き頂くなど、多くの要人の方々を表敬訪問させて頂きました。短いお時間ですが、両国の友好的な関係を築くための貴重な機会を頂きました。

与党女性議員で北京を訪問 – 参議院議員 神奈川選挙区 公明党 佐々木さやか 公式サイト*9
 7月12、13日の2日間、与党の女性議員の訪中団に参加し、北京を訪問しました。
 女性議員だけの訪問団は大変めずらしく、日本と中国の議員交流にとって大きな意味のある訪中となりました。

» 実り多き中国訪問、終了! » 加藤鮎子(かとうあゆこ) Official Site*10
 実り多き中国訪問でした。再見、北京! チャイナデイリーを見たら、昨日の劉延東副首相との会見(「表敬」ではなく)がトップニュースとして報じられておりました。
 非常に好意的な書きぶりに、今回の成果の大きさを感じました。
 今回、最大のお骨折りを下さった王婉大使夫人、本当に本当に、ありがとうございました!
 実は、程永華*11大使と父(ボーガス注:加藤紘一*12のこと)の友好関係はとても深く、葬儀では、弔辞を読んでいただいたほど。
 王婉夫人は、母と親しく、鶴岡に来て講演したり加茂水族館にも来てくれたことがあります。

【参考:自民党女性議員の訪中(その他)】

王毅氏,野田聖子団長の日本議員訪中団と会見 - 中華人民共和国駐日本国大使館2019.9.2
 王毅*13外交部長は北京で自民党野田聖子衆院議員を団長とする日本議員訪中団と会見した。

石塚総領事、稲田朋美自民党副幹事長等一行とともに李玉妹・広東省人大主任に会見2019.9.17
 石塚*14総領事は,訪中した稲田朋美*15自民党副幹事長等一行と李玉妹・広東省人大主任*16の会見に同席しました。

 百人斬り訴訟を売りにしていた人間がよくもまあ「訪中&中国政府要人との会見」なんぞできたもんです。
 最近も

自民・稲田元防衛相、女性議員増加へ「数値目標明記を」: 日本経済新聞2023.1.18
 稲田朋美元防衛相は18日、各種選挙の候補者の女性比率について「(法律に)数値目標を明記すべきだ」と述べた。都内のシンポジウム*17で語った。

ですからね。稲田が露骨に「右翼イメージ脱却」を図ってること(とはいえ一方で未だに靖国参拝など右翼的言動もしていますが)には「ええ!(驚き)」感が否定できません。

島田洋一
 デニー沖縄知事が側近を引き連れて「反基地訪米」計画中というが何重にも税金を捨てることになる。
 怪しげなロビイスト会社(ワシントンに無数にある)にすがりつく。大金を要求され、面会料目当ての自称大物数人と世間話。ここでまた税金が消える。彼らはカモを離さない。

 玉城デニー知事、3月訪米で調整 3年半ぶり 基地負担減を求める | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス等の報道についての島田の悪口です。
 税金は使ってないとは言え島田ら救う会の訪米の方がよほど「拉致解決に何一つ役立たない金と時間の無駄」「ただのくだらないパフォーマンス」だったろうに良くも言ったもんです。
 なお、彼らはカモを離さない。に該当するのはむしろ「救う会(島田が副会長)と拉致被害者家族会の関係」でしょう。
 どう見ても家族会は救う会にかもられてると思いますが、よくもまあ、あそこまで救う会に盲従できるもんです。

*1:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労相立憲民主党幹事長などを経て代表代行

*2:鳩山内閣少子化等担当相、社民党幹事長、副党首などを経て党首

*3:1955~2017年。2010年ノーベル平和賞受賞者。著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店

*4:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣科学技術政策等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相など歴任

*5:中国共産党中央統一戦線工作部長、全国政治協商会議副主席、副首相など歴任

*6:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)など歴任

*7:外相、中日友好協会会長など歴任

*8:原文のまま。中日友好協会会長が正しい

*9:筆者の佐々木さやかは第四次安倍内閣で文科大臣政務官

*10:筆者の加藤鮎子は第四次安倍内閣環境大臣政務官、岸田内閣国交大臣政務官など歴任

*11:マレーシア大使、韓国大使、駐日大使、中日友好協会副会長など歴任

*12:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任。外務官僚時代は香港副領事、外務省アジア局中国課次席事務官など歴任。宮沢内閣官房長官として天皇訪中を推進し、また一時、日中友好協会会長を務めたなど中国との関係が深い(加藤紘一 - Wikipedia参照)。

*13:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)、国務委員(外交担当)兼外相などを経て2023年1月から党中央外事工作委員会弁公室主任

*14:スウェーデン公使、瀋陽総領事、広州総領事等を経て一橋大学教授(退官したわけではなく出向)(石塚英樹 - Wikipedia参照)

*15:第二次安倍内閣行革相、第三次安倍内閣防衛相、自民党政調会長、副幹事長、幹事長代行(第二次安倍総裁時代)など歴任

*16:広東省人民代表大会常務委員会主任のこと

*17:右翼色の強い主催団体か、そうでないのかが気になるところです。

今日も松竹伸幸に悪口する(2023年1/22日分)

「赤旗」藤田論文について・3 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 藤田論文について「赤旗編集局次長(藤田氏)には党綱領の解釈権限はない」と居直ってるだけの駄文です(居直ると共に、志位委員長など幹部に相手して欲しい、そうでないと俺が思うほど話題にならないという「懇願」でもあるでしょう)。
 藤田論文を読む限り、松竹の主張が「党綱領から逸脱しているのは明白」であり、醜悪な居直りにもほどがあります。
 いずれにせよこういう居直りをすると「正式な手続きによる除名」が粛々と実施されるだけではないか。
 それにしても松竹を礼賛するバカばかりがコメント欄にいるのには本当にうんざりしますね。
 それにしても「正体を明かすと処分されかねない」云々の口実で「党員かどうか怪しい連中」が、松竹記事コメント欄で党員を自称して、松竹に同調し、志位執行部に悪口することには心底呆れます。
 ぶっちゃけ「正体を隠す卑怯者」としか言いようがない。本当に党員であるならばそんなに現執行部が嫌なら離党すればいいのに。党に在籍することは義務ではない。そして批判するにしても「それなりの礼節」というもんがあるでしょう。礼節のない批判をするような輩が「党員」を自称し「共産党を改善するために苦言を呈してる」と言っても俺は信用しません。「繰り返しますが」そもそも松竹コメント欄の連中は本当に党員なのか?。
 なお、以上については松竹記事に投稿しましたが掲載拒否でしょうね。松竹を褒めるコメントのみ掲載し、批判コメントは掲載拒否というのだから松竹のクズさ、デタラメさには心底呆れます。
 松竹を礼賛してる連中も「筋金入りの松竹信者」「ガチの反党分子」と言うべきか、「党執行部に自由な言論を求めるなら松竹氏はどんなコメントでも掲載すべきだ、党を全面的に支持し、松竹氏を全面的に否定するコメントでも掲載すべきだ。賛同コメントしか載せないのはおかしい」とは全く思ってないようで呆れます。松竹共々どれほどデタラメなのか。
 それにしても、松竹の「議論」云々(どう見ても党綱領への不当な攻撃)を見ていてデジャブ感があったのですが、安倍らウヨの「非核三原則は堅持するが核保有の議論はしてもいいと思う」「議論まで否定するのは不当だ」という詭弁に酷似しているように思います。


「赤旗」藤田論文について・2 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 藤田さんと、一度だけ、はげしく見解が対立したことがあります。1999年3月18日、北朝鮮の不審船が発見され、海上保安庁海上自衛隊の船舶が追跡した事件*1です。停船を呼びかけたが不審船は応答せず、北朝鮮方向に逃走しはじめたため、海保の艦船が威嚇射撃を行ったり、海自が海上警備行動を発令したものの、結局は逃走を許してしまったという事件でした。
 もう四半世紀も前なので、詳細は忘れましたが、当然、これに共産党がどういう態度をとるのかが問われました。担当者の私は、日本側のとった行動を支持するべきだと考え、マスコミにもそう発表したという記憶です。あえて黙認するという態度だったかもしれない。だって、北朝鮮の不審船が麻薬取引に関与していることは以前から疑われていましたし、日本の漁船を偽装していることも明白なのですから、日本側が警察行動を発令し、船を捕らえるべき対象であったからです。
 それに対して異を唱えたのが藤田氏でした。政策委員会に電話をかけてきて、外国の船に対して威嚇射撃することは武力行使にあたり憲法違反であって、こういう場合、北朝鮮の船が逃走したらそれでよしとすべきだというのです。

 今回の藤田論文と関係ない話(藤田氏の、松竹の「自衛隊合憲論」「日米安保堅持論」は党方針に反するという批判は不審船云々とは何一つ関係ない)を始める松竹には心底呆れますがそれはさておき。
 俺個人は「藤田氏の主張」にある程度共感します(威嚇射撃が違憲行為だとまでは思いませんが)。
 威嚇射撃することについては、自衛隊ではなく、たとえ海保でも慎重であるべきでしょう。不測の事態が起きかねないからです(この後、日本政府は、九州南西海域工作船事件 - Wikipediaにおいては威嚇射撃どころか、不審船を撃沈しますが、この撃沈についても「撃沈して良かったのか」と言う疑念が俺には今もあります)。
 なお、上記の文は松竹記事に投稿しましたが恐らく「いつものように掲載拒否」でしょう。一方で「松竹への賛意」を示すコメントは既に2件ついています。
 党中央に「自由な言論」を訴えながら、自分は「批判コメントの投稿は掲載拒否し、賛同コメントのみ掲載」。
 松竹の「人間としてのデタラメさ、不誠実さ」には心底呆れます。こんな松竹をid:kojitaken松竹伸幸氏の新刊『シン・日本共産党宣言』を『しんぶん赤旗』が批判。松竹氏はこれに対して赤旗紙上での反論を要求 - kojitakenの日記などでよく礼賛できるもんです。まあ「反共右翼分子」kojitakenにとっては「共産党執行部批判者」であれば「その主張の内容に関係なく」手放しで礼賛するのでしょうが。

今日もkojitakenに悪口する(2023年1月22日記載)(追記あり)(副題:維新・容認の松竹を美化する「自称・アンチ維新」のkojitakenに呆れる)

山本太郎、「大島(九州男)さんが『居座れば』5年できるところをみんなで回すことに賛成してくれた」と発言し、長年の協力者・村上さとこ北九州市議を怒らせる(呆) - kojitakenの日記
 kojitakenには「くだらない」と心底呆れます。問題は「ローテーション」が理屈として正しいかどうか*1であって「大島の長年の支持者らしい(そのため、大島支持の思惑でれいわに協力した)村上北九州市議が憤慨してる」なんてことはどうでもいい話です。逆に村上が「ローテーションを支持する」と言ったところでkojitakenも「長年の大島支持者・村上氏も賛同してるのだからローテーションに問題は無い」等とは言わないわけですし。


松竹伸幸氏の新刊『シン・日本共産党宣言』を『しんぶん赤旗』が批判。松竹氏はこれに対して赤旗紙上での反論を要求 - kojitakenの日記*2
 「『日米安保堅持』を主張する松竹の右翼的安保政策には賛同できない」とする社民党支持者まことんに対し、「反共右翼」で「日米安保支持者」id:kojitakenが「松竹は右翼ではない」と強弁しているのには心底呆れます(所詮、「れいわや維新、泉」を右翼と批判するkojitakenの反右翼とはその程度の代物にすぎないわけです)。
 「日米安保支持者」kojitakenにとっては「日米安保堅持」は右翼ではないのでしょうが、日米安保に否定的な論者(まことん氏や日本共産党執行部、なお俺もその一人)にとっては松竹は「許すことのできない右翼」であるというまともな理解もkojitakenにはできないようです。
 しかもkojitakenが松竹を右翼認定しない根拠として持ち出すのが

 私が必ずしも好まない*3松尾匡の分類によると「内か外かで内を選ぶのが『右』で、上か下かで下を選ぶのが『左』」とのこと

と言うのだから呆れます。第一に松尾氏の定義は「彼の個人的定義」に過ぎず通説でも何でも無い。第二に松尾氏を散々「れいわの支持者」として悪口していた人間が何でこういうときに松尾氏を自説の根拠として持ち出すのか。松尾氏に対してkojitakenはあまりにも態度がデタラメです。
 まあ、kojitakenの支持政党である社民党は「日米安保堅持」の立場なので、kojitakenが日米安保「堅持」(明らかに日本共産党の方針に反する)を主張する松竹に何の疑問も感じず、そうした松竹を批判するまことん氏*4日本共産党執行部を理解できないのも無理はないのかもしれませんが、いい大人が「お前等が松竹の日米安保堅持論を右傾化だとして松竹を批判しても俺はそうは思わない」というくだらない物言いも大概にして欲しいもんです。
 それにしても「日米安保の現状」に対して何の批判的意見ももってないらしいid:kojitakenの「反動右翼性」には心底呆れます。日米安保の存在こそが「岸田の大軍拡(kojitakenは反対だそうですが)」を助長しているという理解もないのか。
 なお、俺のようなkojitaken批判は「日米安保批判派(志位執行部支持者に限らない、というかまことん氏は志位執行部支持ではない)」からは当然あるでしょうが、1)kojitakenが「無名の凡人*5」なのでそもそもコメントが少ない上に、2)狭量で低劣な人格のkojitakenは批判コメントを掲載拒否して恥じないので、たぶん批判コメントはつかないのでしょう。
 なお、俺個人は既に「狭量で低劣な人格のkojitaken」にコメント投稿拒否設定にされています。
【追記】
 「日米安保容認のkojitakenの立場なら松竹を右翼認定しないのは当然だろう」と書いた後で「いや、kojitakenの立場でもまことん氏同様、松竹を批判しないとおかしいのでは?。」と気づきました。
 というのも、今日も松竹伸幸に悪口する(2023年1/19日分) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが松竹は

本日は党首選挙の出馬記者会見 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 共産党野党共闘の仲間に入れないのは、安保・自衛隊問題をめぐる基本政策の違いにある

と書いているからです。この松竹の言う野党共闘とはどう見ても「維新、立民の共闘」でしょう。松竹は明らかに「志位執行部は維新と共闘しろ」と言っている。そしてkojitakenは松竹とは違い「維新と共闘する今の立民に批判的立場ではなかった」のか?
 kojitakenが1)アンチ志位執行部をこじらせるあまり、松竹が維新容認でも批判しないで、松竹をただ美化してる不誠実なクズなのか、2)松竹の文章をまともに読んでないので彼が維新容認と気づかないバカなのかはともかくお粗末なもんです。
 1)なら、kojitakenの言う「アンチ維新」とは「アンチ志位なら維新シンパでも美化する」デタラメ極まりない代物だし、2)ならば散々「kojitakenがバカ扱いしてる俺」ですら読み取れること*6を松竹の文章から読み取れないkojitakenは「文章理解能力に著しく欠けるバカ」としか言いようがない。
 文章読解力がないバカか、不誠実なクズか。いずれにせよ改めてkojitakenの「どうしようもないバカ野郎であること」が明らかになりました。
 なお、

日本維新の会の「二股膏薬路線」は、立憲民主党をだませても国民には通用しない、「岸田降ろし」が起こらない理由(3)、岸田内閣と野党共闘(その34) - 広原盛明のつれづれ日記
 伸び悩む党勢を維新との「共闘」によって打開しようとする立憲の苦肉の策は、早くも通常国会前に破綻を見せ始めている。立憲は維新との「共闘」によって党勢の拡大を目指したにもかかわらず、政党支持率は逆に昨年12月の5.5%から2.5%へ半減し、2020年9月の旧国民民主党との合流以来の最低値を更新した。それに比べて、「支持政党なし」は58.7%へと急騰している。維新の「二股膏薬路線」に乗せられた立憲民主党の未来は限りなく暗い。

と言う記事が指摘するとおり「維新、立民共闘」は立民にとって完全に泥舟と化しています。「維新と共産の共闘」を主張する松竹はこの辺りどう考えてるのか?。共産が維新と共闘すれば「支持政党無し」「れいわや社民」に支持が流れて、共産支持率は立民同様に低下するでしょう。そんなこともわからないほど松竹はバカなのか?(なお「維新、立民共闘」は立民にとって完全に泥舟と化しています。「維新と共産の共闘」を主張する松竹はこの辺りどう考えてるのか?。共産が維新と共闘すれば「支持政党無し」「れいわや社民」に支持が流れて、共産支持率は立民同様に低下するでしょう。そんなこともわからないほど松竹はバカなのか?は松竹記事批判?いえ、共産党が必要だという叫びです | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaに投稿しましたが恐らく掲載拒否でしょう。松竹のクズさ、デタラメさには心底呆れます)
【追記終わり】

 福岡市長選に立候補*7したこともある共産党職員*8がこのように書いた意味合いは非常に重い。
松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所

 その程度で何が「非常に重い」んですかね。むしろ「松竹に平然と同調する」ような「反党分子の紙屋」ですら「出馬当時は反党性を隠していた」にせよ出馬できる共産党は「一般に思われてるよりも自由度のずっと高い政党」と思わないらしい「反共右翼分子」kojitakenにはいつもながら呆れます。ということでid:kojitakenさん、俺は紙屋のことを「別に崇拝してない」のですよ(むしろ紙屋の右翼的安保論には否定的)。以前「崇拝してる」と根拠もなくデマ飛ばしてましたけど。
 俺個人は松竹や紙屋のような「身の程の知らずのバカ(大して能力も人望もないくせに本を出したくらいで調子こいてるバカ)」や「id:kojitakenのような反共バカ」を図に乗らせたくないので「あえて言えば」「どちらかと言えば」、「公選制反対*9」ですが「公選制にしてもバラ色の未来など無いこと(恐らく公選制にしても志位氏が委員長になるだろうし、他の人間がなったところで今の志位路線が大幅に変わることもあり得ない)」を明白にするために「公選制を採用してもいいのではないか」という「天邪鬼な気持ち」も一方ではあります。

https://twitter.com/emil418/status/1616736350233047046?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1616736350233047046%7Ctwgr%5E257647036a72907f3ab8ac8ce54859ae386fa4c8%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fkojitaken.hatenablog.com%2Fentry%2F2023%2F01%2F22%2F104842
𝐄𝐌𝐈𝐋
 なんで支持もしてない政党の党首*10のことが何でそんなに気になるのかほんと不思議。延々と粘着して論って。いじめだろ、もはや。こっちに影響がない限り(ボーガス注:共産党に限らず)支持もしてない党の内部で何があろうと私は意見はしないようにしてる。余計なお世話だから。なぜ党内で話し合って決めた事にいちいち口挟んでくるのかマジで意味が分からない。

 こうしたEMIL氏の主張には「党外の共産支持者」である俺も全く同感ですね。kojitakenは否定的ですが。
 なお、こっちに影響がない限りというEMIL氏の言葉を引用せずに故意に無視し

 馬鹿野郎、いったい何を抜かしやがる。そんなこと言ってたら岸田文雄安倍晋三を野党支持者や無党派層は批判できないし、泉健太は立民支持者以外には批判できないし、山本太郎は×××新選組支持者にしか批判できないことになってしまうぞ。こんなツイートは論外だ。

というkojitakenは「論外のバカ」と言うべきでしょう。
 こっちに影響がない限り、岸田や安倍、泉や山本を党外の人間が批判するのは越権行為でしょうし、「泉の野党共闘ぶち壊し(維新へのすり寄り)」「れいわのローテーション」など、こっち(党外の人間)に影響があるのなら批判は当然していい。勿論EMIL氏も「こっちに影響がある」のなら、志位氏を批判するでしょう。勿論彼は「影響がない」と思うから批判しないのでしょうが(このような文章を書くEMIL氏は俺同様、党外の支持者なのではないか)。
 大体、「野党党首」泉や山本はともかく、「日本国首相」安倍や岸田が批判される行為(安倍のモリカケ桜、消費税増税特定秘密保護法、岸田の大軍拡など)の多くは「自民党総裁としての行為(例:自民党規約改正による安倍の総裁三選)」ではなく「日本国首相としての行為」でしょうにkojitakenもどれほどバカなのか。志位氏や日本共産党に悪口したいがために、ここまで常識が欠落するのかと「反共右翼分子」kojitakenには心底呆れます。

 弊ブログは軍事費の大幅な増額自体にも絶対反対である。その最大の理由は、急激な人口減少に見舞われて近未来の経済力に大きな懸念が持たれるこの国において、軍事費を聖域として財政支出の増加を行うことは国家の自殺行為でしかないと考えるからだ。

 やれやれですね。
 kojitakenが軍拡反対の「最大の理由」に「平和主義」を掲げないことには「所詮その程度の反動右翼か」と心底呆れます。自称「社民党支持」だそうですが、社民党はこんな右翼的立場ではないでしょう。なるほどkojitakenが「軍拡反対」とは言っても「敵基地攻撃論反対(共産、社民などが専守防衛に反すると批判)」とは言わないこともよく理解できます。

 (かつては?)共産党系の憲法学者立憲主義をとらず、将来的な9条2項の改定を視野に入れていたこと*11を、「リベラル・左派」は歴史的事実として正しく認識しておいた方が良いと思う。

 なお、立憲主義の立場を取ったところで「9条はいかなる理由であっても改正不可」とはならないこと、つまり「九条改正論は立憲主義否定を必ずしも意味しないこと」は指摘しておきます。
 「国民主権」「三権分立」ほどには「憲法九条」は左派においても「全く改正不可」とは認識されてないでしょう。
 また

 「民主的・平和的条項」は擁護の対象となる

という長谷川氏*12の主張は「ある種の立憲主義」と見なせるのではないか(つまり長谷川氏が立憲主義を否定すると主張していたとして実質的には彼は否定できていない)。本当に立憲主義を全否定するなら「民主的・平和的条項」とて「国民の賛同がある」なら擁護する必要は何処にも無いからです。
 また長谷川氏のような共産党系の研究者に限らず、日本憲法学においては「立憲主義」と言う議論は最近まで(というか安倍政権誕生以前まで)それほどなされてこなかったように思います。「改憲にも限界がある」という立憲主義の主張は「改憲が現実化しない限り」あまり意味を持たないからです。またよほどきちんと論理構築しないと「単に個人的価値観から改憲したくない箇所を立憲主義と主張する、政治的主張に過ぎないのではないか(学問的主張とは言えないのではないか)」という批判も受けるでしょうし。

社民党自体が必ずしも社民主義に沿っているとはいえない(それどころか逸脱していると思うことすらある)から支持していないだけである。同党が本当の意味で社民主義政党になるのであれば文句なく支持する。

 社民党に説教する気らしいkojitakenには「上から目線も大概にしろよ」「無能で人望もない無名人が何様のつもりだよ」と心底呆れます。
 まあid:kojitakenのいう「社民党社民主義からの逸脱」とやらが全く意味不明なので「はあ?」ではありますが。

 先週末はまた激務で疲れてしまった。

 60歳前半の「定年退職者(つまり無職)らしいkojitaken」が何が「激務」なんでしょうか?(苦笑)。「無職のお前が何の激務だよ」と爆笑しました。自画自賛のための「一部のネトウヨの経歴詐称」同様に、kojitakenは自分の経歴を適当に捏造してはいないか?

*1:俺個人は正しいとは全く思いませんが。

*2:批判コメントの掲載拒否をして恥じない松竹が反論要求とは良くも抜かしたもんです。

*3:「必ずしも好まない」どころか松尾氏を「れいわ代表・山本太郎の子分」扱いし散々悪口雑言してきたくせに良くも言ったもんです。さすがに松尾氏を「自説の根拠」に持ち出すためには「必ずしも好まない」という「一部評価してるところもある」という書きぶりをするわけですが「嘘も大概にしろ」と言いたい。

*4:社民党支持のまことん氏ですが、この点では日米安保堅持という立場ではないようです。

*5:にもかかわらず、自分を「世間が重要視する論客の一人」とでも思ってるらしいkojitakenの思い上がりには心底呆れます。

*6:正直、上記の俺の松竹理解「松竹は志位執行部に維新との共闘を要求している」は「松竹が主張してもいないことを曲解したこじつけ」「正確な理解だが、高度の文章読解力が求められる(そう読み取れない人間がいてもおかしくない)」ではなく「普通の読解力があれば読み取れる話」です。kojitakenが本当に読み取れなかったのなら、彼の文章読解力がいかに低レベルかという話です。

*7:但し落選

*8:紙屋のこと

*9:まあ党外の俺が何を言おうとも意味は無いのですが。

*10:共産党の志位委員長のこと。

*11:長谷川氏の主張に関係なく、日本共産党が「社会党非武装中立論」に否定的で「自衛隊民主化」「大規模な軍縮」などの条件付きとはいえ、過去において「九条改憲による日本の軽武装」を主張したこと(但し、社会党等との共闘重視やそうした主張が自民党改憲論を助長しかねないと言う判断から『当面は九条護憲』の立場に途中で態度変更したこと)は俺にとって「常識の範疇」ですが世間的にはそうでもないのか?。

*12:1923~2009年。名古屋大学名誉教授。原水爆禁止日本協議会理事長、憲法改悪阻止各界連絡会議代表委員、愛知憲法会議代表委員、日本科学者会議代表幹事等を歴任。著書『憲法判例の研究』(1956年、勁草書房)、『憲法学の方法』(1957年、日本評論社)、『政治の中の憲法』(1958年、弘文堂)、『昭和憲法史』(1961年、岩波書店)、『憲法判例の体系』(1966年、勁草書房)、『憲法運動論』(1968年、岩波書店)、『憲法解釈の研究』(1974年、勁草書房)、『憲法現代史』(1981年、日本評論社)、『フランス革命憲法』(1984年、三省堂)、『憲法マルクス主義法学』(1985年、日本評論社)、『日本憲法学の系譜』(1993年、勁草書房)、『日本の憲法(第3版)』(1994年、岩波新書)、『憲法とはなにか』(2002年、新日本新書)など(長谷川正安 - Wikipedia参照)

今日のロシアニュース(2023年1月22日分)

ロシア外相、南アフリカ訪問で協力強化 2月合同演習へ: 日本経済新聞
 ということで「南ア」以外にも「インド」「ブラジル」など「さすがにロシアを積極支持しない」とはいえ、「米英仏独」ほど敵対的ではないロシアに融和的な「民主国」はありますし、逆に「ウクライナ支持の独裁的国家」もあるので、「ウクライナ戦争」を一部の論者のように「権威主義VS民主主義」と見なすことは明らかに不適切です。


米共和党「M1エイブラムス戦車を提供すべきだ」…ウクライナ軍事支援でバイデン政権批判 : 読売新聞オンライン

 共和党のマイケル・マコール下院外交委員長とマイク・ロジャース下院軍事委員長は18日に連名で声明を出し、独製戦車レオパルトの供与に二の足を踏むドイツと、米軍の主力戦車M1エイブラムスの供与に踏み切らないバイデン政権を批判した。
 共和党のリンゼー・グラハム上院議員は20日、米超党派議員団としてキーウを訪問。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、「バイデン政権は米製戦車を送るべきだ。そうすれば他国は追随する」と主張した。

 これは「ウクライナ軍事支援」に消極的発言をしてきた「トランプの影響力」が「中間選挙の苦戦」で共和党から薄れてると言うことなのか?。
 それともトランプの政治的失墜を意味するわけではなく単に「ウクライナへの軍事支援を減らすこと」は「ウクライナNATO諸国(英仏独など)との関係上無理」との判断の下「むしろ強力な武器を送って早期終戦した方が、金が安く済む」「その方が米国民も民主党支持から共和党支持に傾く」と言う判断か。
 いずれにせよ、今後バイデン政権が戦車を提供するかどうかはともかく、また現時点において戦車を提供しない理由(可能性としてはウクライナ軍事大国化の懸念*1、ロシアが反発した事による「核攻撃」など、不測の事態発生などがありうると思います)が何かはともかく、バイデン政権が現時点では戦車を提供せず、ウクライナ政府の要望通りに軍事支援しているわけではないことは注目すべきでしょう。
【追記】
米も戦車供与へ ドイツの背中押す方針へ転換 - 産経ニュース
 ということで米国とドイツが戦車供与に踏み切ったようです。供与するにしてもしばらく時間がかかるのか、と思っていたので意外ではあります。


米軍制服組トップ「今年中に全てのロシア軍を追い出すのは困難」…ウクライナ侵略で : 読売新聞オンライン

 米軍制服組トップのマーク・ミリー*2統合参謀本部議長は20日、ドイツでの記者会見で、ウクライナでのロシアによる占領地域について、「軍事的に*3、今年中に全てのロシア軍を追い出すのは非常に困難だ」と述べ、領土の奪還にはさらなる長期戦が避けられないとの認識を示した。

 これが「今年11月の発言」なら後1月しかないのでわかりますが、「まだ1月の発言」と言う辺りが驚きですね。本心はともかく、「ロシアへの牽制」「ウクライナからの歓心」の目的で「勿論実現は困難ではあるが、まだ1月に入ったばかりであるし、年内のロシア軍全面撤退を当然目指す」とぶち上げるかと思っていました。
 なお、「年内に全ては無理」の「全て」が「昨年2月の全面侵攻以降、ロシアが支配する四州」に留まるのか、「全面侵攻以前にロシアが支配するクリミアも含むのか」が気になるところです(この読売記事ではその点は不明)。
 前者なら米国が相当戦況を厳しく見ていることになります。


露侵攻で経済悪化に苦しむウクライナ 今こそ日本がやるべき支援 - 産経ニュース
 日本へ期待する支援として「(軍事支援ではなく)経済支援」が語られてるのはある意味当然の話です。ウヨはやたら軍事支援の話をしたがりますが。

*1:今はウクライナがロシアとの戦争に手一杯なのでその危険性は何ら表面化していませんが、今後、終戦、停戦した場合、ウクライナが『増大した軍事力』を周辺諸国への『恫喝に使わない保障』は何処にもないでしょう。なお、「ウクライナの軍事大国化の懸念」が「ウクライナの要求に応じない理由」として語られることが少ないのは「ウクライナの反発を懸念してのこと」にすぎず、「そうした懸念」を米英仏独がしてないと言うことではないと俺は理解しています。

*2:陸軍総軍総司令官、陸軍参謀総長等を経て統合参謀本部議長

*3:「軍事的」というのはミリー氏に対して善意(?)に理解すれば「制裁強化と外交交渉という非軍事的な形で年内に追い出せるかもしれないが、それは政治外交問題で軍人の俺がどうにかできることじゃない。バイデン大統領など政治家が決断しないと」「大規模軍事支援(戦車の提供など)やNATO軍投入すれば、軍事的に年内に追い出せるかもしれないが、そういう高度に政治的な話は軍事関係でも俺がどうにかできることじゃない。バイデン大統領など政治家が決断しないと。現状の軍事支援を前提に話をしている」と言う話ではあるかもしれません。まあ、「仮にそうだとしても」随分不景気な話をするもんだとは思いますが。