「リベラル21」のバカさに呆れる(2024年6月13日記載)

リベラル21 都会の人の考え方を、百姓の目から見ると(阿部治平)

 この3月、珍しくも村の共産党が「農業を知る会」をやった。
 参加者は40人くらいで、共産党の集りとしてはびっくりするほど多かった*1
 ところが、顔見知りの原住民はわたしと(別の)農家の2人だけ。残りはみな別荘地に移住してきた新住民*2だった。
 そこでの主な話題は、無農薬、無化学肥料の有機農法になった。村の農家は農薬を使い過ぎるというのである。そういう話は以前から新住民から聞かされていた。それが今さらのように強調された。
(中略)
 4月、突然わが地区に私立保育園をつくるという記事が地方紙に載った。
 これに対して近ごろ移住してきた人と近隣の農家からともに異議が出た。
 新住民は、口々に保育所の騒音がだめだ、都会の喧騒を逃れてこの村に来たのに、また朝夕の送り迎えの車や子供の騒音に悩まされてはたまらないというのである。
 新村民とは違って、わたしも含めて農家が心配したのは、保育園建設地が夏の間トラックの出入りが多い野菜の集荷所に近いことである。新保育園には園庭がないという話だったから子供の遊び場は道路になってしまう。はなはだ危険だ。
(中略)
 新旧村民の考え方の違いは騒音とか農業の在り方だけではない。たとえば、わが村はいまだ高齢者の医療費補償制度を維持しているが、これが村財政を圧迫しているのは目に見えている。将来どうするかについても、原住民と新住民では考えの違いがある。村民は折り合うことなく二分していくのだろうか。これから村はどうなるだろうか。

 阿部の個人ブログならまだしも、「護憲、軍縮、共生」という「リベラル21の表看板」と何の関係があるのかと心底呆れます。
 何せ政治を論じてるのでは無く「ただのぼやき」ですからね。要するに「リベラル21メンバー(阿部など極めて少数の固定メンバー*3、しかもその固定メンバーは岩垂弘、横田喬(1935年生まれ)、広原盛明(1938年生まれ)、阿部(1939年生まれ)、盛田常夫(1947年)等、70代以上の高齢者男性ばかりで、女性や若者は皆無*4)の書いた文章」なら何でも載せるのでしょうが。

*1:話の文脈上、書く必要があるとも思えない、共産への悪口「珍しくも」「共産党の集りとしてはびっくりするほど多かった」を書かずにはいられない「反共分子」阿部には呆れます。「あんたらリベラル21の方こそどれほど世間に支持されてるんだ?」と悪口したくなります

*2:可能性としては1)「新住民の農家」の方が「相対的に共産に好意的(共産主催でない、例えば農協の集会なら出席)」、2)この種の集会には「新住民」の出席が多く、新住民に反感を感じてるらしい旧住民が出席しない、3)そもそも旧住民の農家は「共産に限らずこの種の集会に出ない(ある種の個人主義)」、4)もはや阿部の村でも農家の多数派は新住民、があるでしょうが、この点、阿部が触れないので分かりません。

*3:筆者を「70歳未満」「女性」に広げる気が無いようだから呆れます。

*4:「女性や若者が寄稿者に皆無」のためもあるのでしょうが「ヤングケアラー問題」「セクハラ等の女性差別」等の「若者、女性問題」記事はリベラル21には全く載りません。

今日の産経ニュース(2024年6/13、14日分)

大阪・八尾市立斎場の贈収賄事件、逮捕・起訴の59歳市職員を懲戒免職処分 - 産経ニュース
 ご存じの方もいるでしょうが「厚労省の村木氏*1」の場合は「起訴されても休職処分(給与は不支給)」でした(起訴時は厚労省雇用均等・児童家庭局長(厚労省社会・援護局障害保健福祉部企画課長時代の行為について起訴)、復職後は厚労省社会・援護局長を経て事務次官)。
 これは「推定無罪の立場」から「有罪が確定時点で懲戒免職→但し、有罪判決が出るかもしれない人間に給与を支給するのはまずいので不支給(村木氏の場合は無罪判決によって復職、また不支給だった裁判中の給与も後日支給)」だからですが「地方公務員はそうじゃないのか?」ですね。地方と国と扱いを変える正当性があるとは思えないので、地方公務員も「有罪が確定時点で懲戒免職」にすべきではないか。

*1:退官後も障害者雇用企業支援協会顧問、全国社会福祉協議会会長、全国老人クラブ連合会会長、中央共同募金会会長等、福祉関係の役職を歴任。著書『あきらめない』(2012年、日経BP社)、『私は負けない:「郵便不正事件」はこうして作られた』 (2013年、中央公論新社)、『日本型組織の病を考える』(2018年、角川新書)、『公務員という仕事』(2020年、ちくまプリマー新書)、『働くことを通して考える共生社会』(2021年、日本経済評論社)、『女性がより活躍できる組織・社会づくり』(2023年、ビスマルク美術出版)等(村木厚子 - Wikipedia参照)

珍右翼・高世仁に悪口する(2024年6/11日分)

横田めぐみさんの「歯」をめぐる怪奇⑧ - 高世仁のジャーナルな日々

 外国人から日本のあれこれについて質問され、即答できすに考えこんでしまうことがある。
 その1。立ち食いそばが好きな若いアメリカ人の男性が私に聞いてきた。
 「天ぷらそばって、なんであるんですか?」
 はぁ?
 「天ぷらはクリスピーなのがおいしいのに、つゆそばに入れるとコロモは濡れちゃうし中身が出てきたりして、天ぷらのよさが台無しになります。なんで天ぷらをそばに入れるんですか?」
 うーん、わからない。ただ、私は田舎者なのか、つゆでグズグズになった天ぷらが好きだが。

 それ「趣味の問題にすぎない」でしょう。
 俺も「天ぷら(あるいはコロッケ)うどん、そば」「天丼」「カツ丼(卵とじカツ丼でアレ、ソースカツ丼でアレ)」「カツ(あるいはコロッケ)カレー」等は好きです。
 それは単に「サクサク、カリカリした食感*1(クリスピー)」より「つゆを吸ってグズグズになった衣」が好きなだけの話です。
 そして、そういう日本人は「天ぷらうどん、そば*2」「天丼」「カツ丼」「カツカレー」等が商品として成立する程度には存在するが、そういうのが嫌いな日本人もいる。
 「カツ丼では無く、カツ定食」「天丼では無く、天ぷら定食を、天つゆでは無く、抹茶塩で食う」とかですね。

 外国人の質問、その2。これは中東のイランで尋ねられた。
 「日本はアメリカに原爆を2回も落とされてひどい目にあった*3のに、なぜアメリカと仲良くしているのですか?」

 自民党について言えば「国益判断(米国と付き合うことが国益になると判断)」ですね。なお、共産は「いたずらに米国敵視」してるわけではないですが「原爆投下」「在日米軍基地被害(騒音や事故など)」「バイデン政権のイスラエル擁護」など「米国の問題点」は批判しています。
 なお、「ベトナム戦争で米国に酷い目に遭わされたベトナム」も「米国企業の進出」を受け入れており、何もそうした態度は日本だけでもない。
 後は「米国政治」と「米国文化」は違うというのもありますね(例えばじゃあてめえら産経新聞社社員は、中国製品を使っていないのかという話になる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の指摘参照)。
 それと「仲が良い」とはいえないでしょうが「シベリア抑留のソ連」相手にだって日本は「冷戦期であっても、いたずらに敵視していたわけではない」でしょう。
 「被害にあったから敵視する」と言うほど話は単純ではない。
 「被害に遭ったから敵視する」なら「米国とフィリピン、英国とインド、フランスとベトナム、オランダとインドネシア、日本と韓国(植民地支配)」「日本と中国(日中戦争)」「ドイツと英仏、東欧諸国(ナチの侵略)*4」等は今も「敵対関係」でしょうが、そうとは言えないでしょう。
 「ロシアと東欧(ソ連時代はカチン虐殺(ポーランド)、ハンガリー動乱(ナジ・イムレ首相をソ連に連行し処刑)、プラハの春弾圧(チェコ)などがあった)」の関係はプーチンウクライナ侵攻によってかなり悪化したと思いますが。

 朝ドラ「虎に翼」のモデル、三淵嘉子は原爆投下は国際法違反だと判決を下したらしい。

 これについては、ググってヒットした以下を紹介しておきます。

井上哲士 (日本共産党参議院議員)
 NHK朝ドラ「虎に翼」の主人公のモデル三淵嘉子さんは、米国の原爆投下を国際法違反と断じた原爆裁判判決を書いた東京地裁判事の一人だった。ドラマの中でどう描かれるか楽しみです。

弁護士会の読書:三淵嘉子と家庭裁判所
 嘉子は、原爆裁判に関わりました。その判決文には、「原子爆弾による爆撃は無防守都市に対する無差別爆撃として、当時の国際法からみて、違法な戦闘行為であると解するのが相当」とあります。原爆投下は国際法に反する違法なものと裁判所が明快に断罪したのです。1963(昭和38)年12月7日の判決です。

41歳で再婚、相手は… 「虎に翼」モデル・三淵嘉子さんの家族関係 | 毎日新聞
 東京地裁で判事補になった嘉子が、判事となって名古屋地裁に移ったのは1952年12月である。1956年5月に東京地裁に戻り、原爆投下の違法性が争われた民事訴訟「原爆裁判」にも関わった。「原爆投下は国際法違反」という画期的な判決は、嘉子が東京地裁から異動した後に出されたが、判決文にはその名が連ねられている。原告の損害賠償は認められなかったが、原爆被爆者の救済に寄与した。

三淵嘉子さん | 中国新聞デジタル
 「日本帝國男子ニ限ル」。
 司法試験の会場に墨で書いて張り出されていた。時は1938年、当時の司法修習生採用の案内である。2年前に弁護士の門戸は女性に開かれたものの、裁判官と検察官にはなれなかった
▲「(この文言が)頭にこびりついて忘れられなかった」。
 司法試験に合格して女性初の弁護士となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんは語っていた。男女差別が色濃かった法曹界に道を切り開く
▲戦後志願し、やはり日本初の女性裁判官になった。家庭裁判所の創設にも携わり、女性や子どもの権利擁護に尽くした。4月に始まるNHK連続テレビ小説「虎に翼」は彼女が主人公のモデル。その人生がどう描かれるのか楽しみだ
▲広島とは意外な縁がある。被爆18年にして世界で初めて米国の原爆投下を国際法違反と断じた原爆裁判判決。それを書いた東京地裁判事の一人だった。

NHK朝ドラ「虎に翼」のモデルの故三淵さん 原爆投下を国際法違反と判断した「原爆裁判」の判決書いた裁判官の1人だった(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 原爆裁判の判決は当時の東京地裁裁判長の故古関敏正さん、裁判官の故三淵嘉子さんと高桑昭さん*5(87)=東京=の3人が書いた。1984年に69歳で死去した三淵さんはNHK連続テレビ小説「虎に翼」で俳優の伊藤沙莉さんが演じる主人公猪爪寅子のモデル。女性法曹の先駆者だった。
 三淵さんは明治大卒業後、38年に当時の司法試験に合格し40年に東京で日本初の女性弁護士に。戦時中は幼子を抱えて疎開生活を送り、応召した夫は戦病死した。終戦の2年後、「裁判官採用願」を司法省に提出。52年に女性初の判事となり、4年後に配属された東京地裁で原爆裁判を担当した。
 判決は「国民の多くの人々を死に導き、傷害を負わせ、不安な生活に追い込んだ」と日本が戦争を始めた責任にも言及。国の原爆被害者への救済策は不十分とし、「政治の貧困を嘆かずにはおられない」と指摘した。

 滋さんが亡くなった現在、早紀江さんが元気なうちにウンギョンさんに会わせてあげたいと切に思う。早紀江さんは遠慮して、自分から「会いたい」とは決して言わないだろうが、そこは忖度して実現に動くべきではないか。

 当人が「会いたい」と言わない限り「動く必要は無い」でしょう。その位は早紀江が自分の責任で「自分から」言うべきです。
 政治家や外務省が、下手に動いて「彼女の息子達(息子の一人は家族会代表)」と家族会、救う会に「早紀江さんは会いたいとは言ってない」「勝手に動くな」と悪口され、それを「早紀江も黙認」ではたまったものではない。早紀江が本心では会いたいのに、「面会に否定的らしい」息子達や家族会や救う会に忖度して黙ってるなら所詮早紀江が「その程度のバカだ」と言う話です。俺は「孫娘ウンギョンさん」はともかく、救う会や家族会の個人攻撃を黙認し「田中氏の外務省退官」「蓮池氏の家族会除名」に加担した早紀江には何一つ同情しません。まあ高世のこうした文章は本心と言うより「早紀江へのこびへつらい」なのでしょうが。

 有田芳生さんは、横田さん夫妻と孫のウンギョンさん一家の面会を仲介し、結果としてストックホルム合意成立に関与することになったが、共同通信の取材にこう答えている。
「(前略)
 『不幸な過去を清算し、懸案事項を解決する』とした日朝平壌宣言にもう一度立ち戻って、具体的な政策実現を進めるしかないのではないか。
(中略)
(ボーガス注:日朝交渉を進め拉致を解決に導くには)幼児教育・保育や高校の無償化から朝鮮学校を除外しているのは差別であり、こうした問題を解決する必要もあるだろう」」
(中略)
(連載おわり)
 なお、有田さんの提言にはほとんど同意するが、朝鮮学校の扱いについては私は違った意見である。
 朝鮮学校の児童生徒に対するヘイトクライムヘイトスピーチは罰せられるべき*6だし、拉致問題朝鮮学校の問題を絡ませることにも反対*7する。その上での異論である

 やれやれですね。本心か、救う会、家族会への迎合かはともかく、この期に及んで、子どもを虐殺者の忠臣にするな - 高世仁のジャーナルな日々*8(2014.3.14)、生徒を平壌に送って金正恩を称えさせる朝鮮学校 - 高世仁のジャーナルな日々(2016.2.29)等での「朝鮮学校差別」正当化を撤回しないそうです。
 「朝鮮学校(高校、幼稚園)生徒の人権問題」と言う面はひとまず置く*9にしても、それで北朝鮮が交渉すると高世は本気で思ってるのか。
 高世の「交渉論」が本気かどうか実に疑わしい。 

*1:とはいえ、これは揚げたての天ぷらであって、スーパーの惣菜天ぷらなどは時間が経ってそうした食感は失われていますが

*2:但し天ぷらうどん、蕎麦も「最初から天ぷらがつゆにつかってる」ものはともかく「後載せタイプ」だと、天ぷらを半分に割って半分は揚げたてのサクサク、カリカリを楽しみ、半分はつゆにつけてグズグズを楽しむという食べ方が可能ですが

*3:確かに日本は「原爆等で米国に酷い目に遭っています」が一方で米国も「バターン死の行進」などで日本に「酷い目に遭わされたこと」も覚えておくべき話です。

*4:勿論、ドイツの場合、加害国ドイツが真摯に謝罪し被害国の一定の理解を得た要素が大きいでしょうが

*5:1937年生まれ。1962年東京地裁判事補、1976年辞職。1988年立教大学法学部教授、1993年京都大学大学院法学研究科教授、2000年、帝京大学教授、2003年成蹊大学大学院法務研究科教授、2013年退職。著書『国際商事仲裁法の研究』(2000年、信山社)、『国際取引における私法の統一と国際私法』(2005年、有斐閣)、『国際民事訴訟法・国際私法論集』(2011年、東信堂)等

*6:コメント欄でも指摘があるように「無償化除外」が「ヘイトクライムヘイトスピーチ」を助長してるのであり、高世の主張は詭弁でしかないでしょう。

*7:と言うなら明らかに「拉致と朝鮮学校」を絡ませてる救う会や家族会を高世はきちんと批判したらどうなのか?。

*8:本文を読めば分かりますが虐殺者とは金正恩のこと

*9:勿論、置いていい問題ではないですが。

松竹伸幸に悪口する(2024年6/10日分)

YouTube動画でメルマガを紹介 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

◆裁判を闘うための費用づくり
◆裁判費用がなくなったから第一審で終わりというようなことにはしたくありません。

 カンパを求めるのは、勿論、松竹の自由ですが「裁判費用名目で集めた金は勿論、私的流用はせず、全て裁判に使った」「自民党の裏金のような無茶苦茶な会計処理はしてない」と証明する準備はできてるんですかね?
 まあ、マツシン(松竹シンパ)が「松竹さんを信じる、証明など求めない」というならそれは彼らの自由ですが。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「マツシン(松竹シンパ)の賛同コメントしか掲載しない松竹」には心底呆れます。


いよいよ来週が裁判の開始だけれど | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 私の除名撤回裁判の第1回期日(20日)が来週に迫っている。しかし現時点で、被告である共産党答弁書が提出されたという情報はまだ届いていない。
 裁判の第1回目の期日まであと1週間しかないので、いくらなんでも近く出てくると思われるが、それにしてもなぜこんなに遅れる*1のか。2つの理由が成り立つと推測される。

 「理由」とやらは根拠レスの「松竹の勝手な憶測」にすぎないので紹介は省略します。
 その勝手な憶測を元に「党執行部に悪口する松竹」ですが、むしろそうした行為は「松竹の焦り」を示していないか。
 松竹に精神的余裕があれば、こんなことは「何故まだ提出がないのか分からない。早く提出された方が私にとって都合がいいと思うが、とにかく提出された答弁書を元に淡々と、粛々と裁判を進めていきます」程度で済ませていい話です。
 それができないのは「今やマスコミがまるで松竹を報じないこと」が理由なのか「党執行部に悪口せずにはいられないすさんだ精神状況」に松竹があり、それを松竹が隠す気も無いということでしょう。
 まあ、「アンチ党執行部のマツシン(松竹シンパ、松竹信者)」はこうした党への悪口を喜ぶのかもしれませんが、「党支持者」でなくても「中立的立場」や「反共右翼」ですら松竹の言動には「何でこんなに精神的余裕が無いのか?」「何で政治資金規正法改正など現在進行形の政治問題に関心が無いのか、何故、共産党への悪口ばかりにハッスルするのか?」と呆れてるのでは無いか。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「マツシン(松竹シンパ)の賛同コメントしか掲載しない松竹」には心底呆れます。

*1:法律上は「当日までに出せば良い」のであり、別に「遅れてはいない」のではないか?

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2024年6/10日分:島田洋一の巻)

◆島田*1ツイート

島田洋一
 慰安婦虚偽で(ボーガス注:河野官房長官談話等で)韓国に卑屈に謝罪*2するなど全く骨の無かった宮澤喜一*3が、(ボーガス注:森内閣財務相時代に宣伝文句として用いた「骨太の方針」。
 「骨太の方針」という政府の宣伝文句をそのまま使って恥じないマスコミの感覚は理解できない。
経済成長と財政健全化の道筋はあいまい 政府「骨太の方針」原案公表:朝日新聞デジタル2024.6.11
政府、骨太の方針原案を公表 「デフレ完全脱却、歴史的チャンス」 | 毎日新聞2024.6.11
PB黒字化目標「25年度」の堅持明記へ 骨太の方針原案 - 日本経済新聞2024.6.11
「骨太の方針」原案まとまる 賃上げ定着など経済財政基本方針 | NHK | 医療・健康2024.6.11
「骨太の方針」原案とりまとめ 賃上げ・半導体支援・25年度PB黒字化など盛り込む | TBS NEWS DIG2024.6.11

◆『「骨太の方針」第一弾が決まったのが二〇〇一年六月末』(赤旗小泉内閣「骨太の方針」2年/経済「再生」どころか破壊/福祉・教育切り捨て、消費税率2ケタも狙う(2003.6.27))ということで「骨太」の最初は「道路公団郵政民営化」を「骨太」で重要施策としてぶち上げた小泉内閣。当然、「小泉内閣より前の森内閣」の宮沢財務相は全く関係ない(なお、小泉内閣の初代財務相塩川正十郎*4
◆『骨太』名称は、島田が大好きな安倍も首相(第一次~第四次)時代に使ってた(しかし島田は勿論安倍批判せず)

を除けば、今回は珍しく島田が正しい。「何が骨太なの?」であり、あの方針に否定的な人間にとっては「骨太でも何でも無い*5」わけです。正式名称は「経済財政運営と改革の基本方針」ですし「骨太」と言われても説明が無ければ「何の方針か意味不明」です。
 なお、この「骨太」表現、皮肉なことに今や

【女性版「骨太の方針」:正式名称は「女性活躍・男女共同参画の重点方針」、過去の重点方針 | 内閣府男女共同参画局によれば2015年(当時は第三次安倍内閣)から作成】
働く女性の健康への配慮を企業側に促す「女性版骨太の方針」を決定 | TBS NEWS DIG2024.6.11
男女の賃金格差の公表義務 対象企業を拡大 「女性版骨太の方針」 | TBS NEWS DIG2024.6.12

等「ホニャララ版骨太」といった形で「本家骨太」「元祖骨太」以外にも拡大しています。
 「話は脱線しますが」、この「女性版骨太」発表と同時期に

【ジェンダーギャップ指数】日本、2024年は世界118位で低迷続く 政治・経済に課題:朝日新聞SDGs ACTION!2024.6.12
 日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中118位で、過去最低の順位だった前年(146カ国中125位)から小幅に持ち直した。しかし政治・経済分野は低迷が続き、男女格差が埋まっていない現状が改めて示されている。

【コメント】 ジェンダー・ギャップ指数2024発表にあたって - 立憲民主党
ジェンダー平等推進本部長・西村智奈美*6
 世界経済フォーラム(WEF)が、ジェンダー平等の度合いを示す「ジェンダー・ギャップ指数2024」を公表しました。日本の順位は146カ国中118位で、昨年の125位から7ランク順位を上げました。しかし、引き続きG7(主要7カ国)では最下位となっています。

というのも「単なる偶然」とはいえ皮肉な話です。

島田洋一
 この醜悪なクズども*7は永遠にシャバに出さなくていい。
 安倍元首相暗殺事件の裁判をいつまでも始めず、マスコミも問題にしない*8国だから、法執行機関がその気になればできる

 主張が無茶苦茶ですね。
 第一に「死刑*9」「無期懲役」ならともかくそれ以外で「シャバに出さない」なんて無法が許されるわけがないでしょう。
 そして選挙妨害は「死刑」「無期懲役」に該当するほどの犯罪ではない。
 第二に「安倍元首相暗殺事件の裁判」が「安倍暗殺(2022年7月)」から「2024年6月で2年近く経つ」のに、未だ始まらないのは少なくとも建前は「争点整理等に時間がかかってる」のであって、政治的意図から「意図的に遅らせてる」わけではない(例えば山上被告「事件考えない日はない」 初公判は来年の可能性も [奈良県]:朝日新聞デジタル(2024.3.4)、安倍元首相銃撃事件 3回目の公判前整理手続き 山上徹也被告も出席 | NHK | 安倍晋三元首相 銃撃(2024.4.26)参照)。
 第三に「安倍信者」島田の立場なら「早く裁判を始めて、安倍氏を暗殺した山上被告に厳罰を科せ!」ではないのか。
 何故そう言わないのか。
 裁判の中で「山上が安倍への恨み辛みを激白し、安倍と統一協会の癒着関係に注目が集まること」を嫌ってるのかと疑います。

*1:福井県立大名誉教授。救う会副会長。国家基本問題研究所評議員兼企画委員。著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)、『3年後に世界が中国を破滅させる』(2020年、ビジネス社)、『アメリカ解体』(2021年、ビジネス社)、『腹黒い世界の常識』(2023年、飛鳥新社)等

*2:安倍ですら河野談話を撤回できなかったのに島田も良くも言ったもんです。

*3:池田内閣経企庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経企庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相等を経て首相。首相退任後も小渕内閣蔵相、森内閣財務相。なお、島田は「鈴木内閣官房長官時代の宮沢談話近隣諸国条項:但し昨今は隣国(ロシア、中国、韓国)と紛争がある北方領土尖閣竹島について「日本の領土」記述を教科書に書かせることによって談話は骨抜きになった、形骸化したと評価される)]」、「首相時代の天皇訪中と河野官房長官談話」によって宮沢氏を酷く嫌っています。

*4:鈴木内閣運輸相、中曽根内閣文相、宇野内閣官房長官、宮沢内閣自治相・国家公安委員長自民党総務会長(橋本総裁時代)、小泉内閣財務相等を歴任

*5:とはいえ、「骨太」があまりにも定着したため、政府批判派も赤旗軍事費倍増へ「5年」明記/岸田政権が「骨太」方針(2022.6.8)、主張/骨太の方針2023/軍拡・大企業優先の行き詰まり(2023.6.18)のように「骨太」表現を使っていますが。またマスコミの多くが「骨太の道路公団郵政民営化方針」を美化していた小泉時代と違い、もはや「骨太」表記は「ただの前例踏襲、慣行(政府美化の意味合いは乏しい)」と化し、マスコミも必ずしも「骨太」に好意的ではない。

*6:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣、立民党幹事長等を経て立民党代表代行(ジェンダー平等推進本部長兼務)

*7:選挙妨害で逮捕された「つばさの党」のこと

*8:裁判が未だ開始されないことについては山上容疑者の鑑定留置5ヵ月超に…記憶薄れて裁判に影響ない? 安倍元首相銃撃事件:東京新聞 TOKYO Web(2022.11.19)という批判記事は一応あります。

*9:死刑の是非はひとまず置きます。

「戦前最後の沖縄県知事」島田叡「美化」の批判記事を紹介(2024年6月9日記載)(追記あり)

【追記】 
 沖縄県最後の官選知事である島田叡は、第32軍司令官牛島満らの推薦で知事になった? - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの記事を紹介頂きました。いつもありがとうございます。
【追記終わり】
「牛島司令官の辞世の句」問題を契機にググって、偶然見つけたのですが「島田、荒井美化の批判記事」として早速紹介しておきます。

島田叡元知事の美化を疑問視 「建国記念の日」反対集会 沖縄 - 琉球新報デジタル(安里周悟)2023.2.12
 「建国記念の日」の11日、沖縄県憲法普及協議会などが主催する反対集会が那覇市古島の教育福祉会館で開かれ、オンラインを含めて約90人が参加した。「歴史の真実を次代へ」と題した報告では、研究者らが沖縄戦時の官選知事・島田叡(あきら)氏*1をたたえる近年の動きに対して疑問を呈した。
 元琉球新報社論説委員長の野里洋さん*2は、日本軍の要求に沿って、島田氏が住民の北部疎開、戦闘動員などを進めたと解説。「人格的に優れた人だったと思うが、実績と別に考えるべきだ」とし、映画「島守の塔」をはじめとした人格を強調して島田氏をたたえる動きに疑問を投げ掛けた。
 沖縄国際大非常勤講師の川満彰さん*3は、住民の北部疎開に対する島田氏と前任の泉守紀氏*4の姿勢を比較。泉氏が想定していた住民の移動、食糧を巡る混乱が島田氏の下で現実となったことを指摘し「失敗だった*5」とした。

「白人救世主」の構図 島田叡氏の美化を問う <乗松聡子の眼> - 琉球新報デジタル
 2月11日に那覇市内で開催された「2023『建国記念の日』に反対する2・11沖縄県集会:歴史の真実を次代へ」にオンライン参加した。「島田叡(あきら)や荒井退造*6・『沖縄の島守』像を検証する―何が問われるべきなのか」というテーマで、「汚名:第二十六代沖縄縣知事・泉守紀」(1993年、講談社)の著者の野里洋氏らが登壇した。
 野里氏は沖縄戦時の島田知事について、1945年1月の任命時、戦場になると分かっていた沖縄に自分が行くしかないとの使命感を持っていたことと、野球の名選手であったという要素が重なり「立派な人」とのイメージができたのではないかとの見方を示した。
 「偉人」像を補強したのが、前任者の泉守紀氏につけられた「逃げた知事」との汚名だろう。野里氏が泉氏や妻を直接取材し、託された日記を基に書いた「汚名」本からは、泉氏は軍に容易に同調しない知事であったことや、東京出張中に香川県知事への転任を命じられたのであって「逃げた」という理解自体が正確でないことが分かる。
 2000年代から、田村洋三*7著「沖縄の島守:内務官僚かく戦えり」(2003年、中央公論新社→2006年、中公文庫)が出て、TBS番組「生きろ~戦場に残した伝言~」(2013年)、同取材班の本「10万人を超す命を救った沖縄県知事・島田叡」(2014年、ポプラ新書)と、救世主的演出が強まる。そして奥武山公園の顕彰碑建立(2015年)、佐古忠彦*8監督の映画「生きろ」(2021年)、五十嵐匠監督の「島守の塔」(2022年)と、英雄化傾向はここ数年で加速した。
 島田氏の偉人的描写の中には資料的根拠がないものや誇張もあることを、11日の集会で登壇した川満彰氏ら研究者が新聞などで指摘している。もちろん、島田氏と側近との信頼関係があったことは証言からも分かるし、沖縄に島田氏を評価する声があることは尊重したい。ただ、私が問題視するのは日本人がこれに乗っかることだ。
 米国では近年、抑圧された集団を白人ヒーローが救ってあげるという映画には「白人救世主」的だとの批判が集まる。先住民族の味方として共に戦う白人男性を描く「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990年)、クリント・イーストウッドがマイノリティーを守る「グラン・トリノ」(2008年)、黒人音楽家への差別と闘う白人運転手を描く「グリーンブック」(2018年)などだ。これらの映画は、マイノリティーを弱い存在として描き、結局マジョリティーの優越性を強化し加害構造がぼかされる。一見感動的でありながら、根底にレイシズムがある。
 私は一連の、日本人による島田叡美化作品はまさしくこの「白人救世主」の構図と見ている。沖縄戦における「立派な」日本人知事に焦点を当て、見る日本人を気持ちよくするナラティブは、日本が「捨て石」として何十万もの沖縄人の命を奪い傷つけたという沖縄戦の本質の理解を妨げかねない。そしてそれは、現在進行する、日本が琉球列島を再び戦場化する動きと無縁ではないと思っている。

嶋田叡知事は沖縄戦での「恩人」か?(上) | OKIRON(伊佐真一*9
 嶋田叡が、「恩人」「島守」といわれる理由は、大きく3つあると思います。
 1つは「沖縄の住民を安全な場所に疎開させた」ということ。人数は10万人と言うのもおれば、20万人と言う人もいますが、まちまちで大雑把です。疎開先は九州の熊本や宮崎、大分などで、そして台湾。沖縄島の中では中南部からヤンバルへの疎開がありました。この疎開で多くの人を助けたというので、任務の第一線に立った警察部長の荒井は「沖縄疎開の恩人」とも呼ばれています。
 しかし疎開については、すでに沖縄戦が始まる前年の1944年7月に、日本政府が閣議疎開をさせるということを決めて沖縄県に通知しています。疎開をさせることを発案したのは日本の戦争を指揮していた大本営陸軍部でした。このことをまず頭に入れておいてほしいと思います。つまり、沖縄県知事や警察部長が独自に計画し決定し、そして実施したのではなく、戦争指導部の指令を忠実に実行したのです。
 2つ目が食糧についてです。沖縄戦が目前に迫る中で、台湾から米を持ってきて沖縄住民を飢えから救ったというわけです。「結局米は届かなかった」ともいわれてきましたが、積み下ろしの作業に当たった人たちの証言によると、1945年3月の慶良間諸島への米軍上陸の約1か月前に那覇港に、そして3月下旬には名護に届いていたようです。
 嶋田知事は同年1月下旬に沖縄に赴任し、2月下旬に蓬莱米をぜひ沖縄に譲ってほしいと台湾へ交渉に行きました。それは第32軍の軍用機で行ったのでした。往復の行き来などを世話したのは軍です。現在のJALANAのように民間機で行ったわけではありません。こうした渡航が可能になった事情を知らないと大変です。
 制空権がありますから軍が十分配慮した便宜供与なしに台湾へ行ったりはできません。沖縄で持久戦を準備する軍にとっても一番欲しかったのが食糧だったからこそ、軍用機に乗っていくことを許可したんですね。米が那覇港に着いたとき、牛島満*10第32軍司令官と海軍の大田実*11司令官がわざわざ巡視に来たのがいい証拠です。
 この米によって沖縄の住民を飢えから救ったといわれますが、では、この米が住民の餓えをしのぐのに大きな役割をもって配給されたという証拠があるんでしょうか。オリオンビールの創業者として知られる具志堅宗精さん*12は、その当時、那覇警察署長でしたが、艦砲下の3月下旬、台湾米が山積みになった武徳殿から繁多川の県庁・警察部壕に米を運ばせています。副署長だった山川泰邦さんが著書の『秘録沖縄戦記』にポロっと書いているのがヒントになる。ですから、この台湾米のほとんどは配給には至らず、その大方は軍と県が使ったと私は推測しています。
 3つ目は、前任の泉守紀(いずみ・しゅき)知事との比較ということがあると思います。泉知事は「仕事ができなかった」「十・十空襲のときには中部に逃げた」「沖縄戦で死ぬのがこわいと東京出張に行って、そのままほかの県に異動になった」ということで、「逃げた知事」といわれてきました。嶋田さんはこの泉知事とは対照的に、毅然と死を覚悟して沖縄に乗り込んできて、粉骨砕身、沖縄のために一身を捧げた立派な知事というわけです。
 泉さんは「逃げた」と一部では言われているけれども、ここでよく考えてほしい点は、日本の統治機構のなかで、官庁の中の官庁と言われていた内務省のことです。これは明治の初期、大久保利通(ボーガス注:内務卿)の頃からですが、内務省の官僚は自分たちが日本をリードしているというエリート意識が非常に強かった。
 ですから、まがりなりにも噂や風説ならともかく、実際に逃げたような行動があったと認められる者を他県の知事に、勅任官として転任させることは決してありません。泉さんは1944年12月、東京に正規の出張をして予算折衝等の仕事をしており、かりにその機会を利用して他県への転任活動をしたとしても、それが「職務放棄」とか「敵前逃亡」でないかぎり問題はなかったでしょう。
 「意気地がなかった」とかの風評はあったにしても、特別問題にもならなかったので、翌年1月に香川県知事に転任となったのです。逃げたという「事実」がはっきりすれば、文官懲戒令の対象になります。内務省が転任を発令したということはそういうことです。この点をきちんと押さえておいてほしいと思います。
 なお、泉知事は、沖縄県の意見や要望が第32軍によって軽視されているということで、沖縄の政治大権をもつ知事として大いに不満をもち、ときには抵抗もしていたようで、軍にとっては思うようにならない非常に厄介な知事であったことは確かです。泉さん個人にも多少は問題があったでしょうが、私にいわせれば、それは好悪の範疇に入るものが多かったという気がしますね。

嶋田叡知事は沖縄戦での「恩人」か?(下) | OKIRON(伊佐真一)
 沖縄戦の最末期、県庁の命令系統などすべてが崩壊したあと、嶋田さんは自分の身の回りを世話してくれた人や少年警察官に、「体に気をつけて頑張りなさいよ。命を粗末にしないで」などと言ったとかの証言があります。
 それは事実でしょう。しかし、それは何の行政権力も有しない状況で発した、彼個人のたんなる温情的な言葉にすぎません。どこにでもいるフツーの男性の私情にすぎません。家族や隣近所の人同士の会話と同じです。「官選」知事たる職務としての公的発言じゃないんです。「命を粗末にしてはならない」と市町村長たちに周知徹底させる県の方針が通知されたのではありません。そんなことは一度もないし、そんな公文書はどこにもないのです。
 つまり、このときの嶋田さんの言葉は公権力を失った一個人、「ただのおじさん」としての思いだったのです。その公私の違いをはっきりと区別しないと、人情話のヒューマンな県知事になってしまう。

対馬丸撃沈と島田叡・荒井退造 - アリの一言
 対馬丸撃沈を今日そして今後の平和に生かすためには、けっして欠かせない視点・教訓があります。
<1944年夏、日本は沖縄の地上戦は免れないと判断した。沖縄近海はすでに海の戦場となっていたにもかかわらず、軍が徴用した船舶に多くの県民を乗せて疎開させた。対馬丸が撃沈される前にも、17隻が沈められていたが、日本軍の軍事機密として箝口令が敷かれていた。撃沈を知らずに乗船した県民が多かった。>(5月28日付沖縄タイムス
 沖縄県知事は日本政府の指示に忠実に従い、箝口令で戦況を知らせないまま、警察の力で、戸惑う学童・市民を強制的に疎開船に乗せたのです。
 重要なのは、その張本人である県知事が島田叡で、疎開を強行する先頭に立ったのが、島田とともに映画「島守の塔」などで美化されている荒井退造警察部長だったことです。
 ところが、その島田や荒井が美化されています。「本土」の人間が美化する映画をつくり本を出版し、沖縄のメディアがそれを後援し、「平和・民主勢力」内でも両者への誤った評価がいまもまん延しています。島田・荒井の誤った美化を払拭し、天皇制内務官僚として果たした役割を正確にとらえ、今日の教訓にすることは、沖縄にとっても、「本土」の日本人にとってもきわめて重要な課題です。

『沖縄県知事 島田叡と沖縄戦』が射貫くメディアの責任 - アリの一言
 素晴らしい本が出版されました。『沖縄県知事・島田叡と沖縄戦』(沖縄タイムス社、4月28日発行)。川満彰氏(沖縄国際大・沖縄大大学院非常勤講師)と林博史氏(関東学院大教授)の共著です。
 沖縄戦時の県知事・島田叡と県警察部長・荒井退造が、映画「生きろ」(2021年、佐古忠彦監督=TBS)や映画「島守の塔」(2022年、五十嵐匠監督)などで美化されていることの誤りと危険性については当ブログでも再三取り上げてきましたが、この本はその決定版といえます。
 この問題を早くから指摘してきた川満氏と、沖縄戦研究第一人者*13の林氏の徹底論及と豊富な資料は圧巻です。ここでは特に同書(担当林氏)が痛烈に批判しているメディアの責任に注目します。
 「島守の塔」の製作委員会には沖縄タイムス琉球新報はじめ沖縄のメディアが軒並み名を連ねています。林氏は「沖縄のメディアの責任」の項目でこう指摘しています。
沖縄の県民、住民の立場にたって沖縄戦を調べ、聞き取り、報道してきたのがこうした沖縄のテレビ、ラジオではなかったのか。なぜ沖縄戦について何十年にもわたって積み上げてきた住民の視点からの報道をかなぐり捨て、侵略戦争を推進した内務官僚たち(島田、荒井)を賛美する映画を後押しするようになったのか。
 沖縄のメディアが住民の立場に立とうとする意思がまだ少しでも残っているのであれば、自分たち自身で映画の内容を一つ一つ事実に照らして点検し、この映画の何が間違っているのか、事実でない捏造がなされているのはどこか、何を隠しているのか、何を見えなくしているのか、新聞であれば記者たち自身の責任で総点検した総括記事を出すべきだろう

 この本の出版が沖縄タイムスであることは意外でした。それについても林氏はこう指摘します。
沖縄タイムス社を批判する本書の出版を沖縄タイムス社が引き受けていただいたことには敬意を表しているが、外部者に書かせるだけでなく、社として責任を持って、いま述べたような総括記事を出すべきだろう。それが最低限のジャーナリズムとしての責任であろう。このことは映画を支援したすべての沖縄のメディアに言えることである
 もちろん、問われているのは沖縄のメディアだけではありません。
 島田の出身地「神戸」の神戸新聞や、荒井の出身地「栃木」の下野新聞も「島守の塔」の製作委員会に加わり、賛美する記事を書いてきています。林氏はこう指摘します。
 「神戸新聞下野新聞など島田と荒井の出身県の新聞が、沖縄戦を含めて戦争の問題を真摯に考えることを放棄し、ただただ「郷土の誉れ」として持ち上げ、虚像の「郷土愛」を「創作」している。ジャーナリズムの良心はどこに行ってしまったのだろうか
 TBSの「生きろ」取材班は、『10万人を超す命を救った沖縄県知事・島田叡』(ポプラ新書、2014年)で、内務大臣・安倍源基が島田に送った称賛の言葉「官吏の亀鑑」(亀鑑=模範)を使って島田を賛美しています。林氏はこう指摘します。
「島田や荒井のような「天皇の官吏」にとっては天皇のために殉じること、県民すべてを天皇のために殉じるように指導することこそが内務官僚として立派な人物であった。「官吏の亀鑑」という言葉を島田賛美に使うTBS報道局のスタッフたちは戦中のウソで塗り固めたマスコミとどこが違うのだろうか
 同書はもちろんメディア批判だけではありません。島田・荒井(内務・警察官僚)美化の危険性、とりわけ今日の戦争国家化との関係、さらに、そもそも「本土」の日本人が沖縄戦・沖縄にどう向き合うべきかという根源的問題に多くの示唆を与えてくれます。
 「島田・荒井賛美」はきわめて今日的な重要問題です。ぜひ、一読をお薦めします。

Welcome to Hayashi Hirofumi'
2024.4.26
 2024年4月、新しい本を出しました。川満彰さんと共著『沖縄県知事 島田叡と沖縄戦』(沖縄タイムス社、1500円+税)です。
 ご存知のように、沖縄戦のときの県知事・島田叡が、「命どぅ宝」と訴え続けたという根拠のない話が、2本の映画となっています。すでに歴史の歪曲を行ってきた育鵬社が中学校歴史教科書にその話を載せていましたが、この4月からは小学校社会の教科書にも載せられるようになりました。
 こうした歴史の歪曲が、右翼/極右によってなされているのではなく、沖縄の琉球新報沖縄タイムス、沖縄の3つのテレビ局・2つのラジオ局というように沖縄のほぼすべての主要メディアが加担しているだけでなく、毎日新聞中日新聞東京新聞も含む)、神奈川新聞、北海道新聞中国新聞神戸新聞下野新聞など多くのマスコミがこの企てに加担していることにこの問題の特徴があります(これらのメディアの名前は、映画『島守の塔』公式ウェブサイトより抜粋。なお仕掛けたのはTBSです)。これによって沖縄戦平和教育の変質も始まっています。
 沖縄のなかではこうした歪曲した映画に対する批判・違和感は強いのですが、主要メディアがすべて加担している翼賛体制の状況にあり、きちんとした批判がなされないままに来ています。この点は本土でも同じで、こうした歪曲を批判すべきメディアが共犯者になってしまっています。
 そこで沖縄戦研究の第1線で論陣を張っている川満彰さんと二人で、沖縄戦(その準備過程も含めて)のときに島田知事や荒井警察部長が何を語り、何を行ったのか、歴史の事実に基づいて検証する本を出すことにしました。これまで美化されてきた彼らの実像がよくわかるように、くわしい資料編も付けており、事実に基づいて議論できる材料を揃えた本にしています(ほとんど知られていないような資料もいろいろ収録しています)。
 なお私はこの3月で関東学院大学を退職しました。在職中は長年にわたってお世話になりありがとうございました。今後は書きたい本がいろいろありますので、順次、発表していきたいと考えています。引き続きよろしくお願いします。

育鵬社教科書の「島田叡沖縄県知事」美化が示すもの - アリの一言
 育鵬社の社会科教科書が沖縄戦時の島田叡県知事を美化していることが分かりました。
育鵬社の歴史分野は「沖縄戦直前に赴任した沖縄県知事・島田叡」と題した記述で、島田氏が県民疎開などを速やかに進め、出会う人に「生きろ」と励まして県民から深い信頼を得たなどと記載した」(2024年3月23日付沖縄タイムス
 これに対し沖縄戦研究者の川満彰氏(沖縄国際大非常勤講師)は、「史実とも異なる一面的な評価だけが独り歩きし、戦争責任をうやむやにしている」(沖縄タイムス)と批判しています。
「出会う人々に『何があっても生きろ』と励ましたという史実はない」
「(北部疎開をはじめとする食料問題は)政策的に失敗で、棄民政策とも言える」
「(島田氏を)武勇伝化し、英雄的に記述することは、沖縄戦の実相をゆがめ、戦争責任をうやむやにするよう仕向けている記述だ」(沖縄タイムス
 島田叡美化の誤りと危険性については、当ブログでも再三書いてきました。それがついに教科書にまで拡散したことは軽視できません。改めて2点強調したいと思います。
 第1に、メディアの責任です。
 島田美化において、ドキュメント映画「生きろ」(佐古忠彦監督=TBS社員、2021年)、劇映画「島守の塔」(五十嵐匠監督、2022年)が果たした役割はきわめて重大です。いずれも監督が日本人(ヤマトンチュ)であることも見過ごせません。
 さらに問題なのは、琉球新報沖縄タイムスを含む多くのメディアが「島守の塔」を「後援」したことです。これについては新報、タイムスの編集幹部が個人的見解として誤りを認めていますが、社としてはいずれも、どのメディアも、いまだに公式に誤りを認めていません。
 第2に、今日の日本と沖縄をめぐる情勢との関係です。
 「戦争法(安保法制)」「軍拡(安保)3文書」によって戦争国家化が急速に進み、沖縄がその最前線とされようとしていることは周知の事実です。いわば“第2の沖縄戦前夜”と言って過言ではありません。
 その沖縄では、辺野古新基地はじめ、石垣、宮古、与那国などの離島のみならず本島のミサイル基地化、米軍・自衛隊の基地拡大が強行されています。それを阻止する上で沖縄県知事の役割はきわめて重要です。
 育鵬社の源流は「新しい教科書をつくる会」で、フジ・サンケイグループの扶桑社の100%子会社です。安倍晋三元首相らの歴史修正主義に手を貸し、「さながら“安倍晋三ファンブック”」(山口智*14米国モンタナ州立大教員、週刊金曜日2015年8月9日号)と言われたほどです。
 その育鵬社の教科書がこの情勢下で、日本軍に協力して多くの住民を死に追いやった島田を美化する意図は明らかでしょう。
 現在の玉城デニー知事(「オール沖縄」)は、もともと日米安保条約自衛隊の支持者です。21日の在沖米軍トップの四軍調整官ロジャー・ターナー中将との会談でも、「日米安保体制や在日米軍の必要性には理解を示した」(22日付沖縄タイムス)ばかりです。
 現情勢の下で、玉城知事は揺れています。いま大きな問題になっているうるま市陸上自衛隊訓練場でも、玉城氏は当初態度を明確にしていませんでしたが、県内で反対運動が広まる中で、ようやく「白紙撤回」を求めるに至りました。
 育鵬社教科書の島田美化を反面教師に、沖縄の地方自治を守り、米軍・自衛隊の基地強化、ミサイル基地化を阻止する声をさらに大きくする必要があります。それは言うまでもなく「本土」の日本人の責任です。

「島田叡知事美化映画」はなぜ問題なのか - アリの一言
 沖縄戦当時の県知事だった島田叡(あきら)を描いた映画「島守の塔」(五十嵐匠監督)がきょう22日東京で先行公開されます。
 広告文には、「県民の命を守り抜こうとした」「2人(島田と荒井退造警察部長)から命の重みを受け継いだ沖縄県民」などという記述があります。これは史実に反し、島田を不当に美化するものです。
 島田を描いた映画としては「生きろ」(ドキュメンタリー、佐古忠彦監督、2021年)が発表されたばかりです。2年続けて島田美化映画が制作・公開されるのは異常であり、その弊害はきわめて大きいと言わねばなりません。
 島田美化の誤りについては以前書きましたが、最近の論稿をもとに「島田知事」の本質を改めて確認しましょう。
◆牛島司令官・長参謀長が推薦
 「島田は上海時代(上海領事館の警察部長)に(のちに沖縄第32軍司令官の)牛島満中将、長勇*15参謀長と知り合っており、島田の知事任命には彼らの推薦もあったという」(川満彰・沖縄近現代史研究者、2022年6月28日付沖縄タイムス
◆「鉄血勤皇隊」覚書を交わし青少年を戦場へ
 第32軍は沖縄戦遂行のため県に「5項目」の要請を提示(1945年2月7日)。島田はそれを忠実に実行に移しました。その1つが、旧制中等学校や師範学校生を戦場へ動員することでした。そのため島田は軍と「鉄血勤皇隊の編成ならびに活用に関する覚書」(45年3月)を交わしました。
◆犠牲拡大した「北部疎開
 「5項目」のもう1つの柱は県民の「北部疎開」でした。前任の泉守紀知事は「食糧確保が困難」と反対*16していましたが、島田は軍の要請通り実行しました。「住民を救った」と美化されることが多い「北部疎開」ですが、その実態は「北部疎開10万人計画は、人口移動、食糧確保を含めいずれも失敗だったと言わざるを得ない。特に中南部の避難民が山中をさまよい飢餓状態に陥ったという証言は枚挙にいとまがない」(川満彰氏、2022年6月28日付沖縄タイムス
 島田は、「牛島満司令官とともに、沖縄戦を指揮した沖縄県政の最高責任者である。沖縄を「捨て石」にした国家の意思を、内務官僚として忠実に遂行した公人」(伊佐真一氏・沖縄近現代史家、2022年6月15日付琉球新報)なのです。
 見過ごせないのは、こうした問題をもつ映画「島守の塔」を、沖縄タイムス琉球新報琉球放送沖縄テレビ琉球朝日放送という沖縄のメディアがこぞって「映画『島守の塔』製作を応援する会沖縄」の「呼びかけ人」となって「後援」していることです。メディアとしての見識・責任が厳しく問われます。

*1:佐賀県警察部長、千葉県内政部長、愛知県警察部長等を経て沖縄県知事

*2:琉球新報社会部長、文化部長、論説委員長、専務を歴任。著書『癒しの島、沖縄の真実』(2007年、ソフトバンク新書)、『沖縄力の時代』(2009年、ソフトバンク新書)、『沖縄の乱:燃える癒しの島』(2016年、河出書房新社

*3:著書『陸軍中野学校沖縄戦:知られざる少年兵「護郷隊」』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦の子どもたち』(2021年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)

*4:北海道内政部長、沖縄県知事香川県知事等を歴任

*5:一般には「島田」に比べ「評判の悪い泉」ですが、少なくとも「北部疎開」については「反対した泉の方が正しかった(軍の要請に従った島田は間違っていた)」というのが川満氏の理解のようです。

*6:福井県官房長等を経て沖縄県警察部長

*7:著書『沖縄県民斯ク戦ヘリ:大田實海軍中将一家の昭和史』(1994年、講談社→2023年、光人社NF文庫)、『玉砕ビアク島:学ばざる軍隊帝国陸軍の戦争』(2000年、潮書房光人新社)、『ざわわざわわの沖縄戦』(2006年、潮書房光人新社)、『特攻に殉ず:地方気象台の沖縄戦』(2016年、中公文庫)、『沖縄一中鉄血勤皇隊:学徒の盾となった隊長・篠原保司』(2015年、光人社ノンフィクション文庫)、『彷徨える英霊たち:戦争の怪異譚』(2015年、中公文庫)

*8:著書『「米軍が恐れた不屈の男」瀬長亀次郎の生涯』(2018年、講談社

*9:著書『伊波普猷批判序説』(2007年、影書房

*10:歩兵第1連隊長、歩兵第36旅団長、陸軍予科士官学校校長、陸軍士官学校校長等を経て第32軍司令官

*11:佐世保警備隊司令官兼佐世保海兵団長、第4海上護衛隊司令官等を経て沖縄方面根拠地司令官

*12:1896~1979年。1950年に具志堅醤油合名会社(現:株式会社赤マルソウ)を、1957年に沖縄ビール株式会社(現:オリオンビール株式会社)を創業

*13:沖縄戦関係の林氏の著書として『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『沖縄戦・強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)等

*14:著書『社会運動の戸惑い:フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(共著、2012年、勁草書房)、『海を渡る「慰安婦」問題:右派の「歴史戦」を問う』(共著、2016年、岩波書店)、『ネット右翼とは何か』(共著、2019年、青弓社)、 『宗教右派フェミニズム』(共著、2023年、青弓社

*15:歩兵第48連隊中隊長、台湾歩兵第1連隊大隊長上海派遣軍参謀、中支那方面軍参謀、歩兵第74連隊長、第26師団参謀長、印度支那派遣軍参謀長、第25軍参謀副長、機動第1旅団長等を経て第32軍参謀長

*16:一般には「島田」に比べ「評判の悪い泉」ですが、少なくとも「北部疎開」については「反対した泉の方が正しかった(軍の要請に従った島田は間違っていた)」というのが川満氏の理解のようです。

今日の産経ニュース(2024年6/9~12日分)(追記あり)

連敗の自民、反転攻勢へ現地入り控える「ステルス戦」展開 沖縄県議選 - 産経ニュース
 「首相が島根で応援演説したからかえって補選で負けた(首相に対する世間の反感は強い)」と言う声があるからとはいえ、「今回は沖縄入りしない」とは何とも情けない岸田です。
 そんなことならいい加減退陣したらどうなのか。そして「岸田退任」の声を高めるためにも県議選で勝利したいところです。


大津・保護司殺害、制度改革への影響必至 なり手不足に拍車も - 産経ニュース
 なり手不足の最大の理由はやはり「報酬が安すぎること」でしょう。これは民生委員*1、児童委員、消防団*2等でも指摘されてることですが。


茂木幹事長の地元、栃木の鹿沼市長選で自公系敗北 元県議の松井氏初当選 - 産経ニュース
 野党共闘では無いようですが「元立民党栃木県連幹事長の勝利」では、「岸田総裁では選挙に勝てない」「このままでは立民が伸びる」と言う自民党内部の不満が高まっていくのでは無いか。


鹿沼市長選で「スラムダンク」原作の映画ポスターと酷似の政策ビラ 著作権法抵触の可能性 - 産経ニュース
 著作権侵害(漫画家に対し無許可*3の上、許可不要事由にも該当しない)かはともかく*4「バスケ姿」「安西先生名言(諦めたらそこで試合終了)」からどう見ても元ネタはスラムダンクですね。

[B! 自民党] 政策ビラ、アニメ映画と特徴酷似 鹿沼市長選の自民系陣営 | 共同通信
◆custardtarte
 普段さんざん「アニメや漫画に政治を持ち込むな!」って言ってる人たちの反応の鈍いことよ。(ボーガス注:野党がやれば批判するが、自分が支持してる)自民党がやる分には「政治的」じゃないってことなんだろうなあ

と言うブクマがありますが、野党’(立民、共産、社民、れいわなど)の行為なら「著作権侵害の場合は勿論、著作権侵害でなくても、漫画の政治利用で、井上先生(スラムダンク作者)、集英社スラムダンクファンに失礼(漫画家が無許可の場合→野党を非難)」「政治に漫画を持ち込むなんて『野党支持者らしい』井上先生に失望した!、スラムダンクファンには自民支持者もいることをどう思ってるのか!(漫画家が許可の場合→漫画家や出版社を非難)」を連呼し、非難するであろう自民支持連中も多分黙り(あるいは逆に『自民は悪くない』『少なくとも違法ではない(自分は著作権侵害などの違法行為とは思わない)』と擁護)でしょう。全く自民支持連中の「同じことをしても野党なら非難、自民なら黙認(あるいは積極的に擁護)」の「ご都合主義(ダブルスタンダード)」にはいつもながら呆れます。
 それにしても安西先生名言「諦めたらそこで試合終了(→選挙終了に修正)」を自民側がネタにしてることに「栃木は自民王国なのに、(裏金問題等での三補選全敗等から)選挙戦中からそんなに敗戦を覚悟していたのか」と思いますね。「深い意味は無く、スラムダンクの名言なので世間受けを狙っただけ(別に敗戦を覚悟していない)」「(面白くないと思うが)自虐ギャグのつもり」の可能性もあるとは思いますが、勝利できず「敗戦したこと」で「選挙戦中からそんなに敗戦を覚悟していたのか」と言うイメージを助長しています。

【追記】
 コメント欄で指摘がありますが、赤松『マンガでたのしく!国会議員という仕事』(2024年、ちくまプリマー新書)と言う本が出るようです。
 国会議員の著書は「赤松と同じ新書限定」でも過去にも

【『国会議員』でググってヒットした物を刊行年順】
江田五月*5『国会議員』(1985年、講談社現代新書)
上田耕一郎*6『国会議員』(1999年、平凡社新書)
川田龍平*7『誰も書けなかった国会議員の話』(2009年、PHP新書)
林芳正*8津村啓介*9 『国会議員の仕事:職業としての政治』(2011年、中公新書)
辻元清美*10国対委員長』(2020年、集英社新書)

等あるところ「何で筑摩なんやろ?」とは思います。

*1:例えばなり手不足の民生委員 東京では?厚生労働省“地域住民に限る要件見直しを検討へ” | NHK民生委員のなり手不足、打開のカギは小学生…体験してみて「子どもだけど頼ってもらえる存在」 : 読売新聞 (いずれも2024.5.13)参照

*2:例えば消防団のなり手がいない 高齢化で地域防災力に黄信号「住民の命や財産守るために」 地域と消防団(中) - 産経ニュース(2024.3.5)参照

*3:漫画家が自民支持者で使用許可してたらそれは「アンチ自民の俺」にとって嫌な話ですが、まあ許可してないんでしょう。許可してたらこういう記事にならないでしょう。

*4:勿論俺は著作権素人なので判断はできません。とはいえ仮に著作権侵害でも、漫画家や集英社がわざわざ自民党を刑事や民事で提訴することもしないでしょうが。それにしてもこうした指摘に「漫画家や出版社に許可を取った→著作権権侵害ではない」「許可は取ってないが、党の法務部局に確認しており許可不要事由に該当し著作権侵害では無いと思う」ならまだしも「著作権侵害の可能性に思い至らなかった(と言うことは当然、許可を取ってないし、許可不要事由に該当するかも検討してない)」と堂々と政権与党が語るのには唖然ですね。参政党のようなミニ政党ならまだしも

*5:1941~2021年。社民連副代表、代表、細川内閣科技庁長官、参院議長、菅内閣法相等を歴任

*6:1927~2008年。日本共産党宣伝局長、政策委員長、副委員長などを歴任。日本共産党元議長の不破哲三(本名・上田建二郎)は実弟。著書「マルクス主義平和運動」(1965年、大月書店)、「先進国革命の理論」(1973年、大月書店) 、「80年代と安保論争」(1980年、大月書店)、「日米核軍事同盟」(1986年、新日本新書)、「現代の資本主義・社会主義」(1988年、大月書店)、「安保・沖縄問題と集団的自衛権」(1997年、新日本出版社)、「新ガイドラインと米世界戦略」(1998年、新日本出版社)、「戦争・憲法常備軍」(2001年、大月書店)、「ブッシュ新帝国主義論」(2002年、新日本出版社)、「憲法改悪反対・九条を守る」(2005年、新日本出版社)等

*7:現在、参院議員(立民党)。著書『医療格差』(2011年、角川SSC新書)、『この国はなぜ被害者を守らないのか:子ども被災と薬害エイズ』(2013年、PHP新書)等

*8:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相等を経て現在、官房長官

*9:衆院議員(立民党)。2021年衆院選挙で落選したが、次の選挙でも出馬予定

*10:社民党政審会長、国対委員長鳩山内閣国交副大臣民主党政調副会長、民進党幹事長代行、立民党政調会長国対委員長等を経て現在、立民党代表代行。著書『いま、「政治の質」を変える』(2012年、岩波書店)、『デマとデモクラシー』(2016年、イースト新書)等