今日もkojitakenに悪口する(2024年3/22日分)

野田ら党内右派は結局、党内だけで自陣が優位になれば党がどうなってもいい。政権喪失時の判断といい、野田の主張に従っても立憲全体にはデメリットしかないだろう。彼等の自称リアリズムは只の身勝手だ。(Gl17氏) - kojitakenの日記

 一刻も早くこのような体質から脱して、00年代の民主党には見られた「百花斉放百家争鳴」の気風*1を取り戻してもらいたいと思います。こんな体質になってしまったのはなぜでしょうか。やはり小沢一郎民主党に合流して自派内の締め付けを強烈にやっていたことなどの悪影響を受けて、党の体質が自民党みたい*2になってしまったということなんでしょうかね。

 小沢が民主党に入党する前から「民主党」には「新党さきがけの一部(さきがけ代表幹事だった鳩山(民主党初代幹事長、後に首相)や政調会長だった菅(民主党初代代表、後に首相)など)」と「社会党の一部(元社会党書記長で後に鳩山内閣農水相衆院副議長などを歴任した赤松広隆社会党政審会長、橋本内閣郵政相などを歴任した日野市朗、社会党書記長、委員長などを歴任した山花貞夫など)」と「新進党の残党の一部(民政党代表の羽田孜*3新党友愛代表の中野寛成*4など)」が「党利党略で野合しただけ」として「魅力を全く感じず」共産支持だった俺からすれば「なんでそういう好意的な民主党評価なの?」ですね。
 そもそも民主党は「結成当時」から「前原*5のようなウヨ政治家」がいましたし(民主党 (日本 1996-1998) - Wikipedia参照)。
 まあ、これは「俺のような共産支持層」に限らず「2000年代に民主党を支持しなかった人間」は自民支持であれ、公明支持であれ、社民党支持*6であれ、何であれ、皆「何でそういう高い民主党評価なの?」でしょうし、そもそも民主党支持層ですらkojitakenのような認識かどうかは疑問でしょう。
 kojitakenが呆れるのは読者が「自分と同じ認識」を持ってると思い込んでるらしいところですね。だから根拠も上げずに「2000年代の民主党は今と違って自由闊達だった」と言い出す。
 いずれにせよ「民主党に合流した小沢のせいで自由闊達な民主党の空気が失われた」とする「アンチ小沢」kojitakenの主張には「まともな根拠は何一つ提出されておらず」全く話になりません。
 大体「野田内閣時代に、無役の小沢が民主党を離党に追い込まれ『国民の生活が第一』を結成してから」は、民主党の中枢にいたのは小沢ではなく例えば「岡田克也(野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表を経て現在、立憲民主党幹事長)」なので今の立憲民主党については小沢より岡田の責任の方がよほど大きいでしょう(岡田は一例にすぎませんが)。何で「過去に民主党代表代行、代表を歴任し、現在も立民党幹事長」の岡田を批判しないで「無役の小沢」を批判するのか、全く意味不明です。どこまでkojitakenも「オカシン(岡田信者)」なのか?


IR汚職で実刑判決を受けて明後日の控訴審判決を待つ元自民党の秋元司被告人が、公職選挙法違反で辞職し離党した柿沢未途氏の辞職を受けた東京15区衆院補選に立候補表明。自民党はとことんふざけてる。腐ってる。(宮武嶺氏)/東京15区を大阪や関西の一部選挙区ともども維新に譲り渡しかねない野田佳彦(野ダメ)もひどいですよ。 - kojitakenの日記
 自民、立民は今のところ候補を立てず、現時点では共産以外は、政党としては「維新」「参政」「日本保守党」と極右政党しか立候補を表明せず、ついには「自民離党、衆院選(2021年)出馬断念に追い込まれた刑事被告人・秋元司*7」が「この面子なら俺でも勝てる」と思ったのか出馬表明する惨状です。立民も最大野党として候補をきちんと擁立したらどうなのか?。それができないなら「共産支持」を表明したらどうか。
 「リベラル派(保守リベラル含む)や社民主義」「アンチ極右」(立民の建前はこれらのはず)の立場に立てば、「今の候補なら共産がベスト」「共産が嫌なら独自候補」でしょうが「党内の反共右派(共産を敵視し維新にすり寄ろうとする)」に忖度してか「未だ何の動きも見せない立民執行部」の体たらくには呆れます。

*1:そんな気風は最初から無かったと思いますね。kojitakenによる「歴史捏造」と言っていいでしょう。

*2:今の自民党はともかく昔の自民党は「傍流で影響力が乏しい」とはいえ、「石橋湛山(元首相)」「三木武夫(元首相)」「宇都宮徳馬」などリベラル政治家がいたのでこういう物言いは不適切でしょう。そもそもこうした物言いをするid:kojitakenは「自社さ連立」をどう理解するのか?。当時の自民党が「河野洋平(総裁、村山内閣で副総理・外相)、加藤紘一政調会長)」という「リベラル政治家が幹部にいたから」社会党も連立したわけで「安倍のような極右が総裁」だったらさすがに連立しなかったでしょう。「小泉郵政選挙での刺客選挙」「安倍、菅、岸田政権での石破派締め上げ(石破を要職に就けない)」など「最近の自民党執行部による異論排除」によって「自民党内の自由度が失われてきた」と見るべきでしょう。

*3:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、新生党党首、細川内閣副総理・外相、首相、民政党代表、民主党最高顧問など歴任

*4:新党友愛代表、民主党幹事長(鳩山代表時代)、菅内閣国家公安委員長など歴任

*5:鳩山内閣国交相菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表、国民民主党代表代行等を経て無償会代表

*6:というかkojitakenの「当初の自称」は社民党支持だったはずですが、2000年代の民主党をここまで美化するとは、やはりあの「自称・社民党支持」は嘘だったのか?

*7:第一次安倍、福田内閣防衛大臣政務官、第四次安倍内閣国交副大臣(復興副大臣兼務)、環境副大臣を歴任

今日のロシアニュース(2024年3月22日分)

「ウクライナの弾薬数、ロシアの6分の1」 2月就任の軍総司令官 | 毎日新聞
 軍事支援を受けるために「状況を実態以上に悲惨にアピール(1/6ではなく本当は1/3など)」の可能性はありますが、「弾薬が不十分なこと自体」は事実(ロシアより弾薬が多いと言うことはない)なのでしょう。いずれにせよ以前の「反転攻勢アピール(楽観論)」と違い悲観論アピールという点が興味深い。


<産経抄>「スターリンの生まれ変わり」の大失態 - 産経ニュース

 首をかしげるのが、武装グループの蛮行をやすやすと許した警備態勢である。治安当局はプーチン政権へのどんな批判も見逃さず、社会への監視を続けてきたはずだ。

 このテロで小生が連想したのは「安倍の暗殺」ですね。「左派など自らの批判派を敵視してきた安倍」は「統一協会被害者・山上の憎悪」に気づかず暗殺されました。
 プーチンにも同様の油断があったとみるべきでしょう。今回のテロ実行者は「犯行声明」を信じるならばウクライナでも「ナワリヌイ支持者のようなプーチン批判派」でもなくISであり、「イスラムの敵なら誰でも良かった(露でなく米英仏独等でも良かった)」と声明しています。


米、ウクライナにロシア石油施設の攻撃中止を要請 価格高騰や報復懸念 - 産経ニュース
 「米国はウクライナの軍事行動を手放しで支持してるわけではないこと」を示すニュースとして紹介しておきます。


IS、戦闘員4人が実行と声明 マシンガンや拳銃で武装 「キリスト教徒を標的に」と主張 - 産経ニュース
 「ウクライナの犯行」「(ウクライナとは違う)反ロシア派の犯行」「国家統制を強めるためのプーチン政権の自作自演」等、諸説ありましたが、この声明が事実なら「ISの犯行(恐らくロシアである必然性は無かった、米英仏独などでも良かった)」だったわけです。


<主張>教皇の「白旗」発言 訴えるべきは露軍撤退だ 社説 - 産経ニュース
 「それで済むなら誰も苦労しない」で終わる産経のアホ記事です。戦争から長期間が経過し、ウクライナが勝利する見込みも無いのにこのまま戦争続行していいのかは非常に疑問でしょう。「ロシア軍の無条件撤退」は「あるべき論(理想)」ではありますが現実的ではないでしょう。


<産経抄>絶望を教えるのは誰か - 産経ニュース

 監視の効く電子投票もあり、中には、透明な投票箱が置かれた投票所もあったと報じられている。
 方便の達者なプーチン氏なら、「透明性の確保」とでも言ってお茶を濁しそうである。

 「透明な投票箱」ですが、

サンタ
2017年5月8日
 フランスの投票箱の透明なシンプルボックスにみんなでビックリ!!!
 日本は政治がかなり不透明だから投票箱も中が全く見えない!!!
 フランスの投票箱と同じにしたらいい!!
 日本政治も透明に!!!

ばばん
 投票箱が透明なのはフランスも大統領選挙で透明だったような。
 透明なのは不正防止で流行ったことだった気がする。
 元々米国が先駆けて透明な投票箱作った歴史だったかな。
 有権者が自分が入れた投票用紙がしっかり箱に入ってるのを確認するために生まれたアイディア

20220930_透明な投票箱 - まほの毎日
 フランスは透明みたい。

 ということでどうも投票箱が透明なのは「産経の勘ぐり*1」とは逆に(フランス等を真似した?)「選挙不正してない」アピール(産経風に言えば「透明性の確保」アピール)のようですね。「透明な投票箱の是非」はともかく、まさか産経も「民主国」フランス等の「透明な選挙箱」を「選挙不正」とは理解しないでしょう。
 産経は恐らくフランス等の「透明な投票箱」を知らなかったのでしょう。俺も「最近、偶然知った」ので偉そうなことは言えませんが、恥ずかしいので「無知によるアホ発言」は避けたいもんです。
 勿論、「ロシア擁護」と誤解されたくないのでお断りしておけば、「実際にプーチンが選挙不正してないかどうか」は話が別ですが。

*1:「誰に投票したかわかるようにした」という勘ぐりでしょうが透明な投票箱でも「投票用紙を四つ折りにして投票」「投票用紙を封筒に入れて投票(フランスはこうするらしい)」などで「誰に投票したか分からないようにできる」ので「透明な投票箱それ自体」は「投票の秘密を侵害しない」でしょう。

珍右翼・高世仁に悪口する(2024年3/22日分)

モスクワ襲撃事件の政治利用に要注意 - 高世仁のジャーナルな日々

 モスクワ郊外のコンサート会場で133人が死亡した襲撃事件。真相はまだはっきりしないが、プーチンの反応に危険なものを感じさせる。ウクライナの関与を決めつけ、テレビ局がウクライナ要人が関与を認めたなどとするフェイクニュースまで流している。
 プーチンは謀略で権力につき、権力を維持してきた人物で、そのためなら人命など配慮しない。いくつもの爆破事件を自作自演した疑いすらあり、その後には「テロリストとの戦い」を口実に残虐非道の戦争、弾圧、暗殺へと突き進んできた。

 「真相は不明」とはいえマスコミ報道を見る限り「自作自演」はなさそうです。
 「ウクライナの関与」をプーチンが決めつけてるのは、ロシア国内に「ウクライナへの憎悪」を扇動し、ウクライナ侵攻を正当化するための「結論ありき」で恐らく根拠はないでしょう。但し、一方で「ウクライナの関与がない」と断言できる証拠も現時点ではないでしょう。今後、真相が明らかになることを期待したい。

 政府は、米国企業のライセンスに基づき国内で生産している地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC2、PAC3)を、米国に輸出する方針を固めた。

 これを批判する高世ですが、だったら「沖縄米軍基地の国内移転論(例えば米軍基地を「引き取る」3 - 高世仁のジャーナルな日々参照)」なんてやめたらどうか。
 共産が「日米安保廃止論」を取る理由の一つはこの「武器輸出問題」のように「基地移転では解決しない問題」があるから、「日米安保廃止によって解決する問題」があるからでしょう。この「武器輸出」は「日米安保を廃止しない限り武器輸出せざるを得ない」と言う話ではないものの、「日米安保があるから生じてる問題」であることは確かでしょう。 
 「米国への武器輸出」は明らかに「米国の要請」でしょうし、その根拠となってるのは日米安保でしょう。あるいは岸田軍拡もそれを助長してるのは明らかに「日米安保による米国の軍拡要請」です。
 「日本の国防」だけ考えれば「専守防衛自衛隊」だけで十分だと俺は思います。勿論「自称・世界の警察官=米軍」の「補佐役」を日本が演じたい(米軍の軍事展開を後方支援したい、あるいは集団的自衛権行使で米軍とともに自衛隊が戦場で戦いたい)というなら話は別ですが、俺個人はそういう立場には否定的です。


私がここにいるわけ その2④ - 高世仁のジャーナルな日々
 珍右翼・高世仁に悪口する(2024年3/10日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判した私がここにいるわけ その2③ - 高世仁のジャーナルな日々の続きです。

 『男はつらいよ』って映画知ってる?。あの主人公の車寅次郎は、東京の下町のだんご屋の甥という設定で、あの中では昭和期まで庶民の中に残っていたコスモロジーの片りんをうかがえるセリフが出てくる。
「そんなことをするとバチがあたるよ」、「お天道様は見ているぜ」、「草葉の陰でお父つぁんが泣いてるぞ」、「お前の死んだ親父に申し訳がたたねえ」とかね。

 そして「昔は良かった」と美化する高世ですが、そもそも「寅さん」は人情喜劇、はっきり言えばファンタジーです。
 そこに描かれてることは勿論「事実とイコールではない」。
 「例は何でもいい」ですが、戦前だって「関東大震災での朝鮮人虐殺」、江戸時代だって「身分差別(穢多・非人)」のような「負の側面」はあったし、そうした「負の側面」がある程度是正されて今がある。昔は高世が美化するほど「美しい世界ではない」。
 勿論「是正しきれなかった面(例えば、昔ほど酷くないにせよ、今も朝鮮人差別はある)」はあるし、「産経が扇動してるクルド人差別」など「新たな差別や社会問題」も生じてはいますが、それは「昔が良かった」という話とは全く違う。
 「例は何でもいい」ですが、例えば高世は一時、日本でブームとなった、「身分制において横行する権力者の無法」を描いた「いわゆる残酷時代劇」

小林正樹監督『切腹』(1962年、滝口康彦の小説『異聞浪人記』を元に橋本忍が脚本)
今井正監督『武士道残酷物語』(1963年)
→内容上は全く関係ないとは言え、名称は明らかにヤコペッティ世界残酷物語』(1961年)をもじってる
小林正樹監督『上意討ち・拝領妻始末』(1967年、滝口康彦の小説『拝領妻始末』を元に橋本忍が脚本)

をどう理解するのか。「間違った認識であり、江戸時代は今より素晴らしかった」と強弁するのか?

今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年3/20~27日分)

主張/次期戦闘機の輸出/他国民殺害につながる暴挙だ

 日本は1976年から(ボーガス注:安倍政権が武器輸出を解禁する)2014年まで、平和国家として国際紛争の助長を回避するため武器輸出を原則、全面禁止していました。それを決めた1976年、当時の宮沢喜一*1外相は「わが国は兵器の輸出をして金をかせぐほど落ちぶれてはいない」と答弁(同年5月14日、衆院外務委員会)しました。

 「宏池会会長」岸田に「宏池会・元会長で、大先輩」宮沢の「武器輸出するほど落ちぶれてはいない」発言を『どう思うか』聞いたら果たしてどう答えることやら。


同性パートナーも「遺族」/犯罪被害者給付対象 初の判断/最高裁「事実婚に該当」
 最高裁が「LGBTの原告敗訴」の高裁判決を破棄し差し戻したそうですが、これについても正直安倍晋三が殺されなければ、はたして最高裁も地裁と高裁で統一協会が勝訴した事件の上告案件で弁論なんか開くかどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と「同様の思い」を感じますね。
 「アンチLGBT」の安倍が存命で果たしてこういう判決になったかどうか。


「しんぶん赤旗」威力と魅力(3)/一般紙も後追いする特報/自衛隊の靖国集団参拝
 恐らく内部告発でしょう。「この件に限りません」が、問題は何故「マスコミではなく赤旗に告発するか」ですね。要するにマスコミが信用、評価されてないのでしょう。


秋元元自民議員 二審も実刑/東京高裁判決 カジノ巡る収賄
 こんな人間が衆院補選への出馬を表明するのだからげんなりします。最大野党の立民が「共産、社民、れいわ」と共に野党共闘候補をたてればいいところ、動きが鈍いからそうなる。立民のやる気の無さにはうんざりします。


アイヌ証言「うそ」根拠/杉田水脈氏側 回答拒否/「共産党機関紙には答えない」
 根拠があるなら容易に答えられるし、赤旗でなくマスコミの質問でも回答拒否だろうによくも抜かしたもんです。

 
軍事優先財政が深刻化/山添氏批判 防衛調達法改定案可決/参院外防委
 明らかな犯罪行為で報じやすいからでしょうが、マスコミには「裏金疑惑ばかりでなく、こうした問題もきちんと報じろ」と言いたい。自公の推進する軍拡は確実に「消費税増税」「教育、福祉予算のカット」と言う形で国民に被害を与えることは目に見えています。


島根1区補選/亀井氏を自主支援/小池書記局長が会見

 日本共産党小池晃書記局長は18日、国会内で会見し、衆院島根1区補欠選挙(4月16日告示、同28日投開票)で、立憲民主党亀井亜紀子*2衆院議員を自主支援すると述べました。

 他の補選でも同様の野党共闘が成立することを望みたい。しかし、自称「党を愛する男」「野党共闘を進展させたい男」松竹がこの「補選での共産の自主支援」に触れないことはまさに「語るに落ちています」。
 「党執行部は野党共闘に後ろ向きだ(松竹)」という「党への悪口」に反する事実は無視する気でしょうか?
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事メルマガのカード決済、近く可能に | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaに投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。


児童性被害時効 撤廃を/特措法目指しキャンペーン
 確かに「すぐに被害を訴えることは難しい」のでしょうが「時効期間の延長」「例外的に時効成立を否定」等ならともかく「完全に時効そのものをなくしていいのか?」と言う疑問は感じます(まあ「時効期間の延長など、何らかの法改正は必要」とは思いますが)。
 また「児童の性被害」に限らず「(成人も含む)性被害全体」が訴えづらいのではないかと言う気もします。
 まあ「小さく産んで大きく育てる(異論の少ないであろう児童性被害から話を始めて、最終的には性被害全体についても時効期間の延長などを目指す)」のかもしれませんが。


年金上げる財源ある/倉林氏、運用益の活用求める/厚労相「運用益36兆円」/参院予算委
 大軍拡をやる金があるなら年金財政に投じろと言いたいですね。
 なお、小生のようなサラリーマンなら「教員共済(教員)」「厚生年金(民間企業)」「公務員共済(公務員)」があり、「高給取り」でなくても、正規社員なら、それなりの額が出ること(それでも諸外国と比べれば安い)が多いかと思いますが、問題は「非正規の場合」「国民年金だけ」の場合です。


女性低年金 改善迫る/倉林氏「最低保障導入を」/参院予算委
 「結婚して夫がそれなりの収入があればいい」ですが未婚だと「女性の多くは非正規」なので低年金になるという話です。
 勿論「正規を増やすこと」も大事でしょうが、一方で「非正規でもちゃんと生活できるだけの年金が出る」ようにもすべきでしょう。

*1:池田内閣経企庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経企庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*2:国民新党政調会長みどりの風幹事長等を経て、立民党島根県連代表。橋本内閣国土庁長官国民新党幹事長を務めた亀井久興の長女。津和野藩主・亀井家の子孫

常岡浩介に悪口する(2024年3月19日分)

常岡浩介
JSF
 生前のナワリヌイはウクライナグルジアを侮辱する発言*1を繰り返していた背景を知らないと、このような素人同然の間違った「分析」になる。ブダノフGUR局長は意図的にナワリヌイに冷淡な態度を取っている*2だけに過ぎず、自然死という情報を実際に持っているわけではない。
◆鳩山友紀夫(由紀夫)
 北極圏刑務所で獄死したナワルヌイ氏について、(中略)ロシアと戦っているウクライナ国防省情報総局長が「彼は血栓で死亡。自然死だ」と述べた。敵が不利な嘘をつくはずも無いので、事実なのだろう。

 「素人の小生」も鳩山氏同様に認識していたし、マスコミも「ナワリヌイ美化に都合が悪いからか」、彼が「クリミア併合やグルジア戦争でプーチン政権を支持していたこと」をまるで報じないのだから、「専門家以外」の大抵の人間はそう理解するでしょう。
 鳩山氏の「ロシアへの甘さ」はともかく、この鳩山発言での「ナワリヌイは病死では?」は「常岡や類友が悪口する」ほど非難に値するとは俺個人は思いません。
 そもそも暗殺説に未だに明確な根拠は提出されてないのではないか?
 むしろ問題は鳩山氏が「病死だから問題は無い」と言いたげな物言いであることです。
 仮に暗殺ではなく病死だとしても「刑務所の過酷な環境」が病死を招いた(投獄がなければ健康を害して死ぬことは無かった)のなら「プーチンはナワリヌイの死について無罪」とは言えない(勿論この点は素人には判断できません。投獄がなくてもナワリヌイは病死したかもしれない)。
 例えば「直接の死因は結核などによる病死」だからといって「野呂栄太郎など戦前共産党員の獄死(獄中で病状が悪化)」に「政府に問題は無い」とはまともな人間は「反共右翼ですら」誰も思わないでしょう。
 むしろ最近は「仮に病死でも、投獄が理由」とする非難が強まり、暗殺説に実は明確な根拠はなく、本当に病死ではないかと俺は思います。
 また「死亡が暗殺か、病死かどちらか」に関係なく「投獄は不当であった」でしょう。
 なお、「ブダノフがナワリヌイへの敵対感情からデマカセふかしてる(そしてそれをゼレンスキーが容認してる)」のか、「それなりの根拠がある」のかは不明です。
 後者ならともかく前者なら勿論「そんな人間が政権幹部でいいのか」「欧米の反感を買ってウクライナの立場が悪くならないか」と言う意味で非常に問題です。
 またナワリヌイがクリミア併合を支持していたことからは反プーチンだからと言って手放しで評価できないことが分かります。

*1:ナワリヌイが「クリミア併合やグルジア戦争でプーチン政権を支持していたこと」

*2:「死因に興味ない(ウクライナ戦争と関係ない)」ならともかく「暗殺説を積極的に否定するのは「冷淡な態度」よりも「敵対的な態度」と呼ぶべきでしょう。いずれにせよ「病死説のまともな証拠もない」のに「暗殺説を否定して暗殺説支持派(多くは反ロシア)の反感を買う」ような真似を「そんな感情論でウクライナがするか」疑問ですが

珍右翼・黒坂真に突っ込む(2024年3月19日分)

◆黒坂ツイート

黒坂真
 少し前のしんぶん赤旗に、川田忠明さん*1日本共産党平和運動局長)の論考が掲載されました。川田忠明さんはプーチンを平和を志向する政治家と見ていると考えます。日本共産党の平和理論ではそんな結論になります。
3年目迎えたロシアのウクライナ侵略/戦争終結へ いま何をすべきか

 川田論文の是非はともかく、勿論そういう話ではなく「プーチンを平和世論で追い詰めて軍撤退に追い込もう」と言う話です。
 それが「プーチンは平和志向」なら「ブッシュを平和世論で追い詰めてイラク戦争を阻止しよう」「イスラエルを平和世論で追い詰めてガザ撤退に追い込もう」も「ブッシュ(ネタニヤフ)は平和志向」になる。全く低レベルな言いがかりがよくもできたもんです。

黒坂真
 中北浩爾教授が、「現代の理論」という雑誌で日本共産党に反論しました。
「日本共産党からの批判に反論する」中央大学法学部教授/中北 浩爾 | 特集

川上芳明
 谷本諭日本共産党理論委員会事務局長の批判論文日本共産党を論ずるなら事実にもとづく議論を/――中北浩爾氏の批判にこたえる/理論委員会事務局長 谷本諭に対する中北浩爾氏の「反論」は結局、『現代の理論』というほとんど知られていない雑誌に掲載するしかなかったのね。「現代の理論」なんていう雑誌の存在を知っているのは、ごく一部の人でしょう。内容的にも「反論」になっているとは思わないけど。

 「上手いコメントが思い浮かばない」ので、中北論文について特にコメントはしません。「中央大学教授」で『現代日本の政党デモクラシー』(2012年、岩波新書)、『自民党』(2017年、中公新書)、『自公政権とは何か』(2019年、ちくま新書)、『日本共産党』(2022年、中公新書)など「大手出版社から著書を刊行」の中北なら「月刊文春」「月刊中央公論」「月刊世界(岩波書店)」など大手雑誌に寄稿かと思いきや、「本屋にはまず置いてないマイナー雑誌」「赤旗と比べて知名度が落ちる」の「現代の理論」とは意外です。
 「大手雑誌でも文春のようなウヨ雑誌に寄稿では好意的に評価されない」と思い「左派、リベラル系*2」を探したものの相手にしてくれたのが「現代の理論」だけだったのか?。
 それとも「載せようとすれば、岩波世界、中央公論など、もっと著名雑誌にはいくらでも寄稿できた」のにあえてマイナーな「現代の理論」に寄稿するという「謀略的行為」であり、「共産が赤旗に掲載してくれないから『現代の理論』というマイナー雑誌に載せるしかなくなった」という「可哀想な被害者アピール」か?(とはいえ、中北の思惑が仮にそうでも、世間は反共右翼ですら『そんなマイナー雑誌しか相手にしてくれないのか(呆)』と否定的評価でしょうが)。
 どっちにしろ「現代の理論」では大して話題にもならないでしょう。
 なお、中北が寄稿した「現代の理論」ですが

第30号目次 | 季刊・現代の理論2022春号
立憲民主党参議院選挙をいかに戦うか(辻元清美さん、有田芳生さん(立民党参院議員(ボーガス注:有田は現在は落選し元議員)))

第31号目次 | 季刊・現代の理論2022夏号
立憲民主党再生戦略の考察と提言(本誌代表編集委員日本女子大学名誉教授/住沢博紀)
◆共感と参画の政治を各地から(立民党参院議員・辻元清美

第32号目次 | 季刊・現代の理論2022秋号
田嶋要(立民党衆議院議員・立民党「次の内閣」経産大臣)インタビュー『立憲「ネクスト内閣」で岸田自公内閣と対峙へ』

第33号目次 | 季刊・現代の理論2023新春号
石橋通宏・立民党参議院議員インタビュー『労働者保護法制の空洞化と立憲民主党の責務』

第36号目次 | 季刊・現代の理論2023秋号
枝野幸男(立民党前代表)インタビュー『保守・リベラルの政治家、枝野幸男再始動』

第37号目次 | 季刊・現代の理論2023冬号
民主党代表代行・逢坂誠二インタビュー『人・未来への投資、政治資金パーティーの全面禁止で政治を日本再生の力に』

なので「立民党リベラル派(共産を敵視する輩が少なくない)の集まり」なのでしょう。そういう雑誌なら確かに「中北論文の掲載」も「ある意味自然」です。しかし前衛(共産)のような政党機関誌ならともかく、建前では政党機関誌ではないのに「現代の理論」は立民党リベラル派への肩入れがすぎるのではないか(呆)。そしてこんな「立民党応援団雑誌」に寄稿しても中北が「何だ、やはり中北はただの反共か」と否定的に評価されるだけではないか(特に共産支持層に)。
 それと日本共産党に「世論の支持が少ない」と悪口する中北が「世論の支持」どころかほとんど無名の「現代の理論」とは「何の冗談か?」と思いますね。

*1:著書『名作の戦争論』(2008年、新日本出版社)、『市民とジェンダーの核軍縮』(2020年、新日本出版社)、『アート×ジェンダー×世界』(2022年、新日本出版社

*2:なお、岩波世界は左派、中央公論は保守リベラルかと思います。

「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2024年3/18日分)(追記あり)

「とある専従者」様からの投稿企画「中学生から読める訴状解説」②
 以前から、松竹もブログ記事で党を非難している問題ですが、再審査で松竹が「1月の党大会で再審査するなら、松竹に意見陳述させて欲しい」と党宛ての手紙で要請し、ブログ記事でもその旨、書いていたのに、「党大会で再審査するかどうか」「再審査するとして松竹に意見陳述を許すかどうか」について何の返事もなく再審査で「除名は問題なし」としたのは手続き的に「不当」に留まらず違法であり、再審査は無効、また除名自体についても同様の「違法無効」となる手続き上の問題があったとする松竹です。
 松竹に除名に値する行為があったかどうかと「除名手続きが適切かどうか」は「本当に犯罪者だからと言ってダーティーハリー的な違法捜査が許されない」のと同様、別問題ではあります。
 松竹の言うような問題が仮にあるのであれば、場合によって「除名手続きが違法無効(但し、それは違法捜査で無罪になったからと言って犯罪者でないと言うことにはならないのと同様に、松竹が反党行為してなかったと言うことを意味しませんが)」ということもありうるでしょう。
 なお、「除名自体」はともかく、再審査については確かに松竹がブログ記事に「1月の党大会で再審査するなら、松竹に意見陳述させて欲しい」と書いていたのに、党側から「1月に再審査するが松竹に意見陳述させる気は無い」などの反応は何も無かったのは事実です。松竹と泥仕合になりたくなかったのでしょうが、これは「違法無効かどうか」はともかく「政治的に適切な態度」とは言えないでしょう。 
 小生も「何でも松竹に反対」「何でも党支持」と思われたくないので、メモしておきます。


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 自民党裏金問題など昨今の政治問題をタイトルにするならまだしも、このタイトルで、どちらの記事も、本文も「タイトル通りの代物」。
 「他に書くことはないのか?」と呆れます。
 以前は「赤旗に適宜コメントしたい」と書いていたのにそれも現時点では
能登半島復興の課題と藤野インタビュー──本日の「赤旗」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
将来は原発と共存するのか──本日の「主張」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
「赤旗」はジャーナリズムと無縁?──昨日の「4面」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
の3つだけ。タイトルからして敵対的な⑤が一番分かりやすいですが「赤旗記事を元に能登震災復興(③)や原発問題(④)について松竹の考えを述べる」わけではなく、「反党分子として党に悪口するだけ」の「志の低い代物」です。
 これでは「マツシン(松竹信者)」以外は「松竹に関心を失う」のも当然でしょう。
 なお、上記は「土方歳三」名義で松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。
【追記】
 ①にはコメント掲載は予想通りされませんでしたが、②にはコメント掲載されました。いずれにせよ松竹記事には全くコメントがなく、読者が全くいないことが窺えます。


◆ツイート色々

小松立騎
 「こんな連中」の皆さん*2、もはや何のために共産党員続けているのか、側からみていてサッパリわからない。彼らのやっていることは「意見が合わないから組織内で議論を戦わせよう」というのでもなく、自分の意見を押し通そうと場外乱闘に持ち込んでいるだけだからね。場外乱闘は止めて、党内のルールに基づいた議論をすべきである。

柴芝
 組織に所属する事の意味が理解できない のでは?。一から十まで組織が自分の意見と同じでないと我慢できないのでしょう
 普通、考え方が合わない所は、何故合わないか、突き詰めて考え、組織の考え方がどうしても受け入れられないなら、 粘り強く変えていくか、辞めるかしますがねぇ

 全く同感ですね。

道産子ナオ
 マツシン(松竹信者)の中には、日本共産党を擁護して党を支えようとする人たちをトランプ支持者扱いする人もいるようだが、どういう発想をすればそうした考えが出来るのだろうか?。理解できないね。
 立憲民主党を批判している左派系の人たちを「限界系ガー」「市民様ガー」と叩いている、立民コア支持者と大差ない。

 事実ならばたとえ「ごく一部にすぎない」としても「マツシン」には心底呆れます。

*1:メルマガとは松竹メルマガ、カードとはクレジットカード

*2:松竹一派のうちの「共産党員(例:紙屋研究所)」のこと