今日の産経&朝鮮・韓国ニュース(2021年1月13~15日分)

【主張】トランプ氏弾劾 党派対立にのめり込むな - 産経ニュース
 「上院襲撃の扇動」などという無茶苦茶なことをやれば弾劾決議案が出るのは当たり前でしょう。それは決して『党派対立』などではない。
 正直、民主党も「上院共和党から多数の造反者が出ない」と可決できない「決議案(上院は共和党民主党が同数の上、上院の2/3の賛成で無いと可決できない)」が可決するかどうかは疑問視してるでしょうが、それよりも「あんな無法は絶対に許さない」という政治アピールが「民主主義擁護のために大事だ」「どうせトランプは退任するだの、上院2/3のハードルは高いからだので決議案を出さなければ暴徒が図に乗る」と評価したのでしょう。それにしても日本国内の平和的な政府批判デモすら敵視する産経が「トランプはもうすぐ退任する」などの詭弁で弾劾に反対し、「あんな無法を擁護する」とは全くふざけた話です。


五輪時の日朝対話に意欲 拉致解決へ「チャンス逃さず」―菅首相:時事ドットコム
 「コロナ蔓延により、五輪が今年開催可能か分からない状況でよくもこんなことがいえた」とは思います。
 また「五輪の時期まで何もしねえのかよ!」とも思います。とはいえ「舌先三寸のデマカセ」でも「交渉する用意がある」と言っただけ「マシだ」と善意に評価したい。今までの日朝関係はこのレベルの発言すらない「冷却状態」ですので。


工藤会トップに死刑求刑 市民襲撃4事件、福岡地裁 - 産経ニュース
 裁判審理をウオッチしてるわけではないので何とも評価できませんが、直接の実行犯では無く「組長に死刑求刑」とはびっくりですね(小生は死刑廃止派ですがそれはひとまずおきます)。
 「子分が勝手にやった」で組長、若頭など最高幹部クラスは過去に刑事責任から逃げていたわけです。
 たとえば「いわゆる山一抗争」での「四代目山口組組長・竹中正久(竹中正久 - Wikipediaによれば三代目山口組若頭補佐、若頭などを経て四代目山口組組長)の暗殺」は誰が考えても「一和会会長・山本広(山本広 - Wikipediaによれば、三代目山口組筆頭若頭補佐、三代目山口組組長代行などを経て一和会会長)」の命令でしょうが、警察、検察とも、山本の刑事責任は追及できなかったわけです。
 果たして「組長の命令」を「立証出来る」のかどうか。いずれにせよ、警察、検察が「工藤会撲滅」に本腰を入れてるのは間違いないでしょう。出来れば工藤会以外の組織犯罪、権力犯罪についても「部下ガー、子分ガー」の言い逃れを許さず、警察、検察には徹底追及して欲しいところです。「秘書ガー(安倍)」の「安倍の桜前夜祭」とか。


茂木外相、韓国慰安婦訴訟を訪問各国で提起 「国際法の重要性」共有 - 産経ニュース
 そんなもん、各国で提起したところで日韓両国どちらとも対立したくない各国は「まあ、話し合いで穏便に解決して下さい」程度の事しか言わないでしょう。全く菅政権もどうしようもないバカです。


【経済インサイド】地銀再編に向け旗振る菅首相、統合第1号は - 産経ニュース
 明らかに倒産の危機に直面してる「特定の地方銀行」について政府主導で救済合併をするならともかく、「多すぎる」などといって統合を無理に助長しようとするのはいかがなもんでしょうか。
 新刊紹介:「前衛」2021年2月号(東京国際映画祭2020上映映画のネタバレが一部あります) - bogus-simotukareのブログで紹介した
◆加速する地方銀行再編成策の問題点について(鳥畑与一)や主張/菅政権の地銀再編/地域経済に不利益もたらすなも指摘していますが
1)地銀が事実上「1都道府県で1銀行」になると、独占禁止法上の問題がある
2)統合して大きくなれば経営が改善するというほど話は単純ではない(地方経済自体が悪いので地銀の経営が悪い、都市銀行に客を奪われている、株式や社債の発行など「銀行からの借り入れ(銀行の主たる営業)以外」の資金調達が増えた、など地銀の経営悪化には様々な要因がある)
といった面は大事かと思います。

高世仁に突っ込む(2021年1/13日分)

時短要請を拒否する焼鳥屋の言い分 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月12日付記事)
「今日も冒頭に同じ事を書いていますが(正直飽きてるので今回で辞めにします、今後はその代わりに香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記について当面「1の続きの2はないの?」と突っ込む予定です)」タイトルから分かるように今日の記事も拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)の続きではありません。高世もいい加減、(つづく)としている拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)を放置しないでとっと終わらせたらどうなのか。
 それとも、もはや「続ける気が無い」のか。ならばはっきり「続けません」と書くべきです。
 (つづく)としながらいつまでも放置する高世の気が知れません。しかも拉致問題は「現在はともかく、少なくとも過去においては高世のライフワークだった」はずなのに。まあ、もう「続ける気が無い」んでしょうね。
 またタイトルから分かるように今日の記事は香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月10日付記事)の続きでもありません。

香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 香港 国安法に屈しない人々1

となっていますが、文末に「つづく」はなかったので結局「2」以降はないんですかね。だったら最初から「1」なんてつけるな、と思いますが。

 菅内閣支持率がまた急落。

 とはいえ未だに「支持率40%」なので俺的には「まだ高い」「支持してる奴はアホか」ですね。とっとと「30%」や「20%」に突入して、菅に退陣して欲しいところです。

 11日の昼食を食べながらワイドショーを観ていたら、時短営業には応じないと決意した新宿の焼鳥屋の70歳過ぎのおやじさんが、顔も名前も晒して出ていた。
 「去年すでに3000万円の融資を受けてしのいできたが、使い果たしました。利益を出さなくてはこれを返すこともできません。3店で35人の従業員を抱えていて、時短営業を続けていったら店はつぶれてみんな食えなくなります。
 今の政府のやり方では、緊急事態宣言の1ヵ月では絶対にコロナは収束しません。従業員の生活を守るためにも、時短要請はお断りします・・。」
 おやじさんは、雇用調整助成金などは申請しなかったという。どうしてですか、とのスタジオからの質問に「申請をあきらめた」という。
 「申し込みはオンラインで、と言われても我々年寄りはどうしたらいいか分からない。説明を聞くと、行政書士を頼まないととてもできないようだと思い、行政書士を当たってみたが、お得意さんだけで手いっぱいで新しいお客さんはめんどう見られないと言われた。」
 まったくそのとおり。
 国の助成金の申請がとてもめんどうで多くの事業者が申請を断念したとは聞いていたが、政府の施策の冷たさを切々と訴えるおやじさんに深く頷いた。
 これじゃ、内閣支持率が下がるのは当然だ。

 こういう人物を俺は責める気にはなれないですね。
 彼としても「時短要請するなら、補償金をちゃんとつけるとか、雇用調整助成金などの申請をしやすくするとか、時短したくなるような策を打てよ!」と言いたくてこういう態度に出たわけで「何が何でも営業強行」でもないでしょう。
 かつ現状では「営業を強行しても客が来るか分からない(そもそも時短対象外の8時前でも客は必ずしも多くない)」わけで、彼としても「時短して潰れて後悔するぐらいなら強行する。政府は、店名公表でも罰金でもしたければすればいい!」という「怒りの表現」でしかないでしょう。
 やはり「時短要請に応じるところ」は「余裕のあるところ」ではあるんでしょう。「菅を未だに支持する連中」もそう言う意味では「余裕がある」んでしょう。高世が紹介する焼き鳥屋店主なんかは菅支持ではないでしょうし。

 日本政府はワクチンを切り札に東京オリンピックをやると言ってるが、接種がはじまるのは早くて2月下旬だそうだ。
 主要国で接種がはじまっていないのは日本だけで、この大幅な遅れが問題にならないのはなぜ?

 とはいえ
1)「主要国(というか、G7などのいわゆる経済先進国)」でも「全国民にワクチンが接種されたわけではないこと(後述しますがそもそもワクチンの供給量自体が必要量に比べて圧倒的に少ない)」
2)「ワクチン価格の高騰」もあって、発展途上国について言えば多くはワクチン接種してないこと
3)ワクチンの効果は未だ明確で無いこと、特にワクチン開発後に登場した変異種への効果が明白で無いこと(1,3の理由からこそワクチン接種を始めた先進国においてもマスク着用などの感染防止策は今も続行中)
には注意が必要です。

イスラエルのワクチン接種、世界最速ペース 3週間で国民の2割に - 毎日新聞
 昨年12月20日に3週間の間隔で2回必要とされる米製薬大手ファイザー製のワクチン接種を開始。約3週間で国民の約2割が1回目の接種を終え、今月10日には2回目の接種が始まった。

という「世界最速ペースの接種」イスラエルですら「国民の2割」にとどまるわけです。
 また、高世のように単純に「先進国はワクチン接種が進んでてスゴイ」でいいのかどうか。
 「先進国は自分さえ良ければ良いのか?、発展途上国を見すてるのか!」「発展途上国へのワクチン供給をどう行うべきか?」という視点も必要かと思います。もちろん「発展途上国国民の人権も大事」ですが、それ以前に「先進国の接種だけではコロナは撲滅できない」でしょう。
 いや、まあ、「将来はともかく現時点では」それだけ「ワクチン供給量に余裕がない」と言う話ではあるのですが。
 昨日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ!」によれば実はワクチンは「2回接種が原則」だそうですが、供給量が少ないために「1回接種でもそれなりの効果がある」ということで多くの国が「1回接種で多くの人間に接種すること」にしたそうです(一方、ファイザーなどワクチンメーカーは「あくまでも2回接種が原則であり、1回接種でトラブルが起きても面倒見切れない」「1回接種したいなら止めはしないがそんなことを推奨してないので、問題が起こっても自己責任でお願いしたい」としています)。
 ということで「ワクチン接種が進まない点」について「菅は無能」と批判して何ら問題ないとは「一応」思いますが、とはいえ「GOTOで感染を助長したこと」などに比べれば「ワクチン接種の遅れ」については俺個人は菅を批判する気は「それほど批判する気は無い」です。
 そもそも供給量が少なすぎるために「他の国も接種が順調に進んでるわけではない」ので。
 なお「ワクチンの効果は未だ明確で無いこと」を考えれば現時点で

日本政府はワクチンを切り札に東京オリンピックをやると言ってる

なんてのは無茶苦茶です。
 早晩「再度の1年延期」か「中止」を発表せざるを得ないのでは無いか。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/12分:荒木和博の巻)

学校へのポスター掲示の話と「なぜ北朝鮮は崩壊しないのか」について(1月13日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月13日のショートメッセージ(Vol.286)。先週のライブででたご質問の公立学校への「アニメめぐみ」視聴と(ボーガス注:「アニメめぐみ」の)ポスター配布について、あと、いつも聞かれる「北朝鮮はこんなひどい国なのになぜこれまで崩壊しなかったのか」ということについてお話ししました。

 8分程度の動画です。「公立学校」云々については馬鹿馬鹿しくて話になりませんね。
 まず第一にそんなことと拉致の解決と何の関係があるのか。公立学校で「アニメ・めぐみ」を上映すると拉致被害者が帰国するのか。
 第二に何でそんなことを公立学校に求めるのか(さすがに私立学校には求めないようですが)。なお、「求める」ということでわかるでしょうが、さすがにいかに「自民党政権下」といえども「全国で上映なんて事」はされてないわけです(荒木曰く「現首相・菅の出身県」である自民党王国・秋田では公立学校でかなり上映されてるそうですが)。
 それはともかく、そもそも日本社会に存在する社会問題は「拉致問題」に限りません。「障害者問題」「LGBT差別」「外国人差別」などいろいろある。
 その中で何で拉致問題だけ特別扱いなのか。
 「拉致問題を考える」と言うことも「アニメ・めぐみ」を見ることとイコールではない。何も「拉致についての広報物」は「アニメ・めぐみ」に限らない。
 例えば、日テレドラマ再会〜横田めぐみさんの願い〜 - Wikipedia、テレ東ドラマ北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる - Wikipediaなんかもあります。
 にもかかわらず「日本全国の公立校」で「アニメ・めぐみをみるべきだ」だの「アニメ・めぐみのポスターを貼るべきだ」だのなるのか。
 なぜ荒木は日テレやテレ東のドラマでは無く*1「アニメ・めぐみ」にこだわるのかと言ったら単に「アニメ・めぐみの上映」は荒木や救う会にとって利益*2になるが日テレやテレ東のドラマ上映では利益にならないというくだらない話でしょう。拉致をそのように私利私欲、党利党略で扱うとはどれほどふざけてるのか。こんな奴らがでかい面をしてるようではいわゆる「拉致敗戦」も当然であり、家族会は荒木ら救う会と即刻縁切りし、蓮池透氏と和解すべきでしょう。
 そして、下手にそんなもんを教育現場に持ち込むと「在日朝鮮人児童へのいじめにつながりかねない」という批判には「私たち救う会はいじめを助長する気は無い」の一言で終わりという無責任さです。なぜそこで「そんないじめが起きたら我々救う会は全力で在日児童を守る。それだけの覚悟がある」といえないのか。「お前ら巣くう会に在日児童を守る気が無いからだろ!。どんだけゲスなんだよ!」で終わる話です。
 しかも、拉致問題では「いじめを助長する気は無い」という野郎が、米国サンフランシスコの少女像(慰安婦像)については「現地の日本人児童がいじめに遭いかねない」と言い出すのだから、そのデタラメさには呆れて二の句が継げません。
 さて荒木に「荒木さんたち救う会関係者は『カーター訪朝の頃』(1990年代)から北朝鮮崩壊と言い続けてきましたが、約30年も経っても崩壊してないですよね?。その点、どう理解してるんですか?」という質問があったそうです。
 なお、荒木ら救う会北朝鮮崩壊論については
1998年時点での対北朝鮮強硬派の予測する北朝鮮の将来(1) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
1998年時点での対北朝鮮強硬派の予測する北朝鮮の将来(2) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
1998年時点での対北朝鮮強硬派の予測する北朝鮮の将来(3) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
20年前の、対北朝鮮強硬派の考えや意見を再度ご紹介(なにが「常識人の常識」だか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
そういうのは「予想が誤った」「お前の言うことはあてにならん」ということだ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
北朝鮮が崩壊する前に亡くなったという話(恵谷治氏)(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
もはや韓国(人)にとっては、北朝鮮は「脅威」「打倒の対象」よりもメロドラマのネタ程度のものなのだろう(たぶん日本も同じ 関川某も自分の書いたことを撤回しろとおもう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
を紹介しておきます(惠谷や関川は荒木の「北朝鮮崩壊論」仲間です。惠谷は既に死に、関川は卑怯にも北朝鮮言論から撤退しましたが)。
 まあ、普通の人間なら恥ずかしくてこんなことは自分から持ち出さないでしょうが、荒木も恥知らずというか何というか。
 さて荒木の言う「崩壊しない理由」です。
 実はここで荒木が言う「崩壊しない理由」は「それ、1990年代からずっとそうだろ?。最近そうなったんじゃねえよ?。今更かよ?」「かつ、お前の言う理由って北朝鮮に限らず、エジプト軍事独裁だって、サウジの国王独裁だってほとんどの独裁に共通することやろ?」ですが。
 まず荒木曰く、「内部的要因としては、北朝鮮内部の反体制運動が弱い」。
 つまり、北朝鮮の状況とは

政治犯収容所などで反体制派が取り締まられてる。そう言う状況下で『体制打倒できるかわからない』『そもそも打倒しても幸せになれるか分からない。いわゆるアラブの春だって成功したと言えるのはチュニジアだけじゃん。エジプトは軍事政権が復活したし、シリアやリビアは内戦状態じゃん?。そのチュニジアですら経済があまりにも悪いために『独裁時代の方が経済が良かった』と言い出す奴が増えてきたって言うぜ?。ソ連が崩壊したって旧ソ連諸国はプーチンロシアとか独裁的な国が多いじゃん?(もちろん民主的な国もありますが)。アフガンやシリア、リビアのように内戦状態になるくらいなら今の方がましだ』と言うことに結局なってしまう
民主党・鳩山、菅、野田政権への支持者の失望から、民主党が一気に衰退し、しかし、民主党に代わる政治勢力も生まれず*3、結果、安倍政権が長期化してしまったようなもん

つう話です。
 「アラブの春」の現在が「手放しで評価できない点」については例えば
「アラブの春」とは何だったのか?〜革命の希望はこうして「絶望」に変わった(末近 浩太) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)2016.2.26

アラブの春は「悲劇の秋」だったのか 「革命前の方が良かった」悩むチュニジア - 毎日新聞(真野森作)2020.12.19
「この町はずっと罰を受けている。革命を最初に始めたからだ」。
 チュニジア中部シディブジド市。屋外市場で青果を商うムハンマド・ジェブリさん(46)は販売台にオレンジを並べながらそう話した。教員資格を持つが勤め先が見つからず、この仕事をずっと続けている。
「革命前の社会は抑圧されていたが、生活は安定していた。今は悲惨だ。次は生きる糧を求めて新たな革命が起きるだろう」
 2010年12月17日、友人の青果商ムハンマド・ブアジジさん(当時26歳)が同市中心部で焼身自殺した。
(中略)
 シディブジドでは12月17日を革命の記念日として、毎年式典を開催。今年もブアジジさんが自殺を図った現場近くの広場でコンサートが開かれた。近くにはブアジジさんの巨大壁画が描かれたビルもある。
 チュニジアでは革命後、表現の自由を認める憲法も作られ、一定の民主化は進展。15年には、対立する各勢力を仲介し、民主化に貢献したとしてチュニジアの民間4団体による「国民対話カルテット」がノーベル平和賞も受賞した。だが混乱の影響で経済は悪化。世界銀行によると、10年に4000ドル(約41万円)を超えていたチュニジアの1人あたり国内総生産GDP)は18年に3500ドルに落ち込んだ。無職女性のカウラさん(24)は「彼は私たちに何一つ良いことをもたらさず、無駄に命を絶った」と突き放し、こう話した。
 「私は革命前の方が良かった」
 革命の幻想からは既に覚めている。当時デモの情報発信に奔走した一人で運転手のアブドゥーリさん(35)は「式典のイベントに金を使うくらいなら、貧困層に食料を配ってほしい」と話す。設備の整った病院もなかなか建設されず、中央政府に「見捨てられている」との思いが市民には根強い。こうした中、デモを主導した活動家グループは「革命が誤った方向へ進んでいる」との危機感を抱き、17日にカフェで記者会見を開いた。だが集まった報道陣は20人程度にとどまった。
 民主化が進んだチュニジアはこれでも「唯一の成功例」とされる。この国の民主化デモが波及したシリアやリビアはその後、内戦に陥り、独裁政権が倒れたエジプトも再び強権的な指導者が政権の座についた。
 「春」は幻だったのか。10年後のアラブの今を報告する。

チュニジア政権崩壊から10年 「アラブの春」の先駆け いまも続く経済不振(1/2ページ) - 産経ニュース2021.1.12
を紹介しておきます。
 俺としては「おそらく」

救う会を批判した蓮池透氏が救う会の画策で家族会から除名された。拉致被害者家族の俺が救う会批判しても蓮池氏の二の舞で除名されるだけだろう。そして国民大多数もマスコミも別に家族会批判なんかしないし、家族会内部から救う会批判が続くこともない。
◆仮に、救う会と縁切りできても『救う会による家族会への支援が減っただけ』で『蓮池氏と和解も出来ず』、かえってマスコミへの露出も減るかもしれない。そんなのは嫌だ!
救う会と縁切りしても明るい展望はないから今のままでいい!(と言う理由で救う会とつきあい続ける家族会連中)

という意味で

◆なるほど、北朝鮮が崩壊しない理由って、家族会が救う会と縁切りどころか批判すらできない理由と同じですね!。家族会ってある意味北朝鮮と似ていますね!(救う会への皮肉)
◆なるほど、北朝鮮が崩壊しない理由って安倍政権が長期化(以下略)。日本政治ってある意味(以下略)(日本人としての自嘲)

と皮肉や自嘲を言いたくなります。
 「外部的要因としては大国である中露が北朝鮮を支援し、それに対して他国がその支援を止められないことだ。米国、日本、韓国、その他の国、いずれも中露と全面対決してまで支援を辞めさせる気は無い(なお、これは北朝鮮に限らずほとんどの独裁国家は「支援する国があるから続いている」わけです)」
 さて最後に「北朝鮮崩壊希望」を公言する荒木です。
 「お前ら救う会の活動目的は拉致被害者帰国で無くて、北朝鮮打倒かよ?」と心底呆れます。しかし「新型コロナで北朝鮮崩壊希望(荒木)」って、今のところ「コロナで崩壊した、あるいは崩壊の危機にある(コロナだけが理由ではないものの崩壊ないし崩壊の危機の大きな理由)」のは「退陣した安倍政権」「大統領選敗北のトランプ政権」「支持率低下の菅政権」とむしろ「荒木等救う会が持ち上げてきた右翼政権」の方なんですが(苦笑)。


短波放送「しおかぜ」について(1月12日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月12日火曜日のショートメッセージ(Vol.285)。調査会の運営している短波放送「しおかぜ」についてお話ししました。

 6分30秒程度の動画です。荒木に対し「政府がしおかぜの送信費用を全額国費で持って欲しい」という「ウヨ仲間の要望」があったそうです。
 実は動画で荒木も認めてるように「しおかぜ放送にかかる経費の全額ではない」ものの「かなりの部分は業務委託料として税金が救う会に投じられてる」わけですが。
 正直「税金へのたかり行為」もいいところであり、こうした「たかり」をやるために荒木ら巣くう会は「拉致の解決」を口実に運動してるわけです。
 もちろん「しおかぜ放送」とやらに効果があるかどうかは疑問です。荒木は「北朝鮮が妨害電波を出すと言うことは効果があると言うことだ」と強弁しますが。
 かつ仮に「効果がある」のだとしても「荒木らに外部委託する必要性があるかどうか」も疑問です。荒木に委託などせず、「政府がしおかぜ放送を直営すれば」かかる税金も減るでしょうし、それで問題も何ら無いでしょう。
 もちろん荒木ら救う会には拉致を解決する気など無い。拉致が解決しない方が「税金たかり行為」を今後も続けられるからです。
 とはいえ「救う会会員の減少による会費の減少」「拉致の風化による救う会グッズの販売減少」で今や「現状の税金たかり」では「あまり美味しくない」わけです。そこでさらに「たかり金額を増やそうとする荒木」です。
 残念ながら「税金全額カット(委託の中止)」はしないものの荒木の「たかり金額増額要求」には応じない菅政権です。

*1:勿論俺が日テレドラマやテレ東ドラマを上映して欲しいわけではありません。

*2:どんな利益かはともかく

*3:最大野党「立憲民主党」代表の枝野がわかりやすいですが、枝野は「鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)」を歴任した民主党幹部であり、立憲民主党とは「看板を掛け替えた民主党」でしかありません。

今日の産経ニュースほか(2021年1月12日分)

渡辺会長が「戸籍問題」の解決を求め川上陽子法務大臣に要望書と署名を送達 | 戸籍問題,提言 | 日本李登輝友の会 │ 新しい日台交流にあなたの力を!
 「話の本筋では全くない」のですが、「上川(かみかわ)*1法相」について堂々と「川上(かわかみ)法相」と間違って書いてるので「さすがに後で直す」でしょうが、吹き出しそうになりました。「俺のような無名の一個人」ならともかくこれで「日本李登輝友の会」ねえ(苦笑)。
 これがまだ「安部晋三」とか「ありがちな誤記」ならまだしもねえ(とはいえ、安倍万歳のウヨ連中は「安部晋三」レベルでもマジギレしそうですが)。

◆田中*2首相(当時)を中田首相
◆野中*3幹事長(当時)を中野幹事長
山谷えり子*4を谷山えり子
上川隆也(俳優)を川上隆也
上坂冬子(作家、右翼活動家、産経文化人。故人)を坂上冬子
上坂すみれ(声優)を坂上すみれ

などと言ったりするようなもんで全くお粗末です。
 まあ、この程度で怒るほど上川氏も「狭量ではない」でしょうが、「要望書を出す相手の名前ぐらい確認できないのか?」と心底呆れたでしょう。まあ、リベラルではないものの「稲田*5のようなウヨ政治家ではない」上川氏についてウヨ連中が大して興味もないらしいことはよく分かります。


DV相談が最多の13万件超 令和2年度、コロナ外出自粛で - 産経ニュース
 「相談しやすくなったので、隠れていた物が表に出てきただけ」であり実際には「増えてない可能性」も無論ありますが、いずれにせよ相当の数であり、適切な対応を望みたいですね。


【正論】年頭にあたり コロナ禍の中の「国家衛生原理」 公益財団法人オイスカ会長・渡辺利夫 - 産経ニュース

 なぜそのような成果を台湾が手にできたのか。初動対応、マスク供給など医療体制、情報の収集ならびに公開、政府に対する住民の信頼などいずれからみても台湾の力には優れたものがある。台湾のコロナの水際だった対応をみていると、その底の底には日本統治時代の50年余の間に台湾の地に埋め込まれた社会秩序と社会規範があるのだと思わされる。

 台湾の成果を称えるのは良いでしょう。しかしそれを根拠レスで「日本の台湾統治のおかげだ」と言い出すとはいつもながら無茶苦茶です。
 とはいえ蔡英文辺りはこの種の与太に調子を合わせるのだろうなと思ってげんなりします。


【一筆多論】漫画は世相を反映する 大谷次郎(2/2ページ) - 産経ニュース
 確かに良かれ悪しかれマンガは世相を反映するでしょう。
 「例は何でも良いですが」例えば、今や「キャプテン翼のようなサッカーマンガ」「美味しんぼのようなグルメマンガ」「ナニワ金融道のような法律マンガ」は珍しくもありませんが、「出現当時はある意味衝撃的だった」わけです。出現当時は明らかにそうしたマンガは数が少ないですから。しかもそうしたマンガが人気マンガになってしまった。
 スポーツ漫画なんて「ほとんど野球マンガ」と言う時代が長く続いてきたところ今や「スラムダンク黒子のバスケ(バスケ)」「ハイキュー(バレーボール)」だの「野球以外の人気スポーツマンガ」も増えてきた。

 麻生氏は漫画好きで知られる。一流スナイパー(狙撃手)のデューク東郷が世界各地で活躍する漫画「ゴルゴ13」のファンで、麻生氏にそっくりな財務相*6が登場して話題になったこともあった。今も私用車の座席には発売されたばかりの漫画雑誌が積まれている。

 産経が「マンガ云々」と言う時点で「不吉な予感」がしましたが、やはり予想通りで「麻生持ち上げ」をする辺り吹き出しそうになりました。とはいえ、以前に比べればこの種の「マンガをネタにした麻生持ち上げ」も大分減った気がします。まあ、「麻生のマンガファンアピール」てどう見ても「せこい庶民派アピール」でしかなくどこまで本心か怪しいし、「ナチス発言」などの「麻生のゲスさ」は「マンガファンアピール」でごまかせる話でもないですからね。

 「女性が増えたね。主役に限らず女性が目立っている」。
 麻生太郎*7副総理兼財務相は先日、そう語っていた。永田町の話ではない。官界、財界のことでもない。空前のヒットとなっている「鬼滅の刃」など漫画の話だ。
 麻生氏の最近のお気に入りの連載漫画は「紛争でしたら八田まで」だという。やはり主人公は女性だ。地政学リスクコンサルタントという肩書を持ち世界を飛び回って難解な紛争を解決するストーリーで、さながら女性版・ゴルゴ13*8といった印象を受ける。

 「マンガの主人公に女性が増えた*9とかどうでも良いから、あんたも与党幹部なら『女性政治家をもっと増やします』くらい言えよ」「まさか『マンガの主人公に女性が増えたのは、安倍政権の女性活躍推進の成果だ!』とは言わないだろうな?」と思いますがそれはさておき。
 俺にとっては「知らないマンガ(週刊モーニングに連載されてるようですが)」ですね。「モーニングにそんなマンガあったかな?」ですね。まあ、俺はモーニングは「俺にとって面白いマンガが最近少ない」ので、「クッキングパパ」「カバチタレ」を立ち読みするくらいで、最近は滅多に買いませんが。まあ、あくまで「俺にとって面白いマンガが少ない」でありモーニングが好きな方を侮辱する気はありませんが、最近はモーニング置いてないコンビニや本屋(大手では無く個人経営の中小零細ですが)も多いんですよね(同じ木曜発売の週刊ヤングジャンプは置いてるのに)。「俺みたいにモーニングがあまり好きじゃない人間も多いのかね?」「そのうちヤングサンデー小学館)、ミスターマガジン(講談社)など消えてったマンガ雑誌みたいにモーニングも消滅するのかね?」「それとも紙から電子に移行してるの?」「あるいは単に俺の行きつけのコンビニや本屋がモーニングに冷たいだけ?」感はあります。
 いずれにせよ、機会があったら「一度くらいは読んでみたい」気もしますが
1)麻生がファン
2)女性版ゴルゴ
というあたりで「読むに堪えないウヨマンガの一種でしかねえんだろうな」感を感じますね。正直、麻生に「ファンと言われるくらい」なら「悪口雑言されるか無視された方がまし」な気すらします。


【東京特派員】湯浅博 いまだ「日本独立」に届かず(1/2ページ) - 産経ニュース

 防衛問題の論客、織田邦男元空将が出演しているとあっては、見ないわけにはいかなかった。
 友情出演である織田さんには、憲法学者宮沢俊義の役どころなのでセリフがなくても、まあ仕方がないか。

 もちろん右翼連中にまともな映画を作って欲しいわけでは全くありませんが、「プロの俳優でもない右翼活動家」を出演させて金を取ろうとはふざけるにもほどがあるでしょう。とはいえ「観客には右翼しか想定してない」のならこれで何ら問題ない、いやそれどころか「俺たちの右翼仲間が出演してるから見よう!」ということで観客動員が期待できるわけです。
 とはいえ、右派であれ、左派であれまともな映画監督ならこんな馬鹿なことはしませんが。
 「一般の観客が見ることを想定してない」と自白してるのも同然の暴挙ですからね。「右翼の俳優(例えば、故・津川雅彦)」「左翼の俳優(例えば、故・加藤嘉)」を使うのならまだしも。

 今回の映画は、終戦連絡中央事務局次長になる白洲次郎*10を軸に、吉田茂*11外相、松本烝治*12国務相らが昭和21年、連合国軍総司令部(GHQ)と交渉しながら、日本国憲法を起草する過程をみごとにドラマ化した。

 宮沢俊義に「セリフなしの素人」なんぞ使ってる時点で「はあ?」「どこが見事にドラマ化なんだよ?」ですね。「政治的是非」以前に、よくも俳優連中も「素人俳優を使って恥じない」こんなふざけた映画に出演できたもんです。多くの出演俳優は、津川雅彦のようながち右翼とも思えないので「事務所社長や後援会長がウヨ」といった「しがらみ」なんでしょうが。
 おそらく、「天皇象徴制度」などの条項案がマッカーサー草案に影響を与えたとされる憲法草案要綱 - Wikipediaを起草した憲法研究会 - Wikipediaの中心人物である高野岩三郎 - Wikipedia大原社会問題研究所所長、NHK会長、日本統計学会会長、社会党顧問など歴任)など「明治憲法に批判的な、そして新憲法制定に大きな影響を与えたとされる日本人のリベラル派や左派」は全く出てこないのでしょうし(実際、日本独立 - Wikipediaが紹介するキャストには高野のような「明治憲法に批判的な、そして新憲法制定に大きな影響を与えたとされる日本人のリベラル派や左派」は誰一人出てきません)。
 そもそも「戦後憲法の制定経緯について描く」のなら、「高野岩三郎」など「明治憲法に批判的な、そして新憲法制定に大きな影響を与えたとされる日本人のリベラル派や左派」を産経らウヨが否定的に評価するにしても「彼らについて全く触れない」のでは、「日本国憲法を起草する過程をみごとにドラマ化した」などとは全く言えません。
 それは「自由民権運動を無視して、薩長藩閥の動きだけで明治政治を描いた」り、「米騒動、全国水平社結成など大正デモクラシーの動きを何一つ出さずに、保守政治家の動きだけで大正政治を描く」位馬鹿げているでしょう。


中国、米を「強烈に非難」 台湾当局者との接触解禁で - 産経ニュース
米、キューバをテロ国家再指定 政権交代前にくさび - 産経ニュース
 トランプ一味も無茶苦茶やるもんですがさすがに、バイデンも「全て撤回」せざるをえないのではないか。


【産経抄】1月12日 - 産経ニュース

 月刊「文芸春秋」2月号では、「日韓厳冬」と題して識者による討論を掲載している。そのなかで、かつて外務省アジア局で韓国担当だった自民党城内実*13(きうち・みのる)衆院議員が、現在の日韓関係をサッカーの試合に例えていた。文在寅ムン・ジェイン)政権は、「審判を買収して反則を繰り返している状態」だというのだ。

 審判とは「徴用工訴訟で原告側を勝たせた韓国最高裁」や「先日慰安婦訴訟で原告側を勝たせたソウル地裁」でしょうか。しかし「裁判所に文政権が政治的圧力をかけて原告勝訴判決を出させた」と言える「まともな根拠が何かあるのか」といったら無論何もないでしょう。
 文春も城内も全く酷いもんです。
 むしろ「審判を買収して反則を繰り返している状態」は「検察に圧力をかけて森友、加計、桜捜査をさせない」「パンケーキ懇談会でマスコミを懐柔して批判報道をさせない」菅政権にこそ該当するのでは無いか。そして自分たちがそういうことをして恥じないクズだから「韓国もそうに違いない」とゲスの勘ぐりをしているだけでは無いのか。

▼同じ雑誌に掲載された小紙の久保田るり子編集委員の原稿を読むと、さらに憂鬱な気分になる。ベルリン中心部に慰安婦像を設置した韓国系市民団体には、ドイツに暮らす日本人女性のネットワークの応援があったというのだ。

 何が憂鬱なんだかさっぱり分かりません。むしろ「日本人でもまともな人間は少女像(産経の言う慰安婦像)には反対しない」ということが宣伝されて日本の名誉のために良かったと俺は思います。
 本来「日本は河野談話慰安婦の非を認めた」以上、少女像を設置されようとも仕方がない話です。そこで「慰安婦に問題など無い」と産経のように居直るなら「河野談話で非を認めたのに何を言ってるんだ?」という反論が待ってるだけです。むしろ文春や産経のような阿呆ウヨに俺は「憂鬱」になります。

城内氏は、先の発言に続けて、もはや韓国とゲームは続けられないとして、こう言う。
「向こうが態度を改めるまで、日本はフィールドを出るべきだと思います」。
フィールドを出たとしても、日本を貶(おとし)める歴史の捏造(ねつぞう)との戦いは続く。

 「フィールドを出る」の意味がさっぱり分かりませんがそれはさておき。「慰安婦戦争犯罪ではない」などという産経や城内の方が余程

◆韓国を貶(おとし)める歴史の捏造(ねつぞう)
◆(産経らが言うのは違う意味で)日本を貶(おとし)める歴史の捏造(ねつぞう)

でしょう。残念ながらこうした捏造「慰安婦戦争犯罪ではない」は「国際的にも」「学問的にも」相手にされてないことは「国連のクマラスワミ報告、マクドガル報告」「米国下院の慰安婦決議」「吉見義明氏や林博史氏らの研究」などで明白ですが、そうしたデマ右翼が「安倍晋三前首相」「産経新聞」「文藝春秋社」など「日本の政財官メディアなどの権力者たち」に多数いる中、日本においては残念ながら「産経らデマ右翼との闘いをせざるを得ない」わけです。 

*1:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第三次、第四次安倍内閣法相などを経て菅内閣法相(上川陽子 - Wikipedia参照)

*2:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*3:村山内閣自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官自民党幹事長(森総裁時代)など歴任

*4:第一次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、第三次安倍内閣国家公安委員長など歴任

*5:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相など歴任

*6:つうかどう見ても「ゴルゴ13制作サイド」の麻生へのこびへつらいですが。

*7:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍内閣副総理・財務相などを経て菅内閣副総理・財務相

*8:リスクコンサルタントが「イスラム武装勢力からの人質解放交渉」のような事を意味するのなら「女性版ゴルゴ」では全くないと思いますが。むしろ「マスターキートン(例は何でも良いですが)」辺りの方が内容的には近いんじゃ無いか。

*9:本当に増えたのかどうか知りませんが。

*10:日本独立 - Wikipediaによれば浅野忠信

*11:日本独立 - Wikipediaによれば小林薫

*12:日本独立 - Wikipediaによれば柄本明

*13:第二次安倍内閣外務大臣政務官、第三次安倍内閣外務副大臣、第四次安倍内閣環境副大臣など歴任(城内実 - Wikipedia参照)

今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年1月11、12日分)

元慰安婦勝訴、23日に確定 韓国地裁、日本に賠償命令 - 産経ニュース
1)日本政府が被告なので控訴可能なのに
2)日本政府が『控訴はしない考え』と言いながら、判決を不当判決と非難する
とは意味不明すぎて頭痛がします(もちろん控訴して欲しいわけでは無く、控訴しないのに非難するのは筋が通らないという話です)。
 まあ、「23日(今日が11日なので11日後)までに控訴しないと確定」なのでそれまでに「考えを変えて控訴する可能性」もありますが。


拉致問題作文コンクール 山口さん(今治北高)最優秀|愛媛新聞ONLINE
 こんな作文コンクールをしたところで拉致の解決には全く役立たないので馬鹿馬鹿しい話です。


拉致被害者・有本恵子さん61回目の誕生日 父明弘さん、早期解決訴え|総合|神戸新聞NEXT
 いい加減「有本恵子さんの誕生日(1/12)」というだけで「家族が彼女の帰国を強く望んでる」云々という「内容に乏しい記事」を書くのも大概にして欲しいですね。まあ、「内容に乏しい」からこそ書いてもろくに話題にもなりませんが。


北朝鮮、対外軟化の可能性 無条件で直接会談 政府見極め - 産経ニュース
 以前から「無条件での首脳会談(菅首相と金国務委員長の会談?)」を放言する菅政権ですが「ならば会談直後に拉致被害者の帰国が無くても」あるいは「家族会、救う会拉致議連が反対しても」、あえて「会うのか?」という疑問にまともに答えないのだから「論外」でしょう。
 「北朝鮮に会談する意思があるかどうか」以前に「菅政権に本気で会談する気があるようには思えない」のだから「北朝鮮の意思」を云々しても全く無意味です。
 まあ、俺個人の感想を言えば「何の利益も無ければ」北朝鮮は会談する気は無いでしょう。北朝鮮が「会談したい」と思う「何らかの利益」が何かは俺には勿論分かりません(制裁解除など色々考えられはしますが)。ただし「制裁解除」など、何らかの利益が何もなくても、「会談すること自体が利益(会談自体に意味がある)」とは北朝鮮は思わないのではないか。

 日本政府が関心を向けているのが、党大会で行われた外交政策に関する報告だ。対外関係を拡大・発展させる方針を表明しており、拉致担当の政府関係者は「具体的な内容はわからないので評価は即断できないが、良い方向だとは思う」との見方を示した。

 「対外関係」には「米朝関係」「南北朝鮮関係」「中朝関係」「露朝関係」などが当然含まれるので楽観論にもほどがあると思いますがそれはさておき。
 北朝鮮からすれば「救う会や家族会、拉致議連に忖度して特定失踪者などという明らかなデマすら容認する菅政権、外務省が何を言ってるのやら」「会談云々言うなら例えば制裁解除など、友好関係を示す何かをしたらどうなのか?。我が国に対する敵対的な言動しかしないくせに良く言う」でしょう。
 どう見ても菅政権に「北朝鮮との交渉意思」など見えないのに、良くもデタラメがほざけたもんです。

北朝鮮は相当に困った状態にあり、動きがあると思うがどうか」
 首相は昨年12月26日、北朝鮮による拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長と首相公邸で面会した際、こう見解を尋ね、党大会後の対北朝鮮戦略を練り直したようだ。

 西岡なんぞと会談してるようではお話になりません。

政府関係者は「今春ごろには、さらに窮乏していく。今年はチャンスだ」と述べる。

 「小泉訪朝から18年間」ずっと繰り返されてきた「北朝鮮は苦しい状態にある。今年は拉致解決のチャンスだ」という「根拠など何一つない」いつもの与太です。
 「今春まで菅政権があれば良いですね」「むしろ『(コロナ失政で)今春ごろには、さらに窮乏していく。今年は(菅政権打倒の)チャンスだ(野党関係者)』じゃないですか?」と皮肉を言いたくなります。


韓国地裁、3月に弁論再開 判決期日取り消し―慰安婦訴訟:時事ドットコム
 現時点では「変更理由が説明されてないそうなので」何で変更されたのかその理由が気になるところです。

「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2021年1月11日分)

◆黒坂のツイート

黒坂真
 プロレタリア文学の流れにある、民主主義文学運動に参加している方々はソルジェニーツィンなど読まないのでしょうね

 と決めつける根拠は全く意味不明です。別に「ソルジェニーツィンを読む必要はどこにもない」ですが今時、黒坂が妄想するような理由(反ソ連は許せない!)でソルジェニーツィンを忌避する左翼なんか存在するとはとても思えませんね。これはソルジェニーツィンに限らずパステルナークでも誰でも良いですが。

黒坂真リツイート
 池内さおりさん。(ボーガス注:慰安婦制度について)現在の価値観で過去の人々の言動を裁くことが歴史的正義なのですか。それならハウスキーパー制度を持ち、廃娼運動に参加できなかった*1日本共産党は弾劾されるべきではないですか。
◆池内さおり*2
「歴史的不正義」
とても良い言葉。今日の #赤旗 に胸が熱くなった。
 何年経とうとも、公正の実現、正義を果たすべく過去から学び誤りを認め自己変革を続ける。「これまでは許された」「過去の出来事を現代の感覚では判断できない」など聞き飽きた逃げ口上は無責任の極み。進歩や変化は常に作るもの。
旧植民地文化財返還へ 「歴史的不正義」と向きあうオランダ 「赤旗」1/11 - ようこそ 日本共産党杉戸町議員団へ! 新型コロナ感染爆発・医療崩壊ストップ 暮らしといのち守る

 やれやれですね。まず第一に慰安婦は「当時の価値観でも違法、不当の疑い濃厚」です。
 第二に問題となっているのは「慰安婦に法的、政治的、道徳的に問題は無い」「慰安婦問題は日韓合意で解決した」「少女像の設置は反日行為」などと居直ってる産経らウヨや日本政府(安倍、菅政権)の態度であってそうした態度への批判は「現在の価値観で過去の人々の言動を裁くこと」ではありません。
 第三にこんなことを言ったら「米国の黒人差別」にせよ「欧米の植民地支配」にせよ何にせよ「過去の問題行為」は何でもOKになってしまいます。
 第四に日本共産党慰安婦問題で居直るウヨ連中と違い、いわゆるハウスキーパー制度を現在、正当化はしてないでしょう。
 というか本気で「ハウスキーパー制度」が問題だと思うなら「明らかにハウスキーパー制度より道徳的に不当」な慰安婦制度を非難すべきでしょうに。

【参考:歴史的不正義】

【「しんぶん赤旗」掲載】アイヌの権利回復を/新法案めぐり党国会議員団と懇談 – 塩川てつや2019年2月14日
 政府が今国会にアイヌ政策に関する新法案を提出する方針を示すなか、「先住民族アイヌの声実現! 実行委員会」が13日、日本共産党国会議員団と懇談し、法案や国会審議のあり方について要請しました。塩川鉄也宮本岳志の両衆院議員が出席しました。
 出原昌志さんは「私たちが求めている根幹は、『アイヌのことはアイヌが決める』、アイヌ民族の自決権だ。その根源の力として、土地や資源の権利の回復・保障が不可欠だ」と強調。政府には明治期以降の同化政策への反省が無いままだとして、「なぜ今アイヌが困窮し、同化させられてきたか、『政府の歴史的不正義』を追及し、議事録に残してほしい」と訴えました。

いま振りかえる 植民地支配 歴史と実態(4)/世界の流れは被害者の人権救済2019年9月16日
 世界に目を向ければ、「被害者の救済」を主眼として、裁判などで植民地支配下での強制労働や政治弾圧といった行為を不正義と認め、被害者への謝罪と補償・賠償を行う動きが生まれています。植民地支配そのものの不法性・不当性について追及が始まっています。
 植民地支配の責任に対しては、“過去にさかのぼって非難されるべきだ”との認識こそ国際政治の到達点です。これを示したのは、2001年の南アフリカ・ダーバンでの国連主催「人種主義、人種差別、外国人排斥および関連する不寛容に反対する世界会議」の宣言(「ダーバン宣言」)でした。旧植民地宗主国の英仏なども合意しました。
 米国では今年、黒人奴隷が英植民地から初めて連れてこられてから400年となります。奴隷の子孫への補償を求める声が高まっており、6月には下院司法委員会で過去の奴隷制に対する補償の是非をめぐる初の公聴会が開かれました。
 ベルギーでは今年4月、被害者からの訴えに対し、ミシェル首相が初めて19世紀後半から約1世紀続いたアフリカの植民地支配下での人種隔離政策について「基本的人権を侵害した」と認め、謝罪しました。

*1:廃娼運動に参加しなかったのは「廃娼運動参加者と価値観が違うから」であって、「参加しなかったことの是非」はともかく、当時の共産党公娼制度を正当化していたわけではないし、ハウスキーパー制度と関係のある話でもありません。

*2:衆院議員。日本共産党中央委員。個人サイト池内さおりホームページ

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/11分:荒木和博の巻)

労働党大会【調査会NEWS3383】(R03.1.11): 荒木和博BLOG

 正直なところ今回の朝鮮労働党大会、真面目に見ているわけではありません。人の話の聞きかじりなので、あまり参考にはならないと思いますが感想を。あくまで「個人の感想」です。

 荒木が姑息な言い訳をしているのが滑稽ですね。荒木も「荒木のウヨ仲間」以外からは「荒木の予想はまともな根拠が何もないじゃん」「いつも外れてるじゃん」などと言われて、世間に馬鹿にされてること、相手にされてないことを自覚してるのでしょうね。普通の人間なら「私も神様ではないので間違ってることもあるでしょうが、私なりにそれなりにきちんと情報分析してみました」というべきところでしょうに。

●米国が大統領選挙で混乱していることもあり、対米ルートの力が弱まった
 金与正が政治局に入らなかったことや、最近の彼女の立ち位置を考えると、要はそういうことでしょう。

 やれやれですね。与正一人で対米交渉を仕切ってるわけでもないのに、彼女の地位が「公的な形では上昇しなかった」というだけでなんでそんなことが言えるのか、全く意味不明です。

●中国の影響力が強まった
 米国の影響が弱まれば当然中国ルートの力が強まります。何で肩書きを頻繁に変えるのか分かりませんが「労働党委員長」を昔の「総書記」(正確には「総秘書」)にしたのも中国の影響のような感じがします。

 吹き出しました。金日成金正日時代は「総書記」だったわけで当然ながら「総書記に戻したこと」は「中国の影響力が強まった」と言う根拠にはなりません。

●何が起きているのか知るためには「威力偵察」しかない

 「馬鹿もいい加減にしろ」ですね。誰がどうやって威力偵察するのか。もし「北朝鮮上空に自衛隊機」「北朝鮮領海に自衛隊艦船」などというのなら正気では無い。「威力偵察を口実に、自衛隊北朝鮮を挑発して戦争でもしたいのか」と疑います。まあ、荒木はともかく菅はさすがにそこまで無茶ではないでしょうが。

 私たちは「しおかぜ」はまさに威力偵察だと思っています。

 おいおいですね。しおかぜの建前は「拉致被害者に何とか情報を流したい」ではなかったのか。「北朝鮮への挑発行為=しおかぜ」だったのか。

 この際拉致問題でも「非常事態宣言」でも出して何かやったらどうでしょう(政府がやらなければ民間がやる方法もありますね)。

 「民間(荒木ら救う会?)」が拉致問題で「非常事態宣言」を出すとは具体的に何かいってみろ、と言う話です。どうせ荒木にはまともな返答は出来ないでしょうが、思いつき発言にしてもデタラメにもほどがあります。荒木のような輩は「人格障害」「サイコパス」としか思えませんね。


横田めぐみさん拉致はご家族にどう伝えられていたのか(1月11日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月11日月曜日のショートメッセージ(Vol.284)。昭和52年(1977)の事件発生以後横田めぐみさんのご家族に警察はどう伝えていたのかというお話しです。当時の担当者や今の担当者の責任を問うつもりはありません*1が、そのようなことがあったという事実は皆知っておくべきだと思います。

 8分40秒程度の動画です。
 「新潟県警横田めぐみさんの『失踪』当初から北朝鮮拉致では無いか?」と認識していたのに横田一家に隠していたという「根拠のない陰謀論」が放言されるというくだらない動画です。
 もちろんそんな陰謀論には何の根拠もない。そもそも何で警察がそんなことをする必要があるのか。
 そんなことを言ったことで拉致の解決に役立つわけではないし、警察を激怒させて、拉致被害者家族会が警察から協力が得られなくなるだけの話です。まあ、荒木の場合、「山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」なんてデマで山梨県警を誹謗しているのだから話になりませんが。
 まともな人間ならこんなことを言う荒木や「荒木を幹部として処遇する救う会」などとは付き合う気はなくすでしょう。実際、蓮池透氏は、荒木ら巣くう会批判を始めます。
 ところが蓮池氏と一緒に荒木ら救う会批判をするのならともかく、荒木らをかばって蓮池氏を家族会から除名するのだからお話になりません。
 もはや荒木らと付き合う人間は「荒木の同類のキチガイ右翼」しかいないし、当然、拉致はどんどん風化していくわけです。俺は横田一家に限らず「拉致被害者家族」には何一つ同情しません。横田滋にせよ有本嘉代子にせよ、その死亡については「高齢だから仕方が無いよね。人間は年をとれば死ぬ生き物だもん」「田中均氏外務省追放、蓮池透氏家族会除名なんて愚挙に加担した馬鹿が死んでも同情なんてできんわ」「マスゴミのお涙頂戴報道が気持ち悪い」という冷めた気持ちしか正直持てませんでした。

*1:だったら最初からそんなこと言うなという話です。まあ、そもそも何らまともな根拠のないデマ、誹謗中傷ですが。