今日も「最近は東京補選の記事しか書かないアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/14日分)(副題:『kojitakenは安倍晋三並みのクズ』と言って何ら問題ないと思う)

◆井戸まさえツイートにコメント

井戸まさえ
◆「現代思想<子ども>を考える」(青土社)で、この4月から施行される民法改正が無戸籍の子どもたちに与える影響について書かせていただきました。
◆10年ほど前になるだろうか。
 穂積陳重*1とその妻歌子(渋沢栄一長女)、そして穂積八束*2も含めて、日本法学史に欠かさざる一族の物語を書けたらなと、複数の出版社に企画を持っていったことがある。

 最近はこんなツイートばかりをする井戸は「政治家から作家に復帰(?)したい」んですかね?。最近の井戸ツイートは「政治問題」についてまるでコメントしません。こんな人間に期待するkojitakenの気が知れません。
 なお、井戸は名前を挙げませんが穂積一族には穂積重遠*3穂積重行*4がいますね。優秀な一族と言うのはやはりいるのでしょう。
 大村敦志*5『穂積重遠』(2013年、ミネルヴァ日本評伝選)と言う評伝もあります。


衆院広島3区でライアン真由美氏を総支部長から下ろした「立憲広島の独裁者」森本真治はやはり泉Gの人間だった/井戸まさえ著『ドキュメント 候補者たちの闘争 - 選挙とカネと政党』(岩波書店)を借りた - kojitakenの日記
 以前から指摘してることの繰り返しですが、共同親権」「経済安保法案*6」など「現実の政治問題、社会問題」には全く無関係な記事ばかり書くid:kojitakenのあほさには心底呆れます。

 9月の代表選で旧立民系が候補を出さずに無投票で泉を再選させるとか、そんなことをやっては絶対にならない*7。(ボーガス注:代表選での)旧立民系と旧希望・民民系のガチンコ対決は絶対に行われなければならない*8と、声を大にして主張したい。

 悪いのは全て「旧希望系(例:泉代表)」で「旧立民系(例:枝野前代表)」が復権すれば「全てがバラ色」というkojitakenの「根拠なき楽観論」には心底呆れます。そもそも現在の立民執行部のウチ「逢坂、辻元、西村代表代行」は「立民党結党メンバー」で「いわゆる立民党リベラル派」だし、「いわゆる立民党リベラル派」枝野も名誉職にすぎないとしても、無役ではなく「立民党『つながる本部』特別参与(本部長が泉代表、本部長代理が辻元代表代行)」なのにそんな言い訳が成り立つわけもない。
 そしてこんなことを言う前に「経済安保法案や民法改定案(共同親権)」に立民が賛成したこと(一方、共産は反対)に対して「立民は何故賛成したのか」「共産のように反対して欲しかった」と言う声があることについて、「どう思うのか」、立民党リベラル派支持を表明するid:kojitakenは、自分の考えを述べたらどうなのか。「旧希望系(泉)が全て悪い(kojitaken)」で済むと思ったら大間違いです。

 これは以前ある方に教えていただいた話ですが、松尾*9教授という人は結構な野心家で、自らの信者を増やしたい、との思いを持っている人だとのことです。以前の「薔薇マークキャンペーン*10」を思い出しても、信者を増やす云々は別にしても、実際の政治にコミットしたいというタイプの人*11ではなかろうかと思います。なので、ある時期から私は同教授をかなりネガティブな目で見ています。

 「ある方って誰よ?、具体的な個人名出してみろよ!」「何でその『ある方』の話をid:kojitakenは信用したの?」ですね。安倍晋三の「いじめられた自衛官の子ども」話(結局、安倍は誰から聞いた話なのか具体的説明は一切できなかった)並みに怪しい話をよくもできたもんです。id:kojitakenも何処まで恥知らずのクズなのか。「id:kojitaken=「真偽不明の怪しい話をして恥じない」安倍と同レベルのクズ」と言ったら「アンチ安倍」のkojitakenは激怒するのでしょうが、俺は「id:kojitaken=安倍と同レベルのクズ」と言って何ら問題ないと思います。
 まあ、それはともかく「自分の支持者(kojitakenは「信者」とネガティブに表現していますが)を増やしたい」のは「学者」に限らず誰だってそうでしょう(俺だってそうですし、kojitakenだってそうでしょう)。何処の世界に「支持者が増えなくてもいい」なんて人間がいるのか?。ならば何のために言論活動をしているのか?。「支持者」を増やすために「支持者を騙す嘘をつく」などの不誠実な行為をしない限り、「支持者を増やすこと」に何ら問題などない。
 そもそも「自分の支持者を増やしたい」程度の何処が「野心家(kojitaken記事の文脈では明らかに「山師」などのニュアンスの悪意がある)」なのか?。この駄文で分かることは「(松尾氏がMMT支持だからか、れいわ支持だからか*12嫌う理由はともかく)kojitakenが『下劣な人格攻撃』をして恥じないほど、異常なまでに松尾氏を憎悪してること」だけです。
 松尾氏も「ガンで闘病中」だし、kojitakenも「社会的影響力皆無の小物」なので松尾氏もkojitakenを「名誉毀損で訴える」などの法的措置は執らないでしょうが、松尾氏を「闘病中だから何もできないと思って舐めて、あること無いこと言って誹謗してる、kojitakenとはそういうクズ」と疑われても文句は言えないでしょう。大体、こんなくだらない悪口を松尾氏にする暇があったら共同親権」「経済安保法」など「現実の政治問題、社会問題」についてまともなコメントをしたらどうなのか?。こんな松尾氏への悪口をすることがそんなに重要か?
 kojitakenって結局「日本の政治」を「良くしたい」わけでもなければ、「まともに論じたい」わけでもなく「安倍元首相」「岸田首相」「立民・泉代表」「共産・志位議長」「れいわ・山本代表」 「(今回は)森本真治立民党参院議員(広島選出)、松尾教授」など「奴が嫌ってる人間」に悪口したり、「(今回は)井戸まさえ氏*13、(支部長を森本のせいで不当にやめさせられたとkojitakenが主張する)ライアン真由美氏」など「奴が好んでる人間」を持ち上げたりして「スカッとしたい」だけではないのか。
 そうとも思わなければ「国会が会期中で重要法案が審議(その中には経済安保法や共同親権のように賛否が大きく分かれる物がある)」「イランのイスラエル攻撃」など国内外に「重要な政治、社会問題が多数ある」のにそれらに言及せず、それらを完全に無視で、そっちのけで「特定個人に悪口したり、特定個人を礼賛したりすること」にこれほど情熱を持たないでしょう。
 以前は

ワグネル代表プリゴジン氏の死亡確認 ロシア連邦捜査委 (NHK) - kojitakenの日記2023.8.29
ロシア ナワリヌイ氏が死亡 プーチン政権批判の反体制派指導者(NHK) - kojitakenの日記2024.2.17

等で散々悪口していた「ロシアのプーチン」についても「ウクライナ戦争の長期化」で飽きたのか最近では全く言及しませんし(最近の言及は専ら「東京補選」「井戸まさえ」云々)。「ウクライナ戦争」を真面目に論じたかったわけではなく、単にプーチンに悪口して「スカッとしたかった」のでしょう。今回は「井戸氏が東京18区候補になれず、立民の酒井候補を、立民だけでなく共産や社民も支援してること」がよほど不愉快なようです。
 しかしkojitakenのような「安倍晋三並のクズ」に好意的な言動をできる「類友id:suterakusoや宮武嶺など)」がいることには絶句しますね。
【参考:安倍晋三の「いじめられた自衛官の子ども」話

<ファクトチェック 安倍政治の6年半>(1)憲法 要件緩和、教育充実… 変わる改憲項目:東京新聞 TOKYO Web2019.6.21
 自衛官の子どもが「お父さん、憲法違反なの」と涙ながらに尋ねたというエピソード。首相は二〇一七年十月の民放番組で「(自衛官から)直接聞いた」と説明したが、野党は国会で「実話なのか」と追及。首相は二〇一九年二月の衆院予算委員会で「防衛省担当の首相秘書官を通じて伺った」と言い直した。
 首相は「(実話と証明する)資料を出せというのなら出させていただく」と啖呵も切ったが、結局、資料は出てこなかった。

「パパは憲法違反?」発言の根拠を問われ、「私が嘘を言うわけない」|LITERA/リテラ2019.2.14
 安倍首相が何度も改憲の理由として語ってきた「自衛隊員が『お父さん憲法違反なの?』と息子に尋ねられ、そのとき息子は目に涙を浮かべていた」という耳タコ話について、立憲民主党本多平直議員(当時)が「実話ですか?」「駐屯地のそばで育ったが私の実感と違う」と、その根拠を追及すると、安倍首相はキレはじめたのだ。
「本多委員はですね、私が言っていること、嘘だって言っているんでしょう? それは非常に無礼な話ですよ!」
「あまりにもですね、全面的に人格攻撃ではないかと思う」
 大前提として「お前の父ちゃん憲法違反!」といじめられた子どもが本当にいるのだとしたら、行うべきはいじめの解消・解決であって、憲法改正ではない。そのエピソードをもち出して改憲の理由にすること自体がどうかしているのだが、その上、少し突っ込んだ質問をされただけで「嘘だと言ってる! 人格攻撃だ!」と怒鳴り散らす。挙げ句、安倍首相はこう叫んだ。
 「私が嘘を言うわけがないじゃないですか!」
 この幼稚でヒステリックな総理大臣と何か議論するなどということは、どだい無理なのだろう。

 リテラ記事をもじれば「この幼稚でヒステリックなkojitakenと何か議論するなどということは、どだい無理なのだろう。」と言って良い存在がkojitakenでしょう。


少なくとも「ネット論壇」界隈で日本版MMTの議論はすっかり下火になっているように見える。MMTのお題目を唱え続けて「野党共闘」を拒否する山本太郎を『しんぶん赤旗』が批判したのも、共産党がMMT政党としての新選組を見限ったことを意味するのではないか - kojitakenの日記

 今回、しんぶん赤旗が紙面で山本(新選組)を批判したのも、MMTはもう現状に合わないとの判断があったからではないかと推測しています。

 共産は
1)れいわが「野党共闘しない」と主張するから(共産は野党共闘を主張)
2)れいわが「れいわ以外は緊縮財政」と事実に反する主張をするから(共産の自己認識では同党は「緊縮財政」ではない:俺もその通りだと思いますが)
批判したにすぎず、kojitakenの認識とは違い、MMTは関係ないでしょう(確かに共産はMMTには以前から否定的ですが*14)。
 まあ「MMT不支持=緊縮財政」「他党(立民、共産、社民)が、れいわ同様にMMTを支持しない限り野党共闘しない」と言う立場が「今のれいわの立場」なのかもしれませんが、とはいえ、赤旗記事れいわ・山本代表/会見で野党共闘を否定(2024.4.10)は

 山本氏は「ほかに処方箋はない」としていますが、「異次元の金融緩和」ではなく、アベノミクスで巨額の利益や内部留保をため込んだ富裕層や大企業に応分の負担を求めるというのが、日本共産党が示している「処方箋」です。

という批判をしており、「共産は緊縮財政ではない」という主張をしていても、MMT批判をしているわけではありません。
 また今回の批判以前にも共産は以下の通り、れいわに対して批判をしています。

政府案の問題を是認/れいわ修正案 穀田氏が指摘2023.11.30
 日本共産党穀田恵二国対委員長は29日、国会内で記者会見し、同日の参院予算委員会で2023年度補正予算案に対するれいわ新選組の修正案に反対したことについて「政府の補正予算案をそのまま是認しているところが最大の反対の理由だ」と述べました。
 穀田氏は、政府の予算案には経済対策とは無縁の税金の無駄遣いが多数盛り込まれていると指摘。8130億円もの軍事費や、多くの国民が反対し、与党からも苦言が呈されている大阪・関西万博の関連経費、マイナンバー保険証推進のための予算、半導体企業など特定企業への巨額の補助を可能とする基金などをあげました。
 穀田氏は「こんな補正予算でいいのかが問われているが、(れいわの予算案は)こうした政府案の問題をそのまま是認する立場であり、私たちは反対だ」と述べました。

 山本が日本版MMTにかぶれて以来、彼は「消費税減税」ないし「消費税廃止」にアピールを特化する戦術をとりました。

 「消費税の減税や廃止」は「消費税の税率が3→5→8→10%と上がる」度に各方面から出ていましたし、MMTの登場前から存在した(つまり、MMTと消費税減税、廃止論には直接的なつながりはない)ので、こういう物言いはいかがな物か。
 共産の場合「消費税廃止、減税論」は「累進課税や大企業課税の強化」とセットであり、MMTとセットであるわけではない。
 恐らく山本も「MMTの説得力や注目度を高めるため」に消費税減税、廃止論を唱えてるわけでもないでしょう。

*1:1855~1926年。東大法学部教授、枢密院議長を歴任。著書『復讐と法律』『法窓夜話』『続・法窓夜話』(岩波文庫)、『忌み名の研究』(講談社学術文庫)等

*2:1860~1912年。陳重の弟。東大法学部教授(憲法学)。美濃部達吉らが主張した天皇機関説に対し、天皇主権説を唱え、弟子に「天皇主権説」の上杉慎吉(1878~1929年)がいる。

*3:1883~1951年。陳重の長男。東大教授(家族法の権威)、東宮侍従長(当時の東宮(皇太子)は現在の上皇)、最高裁判事を歴任。1950年、最高裁判事として「尊属殺重罰規定」について違憲の少数意見を書いたこと(当時は合憲判決が多数派)で知られるリベラル派。なお、「尊属殺重罰規定」については1979年に違憲判決が出て現在では存在しない

*4:1921~2014年。重遠の長男。大東文化大学名誉教授(英国史

*5:「東大名誉教授→学習院大学教授」。著書『判例・法令消費者法』(1994年、有斐閣)、『法源・解釈・民法学:フランス民法総論研究』、『公序良俗と契約正義』(以上、1995年、有斐閣)、『典型契約と性質決定』(1997年、有斐閣)、『消費者・家族と法』(1999年、東京大学出版会)、『法典・教育・民法学:民法総論研究』(1999年、有斐閣)、『民法総論』(2001年、岩波テキストブックス)、『フランスの社交と法』(2002年、有斐閣)、『父と娘の法入門』(2005年、岩波ジュニア新書)、『ルールはなぜあるのだろう:スポーツから法を考える』(2008年、岩波ジュニア新書)、『他者とともに生きる:民法から見た外国人法』(2008年、東京大学出版会)、『20世紀フランス民法学から』、『新しい日本の民法学へ』(以上、2009年、東京大学出版会)、『民法改正を考える』(2011年、岩波新書)、『不法行為判例に学ぶ』(2011年、有斐閣)、『文学から見た家族法』(2012年、ミネルヴァ書房)、『家族と法:比較家族法への招待』(2014年、放送大学叢書)、『性法・大学・民法学:ポスト司法制度改革の民法学』(2019年、有斐閣)、『民法のかたちを描く:民法学の法理論』(2020年、東京大学出版会)等

*6:勿論これらは一例にすぎず、「政治問題、社会問題の例」は「小林製薬問題」でも「大阪万博問題(4/15のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ』の『日本全国8時です』でも『建設費が当初予定より大幅に増加』『大阪府民ですら「万博に行くと答えた人」は3割程度』『予定販売枚数の6%しかまだ売れてない』等、批判的に取り上げていた)」でも、他の何でもいいのですが

*7:この一文で「9月の代表選まで泉が代表を続ける可能性が高い」とkojitakenが見ていることがわかります。随分と「泉以外の立民党政治家(枝野前代表など)」も見くびられたもんです(とはいえ、俺もその点では「泉以外の立民議員はその程度の腑抜け」と思っておりkojitakenと同意見ですし、だからこそ立民を支持しませんが)。

*8:泉が代表になった選挙では「旧立民系(現在、代表代行の逢坂や西村)と旧希望・民民系(現代表の泉)のガチンコ対決」が行われたのに今の惨状であることについて「アンチ泉」kojitakenの意見を聞きたいところです。仮にガチンコ対決が行われたところで、「泉が代表になった選挙」同様に「旧希望・民民系が勝利し、敗北した旧立民系は『今の西村や逢坂』のように新代表にへいこら」ではないのか?

*9:立命館大学教授。著書『セイ法則体系』(1996年、九州大学出版会)、『近代の復権』(2001年、晃洋書房)、『「はだかの王様」の経済学』(2008年、東洋経済新報社)、『新しい左翼入門』(2012年、講談社現代新書)、『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼』(2014年、PHP新書)、『これからのマルクス経済学入門』(共著、2016年、筑摩選書)、『自由のジレンマを解く』(2016年、PHP新書)、『左翼の逆襲』(2020年、講談社現代新書)、『コロナショック・ドクトリン』(2022年、論創社)等

*10:このキャンペーンは松尾氏以外にも学者としては「朴勝俊(関西学院大学教授)」、「稲葉振一郎明治学院大学教授)」、「井上智洋(駒澤大学准教授)」「岩下有司(中京大学名誉教授)」「内田樹神戸女学院大学名誉教授)」「大坂洋(富山大学准教授)」「岡本英男(東京経済大学教授)」、「小田中直樹東北大学教授)」「桂木健次(富山大学名誉教授)」「梶谷懐(神戸大学教授)」「岸政彦、橋本貴彦、山本圭立命館大学教授)」「西郷甲矢人(長浜バイオ大学教授)」「森永卓郎獨協大学教授)」「北田暁大東京大学教授)」「二宮健史郎(立教大学教授)」「菊池恵介山森亮同志社大学教授)」(役職は全て当時、その後大学を移ったり、「准教授→教授」の方もいるかもしれませんが未確認)が呼びかけ人に名を連ねてる(呼びかけ人 | 薔薇マークキャンペーン参照)のに「立命館大学教授」松尾氏だけに悪口するkojitakenも変な人物です。

*11:「現実の政治にコミットしようとする学者」は過去から現在に至るまで「美濃部都知事(元大学教授)」「市民連合メンバーの中野晃一上智大学教授、山口二郎法政大学教授」などいくらでもいるでしょうに、そんな理由で松尾氏に悪口するのが「はあ?」ですね。それともkojitakenは「松尾氏」だけでなく「美濃部氏、中野氏など他の学者」についても実際の政治にコミットしたいというタイプの人かなりネガティブな目で見ているのか?(多分そうではないでしょうが)

*12:kojitakenはMMTとれいわには否定的です。

*13:著書『日本の無戸籍者』(2017年、岩波新書)、『ドキュメント候補者たちの闘争』(2018年、岩波書店)、『無戸籍の日本人』(2018年、集英社文庫

*14:というか主要政党でMMT支持はれいわだけでしょうが。

今日のしんぶん赤旗ニュース(2024年4/14~17日分:追記あり)(副題:改めて立民党への強い怒りを覚え、共産支持の思いを強める&選挙にしか興味が無いkojitakenのバカさに呆れる)

【以下、『立民への悪口』】
◆自公の法案に賛成ばかりの立民

利用制限・排除を懸念/生活困窮者自立支援法等改定案 倉林氏が反対討論/参院委可決
 生活保護世帯への居住支援、家計改善、就労支援の強化などをうたう生活困窮者自立支援法等改定案が16日の参院厚生労働委員会で、自民、公明、立民、維新、国民、無所属の賛成で可決されました。日本共産党、れいわは反対しました。

軍事研究に道を開く/伊藤氏、NTT法改定案批判/参院委可決
 NTT法改定案は16日の参院総務委員会で、自民、公明、立民、維新、国民の各党の賛成で可決されました。日本共産党は反対しました。日本共産党の伊藤岳議員は、改定案付則は同法廃止を明記しており、NTTに課されている研究の推進・公開などの公的責務を縮小・廃止し、軍事研究に道を開くものだと批判しました。

「共同親権」強制 懸念残る/改定法案が衆院通過 共産党は反対
 自民、公明、立民、維新4党の修正で離婚後「共同親権」を導入する民法改定案が16日の衆院本会議で、4党などの賛成で可決されました。日本共産党、れいわは反対しました。
 日本共産党の本村伸子議員は討論で「離婚後『共同親権』の導入で、DV(配偶者などからの暴力)・虐待から逃げられなくなるなど重大な懸念が浮き彫りになった」にもかかわらず、4党の修正は「懸念に応えていない」と批判。4党修正には、立民が「修正項目(案)」として提示していた「父母の双方の合意がない場合には共同親権を認めない」などが盛り込まれていないと指摘しました。

 俺のような自公批判派としては、これでは「自公の法案に反対する共産か、れいわしか選択肢がない」ですね。勿論俺は「親ロシア」「MMT支持」「山本太郎の個人商店」れいわを評価しないので共産支持になります。そして「共産は立民と野党共闘していて本当にいいのだろうか?」という気にもなってきます(一応野党共闘支持の立場ですが)。それにしてもこうした「立民の国会対応」にコメントせず、今日も衆院東京15区補選、私の住所近くの選挙掲示板にいち早くポスターが貼られていたのは立民・酒井菜摘候補と参政・吉川里奈候補だった - kojitakenの日記と「選挙にしか興味が無いバカ」kojitakenには心底呆れます。
 また、「自民党裏金問題」ばかり騒ぎ、こうした法案についてきちんと触れないマスコミ(特にテレビ局)にも心底呆れます。
【追記】
改正NTT法が成立 研究開示義務を撤廃 国際競争力強化 - 産経ニュース
 残念ですが、

 NTTの国際競争力を強化するため、研究結果の開示義務を撤廃する
 これまで禁止していた外国人役員は全体の3分の1未満まで認める。NTTとNTT東日本、NTT西日本の社名変更も可能になる。

というのは「義務でなくなる」「可能になる」だけなので「今後も『事実上義務化させる』『許可させない』と言う形で闘いは一応可能でしょう」。諦めずに戦うほかないのでしょう。
 また

 NTT法を巡っては、NTTが既に役割を終えたとして廃止を求める一方、競合するKDDIソフトバンク楽天モバイルの通信大手3社は、公正な競争が阻害されるとして廃止に強く反対している。

なので、場合によっては今後「通信大手3社」との共闘もあり得るでしょう。


雇用保険法改定案可決/衆院通過 宮本徹氏が反対討論/共産党が修正案

 育児休業給付の保険料率を引き上げる雇用保険法改定案が11日の衆院本会議で、自民、公明、立憲民主、日本維新の会などの賛成で可決されました。日本共産党は反対しました。日本共産党は10日の衆院厚生労働委員会に修正案を提出しましたが、反対多数で否決されました。
 宮本徹議員は衆院厚生労働委員会で討論し、「私たちの修正案に必要な経費は1080億円だ。米軍への思いやり予算の半分程度でできる。軍事費を倍増しようとしながら、お金がないという言い訳は成り立たない」と主張。

 「経済安保法賛成」「共同親権賛成」に続いてまた「共産の反対を無視し、自民、公明、維新、国民民主と賛成する立民」です。「およそ野党とは言えない態度」の立民を支持する人間(例:kojitaken)の気がしれません。
 そしてマスコミ(特にテレビ局)がこうしたことをきちんと報じないことにも怒りを禁じ得ません。
 それにしても全く「軍事費を倍増しようとしながら、お金がないという言い訳は成り立たない」ですね。雇用保険料を上げる前に「大軍拡を中止し、浮いた金を育児休業給付に充当すべき」ではないのか。そもそも「育児休業給付を増やした」ところで「雇用保険料が上がってる」ので「朝三暮四」のようなもん(トータルでの国民負担は恐らく変わってない、それどころか増えてるかもしれない)で、果たして「育児休業取得増加」に効果があるのかどうか?
 まあ、そもそも育児休業取得が低いのは「会社が取得を嫌がる(場合によってはマタハラやパタハラに該当)→出世に響く」等の要素もあり「育児休業給付の増加」だけでは取得は増加しないだろうという問題もありますが。


【以下、『立民への悪口』以外】
自転車も反則金 可決/塩川氏、電動車調査も要求/衆院内閣委

 衆院内閣委員会は12日、道交法・車庫法改正案を全会一致で可決しました。

 以前も書きましたが「まともな法案なら共産も賛成する(全会一致)」わけで、「共産は反対ばかり」というデマを批判していくことが大事だと改めて思います。

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年4/14日分:荒木和博の巻)

小池都知事のことで考えたボタンのかけ違いの話(R6.4.17)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 令和6年4月17日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1454号。小池百合子都知事の学籍詐称問題が再燃しています。本当は最初のときに認めておけばこうはならなかったのだと思います

 「山本美保さんDNA鑑定捏造」という明らかなデマを放言するバカ「荒木」が良くも言ったもんです。山本さんの遺体が発見された時点で「彼女の特定失踪者認定は間違い」と認めれば良かったものの、「遺体が腐乱してDNA鑑定で初めて美保さんと判断されたから鑑定捏造だと居直っちまえ」で居直った荒木には今更それはできないのでしょう。いい加減、美保さんの遺族には「遺体は美保さん」と認めて欲しいもんです。勿論「この種のデマ」が荒木らへの不信を招き、蓮池透氏の救う会批判につながったわけです。


政府パンフから「70年代、80年代」消える【調査会NEWS3814】(R6.4.16)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 政府の拉致問題対策本部ではこのたびパンフレットの改定を行いました。この中で「1 北朝鮮による日本人拉致問題」の冒頭部分(4ページ)、これまでのパンフレットでは「1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となった」とあったところが削除されました。また「4 国内における取組」のところには新たに「3. 拉致の可能性を排除できない事案に対する取り組み」の項が設けられ、特定失踪者家族会から官房長官への要請の写真も掲載されています。

 「アホか」と岸田政権にはげんなりしますね。「特定失踪者(国内で40人以上発見され、全て北朝鮮とは無関係、ほとんどが自発的失踪)」という明らかなデマを否定しない限り、北朝鮮は交渉に応じないでしょうし、その結果、拉致はいつまで経っても解決しません。まあ、荒木ら「拉致右翼」にとっては「解決しない方がいつまでも飯の種になっていい」わけですが拉致被害者家族会もいつまで荒木ら拉致右翼に食い物にされれば気が済むのか。


朝鮮からの引き揚げと拉致について(R6.4.15)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 令和6年4月15日月曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1452号。終戦後の朝鮮半島からの引き揚げ者とその子供に特定失踪者が何人かいます。あるいはそれが狙われたのではないかと思っています。

 第一に「特定失踪者」は国内で40人以上発見(全て、北朝鮮とは無関係の失踪でほとんどが自発的失踪)されており、そもそも北朝鮮拉致であるか疑わしい。
 第二に「百歩譲って」こうした御仁を北朝鮮拉致と見なしたところで、「戦前は日本の領土だった朝鮮に住んでいて、朝鮮北部(現在の北朝鮮)からの引き揚げ者だから(北朝鮮人脈と関係があり、そのつてで騙されて?)拉致された」と見なす根拠が何もない。
 第三に「さらに百歩譲って」朝鮮北部からの引き揚げ者だから拉致されたのだとしても、そんなことは拉致実行犯の逮捕にも、拉致被害者の救出にも何ら関係ない。「何故拉致されたのか」「誰(実行犯)が拉致したのか」がわかったところでそんなことは拉致被害者救出とは関係ないし、実際、帰国した5人は「何故拉致されたのか」「誰(実行犯)が拉致したのか」がわかったから帰国できたわけではない。


妓生(キーセン)観光の話(R6.4.13)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 1970〜80年代日本から韓国へ、妓生観光というのが盛んに行われていました。今の若い人たちには想像つかないかもしれませんが。

 そんなことが拉致被害者救出と何の関係があるのかと心底呆れます。
 なお「妓生」とは「日本の芸者」のようなものであり売春婦ではないのですが、「妓生(キーセン)観光」とはいわゆる「売春観光」です。堂々と「売春観光」と言いづらいので「妓生観光」と言い換えた。
 今はむしろ韓国観光は「若い女性のコスメ、エステ観光」「中年女性の韓国ドラマ『聖地』巡礼(ロケ場所を巡る)」などが多い気がしますが、昔の韓国はそういう時代もあったと言うことですね。さすがに日本国内での批判で「こっそり海外へ買春観光」ならまだしも「公然と海外へ買春観光すること」は韓国旅行に限らず今ではなくなったと思いますが。
 そういえば売春観光で思い出しましたが、

埼玉県議会議員公費買春事件 - Wikipedia
 2003年11月に6人の埼玉県議会議員自民党5人、無所属1人)が公費を使用し、公務(視察)の名目でタイまで買春へ行っていたことが発覚した事件。この事件は2003年12月13日に放送された日本テレビ報道特捜プロジェクト』によって周知のものとなり、放送後には埼玉県庁へ抗議が殺到し、各新聞にも取り上げられた。

という醜聞が過去に埼玉で発覚したこともありました。

今日も「最近は東京補選の記事しか書かないアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/13日分)

広島でも「とある野党第一党の女性国政候補は、一度負けただけで、総支部長を下ろされてしまった」例があったらしい(『広島瀬戸内新聞ニュース』より) - kojitakenの日記*1
 以前から指摘していますが「kojitakenは選挙のことしか興味ねえのかよ?」「民法改定案(共同親権)、経済安保法とか国会で審議中の法案に興味ねえのかよ?」「大阪万博(予定通り開催できるか怪しい、例えば、赤旗主張/大阪万博まで1年/矛盾と破綻明らか 中止決断を(2024.4.13)参照)、小林製薬問題(安倍政権時に導入された機能性表示食品制度に対する批判が強まってる、例えば、赤旗機能性表示食品 廃止に/参院委 倉林氏「制度は欠陥」(2024.4.13)参照)とか社会問題に(以下略)」「本当にお粗末な自称・政治ブロガーだな(呆)」とkojitakenのアホさに心底呆れます。

 負けたあとの落下傘候補に冷たい立民の体質を表す事例は、少し前に広島でもあったようだ。

 「一度負けただけ」て、一度負ければ「候補から下ろす理由」としては「必要十分」だと思いますね(後釜候補が「勝てるかどうか」「主張内容がまともかどうか」はひとまず置く)。私見ではそんなことは立民批判の理由にはならない(まあ立民支持者でない俺にとって、立民が誰を候補に立てようと「杉田水脈等のように不祥事が酷い御仁(差別暴言や金銭醜聞、パワハラ等)」でない限り興味ないですが)。
 とはいえ、別記事で書いたように俺は「共産支持者」として「共産が反対する経済安保法案、民法改定案(共同親権)に維新、国民民主と共に賛成」等の理由で立民には否定的ですが(例えば、赤旗兵器共同開発へ「秘密」拡大/経済秘密保護法案 衆院通過/共産党反対「平和主義投げ捨て」衆院本会議 経済秘密保護法案/塩川議員の反対討論(2024.4.10)、「共同親権」/虐待・DV懸念のなか可決/衆院法務委 自公立維が修正案賛成/共産党は反対「共同親権」民法改定案/本村議員の反対討論(要旨)(2024.4.13)参照)。

 「組織と人間」に思いを致す人がきわめて少ないことは、昨日も書いたけれども嘆かわしい限りだ。

 「組織と(その組織に所属する、あるいは所属した等、組織と関わりのあった)人間(の組織批判)」とやらで

◆前川*2元文科事務次官の「加計告発」
ジャニー喜多川の性加害(ジャニーズ事務所がジャニー生前、彼をずっと擁護)
宝塚歌劇団パワハラ(自殺した劇団員:当初、歌劇団側はパワハラの事実を否定)
防衛省パワハラ(告発した元自衛官・五ノ井里奈氏*3:当初、防衛省側はパワハラの事実を否定)
◆ドラマ「セクシー田中さん」問題(ドラマでの原作改変*4にショックを受けた原作漫画家・芦原妃名子氏が自殺し、日本テレビに厳しい批判)

等ではなく 「井戸まさえ*5が立民候補に公認されなくて可哀想」「神谷貴行*6共産党福岡県常任委員に再任されなくて可哀想」と言う立民、共産への悪口であるのが「アンチ泉、アンチ志位」のkojitakenらしい(勿論褒めておらず、むしろ呆れている)。


国民民主、乙武氏へ推薦決定 衆院東京15区、都民ファとの連携重視(朝日)/自民は東京15区補選の「不戦敗」が確定 - kojitakenの日記

 山本*7は枝野*8に対しては本気で敵視している。それは「希望の党」騒動で枝野がヒーローになったからだ。本当は俺がなるべきヒーローに枝野がなりやがった、許せない。山本は間違いなくそう思っている*9

 いつもながら、「山本による枝野非難発言」等の具体的根拠を何一つあげず、思いつきを放言する「エダシン(枝野信者)」id:kojitakenです。
 仮にそれが事実として本心はともかく、表向きは山本が不当な枝野攻撃をしない限り、どうでもいい話ですし、俺の知る限り山本が「不当な枝野攻撃」をしたことは無いと思います。
 枝野代表時代は「一応、れいわは野党共闘に参加し、特に目立った枝野批判はせず」、一方「泉代表時代(つまり今)」は「ほとんど世間の話題にならなくなった枝野」には何も言及しない(一方で、泉が「野党共闘」「れいわ」に距離を置いてることもあり、「立民に比べたら野党らしい野党は我々れいわ」と言う形で泉執行部を非難)のが山本ではないか。
 というか、「繰り返しますが」そんな「エダシン(例:kojitaken)以外にとっては、どうでもいい、くだらないこと」より「自民党裏金問題」「民法改定案(共同親権)、経済安保法とか国会で審議中の法案」等の「現在進行形の政治、社会問題」を少しは論じたらどうなのか?
 なお、勿論、

民主こそ労組に支持押しつけ/市田氏、枝野氏に反論/フジ系番組(2010.6.28:野党共闘前ですが)
 27日放送のフジテレビ番組「新報道2001」で民主党枝野幸男幹事長は、「労働組合の支持を受けていて公務員削減*10ができるのか」との指摘に対し、「国家公務員の労働組合が支持しているのは大部分が共産党さんです*11。国家公務員の組合で民主党を支持しているところはほとんどありません」と述べ、デタラメな日本共産党攻撃を行いました。
 日本共産党市田忠義書記局長*12は「日本共産党は、労働組合であろうとどんな団体であろうと特定政党の支持を押し付けたことは一度もない。国家公務員の労働組合共産党支持というのは嘘ですよ。枝野さん、取り消しなさい」と批判しました。
 「嘘じゃない」と開き直る枝野氏に対し市田氏は「政権党の幹事長が公共の電波を使ってうそをついたらだめですよ。労働組合に支持を押し付けているのは民主党じゃないですか」と指摘しました。
 民主党が連合加盟の国家公務員労組から支援を受けているのは紛れもない事実です。
 そもそも枝野氏は17日、連合本部に自ら出向いて、参院選で支持を受ける協定を取り交わしたばかり。労働組合に特定政党支持を押し付けている張本人です。

機密費新たに2億円/塩川氏に枝野長官 残額言わず(2011.2.8:野党共闘前ですが)
 塩川氏が、仙谷*13前長官から引き継いだ「金庫」内の残額をただしたのに対し、枝野長官は「お答えは差し控えさせていただく」と答弁。塩川氏は、政権交代直後に平野博文*14長官が、自民党政権から引き継いだ金庫は「カラ」だったと証言したことを示し、「(情報公開が)明確に後退した」と批判しました。
 その上で、自民党政権当時の実態も調査せず、引き継いだ金庫がカラだったかどうかも明らかにしない枝野長官の姿勢に対し、「自民党政権時代の『慣例』を引き継ぐことにしたのではないかという疑念がぬぐえない答弁だ。民主党の『自民党化』といわれてもしかたがない」と批判しました。

枝野9条改定私案―歯止めどころか集団的自衛権の行使に道を開くもの/市田氏が批判(2013.9.10:野党共闘前ですが)
 日本共産党市田忠義書記局長*15は9日の記者会見で、民主党枝野幸男元幹事長が雑誌に発表した憲法9条改定にむけた私案について記者に問われ、「集団的自衛権の行使に道を開く危険な内容だ」と批判しました。
 「結論からいうと私案は、安倍政権が進める集団的自衛権行使の容認に道を開く、きわめて危険な内容だ。歯止めどころかそれを促進するものだ」と指摘しました。

昨年総選挙の消費税公約否定/枝野氏発言は不誠実/小池氏批判(2022.11.8)
 日本共産党小池晃書記局長は7日の記者会見で、立憲民主党枝野幸男前代表が、2021年の衆院選で消費税率の5%への減税を公約として掲げたのは「間違いだった」と発言したことについて問われ、「国民に対して不誠実だ」と語りました。

など「正当な枝野批判」なら何の問題もないことは言うまでもない。

 民民が酒井氏を応援することだけは絶対にあり得ないと思っていた。
 ブログ主のmewさんは民民(玉木)が「共産党との共闘を嫌っているため」と書いているが、共産党のことなんか実は玉木にとってはさほど重大ではない。思い起こしていただきたいのは、2019年末にピアノの演奏で玉木と志位和夫とが意気投合していたことだ。しかもそれは玉木側が流したYouTubeの動画だった。
 玉木を動かしている最大の原動力は、「あんたが大将」と散々おだてられていい気になっていた彼が、いつまで経っても本当の「大将」にはなれないことへの怨念だ。なにしろ玉木は、同じ「希望の党」出身で自分より格下だと思っていたに違いない泉健太が立民代表になった時に、露骨に不機嫌な表情をしていた。
 玉木がもっとも敵視する対象は泉健太なのである。

 kojitaken的にはそういうことにしたいのでしょうが、2019年当時は玉木だけではなく、「民主党系の他の多くの右翼政治家」も「共産を含む野党共闘」を容認し、共産党に好意的言動だったので、単に「勝ち馬」と見なした存在(昔は志位氏、今は小池百合子)には玉木がへいこらするだけでしょう。
 2019年当時は玉木にとって「共産を含む野党共闘」に参加することが勝ち馬で、現在は「東京補選で都民ファに相乗りすること」が勝ち馬だと言うだけの話です。
 そもそも「玉木が泉を格下だと思ってる根拠」をkojitakenは何一つ提出しません。
 玉木が「泉の代表就任」に不快だったとしてもそれは「格下云々」ではなく「立民に参加すれば俺も泉のように、立民党執行部(代表、幹事長、政調会長など)入りできたかも」「国民民主党はいつまで経っても最大与党自民、最大野党立民どころか、維新、公明、共産、れいわを下回る政党支持率だ。俺は泉のように立民党にあのとき参加すべきだったのか?。選択を俺は間違ったのか?」という思いを感じたからではないか。

*1:勿論「野党第一党=立民党」

*2:文化庁文化部宗務課長、文部科学省初等中等教育局教職員課長、財務課長、初等中等教育企画課長、大臣官房審議官(初等中等教育局担当)、大臣官房総括審議官、大臣官房長、初等中等教育局長等を経て文部科学事務次官。著書『これからの日本、これからの教育』(共著、2017年、ちくま新書)、『前川喜平「官」を語る』(2018年、宝島社)、『面従腹背』(2018年、毎日新聞出版)、『同調圧力』(共著、2019年、角川新書)、『権力は腐敗する』(2021年、毎日新聞出版)、『コロナ期の学校と教育政策』(2022年、論創社)等

*3:著書『声をあげて』(2023年、小学館

*4:マスコミ報道に寄れば、「原作者に相談無しに改変」という誠意の全くない行為だった模様

*5:著書『日本の無戸籍者』(2017年、岩波新書)、『ドキュメント候補者たちの闘争』(2018年、岩波書店)、『無戸籍の日本人』(2018年、集英社文庫

*6:紙屋高雪」名義での著書に『オタクコミュニスト超絶マンガ評論』(2007年、築地書館)、『「町内会」は義務ですか?』(2014年、小学館新書)、『どこまでやるか、町内会』(2017年、ポプラ新書)、『マンガの「超」リアリズム』(2018年、花伝社)、『不快な表現をやめさせたい!?:こわれゆく「思想の自由市場」』(2020年、かもがわ出版)。個人ブログかみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を紙屋研究所

*7:れいわ新選組代表

*8:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表等を経て現在、立民党「つながる本部」特別参与(「つながる本部」本部長は泉代表、本部長代理は辻元代表代行)

*9:そんなことで枝野を敵視するほど山本が幼稚とは俺は思いません。そもそもそんな「枝野英雄視」はkojitakenのような「エダシン(立民支持の枝野信者)」だけでしょう。「山本のれいわ」に限らず「共産」「社民」など「立民以外の政党支持者」にそんな「枝野信者」がどれほどいるか?。なお、「共産支持」の俺個人は「立民党を作っただけ前原や細野よりはマシだが、民進党解散を阻止できなかった枝野は無能」「やはり支持できる政党は共産しかない」と言う「枝野への低い評価」で最初から枝野を英雄視などしていませんし、そんな英雄視も「衆院選敗北→枝野の代表辞任(その後は枝野も世間の話題にならなくなった)」で「強度のエダシン(例:kojitaken)」以外では消滅したと言っていいでしょう。

*10:そもそも日本の公務員は「欧米と比べて多いわけではない」「過去と比べればかなり削減されている」ので削減論自体が適切か疑問であり、共産党は「(「労基法違反を取り締まる労基署職員」など国民の人権に関わる部署は)むしろ公務員を増やすべき」としています。

*11:いやむしろ大部分の国家公務員労組は「連合系」で当然、政党支持は「民主党支持」でしょう。「枝野のクソさ」には心底呆れます。こういう枝野の問題点には完全に目を塞いで枝野美化するのが「kojitakenのような枝野信者(エダシン)」ですが。それにしてもこうした「過去の枝野のふざけた反共言動」を必要以上にあげつらうことなく「枝野との野党共闘に動いた志位委員長(当時、現在は議長)」の「懐の深さ」には本当に頭が下がります。

*12:役職は当時。現在は副委員長

*13:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官等を歴任

*14:鳩山内閣官房長官、野田内閣文科相民主党国会対策委員長(野田代表時代)、民進党国会対策委員長(大塚代表時代)、国民民主党総務会長、幹事長(玉木代表時代)、立憲民主党代表代行(枝野代表時代)を歴任

*15:役職は当時。現在は副委員長

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年4/13日分:荒木和博の巻)

自衛隊はもっと毅然とすべきでは(R6.4.12)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 記事タイトルだけで勘の鋭い人は中身が分かったでしょうが、

靖国神社の宮司に元自衛隊将官、総代も複数 政教分離の観点で懸念も:朝日新聞デジタル2024.3.31
 靖国神社(東京都千代田区)トップの宮司に初めて将官経験がある元自衛隊幹部の就任が決まった。靖国を支える元軍人が高齢化し、近年は氏子総代にあたる崇敬者総代にも自衛隊の元幹部が加わる。
 現職自衛官の「集団参拝」が問題視された中、専門家からは、国や軍隊が特定の宗教と結びついた戦前・戦中のような印象を与えることにならないかとの指摘もある。
 靖国神社は15日に、次の宮司自衛艦隊司令部幕僚長などを歴任した元海上自衛隊海将の大塚海夫氏(63)が4月1日に就任すると発表。10人いる崇敬者総代にも、2012年に元統合幕僚会議議長(現在の統合幕僚長)の寺島泰三*1(91)、19年に元海上幕僚長の古庄幸一氏*2(77)が就き、23年には寺島氏に代わって元陸上幕僚長の火箱芳文氏*3(72)が就任している。

「大東亜戦争」陸自部隊の公式アカウントがSNS投稿 反省が薄れている? 自衛隊幹部は靖国に参拝も:東京新聞 TOKYO Web2024.4.8
 戦後賠償問題などに詳しい内田雅敏*4弁護士は「『大東亜戦争』という言葉の背後には、(ボーガス注:大東亜戦争(太平洋戦争)だけでなく日清戦争日露戦争など)近代以降に日本が戦ったすべての戦争が正しかったという歴史観がある」と指摘。靖国神社はそうした歴史観を掲げており「幹部の参拝や『大東亜戦争』という言葉遣いから、自衛隊がそうした歴史観に回帰しかねないと危惧している」と話した。

<社説>「大東亜戦争」投稿 自衛隊の歴史観を憂う:東京新聞 TOKYO Web2024.4.10
赤旗
主張/陸自幹部靖国参拝/侵略戦争美化の違憲の行為だ2024.1.14
海自幹部ら165人 違憲の靖国参拝/昨年5月 制服姿 毎年実施か/事務次官通達に抵触2024.2.17
主張/海自幹部靖国参拝/「私的」との言い訳通用しない2024.2.27

赤旗きょうの潮流 2024年4月10日(水)2024.4.10
 埼玉の陸上自衛隊の連隊が活動を紹介するSNSの投稿で「大東亜戦争」という言葉を使っていました。硫黄島であった戦没者追悼式を伝えるなかで「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」と記しました
▼連隊のX(旧ツイッター)公式アカウントでは、自らを「近衛兵の精神を受け継いだ部隊」とも。戦前回帰への情念が漂います
自衛隊では幹部らによる靖国神社への集団参拝も相次いで発覚しています。靖国は今も「正義の戦争」とする勢力の支柱に。「私的」参拝とする防衛省に対し、共産党の穀田議員は入手文書を示して「公務」として計画されていたことを明らかにしました
▼連隊の投稿について防衛省は「誤解を招いた」、林官房長官も「一概にお答えすることは困難」だと。戦後の平和の歩みを否定し、侵略戦争を美化する動きと決別できない政府。いつまでも歴史の亡霊に取りつかれていては、共存共栄の未来はつくれません。

赤旗陸幕も「大東亜戦争」 侵略の美化ここにも/靖国神社HPほぼ丸写し2024.4.14
 1月に陸上自衛隊幹部らが靖国神社を集団参拝する際に陸上幕僚監部が作成した内部文書で、靖国神社の文章をほぼ引き写して「大東亜戦争」という呼称を肯定的に使っていたことが13日、本紙の調べでわかりました。この表現を巡っては、陸自大宮駐屯地(さいたま市)の第32普通科連隊がSNSで投稿し、その後、削除していました。
 「大東亜戦争」の表現を使っていたのは、「令和6年の年頭航空安全祈願ロジ」と題する内部文書です。防衛省日本共産党穀田恵二衆院議員に資料提出したもので、「陸上幕僚監部内で組織的に共有された行政文書」(4月3日・衆院外務委員会での鬼木誠防衛副大臣答弁)です。
 「大東亜戦争」という呼称は、戦後、GHQ(連合国軍総司令部)が国家神道との決別を求めた「神道指令」で「国家神道軍国主義超国家主義」に緊密に関係する言葉だとして、使用を禁止しました。日本政府も「一般に政府として公文書で使用していない」(8日、林芳正*5内閣官房長官)としています。
 32連隊の「大東亜戦争」の投稿を巡っては、木原稔防衛相が「硫黄島が激戦の地であった状況を表現するため、当時の呼称を用い、その他の意図はなかった」と、苦しい釈明に追われています。

等の批判に対する「自衛隊幹部の靖国参拝の何が悪い。自衛隊靖国が親密で何が悪い」「大東亜戦争と言う言葉を使って何が悪い」というただの居直りです。
 主張自体間違っていますが、それ以前にそんなことと拉致被害者救出と何の関係があるのか。
 拉致問題に対応するのに、中国と仲良くしていて損はない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)韓国と良好な関係を保てないで、拉致問題解決や対北朝鮮対応などできるわけもない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するように、こんな「靖国正当化」等の右翼的言動をすれば、むしろ「拉致問題で協力を得るべき中韓」が反発し、協力が得られなくなり拉致解決に逆行する(勿論、そうした中韓を「反日」と罵倒するのが荒木ら「救う会等の拉致右翼」ですが)。
 荒木のような非常識右翼が「拉致被害者家族支援者」としてでかい顔をしてるのだから拉致が解決しないのも当然です。

*1:東部方面総監、陸上幕僚長統合幕僚会議議長等を歴任。天皇や首相の靖国参拝を求める右翼団体英霊にこたえる会」の名誉会長。右翼団体日本会議」の元代表委員

*2:護衛艦隊司令官、海上幕僚長等を歴任。右翼団体日本会議」代表委員、「国家基本問題研究所」理事、「英霊にこたえる会」会長

*3:中部方面総監、陸上幕僚長等を歴任。旧陸軍、陸上自衛隊OBの親睦団体「偕行社」理事長。右翼団体日本会議」代表委員、「国家基本問題研究所」理事。「国家基本問題研究所」「日本会議」等の右翼団体とズブズブの寺島、古庄、火箱(元自衛隊幹部)は全て明らかに右翼であり、自衛隊の現状に恐怖を感じます。

*4:著書『弁護士』(1989年、講談社現代新書)、『「戦後補償」を考える』(1994年、講談社現代新書)、『<戦後>の思考:人権・憲法・戦後補償』(1994年、れんが書房新社)、『憲法第九条の復権』(1998年、樹花舎)、『敗戦の年に生まれて :ヴェトナム反戦世代の現在』(2001年、太田出版)、『これが犯罪?「ビラ配りで逮捕」を考える』(2005年、岩波ブックレット)、『乗っ取り弁護士』(2005年、ちくま文庫)、『靖国には行かない。戦争にも行かない』(2006年、梨の木舎)、『靖国問題Q&A:「特攻記念館」で涙を流すだけでよいのでしょうか』(2007年、スペース伽耶)、『ここがロードス島だ、ここで跳べ:憲法・人権・靖国歴史認識』(2011年、梨の木舎)、『天皇を戴く国家:歴史認識の欠如した改憲はアジアの緊張を高める』(2013年、スペース伽耶)、『想像力と複眼的思考:沖縄・戦後補償・植民地未清算・靖國』(2014年、スペース伽耶)、『靖国参拝の何が問題か』(2014年、平凡社新書)、『和解は可能か:日本政府の歴史認識を問う』(2015年、岩波ブックレット)、『戦後が若かった頃に思いを馳せよう:憲法・沖縄・アジア・戦後補償・靖国』(2019年、三一書房)、『元徴用工和解への道:戦時被害と個人請求権』(2020年、ちくま新書)等

*5:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相等を経て現在、官房長官

今日の産経ニュース(2024年4/11~16日分)

自民・野田聖子氏が造反 共同親権導入の民法改正案「賛成できず」 - 産経ニュース
 野田も積極的に「共同親権反対」で動いてるわけではなく、「夫婦別姓支持で『女性の味方』アピール」「医療ケア児支援で『母親の味方』アピール(野田自身が医療ケア児の母ですが)」している彼女としては「賛成して女性層の支持を減らしたくなかった」と言うことにすぎないでしょう。この程度で野田*1を高評価する気は全くありませんが、改めて「自民の野田ですら批判的な法律」について「野党共闘相手の共産が反対したのに、立民党は賛成して良かったのか」が問われる話だと思います。
 いずれにせよ、共産支持者としては「自民の野田だって反対してる」と言えるという意味では「野田の反対」は「悪い話ではない」。
参考

道産子ナオ
◆羽鳥だいすけ・中野区議会議員(日本共産党)
 あんなに共同親権をゴリ押ししている自民党公明党が賛成討論に立たないというのは驚きです。賛成討論で堂々と「これでもっと良くなるんだ」という立場を示すことは、将来に対する責任でしょう。
◆宮本徹・共産党衆院議員
 民法改正案の本会議。反対討論にたったのは、残念ながら、(ボーガス注:共産の)本村伸子議員だけでした。
 裁判所の判断で不本意な「共同親権」が強制され、一方の親、子どもの利益が害される懸念があります。懸念の声がいよいよ広がっており、参議院での闘いが重要です。


米、イラン報復に備え駆逐艦を再配置 「攻撃すぐにも」情勢緊迫 - 産経ニュース
 イスラエルをまともに批判せず、「イランが現実に軍事報復する前*2」から、この対応では「イスラエルの無法を助長してる」としか評価できないでしょう(呆)。


イラン、イスラエル攻撃は「正当な防衛」、報復攻撃で「問題は終結」言明 - 産経ニュース
 イランの行為の是非はともかく、「(イラン国内の保守強硬派をなだめるために?)やられたらやり返す(やられた以上にはやり返さない:イラン)」であって、イランが「どこまでも対立をエスカレートさせる気が無いらしいこと」は幸いです。


国民民主・玉木雄一郎代表が〝立憲共産党〟に苦言「基本政策の議論から逃げてはだめだ」 今週の野党 - 産経ニュース
 反共ウヨの玉木なら予想の範囲内ですが、別記事でも書いたように「経済安保法に賛成する今の立民」はむしろ共産には敵対的でしょう。野党共闘は共産が「自民を利したくない」として「かなり我慢してる面があること」は否定できません。


新生「笑点」 55年ぶり立川流からのレギュラー入りで得たもの、失ったもの - 産経ニュース
 「立川流独立騒動(1983年)」で落語協会*3といざこざがあったせいか、今まで笑点への参加の無かった立川流から「いざこざの当事者(立川談志など)」が死去*4し、騒動が風化したせいか、「立川晴の輔」の参加があった物の「笑点・初の女性落語家」「笑点・初の上方落語協会」ということで参加が噂された「蝶花楼桃花(過去に正月の笑点大喜利では参加)」の参加が無かったことが指摘されています。笑点がそもそも「上方落語協会や女性落語家(蝶花楼桃花に限らない)」にオファーしなかったのか、オファーしたが辞退されたのかはともかく、「初の女性落語家」「初の上方落語協会」のハードルは高いと言うことなのでしょう。

 
トランスジェンダー本脅迫事件 「日本型リベラル」は個人の自由を尊重しない 田中秀臣 ニュース裏表 - 産経ニュース
 勿論ほとんどの人間はこのトンデモ本に対して「合法な形での抗議」はしても「違法な恫喝」などしてないので言いがかりも大概にしろと言う話です。
 というか、田中(一応、経済学者)は「当初は経済政策限定での自民支持」だったはずが、完全にただの「自民党支持の右翼」に転落していますね(呆)


<主張>大谷の元通訳訴追 違法賭博の恐怖を物語る 社説 - 産経ニュース*5
 「詐欺」ということは「大谷に無断で送金した」と言う判断なのでしょう。「銀行が無断送金を避けるための何らかのセキュリティを設定しているであろうこと」を考えれば、そんなことが可能なのか非常に疑問ですが、マスコミ報道を信じれば、大谷が水原を信用して「完全に銀行口座の管理を任せ、ノーチェック」だったようです。それが事実だとして、そうした大谷の「ずさんな金銭管理」は批判されてしかるべきだと思います。


大阪維新の吉村代表、玉川徹氏を「出禁」と発言→撤回し謝罪 万博批判めぐり - 産経ニュース
 辞意表明に追い込まれた静岡県知事に比べ、マスコミの批判が明らかに弱く「弱い物いじめしかできないマスコミの軟弱さ」が改めて明白です。


<主張>デジタル教材 偏向内容が入らぬ対応を 社説 - 産経ニュース
 「デジタル教材で保護者の経済的負担が大幅に増えないようにして欲しい」等ではなく「偏向云々」とは産経らしいアホさです。

*1:小渕内閣郵政相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相等を歴任

*2:勿論報復しない可能性もありますが。【追記】イラン国内の保守強硬派をなだめるための「必要最低限の反撃」かもしれませんが、残念ながらその後、イランがイスラエルを攻撃しました。

*3:笑点メンバーでは、「林家木久扇立川晴の輔の前任)」「林家たい平」「春風亭一之輔」が落語協会所属

*4:談志は2011年に死去

*5:違法賭博の胴元が「大谷の金を盗む」よう示唆したというならともかく、そうでないなら「合法、違法」は水原の横領行為とは関係ないでしょう。

今日の朝鮮・韓国ニュース(2023年4月11日分)

国際環境激変と日朝関係打開可能性(浅井基文)
 引用は省略しますが「岸田が早期訪朝して拉致を解決したいようなことを言ってるが政権支持率が低いことで話題作りしようとしてるだけじゃないか?*1」「(和田春樹氏が批判する)安倍路線(救う会、家族会路線)から脱却して『即時一括全員帰国でなくていい』『段階的帰国でいい』『一人でも帰国すれば制裁解除し、日朝国交正常化に動く』としない限り拉致は解決しないだろうが、それは岸田にはできないだろう」という主旨の主張をする浅井先生です。
 その点は「勿論、主張の細部には違いがある」ものの、浅井主張は大筋では

安倍晋三も、首相を辞めても「中国との敵対関係も辞さない」ということはなかったらしいが、岸田政権もあまり成果は期待できそうにない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 対北朝鮮関係も、安倍、菅といった前任者と同様、岸田も平壌に連絡事務所を設置することすらもできていません。たぶん今後も設置に動いたりはしなそうです。

という指摘と同じといえるでしょう。
 うがった見方をすれば「段階的帰国でもそれなりの評価をし、制裁一部解除しなければ話にならない」「勿論特定失踪者なんて論外だ」(北朝鮮の立場ではある意味当然の主張ですし、こんな態度を取るであろうことも、浅井記事が指摘するように容易に予想できますが)という北朝鮮の態度に「早期訪朝のやる気を失った」が故の岸田の「訪米での日米関係強化アピール」なのかもしれない。なお、浅井先生は岸田訪米での「日米安保強化アピール」を「そんなことをすれば日米安保を自国にとっての脅威とみなす北朝鮮が反発することは明らか(訪朝が困難になる)」であり、「岸田が本気で訪朝する気なら愚行」と評価していますが俺も同感です(まあ、浅井先生も俺も九条護憲派ハト派なのでそういうことに関係なく日米安保強化には否定的ですが)。
 また、浅井先生は
「大国・中国相手にすら、対中国で対立的姿勢を強める(台湾政権への迎合を強める)バイデン政権に迎合し、反中国的態度を取る岸田が小国・北朝鮮に対して融和的態度を取るとはとても思えない」
「米国の態度に反発を強める中国に、うまく迎合すれば、一定の北朝鮮支援が期待できる。バイデン政権が今の対中国外交を変えない限り、当面、中国の北朝鮮支援が期待できるから、本気か怪しい岸田の訪朝希望の相手をすることはない。」
ウクライナ戦争と中東紛争(ハマス、イランVSイスラエル)や、移民問題、トランプの予想以上の高支持率(バイデン落選の可能性もある)などで手一杯の米国(バイデン政権)は、北朝鮮問題で動くことはできない」
という「シビアな判断」を北朝鮮はしているだろうとも見ています。浅井先生も指摘していますが、最近「趙楽際・中国全人代委員長(中国共産党常務委員兼務)」という中国政府大幹部(趙氏は中国共産党の党内序列においては、習近平国家主席(党総書記兼務)、李強首相(中国共産党常務委員兼務)に次ぐナンバー3とされる)が訪朝し「中朝友好アピールした」のもそうした流れの一つでしょう。「ナンバー3が訪朝」というのは相当の好待遇とみるべきでしょう。岸田がよほど「事態打開の策」を打たない限り「訪朝するか怪しい日本より、長い付き合いのある中国」の経済支援が期待されるのは当然です。
 裏返せば、日本が「北朝鮮との関係を改善する」には「中国(北朝鮮の後ろ盾の一つ)との関係改善が必要」というのが浅井先生の主張であり、全く同感です。
 さすがに「ロシアが北朝鮮の後ろ盾(最近もロシアは安保理で拒否権を発動して北朝鮮監視専門家パネルの期間延長を潰し、パネル自体を消滅させ、北朝鮮をアシスト)だから、北朝鮮との関係改善のためにロシアと仲良くしよう。米英仏独などが反対しようが日本の対ロシア制裁も解除する。ロシアがウクライナ侵攻しようと知ったことか」と言うわけにはいきませんが、中国との友好関係にそうした問題はないでしょう。
 浅井先生は「岸田には外交上期待できない」「自民党内のポスト岸田(石破元幹事長、上川外相、林官房長官、茂木幹事長など)であれ、野党による政権交代であれ、対北朝鮮、対中国外交の改善を期待したい」としながらも「(岸政権時代に訪中した「親中国派」石橋湛山元首相などと違い)自民党から表向きはそんな声が全くないこと」「(政権交代の可能性がどれほど高いかはひとまず置くとしても、野党による政権交代は最大野党・立民党が中心になるだろうが)立民党の前身である民主党政権にそうした外交成果がないこと」から「一縷の望み」と書き、「岸田よりはマシになることを望むが劇的改善は諦めてること」をにじませています。


北九州市、朝鮮学校への補助金大幅削減 | 朝鮮新報

 3月25日、北九州市議会(福岡県)で、学校法人福岡朝鮮学園に対する補助金額を前年度から約40%削減する今年度予算案が可決された。

 「全額不支給の東京や大阪よりはまだマシ」とはいえ、こうした差別には怒りと屈辱感を禁じ得ません。心の底から恥ずかしい。


最大野党、過半数大幅超えの勢い 与党惨敗、対日関係影響も―韓国総選挙:時事ドットコム
 「韓国与党の右翼性(太陽政策否定、労組敵視など)」「大統領夫人の金銭疑惑」から韓国与党に批判的な俺にとっては「野党大勝、与党惨敗」は嬉しいニュースです。
 但し

赤旗韓国総選挙 野党圧勝/尹政権への厳しい審判
 正義党と緑の党の連合政党「緑の正義党」は、5選を目指した沈相奵*2(シム・サンジョン)氏をはじめ6議席すべてを失いました。

という「最大野党『共に民主党』勝利の影響で、一部の少数野党(緑の正義党)*3が惨敗し、壊滅的打撃」と言う事態は「同様の事態(選挙敗北による議席減)に見舞われるリスク*4」が否定できないミニ政党「日本共産党」の支持者としても「勿論、韓国と日本、緑の正義党と日本共産党は単純比較できない」とはいえ気になるところです。

*1:そもそも今の政権支持率では何時退陣してもおかしくないのですが。

*2:1959年生まれ。進歩新党共同代表(2008年3月~2009年3月)、統合進歩党共同代表(2011年12月~2012年4月:なお、統合進歩党は「親北朝鮮」を口実に、朴槿恵政権時に強制解散された)、正義党院内代表(2013年6月~2015年7月)、正義党代表(2015年7月~2017年7月)等を歴任(沈相奵 - Wikipedia参照)

*3:一方で新党「祖国革新党」は「選挙前0→選挙後12」と躍進

*4:「衰退が著しい社民党」ならともかく、共産党が「近い将来」に「緑の正義党」のように、国会議席全てを失うことはさすがに考えられませんが