「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/11日分:島田洋一の巻)

島田洋一
 バイデン政権下、日本が歴史戦を戦う環境は厳しくなると見ておかねばならない

 やれやれですね。島田の言う「歴史戦」とやらにおいては「対米開戦した戦前日本は何一つ悪くない、ハルノートを出した米国が悪い」なんて代物です。
 「トランプ共和党なら大目に見てくれるが、バイデン民主党は厳しい」なんてそんな話では全くない。

島田洋一
 バイデン政権をオバマ第3期と評する人がいるが、オバマは和解と癒しをもたらす大統領との建前に即し、政敵に対する挑発的言辞は避ける傾向にあった。バイデンは一旦原稿を離れると口に抑制の効かないタイプである。すでに相手をナチ呼ばわりする言動を繰り返している。

 「上院襲撃なんて無茶」をやれば「ナチ呼ばわり」されても当然でしょうよ。大体ナチ呼ばわりというなら島田らウヨだって「イラン政権をナチ呼ばわり」「トランプの女性差別言動を批判するフェミニストをナチ呼ばわり」など酷い言動を散々しているのによくもこんなことがいえたもんです。

島田洋一
「焼き音はするがステーキが出てこない男」バイデンは決断力のなさで定評がある。米国民あげての不倶戴天の敵オサマ・ビンラディンの除去*1作戦ですら「成功が保証されていない」と、副大統領の立場で最後まで先送りを主張した。結局、オバマが決行したが

 ラディンの暗殺について「違法の疑い」はひとまずおくとしても、島田の物言いには呆れますね。
 是非はともかく「リスキーなことは避ける」というのは「一つの決断」であって「決断力が無い」と言うこととは違います。
 

島田洋一
 一部*2「トランプ支持者」の議事堂乱入*3ナチスの「水晶の夜」ユダヤ商店襲撃)にたとえ、責任は「最悪の大統領」トランプにあると非難したアーノルド・シュワルツェネガーのメッセージをバイデン*4リツイート

 ご存じの方も居るでしょうがシュワルツェネガー(一時、カリフォルニア州知事)は共和党支持者です。シュワルツェネガーやペンス副大統領がわかりやすい例ですが、共和党支持者ですら、ある程度良識があればトランプの扇動によって起こったトランプ支持者の暴挙「上院襲撃」を批判するわけです。その程度の良識も島田にはないようですが。
 そして「共和党支持者」シュワルツェネガーの「トランプ批判ツイート」にリツイートすることでバイデンは「我々は共和党をいたずらに敵視する気は無い」アピールし、国内融和に彼なりに努めてるわけです。

島田洋一
 イランの対外テロ責任者ソレイマニ*5の除去はトランプの最大功績の1つ。バイデンらリベラル派は「中東を大混乱に陥れる愚挙」と批判したが、実際はテロへの抑止力となった。

 おいおいですね。国際法違反の問題はひとまず置くにしても「イランの対応」によっては戦争の危機があり得たのにどれほど脳天気なのか。
 まあ、島田の場合「いっそ、イラク戦争のように米軍が地上軍でイラン政権を転覆すれば良い」なので「最初から話にならない」のですが。 

島田洋一
 与党自民党の外交部会長(佐藤正久*6議員)が「全然ダメ」と切り捨てるような人物がなぜ外相なのか。安倍前首相は自ら外交を主導していたが、菅首相の場合、外交は得意分野ではない。外相人事は重要だ

 「レベルの低いウヨ」にすぎない「佐藤ひげ」が外交部会長とは心底呆れますがそれはさておき。
 そりゃ茂木*7だって、領土問題、歴史認識問題などで「中国、韓国、ロシアを敵視する」佐藤ひげのような「レベルの低いウヨ」じゃあるまいし、中韓ロシアを批判する場合だって、それ相応の外交儀礼は示すでしょう。
 「断交」だの「中韓ロシアの日本大使一時召還」だの「経済制裁(まあ韓国相手には安倍政権時代にホワイト国除外やフッ化水素水輸出規制を行いそれが継続されていますが)」だの「佐藤が叫ぶ強硬路線(?)」もおいそれと出来る話ではない。
 「全然ダメ」なのはそうした常識がまるで無い佐藤の方です。
 それにしても「第四次安倍内閣外相だった茂木が引き続き留任したのであって、菅が茂木を新たに外相に任命したわけではない」「菅は安倍内閣官房長官を務めた安倍の側近で、安倍も二階幹事長、麻生副総理・財務相等とともに菅の総裁就任を支援した」のに「菅、茂木は批判しても安倍は批判しない」とは島田の「無茶苦茶な安倍信者」ぶりも酷いものがあります。

*1:暗殺と言わない辺りが島田らしい姑息さです。

*2:「一部」と言って「トランプ支持者の大部分」はあの襲撃と関係ないかのように印象操作しようとする点がゲス過ぎる

*3:「乱入」と言って故意ではなく「偶発的出来事」であるかのように印象操作しようとする点がゲス過ぎる

*4:オバマ政権副大統領などを経て次期大統領

*5:イラン革命防衛隊司令

*6:第二次安倍内閣防衛大臣政務官、第四次安倍内閣外務副大臣など歴任

*7:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第三次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍内閣外相などを経て菅内閣外相

今日の産経&中国ニュースほか(2021年1月11日分)

【モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら】森繁久彌さんの戦慄すべき予言 - 産経ニュース

「オヤジの書いた随筆の中にびっくりするような一節があったんです。そのことをお伝えしたいと思いまして…」
 昨年の暮れ、唐突にこんな連絡をいただいた。連絡の主は森繁建(たつる)さん(78)である。オヤジとは、平成21年に96歳で亡くなった俳優にして文人森繁久彌さんだ。
 くだんの随筆のタイトルは「アニサキス」。昨年完結した〈森繁久彌コレクション全5巻〉(藤原書店)の第1巻『道-自伝』に収められている。
 日本人の多くがバブル景気に浮かれ、その一方でエイズを恐れ、パニックすら発生していた昭和62年、74歳の森繁さんはすし屋で(食中毒の原因となる)アニサキスが寄生していたサバを食べて腸閉塞となり、御園座の舞台を降板して開腹手術を受けるはめになった。
《二十一世紀の或る日、私たちはアニサキスのような目に見えるものでないミクロの世界の-それもエイズB型肝炎の数百倍も強い豪敵に攻められ、人類の大半はあえなく全滅させられるのではないかと、ひとり慄然としたことだ》
 「個人的な体験をいつもの調子でつづりながら、最後にいきなりこの一節でしょう。新型コロナウイルスが人間を攻め続けている現在の世界を予言しているようで驚いてしまいました。オヤジが当時どんなつもりで書いたのか、私には見当もつかないんですよ」と建さん。

 「はあ?」ですね。
 森繁だってその分野の専門家ではないし、これを「サーズやマーズ、新型コロナを予言した」と見るのは正気ではありません。
 「面白い偶然ですね」と笑い飛ばすのならまだしも。


「数字で読む中国経済」 新宿会計士 « ニュース « 公益財団法人 国家基本問題研究所

金融評論家の新宿会計士氏は1月8日(金)、国家基本問題研究所企画委員会において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員と意見交換した。
【概要】
 貿易統計を見る限り、中国が日本にとっての顧客でなく、寧ろ日本が中国にとっての顧客といえる。

 新宿会計士なる「名前からしてうさんくさそうな御仁」の物言いには吹き出しそうになりました。
 一体どういう理解をすれば「中国が日本にとっての顧客でない」などというとんでもない話になるのか。
 「日本が中国相手に貿易赤字を出してるから、中国など日本の顧客でない」といいたいようですが、それはトランプの「米国は欧米や日本相手に貿易赤字を出してるから、欧米や日本など米国の顧客ではない」とほとんど同じ物言いです。桜井らはそうしたトランプ流の物言いを支持するのか。
 「だから日本なんか米国にとってはどうでも良い国なんだ」「むしろ我々米国人は日本人にカネをぼったくられてきた。日本製品に高額関税をかけて米国製品の使用を増やすべきだ。やり方が汚い日本人を今こそ懲罰すべきだ」と米国ウヨが言ったら桜井らは賛同するのか。


【世界の論点】EU・中国の投資協定 中国の巨大市場をEUは捨てる気がない(1/3ページ) - 産経ニュース
 反中国の産経にとっては我慢がならないのでしょうが、ある意味当然の話です。


日本人の対中感情悪化原因|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ
 「日本を追い越そうとする韓国経済への恐怖」「戦争責任問題(慰安婦、徴用工、靖国など)での無反省」「領土ナショナリズム*1竹島)」によって「安倍、菅政権が韓国敵視」し、「安倍、菅政権と同類の右翼的思想」ないし「安倍、菅政権の恫喝への屈服」から日本メディアの多くが「嫌韓国報道」を垂れ流すが故に「日本人の対韓国感情が悪化した(韓国では無く日本にもっぱら非がある)」というのが「浅井氏の長年の指摘」であり、俺も同感です。
 そして浅井氏は「日本人の対中国感情の悪化」についても「日本を追い越そうとする中国経済への恐怖」「戦争責任問題(慰安婦、徴用工、靖国など)での無反省」「領土ナショナリズム尖閣)」といった「対韓国と全く同じ構造がある」と評価し、故に「日本人の対中国感情が悪化した(中国では無く日本にもっぱら非がある)」としますが、これまた俺も同感です。
 もちろんこれは「中国に人権問題が無い」とか「中国のコロナ対応に問題が無かった」とかいう話ではない。
 そうではなく「人権問題(ウイグルチベットなどの少数民族問題など)」「コロナ」云々とは「そのほうが中国に悪口しやすいが故の話」にすぎず、ほとんどの日本人にとって「本心ではない」というのが「浅井氏の指摘」であり、俺も同感です。
 そもそも人権問題なら「サウジ政府による反体制派ジャーナリスト暗殺」「ミャンマーロヒンギャ問題」などいろいろあるのに「何故中国だけ騒ぎたてるのか」と言う話です。大体「アイヌ問題」を抱える日本人が「それについてろくに向き合わない」癖にどの面下げて「中国の少数民族問題」について偉そうなことが言えるのか?
 コロナにしても「今の日本での蔓延」は中国云々よりも「安倍、菅政権の無策」による面が大きいのであって、批判するならむしろ「安倍、菅政権を批判すべき」でしょう。
 ウヨが中国非難ネタにしたがる「尖閣」にしても「中華民国時代から領有権主張がされており、台湾政府も領有権主張していること」「日中の経済関係を考えればそれを犠牲にしてまで中国が尖閣侵攻するとは思えないこと」を考えれば、「尖閣での中国批判」の多く(中国が軍事侵攻するかのようなウヨの放言が典型的ですが)も「極めて不当なもの」というべきでしょう。


日本の新型コロナ・ウィルス対策の致命的問題点|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ
 以前から浅井氏が指摘していることですし、他にも多くの人間(例:高世仁)が指摘していますが、何が日本の問題かと言えば「PCR検査が少なすぎること」ですね(他にも病床不足など色々ありますが)。
 PCR検査が少なすぎるから「感染者(特に無症状感染者)の隔離」が十分出来ず「無症状感染者からの感染拡大」の恐怖に怯える。
 その結果「三密防止」「マスク着用」など「個人個人の努力に依存する点が大きくなってしまう」。
 結果、「いつまで経っても感染が終息しないし、経済も当然回復しない」。
 中国にせよ、台湾にせよ、韓国にせよ、その他どこにせよ「日本よりましな状態の場所」は全て「日本よりずっとPCR検査をしているし、だからこそ隔離によって、日本よりずっと無症状感染者からの感染拡大を防止できている」。
 だからこそ浅井氏などが「PCR検査増加」を主張するにもかかわらず安倍、菅政権は「詭弁を弄して、いつまで経ってもPCR検査増加に積極的に乗り出さない」。もはや浅井氏や高世仁などが嘆くようにコロナ蔓延は「PCR検査を抑制する安倍、菅政権による人災」といっていいでしょう。そうした人災を助長している(つまり安倍、菅政権に対してPCR検査増加をさせることができない)我々日本国民も「人災の被害者」であるだけでなく「愚かな加害者、共犯者」といっていいでしょう。


【外交安保取材】30年後に誇れる対中外交を - 産経ニュース

 1989年6月4日の天安門事件に関する外交文書が公開され、日本政府*2が中国に対し融和的な姿勢を終始貫いていた事実が明らかになった。誤りであったことは現在の中国の姿が雄弁に語っている*3。翻って、今の政府は30年後に誇れる対中外交を展開しているだろうか。

 約30年前の「天安門事件」後の「産経曰く『日本政府が中国に対し融和的な姿勢を終始貫いていた事実』(1989年、宇野*4内閣)」「一旦停止した対中国ODAの再開(1990年、海部*5内閣)」「天皇訪中(1992年、宮沢*6内閣)」などへの産経の悪口雑言ですね。
 俺は「宇野、海部、宮沢内閣などの対応」を支持するので「産経と違い」誇りに思っていますが。
 むしろ産経の方こそ

1)
河野談話」などで築き上げてきた日韓友好を破壊した上、むしろ「韓国ビジネスを行う日本企業へのダメージが大きく」、また「WTO違反行為の疑いも濃厚」な「ホワイト国除外、フッ化水素水輸出規制」と言った安倍、菅の対韓国外交
2)
 日露友好条約締結、北方領土返還を一時はぶち上げたものの、結局尻すぼみに終わった安倍の対ロシア外交

などを「今の時点ですら誇れるのか?」と聞きたくなります。俺は既に「今の時点で恥だと思っています」が。

*1:領土主張自体は勿論不当ではありません。問題は相手の主張を「不当」と決めつけ、交渉の余地を無くし、あげく相手を「悪魔化して批判する」という歪んだ領土ナショナリズムです。この点では浅井氏が批判するように「自民、公明は論外」として「野党各党(共産党を含む)」にも問題があるかと思います。

*2:当時は宇野内閣

*3:と言うのは産経の勝手な決めつけに過ぎません。そもそも「日本が宥和的な態度を取らなければ欧米が厳しい態度を取って、中国の民主化が進んだ」なんて保障はどこにもありません。むしろ「日本のおかげで中国が経済大国になって良かった(まあ日本の力だけではないし、もちろん「日本企業が儲けるため」という要素も大きいので恩に着せることではありませんが)。多くの中国国民の生活が楽になった」と「日本の中国への経済支援」に誇りを感じてしかるべきでしょう。

*4:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*5:自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田、中曽根内閣文相などを経て首相。首相退任後も新進党で党首

*6:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/10分:荒木和博の巻)

民主社会主義と社会民主主義の話(1月10日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月10日日曜日のショートメッセージ(Vol.283)。先週のライブの時聞かれた質問で、民社党関係のものについてお答えしました。まあ、「個人の感想です」的なお話しですが。

 9分10秒程度の動画です。
 荒木に
1)「ドイツ社民党(首相となったブラントやシュレーダーが党首)や日本の社民党土井たか子氏や福島瑞穂氏が党首)と旧民社と何が違うんですか?」「そもそも社民主義と民社主義って違うんですか?」
2)「旧民社がピノチェトクーデターを支持したのは事実ですか?(ボーガス注:ちなみに事実です)。それでどこが民社主義なんですか?(まさかピノチェトは民社主義ではないですよね?)。旧民社ってファシズムやナチズムと何が違うんですか?。世界の民社主義で旧民社以外にそんな自称・民社政党がどこにあるんですか?(ボーガス注:ちなみに俺の知る限りそんな自称社民政党は旧民社以外にはありません)。そもそも旧民社の委員長だった塚本三郎氏や大内啓伍氏(細川、羽田内閣で厚生相)は旧民社解散後、自民党から出馬したそうですが、それは事実ですか?(ボーガス注:ちなみに事実です)。それでどこが民社主義なんですか?(まさか自民党は民社主義ではないですよね?)。世界の民社主義で旧民社以外にそんな自称・民社政党がどこにあるんですか?(ボーガス注:ちなみに俺の知る限りそんな自称社民政党は旧民社以外にはありません。英国労働党出身者が保守党から出馬したりはしない)。自民党の仲間、つまり右翼が旧民社なんですよね?」「そもそも野党の元幹部・塚本氏、大内氏がためらいなく与党・自民から出馬するっておかしくないですか?。だったら最初から旧民社なんか存在意義がどこにあるんですか?」と質問があったそうです。まあ、荒木としても回答しづらい質問だったでしょうねえ(苦笑)。ただ「旧民社以外の人間」なら自民党シンパでも「アンチ自民党」でもたいていの人が「旧民社に感じる疑問」が「旧民社と自民党と何が違うの?。違いが分からないんだけど」ではあります。
 それはともかく実にくだらない。まず第一にそんなことが拉致の解決と何の関係があるのか。
 第二に「社会民主主義社民主義)」と「民主社会主義(民社主義)」に違いがあるなんてことはない。
 「社民主義と民社主義の違い(現在の日本では社民主義の方が一般的)」なんてもんははっきり言って「ライスカレーとカレーライス(現在の日本ではカレーライスの方が一般的でライスカレーだとレトロなイメージがある)」「レバニラ炒めとニラレバ炒め」の違いでしかない。つまり違いなど無い。
 まあ、そもそも「ピノチェトクーデター」なんか支持する旧民社党、「元委員長」塚本や大内が自民党から後に出馬するような旧民社が「社民主義」のわけがないんですが。
 社民主義政党というのは英国労働党であれ、ドイツ社民党であれ「広義の反共主義」ではあるんですが、旧民社はそういう「生やさしい代物」ではありません。極右ですから。英国労働党の幹部が「保守党から出馬」なんてそんな無茶苦茶なことはさすがにないでしょう。
 「ドイツ社民党や日本の社民党」と「旧民社」が違うのは単に「旧民社が自民党劣化コピーでしかない」からであって決して「社会民主主義社民主義)」と「民主社会主義(民社主義)」に違いがあるからではない。
 もちろん旧民社が今「党として存在しない」のも「自民党劣化コピー」でしかないからです。そんなもんを喜んで支持する人間がどこに居るのか。
 荒木は
1)「旧民社の流れをくむ玉木の国民民主」が「自民、立民」どころか「公明、共産、維新も下回る低支持率」であること
2)立民に「旧民社グループ」もいるものの、影響力が弱く、その結果、立民が「共産党を含む野党共闘」を否定できないし、「九条改憲」のような右翼的スローガンも打ち出さないこと
を露骨に嘆いていますが、「右翼的政治を望む国民は自民党を支持し、望まない国民が立民、共産など野党を支持する」以上、「自民党劣化コピー」国民民主なんか支持されるわけが無いし、立民も右翼的スローガンなんか打ち出すわけがない。

【参考:カレーライスとライスカレー

カレーライスとライスカレー、どう違う? - 日本経済新聞
 「現在ではカレーライスと呼ぶのが主流になっています。しかし、昔はライスカレーと呼ぶことが多かったようです」。
 エスビー食品コミュニケーションデザインユニットの高井真チーフがこう教えてくれた。
 カレーが日本に伝わったのは明治時代初めとされる。最初はライスカレーと呼ばれていたが、ある時点からカレーライスに切り替わったらしい。つまり、ライスカレー→カレーライスという大きな流れがあるわけだ。
 その経緯を追い掛ける前に、まずはライスカレーとカレーライスの違いについてつかんでおこう。
 専門家によると、最も大きな違いは、カレーとライスの出され方だという。
 (ボーガス注:戦前の日本では)ライスにあらかじめカレーがかかっているものをライスカレーと呼び、一方、カレーが容器などに入れられてライスとは別々に出てくるものをカレーライスと呼ぶのだそうだ。だから、ライスカレーには気取らない大衆的なイメージが強く、カレーライスにはややハイカラで高級なイメージが強いという(ちなみに、年配の方には“ライスカレー派”が多く、若者には“カレーライス派”が多いという傾向もある)。
 では、ライスカレーからカレーライスにいつごろ呼称が変わったのだろうか? 
 取材を進めると、興味深い歴史が浮かび上がってきた。 
 もともとインドなどの料理だったカレーは英国に伝わり、その後、明治時代初期の日本に上陸した。「少年よ大志を抱け」で有名なクラーク博士が開校した札幌農学校の食事にもライスカレーが登場。明治30年代ごろには洋食屋のメニューの定番になるなど各地で普及が徐々に進み、夏目漱石の小説「三四郎」にもライスカレーが出てくる場面がある。
 栄養価が高く、調理しやすいカレーは、やがて陸海軍の食事にも採用され、帰還兵などを通じて全国にさらに広まる。こうして、ライスカレーという呼称は国内各地に浸透し、日本に伝来した明治初期から終戦直後まで一貫して主流の座を占め続ける。
 ところが、1950年代半ばから始まった高度経済成長で状況は大きく変わる。
 「1964年の東京オリンピックごろが分岐点ではないか」とエスビー食品の高井さんは見る。
 消費量が急激に拡大する一方で、簡便性のある即席カレー、おいしさを求めた高級カレーなどの多様化が一気に進んだのだ。つまり、この時期、カレーという料理自体が大きく変貌を遂げ、呼称そのものもライスカレーからカレーライスに一気に切り替わったというわけ。
 そもそもカレーライスという呼称はどこからやってきたのか?
 これには百貨店の食堂や有名レストランなどが発祥との説がある。ただ、現段階では詳細は分かっていない。

【参考:レバニラ炒めとニラレバ炒め】

レバニラ炒め - Wikipedia
 本来は「ニラレバ」と言い、『天才バカボン』の影響で「レバニラ」という言い方が広まったとされる説がある。中国語でもニラレバの順になっている。また、飲食店の中でも「餃子の王将」などでは、メニューに「ニラレバ炒め」と表記している。

【クックドア】レバニラ?ニラレバ?正しいのはどっち!?
 中国語の「韮菜猪肝」は直訳すると「ニラレバ」です。しかし、日本では同じ料理を「レバニラ炒め」や「レバニラ」と呼ぶのが一般的です。実は、この呼び名は国民的人気を博したアニメ「天才バカボン」に由来しているのです。
 「天才バカボン」は1967年(昭和42年)に週刊誌にてマンガ連載がスタート。1971年(昭和46年)にはテレビアニメも始まりました。主人公の父親「バカボンのパパ」が「レバニラ炒め」が大好物と何度も口にしたため、日本では「ニラレバ」ではなく「レバニラ」の順でこの料理の名前が広まったと言われています。

常岡浩介に突っ込む(2021年1月10日分)

常岡浩介
 米中枢では、「トランプが錯乱してるから核ミサイルのボタンを取り上げろ」という議論が始まったみたい。
 トランプとプーチン*1が核ミサイルのボタンを握ってる世界って、冷戦中よりぼくら死に近いのでは?

 吹き出しました。「歴代米国大統領」と比べ「トランプが常軌を逸してる」という常岡の理解には俺も同感です(とはいえ、それでもトランプも核ミサイル発射ボタンを押すほどのキチガイではないでしょうが。「例の上院襲撃教唆」は充分「異常」ですがそれでも「核ミサイル発射」とはかなりの違いがあります。ただしそうした理由でトランプの解任を目指す動きに反対はしませんが)。
 しかしプーチンをそこまで「キチガイ扱いする理由」は俺には意味不明です。プーチンを「独裁者」などと否定的に評価するにせよ「2000年の大統領就任から2020年の現在に至るまで、20年間も政権を維持してきた男」が「核ミサイルを発射するほどのキチガイ」のわけもない。プーチンは良く言えば「もっと賢明」、悪く言えば「もっと狡猾」でしょう。
 仮に「リトビネンコ暗殺」などの無法行為にプーチンが関与していたとしてもそうした行為と「核ミサイル発射」との間には「かなりの違いがある」。
 そもそも「キューバ危機」以外に世界が「核戦争の危機」をリアルに体験した事件は正直ないでしょう。

常岡浩介がリツイート
◆桜木武史
 特別ではない僕が見た特別な世界を、漫画家・武田一義さん(@144takeda)のイラストと僕の文章で綴った記録です。
 シリアの民衆蜂起から10年という節目、
 「シリアの戦争で、友だちが死んだ」(ポプラ社
 よろしくお願いいたします。

常岡浩介がリツイート
◆ESHITA Masayuki(江下雅之*2
 Dalloyau銀座店のケーキバイキングで常岡が15皿(30個)食った光景を忘れることができぬ。

 「桜木の新刊刊行を紹介する前にお前の活動報告をしろよ?。新刊刊行も雑誌記事執筆も、テレビ、ラジオ出演も何も報告すべき活動はねえのかよ?」「ケーキバイキングで30個ケーキ食ったとかどうでもいいだろ?」と常岡には言いたくなりますが、おそらく「何もない」のでしょうね。常岡も哀れな男です。

常岡浩介がリツイート
 イエメンは世界でもっとも重大な危機。だから、現地取材しようとしたんだけど、わかってない外務省に意味不明な妨害を受け、今に至ります
◆Keiko INOUE
「この状態は惨状だ。時限爆弾だ。世界は今、動かなくてはならない」
 IRC*3が発表した2021年の世界が動くべき危機リスト、1位はイエメン、そしてアフガン、シリア、DRR*4エチオピアと続き、9位にベネズエラ、10位にモザンビーク。継続する危機に新型コロナが加わり、一刻を争う

 しかしこのリツイートの前後には「イエメンについて触れた常岡ツイートが全くないこと」で常岡の「イエメン取材したかったが外務省の妨害で」云々が口から出任せであることがモロバレとなります。常岡も「偽装行為がへぼすぎて」大笑いですね。
 本気で常岡がイエメン取材したいなら
1)現地ジャーナリストにイエメンの現状について、常岡が電話や電子メールなどで取材
2)(そうした取材が常岡に出来ない場合でも)、イエメン取材して記事を書いた日本や海外のメディアの記事の紹介
という形でいくらでもイエメンについて常岡は情報発信できるでしょう。
 それを常岡がしないと言うことは
ア)常岡には1)や2)をやる能力が無いか
イ)常岡は能力が無いどころかやる意思すらない
のどちらかであり、そんな人間がイエメンに行ったところでまともな取材が出来るわけもない。というか「二度の身柄拘束」で「外務省に旅券交付拒否されること」を見越しての売名の疑いがあり、そもそも常岡にイエメン取材などする気があったのかが怪しい。
 そもそも常岡の過去の著書は

◆『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー新書)
◆『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

でありどちらもイエメンとは全く関係ありません(ISの活動地域はイラクやシリアであって、イエメンはISの活動地域ではないし、常岡がイエメン入りの考えを表明した2019年2月においてISは衰退過程にあった)。今までイエメン取材などしていなかった常岡が「突然、イエメン取材意欲に目覚める」とは不自然の極みです。やはり「売名の疑い濃厚」ではないか。滑稽なのは「まるで売名になってない」ことですが。

*1:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領

*2:明治大学教授。著書『ネットワーク社会』(1994年、丸善ライブラリー)、『マンガ古本雑学ノート』(1998年、ダイヤモンド社)、『ネットワーク社会の深層構造』(2000年、中央公論新社)、『マンガ古書マニア』(2002年、インターメディア出版)、『レポートの作り方』(2003年、中公新書)、『監視カメラ社会』(2004年、講談社+α新書)、『マンガ古雑誌マニア』(2006年、長崎出版)、『ビンテージMacintosh』(2007年、長崎出版)、『リンク格差社会』(2007年、マイコミ新書)など(江下 雅之 | 明治大学参照)

*3:International Red Cross(国際赤十字)の略

*4:災害リスクの軽減(Disaster Risk Reduction)のことか?

「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2021年1月10日分)

◆黒坂のツイート

黒坂真リツイート
 福山和人さんは、岸伸介*1は処刑*2されるべきだったというお考えですか。

 やれやれですね。「あの戦争に無反省な戦犯容疑者の岸(戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任)が戦後、刑事訴追も、公職追放も受けず、初代自民党幹事長、石橋内閣外相、首相となり首相退任後も、実弟・佐藤*3首相、子分・福田赳夫*4首相、女婿・安倍晋太郎*5幹事長等を使って政治力を行使し続けたことが、安倍晋三政権(なお、安倍は岸の孫で安倍晋太郎の息子)の極右政治のような問題を生んでいる(俺の要約)」と福山氏がツイートしたら、これです。
 福山氏は「戦争に無反省な岸が、戦後、外相や首相という大物政治家として活動したことが問題だった。その結果日本はあの戦争に無反省になった」とツイートしたのであって「岸は訴追されるべきだった」とは必ずしも言ってないし、ましてや「死刑になるべきだった」とは一言も言ってない。
 「岸は政治活動すべきで無かった、ましてや首相などとんでもない(福山氏)」とは「公職追放すべきだった」「選挙民が選挙で落とすべきだった」「自民党議員たちは岸など首相にすべきで無かった」などという意味であろうに「処刑すべきなのか」と言う辺り話のすり替えが全く酷い。とはいえさすがの黒坂も「日本社会は戦争に無反省ではない」とか「そもそも反省の必要など無い」と言えない辺りは「語るに落ちている」というべきでしょう。まあ、「戦争への無反省」と言えば岸以外にも「退位すらしなかった昭和天皇」「戦犯として終身刑判決を受けたのに仮釈放された上、池田内閣法相、自民党政調会長(池田総裁時代)を歴任した賀屋興宣(第一次近衛、東条内閣蔵相)」なんかもいますが。

黒坂真リツイート
 吉岡正史さん。当時は、公娼制度が存在していました。

 まず第一に「慰安婦制度と公娼制度」は違います。前者の方がより違法性、不当性の程度が大きい。だからこそ河野談話で日本政府も非を認めた。
 黒坂の物言いは「暴力団ヤミ金サラ金」「闇カジノと公営ギャンブル競艇、競馬、競輪など)」「火あぶり、釜ゆで、石打ちなど一般に非人道的とされ禁止される死刑方法と、絞首刑、電気椅子、薬物注射などの現在実施されている死刑方法」「ABC兵器(核、化学、生物兵器)とそれ以外の兵器」と同一視するぐらいの暴論です(いずれも前者の方が違法性、不当性が高いとされる)。
 第二に「慰安所」は「政府が営業許可を出しているにすぎないソープランドなどの性風俗産業やサラ金」とは違います。
 「政府が軍人、軍属のために経営する(直営では無く外部委託の場合もありますが)福利厚生施設の一種」です(従って原則として軍人、軍属以外は利用できない)。
 慰安所は「政府が営業許可を出しているに過ぎない公娼施設を軍人、軍属が自由意志で使用しているに過ぎない(従って民間人の客もいる)」のとは違う。
 また「合法性」と「政治的、道義的妥当性」は別問題です。
 つまりは現在で例えれば慰安所とは「政府が公務員専用の施設として、ソープランドサラ金の経営に乗り出すような話」ですが、さすがに黒坂らウヨですら「政府がソープランドサラ金を経営していい」とは言わないのでは無いか。
 第三に「公娼制度に何の問題も無いかのような黒坂の物言い」もおかしい。公娼制度に問題があるからこそ、戦前に「いわゆる廃娼運動」があったし、戦後、売春防止法により公娼制度が廃止されたわけです。
 もちろん「風俗営業法に基づく性風俗産業」の形で「公娼制度が事実上、復活している」と言う問題はありますが、少なくとも建前上は「公娼制度と性風俗産業はイコールではない」。後者の方が「より違法性(?)が低い」という評価のもと、営業がされているわけです。

黒坂真リツイート
 吉岡正史さん。日本共産党は、男性が女性から過酷な性的労働サービスを購入することは性搾取だ、という見解でしょうか

 黒坂のアホさには「はあ?」ですね。
 まず第一に、黒坂が言う「男性が女性から過酷な性的労働サービスを購入すること*6」が「違法な性的奴隷労働や性的人身売買」を意味するなら、それは何も「慰安婦」に限らず違法行為(性的搾取)です(というか性的サービスに限らず「奴隷労働の強制や人身売買」自体が違法行為です)。
 当然、そうした「性的搾取」は日本において「売春防止法違反」などで摘発がされます。
 実体(行政が許可している性風俗産業は本当に性的搾取にあたらないのか?)はともかく建前においては日本国内において「性的搾取」は法で禁じられています。
 というか黒坂らウヨは「少なくない脱北者女性が中国において違法な性的人身売買の被害に遭っている」と中国批判していたはずですが?。
 第二に「国連のクマラスワミ報告、マクドガル報告」「米国下院決議」「吉見義明氏や林博史氏らの慰安婦研究」はもちろん「慰安婦=違法行為(性的搾取)」の立場です」ですが「河野談話が正式に撤回されない限り」日本政府の公式見解は「河野談話」であり談話は「慰安婦=違法行為(性的搾取)」の立場です。
 本音はともかく建前では「少女像」「韓国最高裁判決」などへの「河野談話を建前上は堅持している」安倍や菅らの反発は「慰安婦は違法でも不当でもない」などという話ではない。
 そうした問題でこのように日本共産党に因縁をつける黒坂の方がおかしい。

*1:原文のまま。岸信介が正しい。しかし、堂々と「岸伸介」と誤記ですか(呆)

*2:前後の文脈から見て「禁固7年(東条、小磯内閣外相で服役後、出所し、鳩山内閣外相を務めた重光葵)、禁固20年(東条内閣外相だった東郷茂徳。但し服役中に病死し、後に靖国に合祀)など何らかの処罰を受けること=処刑」ではなく「東条英機元首相のような死刑」ですね。

*3:運輸次官から政界入り。自由党幹事長、吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、自民党総務会長、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*4:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*5:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*6:もちろん「数的には男性が客、女性が性的労働者である場合が恐らく多い」とはいえ、「客が女性、男性が性的労働者」の場合も当然「性的搾取」は成立します。

高世仁に突っ込む(2021年1/10日分)

「今日も冒頭に同じ事を書いていますが(正直飽きてますがしつこく続けます)」タイトルから分かるように今日(1/9、1/10付け)の記事も拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)の続きではありません。高世もいい加減、(つづく)としている拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)を放置しないでとっと終わらせたらどうなのか。
 それとも、もはや「続ける気が無い」のか。ならばはっきり「続けません」と書くべきです。
 (つづく)としながらいつまでも放置する高世の気が知れません。しかも拉致問題は「現在はともかく、少なくとも過去においては高世のライフワークだった」はずなのに。

香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 香港 国安法に屈しない人々1

となっていますが、文末に「つづく」はありません。果たして「2」以降はあるのか、どうか?

 先日、香港で一斉逮捕された民主派53人の中に、日本に留学中の人がいたことを知った。
 53人のなかには米国人の弁護士も含まれており、国安法がいつでも、どこでも、(ボーガス注:民主派であれば?)誰にでも適用されることがはっきりした。

 少なくとも「どこでも」は「はっきりしてない」ですね。まず第一に「香港滞在者」でなければ、香港警察の逮捕権限はありません。
 第二に、米国人の弁護士の逮捕にしても逮捕理由が「米国での行為か、香港での行為か」によって話は違ってきます。「香港での行為」なら「どこでも」とはいえない。
 まあ「欧米に滞在する人間」の「欧米滞在中の行為*1」に対して「逮捕状を出して、欧米の政府に引き渡しを求めれば」、「どこでも」といっていいでしょうが、現時点でそうした事実は果たしてあるのか?。


危機のなか学ぶべき自治体の先進対策 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月9日付記事)
 昨今高世がやたら書きまくってるのは
コロナ対策の教訓にしたい墨田区モデル - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年12月4日付記事)

弾圧化の香港から黎智英氏の訴え - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年12月12日付記事)
 旭川、大阪に自衛隊看護官が急派されるなど、医療崩壊も始まっている。
 菅さん、政府の無策にはみな呆れていますよ。

ボロ負けの3週間を終えて―日本が学ぶべき海外のコロナ対策 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年12月19日付記事)
コロナ抑え込みの成功例(豪州・台湾)に学ぶ - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年12月21日付記事)

単細胞生物から多細胞生物へ―生命の複雑化は進む - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年12月30日付記事)
 「後手後手」との批判を意識して「先手先手」と胸を張ったのだが、もっと「先手」らしい策をバシッと打ち出してほしい。いまだに症状がないと原則PCR検査が受けられないという状況を早く変えるべきだ。

後手後手と無策で続く過去最高 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月6日付記事)

香港で民主派の一斉逮捕―踏みにじられる司法の公正 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月7日付記事)
 もう再来月の3月には聖火リレーが始まる予定になっているが、もし強行したら・・・外出自粛で沿道はガラガラ、リレー走者は交代のさい手の消毒を徹底、などとパロディ漫画のような光景しか浮かばない。まともに五輪がやれるとは常識で考えてありえない。

「戦力の逐次投入」にすぎない緊急事態宣言 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月8日付記事)
危機のなか学ぶべき自治体の先進対策 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月9日付記事:この記事で「先進対策」とは「コロナ対策」のこと)
ということで「コロナ関係」ばかりです。
 記事タイトルに「コロナ」と入ってない記事でもコロナに触れている。あとは「中国政府への批判記事」が割と多いですかね。
 なお、「高世のコロナ対策に関する主張」については俺は「その方面に不勉強で無知」なので特にコメントしません。

*1:香港滞在中の行為なら「どこでも」とはいえません。

今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年1月9日分)

テレビに出なくなった僕が、朝鮮学校に笑いを届けに行った話【前編】 | おれは無関心なあなたを傷つけたい | ダイヤモンド・オンライン
テレビに出なくなった僕が、朝鮮学校に笑いを届けに行った話【後編】 | おれは無関心なあなたを傷つけたい | ダイヤモンド・オンライン
 お笑いには全く詳しくなく、村本氏*1の芸も見たことがないのでそうした点についての評価はもちろん出来ません。
 しかし「朝鮮学校差別への怒りを表明する」と言う点など政治認識、社会認識では、「全てではない」にせよ、村本氏には多くの点で共感が持てそうに思います。


コロナ給付金 なぜ私たちは「線の外側」なのか 朝鮮大学校生の訴え - 毎日新聞
 朝鮮学校(高校、幼稚園)無償化除外と言い、この記事が問題にするコロナ給付金の不支給と言い、「不当な差別」であり日本人として悲しみと屈辱に耐えません。
 こうした記事を書いた毎日新聞の志を高く評価したい。


朝鮮労働党第8回大会で行った金正恩委員長の報告 | 朝鮮新報

 この惑星にわが国のように(ボーガス注:米国から)恒常的な戦争脅威を受けている国はなく、それだけ平和に対するわが人民の渇望は極めて強烈である。
 われわれが最強の戦争抑止力を備蓄し絶えず強化しているのは、われわれ自身を守るためであり、永遠に戦争のない真に平和な時代を切り開くためである。
 報告は、新しい朝米関係樹立のキーポイントは、アメリカが対朝鮮敵視政策を撤回するところにあるとし、今後も強対強、善対善の原則に基づいてアメリカに対するであろうというわが党の立場を厳粛に言明した。
 また、わが共和国*2は責任ある核保有国として侵略的な敵対勢力*3がわれわれを狙って核を使おうとしない限り、核兵器を濫用しないであろうということを今一度確言した。

 ということで北朝鮮の核保有はあくまでも「米国の北朝鮮侵略を阻むための防衛兵器であり、先制核攻撃はしない」とされている点が重要ですね。


北朝鮮 金正恩氏を党総書記に推戴 | 聯合ニュース
 「おやおや?」ですね。父「金正日」時代に「総書記」だった「朝鮮労働党党首」名称を、金正日が「委員長」に変えたわけですが、また「総書記」と元に戻したと言うことでしょうか。であるなら「戻した理由が何か」知りたいところではあります。

 正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は北朝鮮の権力の中核である党政治局候補委員から外れ、党部長の名簿にも含まれなかった。

 ということで当初「与正」の地位が上昇するのでは無いかと注目されていましたがそうしたことはなかったようです。


北朝鮮5年ごと党大会開催 規約改正、国防強化を明記(共同通信) - Yahoo!ニュース
 従来、党大会の開催頻度については定めがなく、実際「長期に渡って開催しなかったこと」もあったところ、「5年ごと開催」とすることで「名実ともにいわゆる先軍主義から脱し、党を中心とする統治への移行」を改めて示したというところでしょうか。


めぐみさん拉致前の日常 松川村で写真展、父・横田滋さんら撮影:中日新聞Web

 最初は生後五カ月ごろ、滋さんに抱かれた一枚。双子の弟たちの面倒を見たり、ブンチョウを肩に乗せたりする幼少期の姿が愛らしい。ハイキングや旅行のスナップには、ごく普通の家族の暮らしが垣間見える。
 小学六年の時に新潟市に引っ越した直後、家族で日本海を望む写真も。

 「そんなもんと拉致の解決と何の関係があるのか」「拉致被害者の中で何故横田めぐみだけ異常な特別扱いなのか」「横田一家は図に乗ってんじゃねえよ、こんなくだらない写真展を後援してるアホの中日新聞共々死ねば良いのに」と言う意味で不愉快千万ですね。

*1:2008年に中川パラダイスと、漫才コンビウーマンラッシュアワー」を結成。2013年12月に開催されたTHE MANZAI 2013でウーマンラッシュアワーとして優勝。また映画『燃えよ剣』(2020年5月公開予定だったが、新型コロナのために延期され2021年10月公開予定)の新撰組隊士『山崎丞』役など俳優としても活躍。著書『村本論:妬み恨みを強みに変える、ネガポジ365日』(2015年、小学館)、『おれは無関心なあなたを傷つけたい』(2020年、ダイヤモンド社)。ツイッター村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) | Twitter村本大輔 (お笑い芸人) - Wikipedia参照)

*2:朝鮮民主主義人民「共和国」、つまり北朝鮮のこと

*3:米国のこと