リベラル21と阿部治平のバカさに呆れる(2022年11月21日分)(副題:小池氏パワハラ問題批判&阿部のセカンドレイプ行為を改めて批判&村木厚子氏の夫の存在について今回、偶然知る)(追記あり)

【最初に追記】
 改めてリベラル21 彭帥は性被害者か(阿部治平)に

 いつまでこんな恥ずかしいセカンドレイプ記事を載せてれば気が済むんですか?。
 あなた方「リベラル21」にはこれが「セカンドレイプだ」と分からないバカしかいないんですか?
 あなた方「リベラル21」には若い女性は一人もいないんですか?(いないんでしょうね、いたらこんな記事は載せないでしょう、寄稿者も高齢者男性ばかりですし)
 こんなセカンドレイプ記事のどこが「共生」なんですか?
 そしていつまでこうした批判コメントを掲載拒否して恥をさらしてるんですか?。
 あなた方のどこがリベラルなんですか?

とコメント投稿してみました。どうせ掲載拒否でしょうが。阿部の記事題名リベラル21 これはまずい――小池パワハラ問題をもじればまさに「これはまずい:阿部(あるいはリベラル21)セカンドレイプ問題」でしょう。
 しかし阿部*1はともかくリベラル21の連中(田畑光永など)は面と向かって「あの記事はセカンドレイプではないのか」と問いただされたらどう応答する気なんでしょうか?。
 そして阿部のような「人権意識に欠けるゲス」が元高校教師だったとは本当に「悪い冗談」です。
 「阿部と性格や人間性、価値観があえば」いいですが、あわなければ*2生徒の中には阿部に「激しい反感や憎悪」を感じた人間も結構いたのではないか。そして、「断言していいと思いますが」それに気づくような「繊細な人間」では阿部はないし、気づいても「何だ、あの生徒は」と逆に阿部が反感を覚えるだけで、生徒とわかり合おうなどとは全く思ってなかったでしょう。勿論、そんな生徒の多くは今は阿部とは「没交渉」でしょうし、それを阿部も何とも思ってないのでしょうが。
 阿部の態度によってはそうした「生徒への反感」は「ある種のパワハラ(生徒と教師間には権力関係があるので)」になった*3でしょうが、阿部は「石崎徹*4豊田真由子*5のような物理的暴行や小池のような暴言以外はパワハラじゃない」と思ってそうなところが何ともかんとも。
【追記終わり】

リベラル21 これはまずい――小池パワハラ問題阿部治平
 また「反共分子の阿部」が「日本共産党に悪口かよ」と予想しながら読んでみます。その予想通りで「共産党支持者の一人」としていつもながらうんざりしますが。ということで「小池パワハラ批判」よりも「阿部&リベラル21批判」の方が「内容的に多くなります」がご容赦下さい。
 「ボーガスは小池や共産党に甘い」「阿部やリベラル21に厳しすぎる」等と思う方は「お互いに不愉快になると思う」ので、「精神の健康を考えて」正直、以下の文章は読んで頂かなくて結構です。
 また長い副題で恐縮ですがご容赦下さい。
 「小池氏のパワハラ問題」で悪口する阿部ですが、パワハラ事件発生直後の謝罪、党処分ではなく、党内外の支持者の批判を経て「すぐにはパワハラとの認識ができず申し訳ない」等の小池氏や党の謝罪、釈明ではあった(その点は今後是正すべき問題である)が、とにもかくにも「小池氏が謝罪し、党も厳重注意処分*6にした」以上、

◆猪瀬のセクハラを容認する維新(猪瀬のセクハラについては例えば澤藤統一郎の憲法日記 » 猪瀬直樹の対朝日提訴に勝ち目はない。(2022.9.8)参照)
◆西村経産相パワハラ疑惑を容認する自民(西村の疑惑については例えば経産省が作成した西村康稔大臣“対策マニュアル”を入手! パワハラ気質に戦々恐々か?|日刊ゲンダイDIGITAL(2022.8.31)参照)

等と比べ一定の肯定的評価はしてしかるべきでしょうに「自称・共産党に期待する人間(阿部)」が悪口雑言です。
 何を考えてるのかと阿部には心底呆れます。
 それにしても阿部が「上意下達体質」云々というのには呆れますね。
 党内外からの批判で謝罪した以上、阿部の言う「上意下達体質」が仮に大なり小なり共産党にあるとしてもそれは今回、一定程度是正されたわけです。それについて何故一定の評価ができないのか。
 また、こうした阿部の物言い「上意下達体質」云々は「民主的な組織ならパワハラはない」と甘く考えていそうですが、そんなことはないでしょう。
 そんなに簡単な話ならパワハラが社会的な問題になるわけもない。
 小生も専門家ではないので「一般的な知識」しか述べられません。また「一部誤りもあるかもしれません」が、俺の認識ではパワハラというのは基本的には「上下関係のある場所」ではいつ起こってもおかしくないと考えるべきでしょう。
 そして大抵の組織は日本共産党のような「政党(党首(共産の場合、委員長)、幹事長(共産の場合、書記局長)、政調会長(共産の場合、政策委員長)など)」に限らず、「企業」であれ、阿部が働いていた「学校」であれ何であれ、「組織の長(会社の社長、学校の校長など)」「管理職(会社の部課長、学校の教頭など)」などが存在し「上下関係」が存在するわけです。上下関係が全くない「皆が対等な並び大名の組織」というのはむしろ少ないでしょう(ないとは言いませんが)。
 勿論「パワハラの起きにくい組織作り」は必要ですが、「パワハラが全くない組織」というのは「不祥事(業務上横領など)が全く起きない組織」「犯罪が全くない国」並に非現実的でしょう。特にパワハラというのは「上司の叱責」という形なので「業務上横領」のような完全な犯罪と違い「加害者や被害者、周囲」もパワハラ認識がないことは決して珍しいことではないでしょう(それがいいことだとは言いませんが)。
 また、小池批判をする阿部やリベラル21が立派な人格かと言えば、以前

セカンドレイプ記事を書く「リベラル21&阿部治平」に呆れる(2021年12/10分) - bogus-simotukareのブログ
いつもながら、プレーヤー意識のない「リベラル21」に呆れる(2022年1/4分)(副題:改めて阿部治平のセカンドレイプ行為を批判する)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ

で批判しましたが、リベラル21 彭帥は性被害者か(阿部治平:2021.12.10という今から約11か月前の記事)というセカンドレイプ記事を堂々と未だに載せてるのが阿部とリベラル21です。
 小池氏が「当初、パワハラの認識がなかった」と釈明したことを「人権感覚の欠如」云々と非難する阿部ですが、自分の書いた文章が「セカンドレイプに当たる」と未だに思ってないらしい阿部と、それを容認するリベラル21は「小池氏以上に人権感覚が欠如している」のではないのか。
 というか「セクハラ告発」を「張高麗*7と対立する派閥の政治的陰謀ではないか」「彭帥は性被害者ではない」という阿部の物言いは小池パワハラ批判について「小池氏と対立する派閥の(以下略)」「田村はパワハラ被害者ではない」という物言いと全く変わらないでしょう。そして、そうした物言いについては「その発言動機が何であれ*8」阿部は「パワハラを詭弁で否定するな」と非難するのではないか。その程度のことも分からないのかと阿部には心底呆れます。
 阿部の駄文を読んだ際にあまりにも呆れたので、阿部記事に「これはセカンドレイプであり撤回すべきだ」と言う趣旨のコメントを投稿しましたが予想通り掲載拒否です。
 正直、ここまで悪質なセカンドレイプ記事を掲載しながら

私たちは護憲・軍縮・共生を掲げてネット上に市民メディア、リベラル21を創った。

と標榜できるリベラル21は「常軌を逸してる」と言うべきでしょう。
 「セカンドレイプ(女性の人権侵害)」と「共生」とどう両立するのか。
 正直「小池氏のパワハラを非難するなら、お前らも阿部のセカンドレイプ記事を今すぐ削除して『セカンドレイプをして済みませんでした』と謝罪しろ」と言いたいですね。
 まあ、他にも

【「コロナはただの風邪」主張】
「コロナはただの風邪」論を未だに放言する岡田幹治とリベラル21に呆れる - bogus-simotukareのブログで批判したリベラル21 新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(その1)(岡田幹治)
「コロナはただの風邪」論を未だに放言する岡田幹治とリベラル21に呆れる(パート2) - bogus-simotukareのブログで批判したリベラル21 自粛要請を拒否して外出しよう、大型連休を楽しもう(岡田幹治)
いつもながら、非常識な「リベラル21」に呆れる(2022年1/5分) - bogus-simotukareのブログで批判したリベラル21 おかしくないか、日本のオミクロン対策 ほか(盛田常夫)
【コロナワクチン否定論】
岡田幹治の「ファイザーワクチン無価値」論(追記:2021年7月21日に岡田が死去したらしい) - bogus-simotukareのブログで批判したリベラル21 ワクチンは本当に効いているのか? 感染抑止効果に疑問が高まる新型コロナワクチン(岡田幹治)

など酷い記事に事欠かないのがリベラル21ですが。
 さて、ここまで酷い記事を掲載しながらろくに非難されないリベラル21ですが、それは勿論【1】リベラル21が組織メンバー自体が少ない上に、相互批判がなく馴れ合ってるから、【2】リベラル21の社会的影響力がほとんどないので「あんな連中は批判しなくてもいい、批判しなくても弊害は少ない」と馬鹿にされてるから、【3】(【2】で指摘した社会的影響力と関係しますが)世間にリベラル21が期待されてないので「リベラル21にもっとまともになって欲しい」として批判する人間がいないからでしょう。
 裏返せば「小池パワハラ批判」はリベラル21に比べれば【1】共産党が組織メンバーがそれなりに多いし、一定の相互批判もある、【2】共産党の社会的影響力がそれなりにあるので「黙認したらパワハラの容認というメッセージを社会に送ってしまう」という弊害がある、【3】(【2】で指摘した社会的影響力と関係しますが)世間(共産支持者や野党共闘支持者、自民党批判者など)に共産党がそれなりに期待されているので「共産にもっとまともになって欲しい」として批判する人間がいるからでしょう。
 ある意味「阿部が非難する日本共産党」よりも「酷い惨状、醜態をさらしてる」のがリベラル21です。
 それにしても何でこれらの酷い記事がリベラル21に掲載されるのかと言えばまず
【1】筆者が固定メンバー(阿部、盛田など)で、固定メンバーの記事は恐らくノーチェックで掲載してるからでしょう(岡田は病死したので固定メンバーから外れましたが今も存命なら、今も固定メンバーではないか)。
 リベラル21が事前にチェックして、「これなら自信を持って掲載できる」として掲載とか「これでは掲載できない」として掲載拒否するとか、掲載後に「事前にチェックして問題ないと思っていたが事実に反するデマ記事だと批判が来た。調べた結果、批判は正論だから謝罪した上で記事を削除しよう」とかそういう責任体制に恐らくなってない。
 また寄稿者について固定メンバーを変えよう、新規メンバーを増やそうという気概もない。
 阿部のセカンドレイプ記事について言えば【2】リベラル21の寄稿者に「女性(特に若い女性)」がほとんどいないことの反映もあるでしょう。
 まあ「若くない男性(俺もその一人です)」でも常識があればあんなセカンドレイプ記事は載せないのですが、リベラル21の「寄稿者=高齢者男性ども」にはそんな常識がないわけです。
 それはともかく、リベラル21の寄稿者に「女性(特に若い女性)」がほとんどいないことで、リベラル21にはいわゆる「女性問題(特に若年女性の問題)」に言及した記事は全く載りません。
 この点は
【「赤旗、若年女性」などでググってヒットした記事】

若年女性の支援拡充を/少年法改正 山添議員が要求/参院法務委(2020.11.18)から「若年女性」関係の部分を一部引用
 日本共産党の山添拓議員は17日の参院法務委員会で、コロナ禍での若年女性の困難な実態をとりあげ、支援拡充を求めるとともに、10月29日に法制審議会が答申した少年法改正をめぐる問題についてただしました。
 山添氏は、一般社団法人Colabo(コラボ)が運営する、食事や衣類などを無料で配るバスカフェの活動を紹介。DVや虐待のため安心して過ごせる場所がなく、家出を繰り返す少女たちが、性的搾取を目的としたおとなにつながり、性暴力や薬物依存などの被害に遭うなどの実態を示し、支援の拡充を要求しました。

実効ある女性支援新法に/倉林議員と市民団体懇談(2022.1.19)から「若年女性」関係の部分を一部引用
 日本共産党倉林明子ジェンダー平等委員会責任者(副委員長・参院議員)が18日、国会内で懇談しました。
 生きづらさを抱える若年女性を支援する「若草プロジェクト」の村木太郎理事は、性的搾取の被害を受ける女性について「私も5年前までそうだったが、特に中高年男性は、モラルの低下や自己責任、注意の欠如ではないかと考える人が多い」と指摘。支援に携わるなかで被害女性の背景には虐待や貧困などさまざまな生きづらさがあると分かったと述べ、「特に性被害の影響は深刻だ。ここを正面切って捉える必要がある」と強調しました。

という日本共産党の方がリベラル21よりもずっと若年女性の問題に目配りしています。
 とはいえ、これは日本共産党が立派と言うより、「高齢者男性ばかりがメンバー」「その結果、若年女性問題に無関心」というリベラル21が酷すぎるのですが。
 こうした共産党とリベラル21の違いについて言えばおそらく【3】リアルの活動をきちんとしているかどうかの違いでしょう。
 まあリアルの活動をしていなくても、「口舌の徒にすぎない」としても、「能力と人権感覚」が優れていれば、リアルの活動と大幅にずれることもないでしょうが、俺(口舌の徒)も含めて大抵の人間はそんなに立派ではありません。恐らくリベラル21の連中も「凡人」であってそんなに立派な人間揃いではない。
 一般的に言えばリアルの活動をしている方が、嫌でも「いろいろなことに気づかされる」でしょう。
 日本共産党も「その目配りが十分かどうか」はともかくリアルの活動をする中で「支持者の要望」などから嫌でも「若年女性の問題」にもある程度注目せざるを得ない。
 一方リベラル21は恐らく「リアルの活動は何もしてない」。ただの口舌の徒でしかない。
 しかもメンバーは「高齢者男性ばかり」。これでは「若年女性の問題」に言及しないのもある意味当然です。
 この点は

実効ある女性支援新法に/倉林議員と市民団体懇談2022.1.19
 生きづらさを抱える若年女性を支援する「若草プロジェクト」の村木太郎理事は、性的搾取の被害を受ける女性について「私も5年前までそうだったが、特に中高年男性は、モラルの低下や自己責任、注意の欠如ではないかと考える人が多い」と指摘。支援に携わるなかで被害女性の背景には虐待や貧困などさまざまな生きづらさがあると分かったと述べ、「特に性被害の影響は深刻だ。ここを正面切って捉える必要がある」と強調しました。

という村木氏の指摘が重要かと思います。おそらく、村木氏の発言(赤字部分)のような認識が「高齢者男性ばかりの集団=リベラル21」であり、だからこそ阿部のセカンドレイプ記事も平気で載せるのでしょう。リベラル21のジジイ連中はリアルの活動もしてないし、若年女性や「その支援団体」等とふれあう機会もないので村木氏のように「認識が変化する展望がない」。
 「若年女性」だってリベラル21が標榜する「共生」の対象のはずなのに(呆)。
 ちなみに話が脱線しますが、「村木姓」「福祉問題」と言う点で勘の鋭い方は「もしかしてあの人の縁戚?」と気づいたかもしれませんが村木太郎理事は

村木太郎 - Wikipedia村木 太郎 | 大正大学地域構想研究所参照
 1954年生まれ。妻は元厚生労働事務次官村木厚子
 1978年(昭和53年)、京都大学大学院工学研究科修士課程*9を修了し、同年労働省へ入省。
 東京労働局長、厚生労働省大臣官房総括審議官(国際担当)、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長代理などを歴任。2013年、退職。退職後は大正大学地域構想研究所教授、(一社)若草プロジェクト理事、(社福)南高愛隣会理事NPO法人ストローク会理事長等を歴任

だそうです。
 また、この「若草プロジェクト」ですが若草プロジェクトとは | 若草プロジェクトによれば村木厚子*10が代表呼びかけ人だそうです。ご夫婦でこの団体に関わってるわけですね。
 ちなみに「若草プロジェクト」の若草とは

若草プロジェクトとは | 若草プロジェクト
◆一般社団法人 若草プロジェクト 代表理事 大谷恭子*11
 「若草プロジェクト」の「若草」は、多感な年頃の4姉妹を描いたオルコットの小説「若草物語(原題:Little Women)」に由来しています。

ということで

若草物語 (1964年の映画) - Wikipedia
 ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』の翻案物だが内容は大きく異なっている。
【キャスト】
瀬川早苗(長女):芦川いづみ*12
高村由紀(次女):浅丘ルリ子*13
高村しずか(三女):吉永小百合*14
高村チエコ(四女):和泉雅子

若草物語 (テレビドラマ) - Wikipedia
 フジテレビ『ライオン奥様劇場*15』で1973年8月6日から9月14日まで放送。ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』の翻案物だが内容は大きく異なっている。
【キャスト】
三田陽子(長女): 田島令子*16
三田さつき(次女):倉野章子*17
三田悦子(三女):林靖子
三田千恵子(四女):永野裕紀子

若草物語 (日生ファミリースペシャル) - Wikipedia
 1980年5月3日(土曜) 14:35~15:50にフジテレビで放送されたテレビアニメ。全1話。
 ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』を初めて単独でアニメ化した作品である。放送日時不定スペシャルアニメシリーズ『日生ファミリースペシャ*18』の1作品として放送された。
【声の出演】
メグ(長女):増山江威子*19
ジョー(次女):杉山佳寿子*20
ベス(三女):麻上洋子*21
エミー(四女):小山茉美*22

若草の四姉妹 - Wikipedia
 ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』を原作として、1981年4月7日から同年9月29日まで、東京12チャンネル(現テレビ東京)にて放送されたテレビアニメ。全26話。
【声の出演】
メグ(長女):小山茉美
ジョー(次女):高木ゆう子
ベス(三女):潘恵子*23
エミー(四女):川島千代子

愛の若草物語 - Wikipedia
 1987年1月11日から12月27日まで、フジテレビ系列で全48話が放送された。『世界名作劇場』の第13作目に当たる(1975年のカルピスこども劇場『フランダースの犬』を第1作としてカウント)。原作はアメリカの小説家ルイーザ・メイ・オルコットの『若草物語』および第2部の『続・若草物語』。
【声の出演】
メグ(長女):潘恵子
ジョー(次女):山田栄子*24
ベス(三女):荘真由美*25
エミー(四女): 佐久間レイ*26

ということで日本でもなじみが深い「若草物語(四姉妹が主人公)」から取ってるそうです。「若草物語」の四姉妹のように若年女性に健全に育って欲しいと言うことでしょう。
 「話を元に戻しますが」、と言うことで「小池パワハラ批判」よりも「阿部のセカンドレイプ批判」「リベラル21の酷い記事批判(阿部記事を含むがそれ以外もある)」「リベラル21の体質批判(高齢者男性ばかりの組織で明らかに若年女性問題への言及がなさ過ぎる)」の方が多くなりましたが、これで拙記事を終わりにします。

*1:阿部が「セカンドレイプではない」と居直るのは予想がつきます。セカンドレイプだと思ってたらそもそもあんな記事は書かないでしょう。

*2:俺も阿部とそうした物(典型的には日本共産党や中国、チベットの評価や認識、阿部が日本共産党や中国にかなり否定的、チベットにかなり甘いのに対し、俺はその逆)が全くあいませんし、阿部には「くたばれ、老害」「黙れ、ジジイ」と「激しい反感や憎悪」を感じていますが。

*3:実際どうだったのかは知りませんし、興味もないですが

*4:2019年7月、週刊新潮が秘書への「殴る蹴ると言った石崎のパワハラ」を報じ、また秘書が警察に被害届を提出、警察が傷害罪の疑いで送検(2019年9月)、検察が暴行罪(傷害罪に至らない暴行行為)で起訴(2019年10月)し、2020年10月に新潟簡易裁判所が20万円の罰金刑を言い渡した。このほかにも石崎が英語のレッスンで知り合った東欧出身の27歳の女性に対し、5万円で買春を持ちかけていた疑惑(2019年7月の週刊文春報道)も浮上。こうした不祥事によって石崎は自民党離党(2019年10月)に追い込まれた。2021年10月の衆院選では新潟1区で維新から立候補するも比例復活もできず落選。現在は新潟維新の会幹事長、新潟1区支部長(石崎徹 - Wikipedia参照)。しかし、不祥事を起こして知事を辞任した人物を参議院選挙の比例代表に出馬させる維新というところもひどい政党だといまさらながら思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)をもじれば、まさに「不祥事(パワハラや買春)を起こして自民党を離党(離党勧告が出ていたので事実上除名に近い)した人物を衆議院選挙の小選挙区(新潟1区)に出馬させる維新というところもひどい政党だといまさらながら思う」ですね。維新の酷さにはいつもながら呆れます。

*5:衆議院議員、元厚生労働官僚。厚生労働省老健局課長補佐、第3次安倍内閣文科大臣政務官復興大臣政務官兼務)などを歴任したが、2017年8月、秘書への暴言・暴行が週刊新潮に報道されたことを受け自民党を離党。2017年10月の衆院選挙に無所属で出馬したが落選(豊田真由子 - Wikipedia参照)

*6:勿論、「セクハラ問題での筆坂の政策委員長更迭、参院議員辞任」のような「書記局長更迭」「参院議員辞職」等の「より重い処分」を望む人間(どうも阿部の立場はそうした厳罰希望のようで、処分に不満を感じてるようですが)にとっては不十分でしょうが、俺個人はそこまで重い処分を希望していません。

*7:深圳市党委員会書記、山東省長、党委員会書記、天津市党委員会書記等を経て第一副首相(党中央政治局常務委員兼務)。2018年3月に第一副首相(党中央政治局常務委員兼務)を辞任し政界引退

*8:阿部の場合、その発言動機は「そんな謀略がある中国は怖い」という中国非難と「そんな謀略に踊らされない俺は中国通だ、中国素人(例えばビリー・ジーン・キングや大坂なおみ)は中国版#MeTooだと言ってバカをさらしてる」という自画自賛が動機であり、張を「冤罪被害者」としてかばってるわけではありません。

*9:京大院卒、男性でも「キャリア官僚としてそれなりに出世した」とはいえ事務次官になれず、一方、「村木厚子氏が超優秀であることは間違いない」でしょうが「女性、高知大卒」という不利な条件でも事務次官になるのだから結局、出世とは「個人の才能(勿論これが一番大きい)」と「運(村木氏の場合、冤罪がなくても事務次官になった可能性はあるでしょうが、明らかに冤罪が同情票という形で出世に貢献したでしょう。皮肉な話です)」ですね。そう思います。

*10:著書『日本型組織の病を考える』(2018年、角川新書)、『公務員という仕事』(2020年、ちくまプリマー新書)など

*11:弁護士。永山子ども基金代表。連続ピストル射殺事件(永山則夫死刑囚)、連合赤軍事件(永田洋子死刑囚)、アイヌ民族肖像権裁判(チカップ美恵子氏)、地下鉄サリン事件(広瀬健一死刑囚)、日本赤軍事件(重信房子被告)などを担当(アマゾンの著者紹介による)。著書『死刑事件弁護人:永山則夫とともに』(1999年、悠々社)、『共生の法律学(新版)』(2005年、有斐閣選書)、『それでも彼を死刑にしますか:網走からペルーへ・永山則夫の遙かなる旅』(2010年、現代企画室)、『共生社会へのリーガルベース(法的基盤):差別とたたかう現場から』(2014年、現代書館

*12:1935年生まれ。1953年、松竹の川島雄三監督『東京マダムと大阪夫人』でデビュー。1968年、俳優の藤竜也と結婚、映画『孤島の太陽』(1968年公開)が引退作となった。以後、女優としては映画、テレビなどへは出演していない(芦川いづみ - Wikipedia参照)。『孤島の太陽』については拙記事新刊紹介:「歴史評論」2021年6月号(ボーガス注:江戸川乱歩『芋虫』、ダルトン・トランボ『ジョニーは戦場へ行った』のネタばらしがあります) - bogus-simotukareのブログで取り上げました。

*13:1940年生まれ。1975年に『男はつらいよ・寅次郎相合い傘』でキネマ旬報主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、毎日映画コンクール女優演技賞を受賞(浅丘ルリ子 - Wikipedia参照)

*14:1945年生まれ。1962年、『キューポラのある街』でブルーリボン賞主演女優賞を、1985年、『おはん』、『天国の駅』で、1989年、『つる:鶴』、『華の乱』で、2001年、『長崎ぶらぶら節』で、2006年、『北の零年』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を4度受賞(4度は過去最多受賞)(吉永小百合 - Wikipedia参照)。

*15:1964年10月から1984年9月まで(後継番組「ライオン午後のサスペンス」、「ライオン劇場」の放送期間も含む)の毎週月~金曜の13:00~13:30にフジテレビで放送されていた昼の帯ドラマシリーズ枠。ライオンの一社提供

*16:1949年生まれ。声優としても活動し、アニメ『ベルサイユのばら』のオスカル役で知られる(田島令子 - Wikipedia参照)。

*17:1947年生まれ。文学座所属。俳優・角野卓造と結婚後、子育てのため休業。1995年、14年ぶりに舞台「三人姉妹」で復帰し、「野分立つ」で舞台初主演。「野分立つ」で紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女優賞を受賞(倉野章子 - Wikipedia参照)

*18:フジテレビ系列で1979年から1986年にかけて放送されたアニメスペシャルシリーズ。日本生命保険の一社提供番組(日生ファミリースペシャル - Wikipedia参照)

*19:1936年生まれ。代表作としてアニメ『ルパン三世』(峰不二子)、『天才バカボン』(バカボンのママ)(増山江威子 - Wikipedia参照)

*20:1947年生まれ。1974年に『アルプスの少女ハイジ』で主人公ハイジを演じて一世を風靡、自身の代表作となった(杉山佳寿子 - Wikipedia参照)

*21:1952年生まれ。代表作としてアニメ『宇宙戦艦ヤマト』(森雪)、『シティーハンター』(野上冴子刑事)。1993年、講談師・一龍斎貞水に入門し「春水(はるみ)」の芸名をもらい、講談師としての活動を開始、声優としてはこれまでの芸名「麻上洋子」を継続。2004年に真打ちに昇進。2012年1月より声優としての芸名も「一龍斎春水」に改名(一龍斎春水 - Wikipedia参照)

*22:1955年生まれ。代表作はアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』(則巻アラレ)、『名探偵コナン』(ベルモット)、『あんみつ姫』(あんみつ姫)など(小山茉美 - Wikipedia参照)。

*23:1953年生まれ。フジテレビ世界名作劇場トム・ソーヤーの冒険』(1980年)、『アルプス物語 わたしのアンネット』(1983年:主演・アンネット役)、『牧場の少女カトリ』(1984年)、『愛少女ポリアンナ物語』(1986年)、『愛の若草物語』(1987年)、『小公子セディ』(1988年)に出演し、世界名作劇場を代表する声優の一人とされる(潘恵子 - Wikipedia参照)。

*24:1953年生まれ。1979年にフジテレビ世界名作劇場赤毛のアン』のアン・シャーリー役でデビュー。当初は女性の役が多かったが、1980年の日本テレビアニメ『太陽の使者 鉄人28号』(金田正太郎役)、1983年からテレビ東京で放送された『キャプテン翼岬太郎役)』では少年役を演じている。また、フジテレビ世界名作劇場ではデビュー作以外にも『アルプス物語 わたしのアンネット』(1983年)、『小公女セーラ』(1985年)、『愛少女ポリアンナ物語』(1986年)、『愛の若草物語』(1987年)、『小公子セディ』(1988年)、『私のあしながおじさん』(1990年)、『トラップ一家物語』(1991年)、『若草物語 ナンとジョー先生』(1993年)、『家なき子レミ』(1996年)、『ポルフィの長い旅』(2008年)に出演し、世界名作劇場を代表する声優の一人とされる(山田栄子 - Wikipedia参照)。

*25:アニメ『ハイスクール!奇面組』(1985~1987年放送、一堂霧(主人公一堂霧の妹))、『めぞん一刻』(1986~1988年放送、音無郁子(ヒロイン音無響子の姪))、『美味しんぼ』(1988~1992年放送、栗田ゆう子)、『キテレツ大百科』(1988~1991年3月まで、野々花みよ子)などヒット作品に多く出演。1980年代後半における主要声優の1人となった。現在は声優業を引退し声優事務所ケッケ・コーポレーションの取締役であると同時に、松濤アクターズギムナジウム声優部門・主任講師(荘真由美 - Wikipedia参照)

*26:1965年生まれ。1983年に徳間音工から『はみだし天使』でレコードデビューし、NHKレッツゴーヤング』にサンデーズの一員として出演。1985年、テレビ朝日のアニメ『夢の星のボタンノーズ』で声優デビュー。以後は声優として活動を行うようになる。代表作として『それいけ!アンパンマン』(1988年から放送)のバタコさん(佐久間レイ - Wikipedia参照)

今日も松竹伸幸に悪口する(2022年11/20日分)

共産党がパワハラを克服する道・中 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 最近かなり濫用されていると思われるのは、除名ではなく除籍である。除名は処分なので、実際に決めるにあたっては、「処分をうける党員に十分意見表明の機会をあたえる」など複雑な手続も必要だ。しかし除籍は処分ではないとされ、簡単に実施することが可能であるため、濫用されやすい。しかし、党外に放逐するという点では除名と同じ効果をもたらすのであって、慎重な運用が必要とされるはずのものである。

 今日も松竹伸幸に悪口する(2022年11/12日分)(副題:小池パワハラ問題にかこつけてデマを流す松竹に心底呆れる) - bogus-simotukareのブログの続きです。
「大嫌いな反党分子、不良党員」松竹に賛同するのは「不愉快」なのですが「除名処分」に比べて「除籍処分」が簡易にできるという松竹の指摘が事実ならば「まずい気」がします。実質的には「重大な犯罪行為(ひき逃げ、業務上横領など)やそれに準じる行為=反社会的行為」「反党行為=【1】党公認候補ではなく、他党候補を公然と支援した、【2】『日本共産党は暴力革命を今も目指してる』等の反共デマに同調した(勿論、これは反党行為の一例にすぎませんが)」など「極めて限定的に解釈されており弊害は少ない」のかもしれませんが、それにしても「悪用の余地がある」あるいは「そのような疑念を招く」のは良くないでしょう。
 やはり「手間はかかっても」疑念を招かない手続きが必要でしょう。なお、「後で投稿予定」ですが、このように「賛同コメントが一部ある場合」でも多分「狭量な人格」の松竹は「一部でも批判コメントがあれば」掲載拒否でしょうね。
 なお、「除籍云々」を論じる松竹にはそれパワハラ防止と関係ねえだろと脱力しました。
 例えば企業でのパワハラを議論する場で「内部告発を理由にした不当解雇」「労組に対する不当労働行為」「いわゆる反共労務差別」なんて話をするくらいずれてる。
 パワハラをまともに議論する気がないなら「共産党パワハラを克服する道」なんてタイトルで記事を書くなと言う話です。タイトルが「除籍処分の運用はどうあるべきか」等ならともかく。

 党内で意見が異なるとか、上に対してきびしい意見を述べるとか、そういうものは除籍の対象にならないことを明確化すべきだと感じる。所属している党機関によってかなり運用が異なるので、全国一律の話ではないかもしれないが。

 繰り返しますが「パワハラをまともに」(以下略)。なお、「死刑判決の基準(永山基準)」等と同じでこういう物は「一定の運用基準」に基づく「それなりの統一的運用」が必要でしょう。
 同じ組織の一部に過ぎないのに「運用が各地で違う」と言うのではまずいでしょう。
 実際には松竹の主張に反し、そのような統一的運用基準があるのかもしれないし、あるいは基準がなくても、実質的には「統一的運用」となっているかもしれませんが。

 私は党首公選に打って出ると表明していて、その場合、どうしても協力してくれる人が必要なのだが、それを党員に頼むと分派をつくることになるけれども、そうしないで済むのは除籍者が多いから、だから、個人的には助かっているというのは笑い話である。

 繰り返しますが「パワハラをまともに」(以下略)。
 それはともかく「はあ?」ですね。除籍者(明らかな反社会的行為や反党行為を理由に除籍された人間)と付き合ってると公然と主張することは「分派形成」には当たらないとしても「反党行為」と見なされる余地は十分あるでしょう(どんな理由で除籍されたのか、松竹が除籍者とどんな付き合いをしてるのかという個別具体的な事情にもよりますが)。松竹の脳みそは大丈夫なのか。それともこれは党執行部への「自爆テロ」的な挑発行為(むしろ松竹が反党行為を理由に除籍や除名されることを見越した上で不当除籍・除名だと騒ぎ立てる:その松竹の『自爆テロ(挑発行為)』に党が躊躇なく除籍や除名で対応するかどうかはともかく)なのか?
 それにしても「党首公選に出る」と言ったところで「公選制度がない」のに何をどうする気なのか。
 首相公選のない日本(現状は国会議員の互選であり、通常、最大与党党首が首相になる*1)において「首相公選に出る」と言うくらい、あるいは「教育委員公選制度*2」のない日本において「教育委員公選に出る」と言うくらい馬鹿げている。
 まして党内の人間に「党首公選制度を作るように運動しよう」と呼びかけるならともかく、党外の人間に呼びかけて何の意味があるのか。自民党員(まあ例は公明、維新、国民民主、社民、れいわ、何でもいいですが)が「党外の協力者」とやらを作って「党首公選に出ます!(あるいは、現状の公選制度を改正します!)」と言うくらい馬鹿げている。


共産党がパワハラを克服する道・上 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 「日本社会が」ではなく「日本共産党が」と言う辺り「ああ、これは世迷い言が書いてあるな」と予想がつきます(読んだ結果もその予想通りでしたが)。
 あえて言えば「幸いにも」パワハラは「古今東西、様々な組織で広く見られる現象」で「日本共産党」は勿論「政党」に限った話ではない。
 何が言いたいかと言えば「パワハラ撲滅に悩んでる」のは何も共産党だけではないし、当然ながらいろいろな人間がパワハラを論じてるし、本も出てると言うことです。
 「パワハラパワーハラスメント)」でググれば以下の通り、多数の本がヒットする。

比較的入手が容易な文庫、新書等のみ
【刊行年順(刊行年が同じ場合は著者名順)】
◆金子雅臣*3パワーハラスメント なぜ起こる?どう防ぐ?』(2009年、岩波ブックレット)
◆笹山尚人*4『それ、パワハラです~何がアウトで、何がセーフか~』(2012年、光文社新書)
◆笹山尚人『パワハラに負けない!-労働安全衛生法指南』(2013年、岩波ジュニア新書)
◆岡田康子、稲尾和泉『パワーハラスメント〈第2版〉』(2018年、日経文庫)
◆井口博『パワハラ問題』(2020年、新潮新書

 パワハラ撲滅について論じるなら、これらの情報を「本」「専門家からの聞き取り」などで幅広く集め、「信用できる情報(勿論これらの情報には信用に値しないクズ情報もあるので)」をもとに真摯に検討するという「手間と時間のかかる作業」しかないでしょう。どう見てもパワハラ素人の松竹が思いつきを放言して何とかなる世界ではない。


歴史の流れ踏まえた「鎌倉殿」の実朝殺害 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 「面白い」という松竹の評価は確かにその通りなのでしょう。
 但し問題は

 実朝が鎌倉から京都への遷都を言い出したことや後鳥羽上皇から右大臣位を受ける意思を示したこと*5が「朝廷(後鳥羽上皇)に近づきすぎている」「(実朝の真意が何であれ)二代将軍で兄の頼家のように北條氏に暗殺されるのを恐れ、北條氏を打倒するための朝廷への接近か」等と北條氏に敵対的に評価され、かえって暗殺の動機となった

という「大河での描写」が事実なのかどうかですね。恐らくは「どうNHKサイドに好意的に評価しても」せいぜい「そういう説もある」程度の話でしょう(場合によったら遷都や右大臣、養子の話自体が全部あるいは一部が完全な創作の可能性すらあります)。
 勿論「政治的対立」で暗殺したには違いないでしょうし「三谷脚本」でなくても暗殺を「公暁の単独犯行(『北條氏が暗殺を示唆した』『故意に警備を手薄にした』などなく、北條氏は無実)」と描かない限り、何らかの「政治的対立話」で描いたでしょうが。
 なお、松竹が言うように「後鳥羽上皇から右大臣位を受ける予定の実朝を暗殺」→「後鳥羽上皇が北条氏への不快感、不信感を強め、承久の乱の一原因となる(そして承久の乱の北條氏勝利でドラマは終了?)」というドラマの流れなのかもしれません。もちろんこれとて、「どうNHKサイドに好意的に評価しても」せいぜい「そういう説もある」程度の話でしょう。ドラマはあくまでも娯楽作品として見る必要があります。歴史的事実として鵜呑みにするのは問題がありすぎる。


続々・小池晃氏パワハラ問題の教訓 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 私が志位氏と大げんか*6して退職*7することになった際も、まわりには冷たい視線の人が多かった*8けれど、小池氏は最後まで温かく見守ってくれた。
 もう退職して十数年になり、小池氏とお会いするのは京都で開かれる「赤旗まつり」などに限られているけれど、当初は親しげに話しかけてきたのに、時間が経つにつれて「お前とは話したくない」という雰囲気になってきた。なぜこうなってしまったのかと考え込んでしまう。

 そりゃ松竹の党執行部批判に対して党幹部として「何を言ってやがる」「全くとんちんかんで賛同できない」と言う不快感を小池氏が感じてるからでしょう。
 そもそも松竹と親しく会話する必要はどこにもないですし。そして松竹がこんな非難文章を書いたことで小池氏や志位氏の「奴への反感」はさらに強化されたでしょう(とはいえ「世間に評価されてない松竹など相手にしても馬鹿らしい」「無視するのが一番松竹はつらいはずだ」と言う思いがあるのか、彼らは松竹を完全に黙殺していますが)。
 それにしてもこの松竹記事をネタに

黒坂真
 日本共産党幹部は、日本共産党を批判する一般党員と対話をしません。
黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 日本共産党幹部は、日本共産党の指導部を批判する一般党員と対話をしないー松竹伸幸さんのブログより思う
 日本共産党の本部職員だった松竹伸幸さんは、十数年前に志位さんと大喧嘩をして退職したそうです。
 それでも小池晃書記局長は、京都の「赤旗まつり」などで当初は親しげに話しかけてくれましたが、その後「お前とは話したくない」という雰囲気になったそうです。

と言い出す黒坂には唖然です(そもそも黒坂のデマに対して批判があっても詭弁や話のすり替えで応じ、まともに対話しない黒坂が良くもいったもんですが)。
 松竹は「一般党員の代表」ではないし「公的な手続きでの質問」なら、ともかく私的な場で松竹と親しく話し合う必要はどこにもない。
 それにしても松竹の話がずっと「パワハラをどう予防するか」と言う話からは完全にかけ離れて「常任幹部会で警告処分で良かったのか」「中央委員会で処分を論じるべきではないか」と言う方向ばかりに行くことには「何だかなあ」ですね。
 どう見ても今回のパワハラ問題を好機として「中央委員会の権限を強化したい(松竹の認識では常任幹部会の力が強すぎる)」という松竹です。それは是非はともかく「パワハラ問題」と言う話ではない。


ゼレンスキーは政治家として発展途上 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 共産党執行部については「重用されない恨み」でしょうが、悪口する野郎が「バイデンやNATO事務総長の発言」で「ウクライナ誤爆であることは間違いない」のにそれを素直に認めない「ダメ政治家」ゼレンスキーには随分と甘いもんです(さすがに「発展途上」と言う表現でゼレンスキーに問題があることは松竹も認めていますが)。
 ゼレンスキーのああした不誠実な態度が1)ゼレンスキー自身が不誠実な人間だからか、2)「ウクライナ軍の誤爆と認めるな」と言うウクライナ軍に対して何も言えない「ゼレンスキーの政治的弱さ、無能さ(安倍派の圧力で安倍国葬を強行した岸田のような物)」かはともかく批判に値する愚行でしょう。
 本来、「大統領を辞めてもおかしくない暴挙」ですが、ロシアを利することを恐れて誰もそこまで言わないだけの話です。
 ただその結果、ゼレンスキーのバカが図に乗ってるらしいところが腹立たしい。
 なお、NATOやバイデンの対応はさすがと言う松竹ですが、そりゃある意味当たり前です。
 ロシアが故意に「NATO加盟国」ポーランドを攻撃したのなら「NATO自身がロシアと戦争する必要があるのでは?」と言う話になる。
 一方、そもそもウクライナ誤爆ならそういう話にはならない。
 そういう重大な問題で故意に「ロシアの故意の攻撃」と嘘をついてロシア相手の戦争を始めたら完全に「存在しない大量破壊兵器イラク戦争を始めたブッシュの二の舞」になります。
 後で嘘がばれないわけがない。「ばれても構わない、俺(バイデン)の政治生命が終わっても、民主党が政治的打撃を受けても構わない。とにかく短期決戦でウクライナからロシアを追い出せばいいんだ、米軍をウクライナに投入しよう」とか普通の人間は考えません。

*1:ただし、「最大与党党首」ではない「日本新党の細川代表」が首相になったというレアケースはあります。当時の非自民連立与党において「社会党(山花委員長)70議席」「新生党(羽田党首、小沢代表幹事)55議席」「公明党(石田委員長)51議席」「日本新党35議席」(以下、新党さきがけ民社党などは省略)(第40回衆議院議員総選挙 - Wikipedia参照)でしたが、【1】「熊本県知事から新しく国会議員になった細川氏の清新イメージ」を重視したこと、【2】社会党と関係がいいとは言いがたい公明党新生党(羽田、小沢氏とも自民党竹下派出身)が山花委員長の首相擁立を嫌ったこと(一方、社会党の方も羽田を首相候補に担ぐことを嫌った)で、「最大与党社会党の山花委員長」ではなく細川氏が首相に担がれました。しかし最大与党でないが故に細川氏は「佐川ヤミ献金疑惑」で支持率が低下すると「社会党VS公明党新生党ブロック(小沢一郎新生党代表幹事、市川雄一公明党幹事長のいわゆる一一ライン、一一コンビ)」の対立を抑えきれず、挙げ句の果ては社会党の連立離脱を招き、自社さ連立・村山内閣誕生の一因になります。細川氏が首相をやめると、社会党が連立を離脱したことによって、「細川氏のような清新イメージの政治家」がいなかったこともあり、結局最大与党党首となった羽田氏が首相になります。但し、おそらく社会党が連立離脱しなくとも、公明党新生党ブロックが社会党委員長を首相に担ぐことを嫌い「最大与党である社会党に次ぐ第二与党の党首」羽田氏を首相に担いだでしょうが。

*2:当初は教育委員は公選制度でしたが、1956年に首長任命制度に制度改正されました。ちなみに水上勉飢餓海峡」では「犯人・樽見京一郎」について、「舞鶴市の市議会議員選挙や教育委員選挙に出馬して当選したこともある地元の名士」として描かれてるので俺が最初読んだときは(そうした知識がなかったので)「教育委員選挙って何?」と思いました。

*3:著書『壊れる男たち:セクハラはなぜ繰り返されるのか』(2006年、岩波新書)、『職場いじめ』(2007年、平凡社新書)、『職場のモンスター』(2009年、マイコミ新書

*4:著書『人が壊れてゆく職場~自分を守るために何が必要か~』(2008年、光文社新書)、『労働法はぼくらの味方!』(2009年、岩波ジュニア新書)、『ブラック職場』(2017年、光文社新書

*5:なお、松竹は何故か書いていませんが、ググったところ「子どもが生まれない実朝」が「上皇の息子を養子にして将軍位を継がせる」と言う意思を表明した描写もあったとのこと。これもドラマにおいては「北條氏の殺意」を助長したのでしょう。

*6:松竹の「俺に対する舐めた態度(コメント掲載拒否)」を見てると「多分100パー松竹に非があるんだろうな」と思いますね。

*7:居づらくなって退職と言うことでしょう。さすがに志位氏が不当解雇したわけではないでしょう。

*8:志位氏に媚びたと言うより「松竹が無茶苦茶で志位氏が怒るのが当然だった」ので皆冷たかったという話ではないか。

今日の産経ニュース(2022年11/20分)

岸田首相「深くおわび申し上げる」 寺田総務相の辞表受理 - 産経ニュース
 辞任は当然ですが「葉梨前法相の暴言(違法行為ではない)」と違い「公選法違反、政治資金規正法違反(違法行為)の疑いがある」のだから辞任だけで済む話ではない。疑惑が徹底追及されてしかるべきです。
 しかしやはり「絶対に辞めない(辞表は出さない)」と居直って中曽根首相に罷免された藤尾文相のようなことはさすがにしませんね。


「辞任ドミノ」が現実に 岸田首相、大きな痛手 瀬戸際の政権運営 - 産経ニュース
 「政権運営に痛手」「辞任ドミノ」と自民党応援団産経らしいタイトルで本当にうんざりします。大臣、それも「政治資金規正法公選法の所管大臣」がそうした法に反する行為の疑惑を抱えていていいわけもないでしょう。


愛媛県知事選、中村氏が4選確実 - 産経ニュース
 また「相乗りの現職VS共産→現職勝利」パターンです。立民や社民はそうした相乗り行為が政治への不信や無力感を強めてるとは思わないのか、と改めてうんざりします。


吉川友梨さん不明から19年半 両親ら難波駅前で情報提供呼びかけ - 産経ニュース
 前も書きましたがもはや「よほどの僥倖がない限り」どうにもならないと思います。
 なお、こうした失踪事件を根拠レスで北朝鮮拉致認定してる「不誠実なクズの集まり」が特定失踪者問題調査会です。
 既に「特定失踪者が40人以上も国内で発見され、全て北朝鮮と無関係(多くは自発的失踪でそもそも事件性なし)」で、中には足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia(国内で殺害されており、犯人は北朝鮮と全く関係なかった)というとんでもない話もあったから心底呆れます。まあ、こういうことはご家族の心情を考えると言うべきではないでしょうが、足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaのような「遺体が見つからない殺人事件」の可能性も当然あるでしょう。


マハティール氏政界引退か 97歳「最後の選挙」で落選 - 産経ニュース
 むしろ選挙に出馬したこと自体が驚きです。


【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(900)『新潮』長井秀和氏の「暴露」は必読 - 産経ニュース

「『長井秀和』が明かす『創価学会』と『政治』『献金』『二世』」

 「二世信者(創価学会員)だった長井*1」「長井記事を掲載した週刊新潮」の主観はともかく、産経や花田のように「統一協会より創価学会の方が問題ではないのか?」と統一教会擁護に悪用するバカがいることを考えると「産経や花田の無茶苦茶な曲解」の可能性もありますが、果たして長井はこんな文章を発表して良かったのかどうか?。いずれにせよこうした「統一教会擁護」に対しては長井や週刊新潮はきちんと批判、抗議すべきでしょう(なお、俺個人は長井記事は未読です)
 なお、「創価学会」に問題(高額寄付など)があればそれは批判されて当然ですが、さすがに「統一協会よりはマシ」でしょう。
 創価学会信者、元信者の中に「創価学会を母体とする公明党と癒着する安倍が許せない」として、山上のように安倍暗殺を考える人間が果たしているのか?。創価信仰で山上のように、財産を身ぐるみ奪われて一家崩壊に追い込まれた家族が果たしているのか?。合同結婚式のように「結婚相手」を創価学会から指名されることがあるのか?
 おそらく「全てノー」でしょう。
 「創価学会統一協会を同一視する」のは「サラ金暴力団金融(ヤミ金)」「公営ギャンブルと闇カジノ」「警察の認可を得た性風俗産業と得ていない闇風俗」を同一視し、後者を擁護しようとするくらい馬鹿げています。


【主権回復】第5部 日本復活への未来 (5) 「大東亜戦争」今なお忌避 消される開戦の意義 自縛を解く時 - 産経ニュース
 今時太平洋戦争ではなく「大東亜戦争」なんて呼べるわけもない。
 何せ産経らウヨの場合「当時、日本政府がそう呼んでたから」なんてのは嘘で「大東亜共栄圏大義」美化が目的ですからね。
 そんなもん、「日米安保の米国」も含めて、どこの国も認めるわけがない。
 なお、「大東亜戦争」でググったら以下の本がヒットしました。勿論「全てが大東亜戦争擁護ではないものの」大多数は「擁護」の立場の訳です。当然、多くの場合「太平洋戦争」または「アジア・太平洋戦争(戦場の内、インドなどは太平洋とは言いがたいため)」と表現されます。

大東亜戦争」でヒットする本
【刊行年順(刊行年が同じ場合は著者名順)】
勝岡寛次*2『抹殺された大東亜戦争:米軍占領下の検閲が歪めたもの』(2005年、明成社
松本健一*3『日本の失敗:「第二の開国」と「大東亜戦争」』(2006年、岩波現代文庫)
黄文雄*4黄文雄大東亜戦争肯定論』(2006年、ワック)
◆名越二荒之助『大東亜戦争を見直そう』(2007年、明成社
清水馨八郎*5大東亜戦争の正体:それはアメリカの侵略戦争だった』(2011年、祥伝社黄金文庫)
◆小谷汪之*6『「大東亜戦争」期出版異聞』(2013年、岩波書店
田原総一朗『なぜ日本は「大東亜戦争」を戦ったのか』(2013年、PHP研究所
◆進藤久美子*7市川房枝と「大東亜戦争」』(2014年、法政大学出版局
林房雄大東亜戦争肯定論』(2014年、中公文庫)
◆杉之尾宜生*8大東亜戦争敗北の本質』(2015年、ちくま新書)
加瀬英明*9大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』(2015年、ベスト新書)
井上和彦*10大東亜戦争写真紀行:ありがとう日本軍・アジアのために勇敢に戦ったサムライたち』(2015年、PHP研究所
中島岳志*11『保守と大東亜戦争』(2018年、集英社新書)
◆松浦正孝*12『「大東亜戦争」はなぜ起きたのか』(2019年、名古屋大学出版会)
◆安藤豊『アジアを解放した大東亜戦争』(2020年、展転社
◆赤木完爾*13ほか『決定版・大東亜戦争』(2021年、新潮新書)
◆鵜飼秀徳*14『仏教の大東亜戦争』(2022年、文春新書)
細谷雄一『世界史としての「大東亜戦争」』(2022年、PHP新書)

アジア・太平洋戦争」でヒットする本
【刊行年順(刊行年が同じ場合は著者名順)】
◆吉田裕*15アジア・太平洋戦争』(2007年、岩波新書)
笠原十九司*16『海軍の日中戦争:アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ』(2015年、平凡社
細谷雄一*17『戦後史の解放I:歴史認識とは何か(日露戦争からアジア太平洋戦争まで)』(2015年、新潮選書)
山中恒*18アジア・太平洋戦争史』(2015年、岩波現代文庫)
◆吉田裕『日本軍兵士:アジア・太平洋戦争の現実』(2017年、中公新書

 それにしても、細谷著書のタイトルで「アジア・太平洋戦争」「大東亜戦争」が混在してるのはどういう意味なのか?

*1:父は元武蔵村山市議(公明党)の長井孝雄。小学生時代は、東京創価小学校に途中編入。以降、創価中学、創価高校から創価大学へ進む。2012年、長年入会していた創価学会を脱会。2022年7月10日投開票の参院選では芸人仲間である水道橋博士が所属するれいわ新選組の支援を表明。水道橋博士の応援演説にも参加した。(長井秀和 - Wikipedia参照)

*2:著書『韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する:歪曲された対日関係史』(2001年、小学館文庫)、『韓国と歴史は共有できない:日韓歴史共同研究のまぼろし』(2002年、小学館文庫)、『「慰安婦」政府資料が証明する〈河野談話〉の虚構』(2014年、明成社)など

*3:麗澤大学教授。著書『北一輝論』(1996年、講談社学術文庫)、『竹内好「日本のアジア主義」精読』(2000年、岩波現代文庫)、『大川周明』(2004年、岩波現代文庫)、『竹内好論』(2005年、岩波現代文庫)、『三島由紀夫二・二六事件』(2005年、文春新書)、『開国のかたち』、『近代アジア精神史の試み』(以上、2008年、岩波現代文庫)、『司馬遼太郎を読む』(2009年、新潮文庫)、『三島由紀夫司馬遼太郎』(2010年、新潮選書)、『日本のナショナリズム』(2010年、ちくま新書)、『畏るべき昭和天皇』(2011年、新潮文庫)、『昭和史を陰で動かした男:忘れられたアジテーター・五百木飄亭』(2012年、新潮選書)、『明治天皇という人』(2014年、新潮文庫)など

*4:著書『台湾は日本の植民地ではなかった』、『満州国は日本の植民地ではなかった』(以上、2005年、ワック文庫)、『朝鮮半島を救った日韓併合』(2006年、徳間文庫)、『改訂版・それでも中国は崩壊する』(2008年、ワック文庫)、『改訂版・韓国は日本人がつくった』(2010年、ワック文庫)、『中国が沖縄を獲る日』(2011年、ワニブックスPLUS新書)、『改訂版「慰安婦問題」は韓国と朝日の捏造だ100問100答』(2012年、ワック文庫→慰安婦は台湾やフィリピンなどにもいるので完全なデマです)、『日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか』(2014年、徳間文庫)、『世界から好かれている国・日本』(2016年、ワック文庫)、『世界が憧れる天皇のいる日本』(2018年、徳間文庫)、『儒教の本質と呪縛:社会をゆがめる根源』(2018年、勉誠選書)など

*5:著書『「教育勅語」のすすめ』(2000年、日新報道

*6:東京都立大学名誉教授(インド史)。著書『インドの中世社会:村・カースト・領主』(1989年、岩波書店)、『ラーム神話と牝牛:ヒンドゥー復古主義イスラム』(1993年、平凡社)、『不可触民とカースト制度の歴史』(1996年、明石書店)、『罪の文化:インド史の底流』(2005年、東京大学出版会)、『インド社会・文化史論』(2010年、明石書店)など

*7:著書『闘うフェミニスト政治家市川房枝』(2018年、岩波書店

*8:著書『日本をチベットにする中国の野望』(2008年、講談社

*9:著書『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』(2011年、祥伝社新書)、『アメリカはいつまで超大国でいられるか』(2014年、祥伝社新書)、『いま誇るべき日本人の精神』(2016年、ベスト新書)、『中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか』(2018年、ワニ文庫)、『日本と台湾:なぜ、両国は運命共同体なのか』(2022年、祥伝社黄金文庫)など

*10:著書『こんなに強い自衛隊』(2010年、双葉新書)、『本当は戦争で感謝された日本:アジアだけが知る歴史の真実』(2018年、PHP文庫)、『「美しい日本」パラオ』、『封印された「日本軍戦勝史」』(以上、2021年、産経NF文庫)など

*11:東京工業大学教授。『週刊金曜日編集委員。著書『ヒンドゥーナショナリズム:印パ緊張の背景』(2002年、中公新書ラクレ)、『インドの時代』(2008年、新潮文庫)、『パール判事:東京裁判批判と絶対平和主義』(2012年、白水Uブックス)、『秋葉原事件:加藤智大の軌跡』(2013年、朝日文庫)、『岩波茂雄』(2013年、岩波書店)、『ナショナリズムと宗教』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『「リベラル保守」宣言』(2015年、新潮文庫)、『下中彌三郎』(2015年、平凡社)、『血盟団事件』(2016年、文春文庫)、『アジア主義』(2017年、潮文庫)、『親鸞と日本主義』(2017年、新潮選書)、『ガンディーに訊け』(2018年、朝日文庫)、『保守と大東亜戦争』(2018年、集英社新書)、『保守のヒント』(2018年、中公文庫)、『石原慎太郎』(2019年、NHK出版)など

*12:北海道大学名誉教授。立教大学教授。著書『日中戦争期における経済と政治:近衛文麿池田成彬』(1995年、東京大学出版会)、『財界の政治経済史:井上準之助・郷誠之助・池田成彬の時代』(2002年、東京大学出版会)など

*13:著書『ヴェトナム戦争の起原:アイゼンハワー政権と第一次インドシナ戦争』(1991年、慶應通信)、『第二次世界大戦の政治と戦略』(1997年、慶應義塾大学出版会)など

*14:著書『ペットと葬式』(2018年、朝日新書)、『仏教抹殺:なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』(2018年、文春新書)など

*15:一橋大学名誉教授。東京大空襲・戦災資料センター館長。著書『天皇の軍隊と南京事件』(1985年、青木書店)、『昭和天皇終戦史』(1992年、岩波新書)、『現代歴史学と戦争責任』(1997年、青木書店)、『日本の軍隊:兵士たちの近代史』(2002年、岩波新書)、『日本人の戦争観』(2005年、岩波現代文庫)、『現代歴史学軍事史研究』(2012年、校倉書房)、『日本人の歴史認識東京裁判』(2019年、岩波ブックレット)、『兵士たちの戦後史』(2020年、岩波現代文庫)など

*16:都留文科大学名誉教授。著書『アジアの中の日本軍』(1994年、大月書店)、『日中全面戦争と海軍:パナイ号事件の真相』(1997年、青木書店)、『南京事件』(1997年、岩波新書)、『南京事件三光作戦』(1999年、大月書店)、『南京事件と日本人』(2002年、柏書房)、『南京難民区の百日:虐殺を見た外国人』(2005年、岩波現代文庫)、『南京事件論争史』(2007年、平凡社新書→増補版、2018年、平凡社ライブラリー)、『「百人斬り競争」と南京事件』(2008年、大月書店)、『日本軍の治安戦』(2010年、岩波書店)、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(2014年、汲古書院)、『日中戦争全史(上)(下)』(2017年、高文研)、『憲法九条と幣原喜重郎日本国憲法の原点の解明』(2020年、大月書店)、『通州事件』(2022年、高文研)など

*17:慶應義塾大学教授。著書『外交による平和:アンソニー・イーデンと二十世紀の国際政治』(2005年、有斐閣)、『倫理的な戦争:トニー・ブレアの栄光と挫折』(2009年、慶應義塾大学出版会)、『国際秩序』(2012年、中公新書)、『迷走するイギリス: EU離脱と欧州の危機』(2016年、慶應義塾大学出版会)、『安保論争』(2016年、ちくま新書)など

*18:著書『子どもが<少国民>といわれたころ:戦中教育の裏窓』(1982年、朝日選書)、『子どもたちの太平洋戦争』(1986年、岩波新書)、『ボクラ少国民と戦争応援歌』(1989年、朝日文庫)、『暮らしの中の太平洋戦争』(1989年、岩波新書)、『新聞は戦争を美化せよ!:戦時国家情報機構史』(2001年、小学館)、『すっきりわかる「靖国神社」問題』(2003年、小学館)、『戦争ができなかった日本:総力戦体制の内側』(2009年、角川oneテーマ21)、『戦時児童文学論』(2010年、大月書店)、『少国民戦争文化史』(2013年、辺境社)、『靖国の子:教科書・子どもの本にみる靖国神社』(2014年、大月書店)、『「靖国神社」問答』(2015年、小学館文庫)、『戦時下の絵本と教育勅語』(2017年、子どもの未来社)、『山中恒と読む修身教科書:戦時下の国体思想と現在』(2019年、子どもの未来社)など

今日もkojitakenに悪口する(2022年11月20日記載)

防衛費増額「財源は増税」が主流に 政府・与党 GDP比2%なら毎年5兆円必要…家計や賃金に影響も(東京新聞, 11/15) - kojitakenの日記
 今回は「いつもと違い」kojitakenと概ね同意見です。
 それにしても北朝鮮の核、ミサイル開発を「国民生活を犠牲にしてる」と悪口するウヨ連中が「日本の軍事費拡大」を支持するのは何の冗談かと心底呆れます。「北朝鮮の軍拡は汚い軍拡、日本の軍拡はきれいな軍拡」とでも言うのか。
 むしろ「アフガン侵攻でのタリバン政権転覆」「イラク侵攻でのフセイン政権転覆」などの政権転覆の前科がある「米国」の「軍事侵攻の危険」が否定できない北朝鮮の「核・ミサイル開発」には「一定の同情の余地がある」のに対し、日本の軍拡にはそんな「同情の余地は何もない」でしょう。どこの国が日本に侵攻するというのか。


「個人崇拝」や自己承認欲求の手段を政治・社会運動に求めるのは民主主義に反すると思います。思想が欠落している (by 渡辺照子練馬区議) - kojitakenの日記

 某元零細新選組公認衆院選候補で、現在は立民に属する東京都練馬区議会議員である渡辺照子氏が下記ツイートを発信した。

渡辺てる子練馬区議会議員
 「個人崇拝」や自己承認欲求の手段を政治・社会運動に求めるのは民主主義に反する*1と思います。思想が欠落していると思います。
 その2つが活動の動機である限り、活動する者に容易に揺らぎは起こります。根っこのない樹木、体幹のない格闘技家やダンサーのようなものだと思います。

 そうだよなあ。
 やっぱりまともな人はカリスマ独裁の「組」から離れていくものだなんだなと改めて思う。
 立民も問題だらけだが、いかに党首が過激な新自由主義政党にすり寄ろうとも、カリスマ独裁者による新自由主義的党内統治がない分だけまだマシだろう。

 吹き出しました。
 「立民」の方が「れいわ」よりも「支持率が高い」「財政基盤がしっかりしている」のだから、そりゃ、渡辺氏に限らず、立民に所属できれば大抵の人間は立民に動くでしょう。多くの人間が「中小企業より待遇のいい大企業に就職したがる」のと大して話は変わらない。
 勿論「衆院選候補」から「区議」では格落ちですが、「当選する可能性が低いれいわの衆院選候補」より「今後も当選し続けるであろう立民の区議ポスト」の方がむしろ「おいしい」でしょう。
 とはいえ、「社会正義の実現」を建前とする政治家として、まさか「立民の方が待遇がいいから移籍しました」とも言いづらいので、このようにれいわに悪口してるだけではないのか?
 こんなことは「渡辺氏がまともであること」の根拠には全くなりません。
 かつ、このkojitakenの理屈だと「辻元清美氏が社民党から立民党に移籍したこと」などあらゆる「政治家の政党移籍劇」が「移籍した後の党より、移籍する前の党」が「執行部独裁などの問題を抱えていたから」ということになりかねません(実際には損得勘定での移籍がほとんどでしょうが)。
 なお、念のためにお断りしておきますが、上記は「れいわがまともな党」と擁護してるのではなく「kojitakenの理屈はおかしい」と批判してるだけです。
 それはともかく、「個人崇拝はダメだ」というのはよく分かるのですが、「自己承認欲求がダメだ」というのは意味不明ですね。
 まあ、「俺の考える自己承認欲求」と「id:kojitakenや渡辺区議の考える自己承認欲求」と違うのでしょうが。
 基本的に「政治運動に限らず」何かやる場合に「自己承認欲求が全くない人間」というのは一人もいないでしょう。
 たとえ「匿名での寄付」「自分がやっていると誰にも告げずにやってる行為」であったとしても「匿名者のホニャララさんの寄付のおかげで多くの人が助かった」「誰がやってるか知らないがホニャララしてもらって本当にありがたい」というのは十分「自己承認欲求」でしょう。ましてや名前を出してやってる行為なら誰しも「評価して欲しい」という自己承認欲求はあるはずです。
 多分、「kojitakenや渡辺区議の考える自己承認欲求」というのは「善行をやって社会のためになりたい、そして社会に評価して欲しい」と言う「純粋な話」ではなく「俺が正しいと思ってるんだから正しいはずだ、評価しない社会が悪い」という独善的な独りよがりな物、あるいは逆に「とにかく社会に評価されればいい。多数派に受ければ、支持されればいい。俺にはそれ以外に判断基準はない」と言う付和雷同的な物なのでしょうが、そのように自己承認欲求を定義する方が俺に言わせればおかしい。
 「善行をやって社会のためになりたい、そして社会に評価して欲しい」と真摯に考えてる、「まともな自己承認欲求」の人間なら社会に評価されない場合は「評価されないのは何故なのだろうか」と真摯に悩むでしょう。
 そして「認められるためにはこうしたらどうか、ああしたらどうか」と真摯に試行錯誤するでしょう。勿論、その場合、真摯な人間なら「評価されればいい、受ければいい」ではなく「自分にとっての善悪、是非の基準」があって、それを固定した上で「試行錯誤する」でしょう(選挙結果を理由に「消費税減税公約を辞めます」という枝野のような不誠実な態度は取らないと言うことです)。
 その結果、当然ながら自己の能力が向上することもあり得る。
 そういう自己承認欲求なら何の問題もない。というか何の自己承認欲求もない人間は真面目な話、どこにもいないでしょう。
 「自分はダメな人間だ」と思ってたら、精神的につらすぎてとても生きていけないのではないか。
 例えば何故、kojitakenは自ブログを社会に公開するのか。自己承認欲求がkojitakenにあるからでしょう。
 自己承認欲求がkojitakenにないなら、ブログを公開しないで一人で日記帳にでも記事を書いて、自分一人で読んでればいい。
 何故kojitakenは「俺の悪口雑言」を「無視できずに俺に対し悪口雑言で返す」のか。それも自己承認欲求がkojitakenにあるからでしょう。自己承認欲求がkojitakenにないなら俺が何を言おうと無視できるはずです。
 勿論、俺だって自己承認欲求があるから、ブログを公開している。そして自己承認欲求があるからkojitakenの俺への悪口を無視できず、奴に悪口で返すわけです。
 そして繰り返しますが「自己承認欲求」それ自体は何ら問題ない。「自己承認欲求」それ自体は「人間として当たり前の感情」であって、善でも悪でもない。問題は「自己承認欲求」が「とにかく受ければいい、承認してもらえばいい」という付和雷同に行ったり、逆に「俺が正しいと思うのだから認めない社会が悪い」と不当に社会を憎悪したりして「その人間の行動が歪む場合」です。
 「自己承認欲求」が「認めてもらえないのは何故だろう」と真摯に悩み、解決策を探す良い方向に行くなら何の問題もない。


少なからぬ共産党の地方議員(だけではないが)が、規約手続きを使ったり、SNSを通じたりして、意見・声をあげて、このツイートが出たという、あまり見ないケース。(小池晃のツイートに対する紙屋高雪氏のブコメ) - kojitakenの日記

 呟きの主は共産党員の紙屋高雪氏。はてな界隈でも超有名人に属する。かの権威主義*2にして無能*3きわまりない共産趣味*4で、「反動の塊*5」としか論評しようがない軽蔑すべき*6はてブコメントで崇め奉っている人だ。

 紙屋氏の主張に賛同したことはありますが、

松竹伸幸のあほさに呆れる(副題:松竹に共産離党と自民入党をおすすめしたい) - bogus-simotukareのブログ2021.11.20
珍右翼・黒坂真に突っ込む(2021年11月28日分)(副題:松竹伸幸のバカさに呆れる) - bogus-simotukareのブログ2021.11.28
岸田の所信表明演説を読んで雑感(副題:改めて松竹伸幸に悪口する) - bogus-simotukareのブログ2021.12.7
松竹伸幸に突っ込む(2022年4月23日記載)(副題:紙屋研究所にも突っ込む) - bogus-simotukareのブログ
珍右翼・黒坂真に突っ込む、ほか(2022年6月9日分)(副題:リベラル21と阿部治平と松竹伸幸に悪口する&中北本を読む気が完全に失せた)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ

では逆に「日本共産党の外交安保政策をもっと右にしろとはどういうことか!」と「左派(?)、ハト派の立場」から悪口していますし、彼の本

◆マンガ評論である『オタクコミュニスト超絶マンガ評論』(2007年、築地書館)、『マンガの「超」リアリズム』(2018年、花伝社)
→これについては本を出しました 『オタクコミュニスト超絶マンガ評論』(2007.10.22)、本を出します 『マンガの「超」リアリズム』 - 紙屋研究所(2018.5.1)を紹介しておきます。
◆町内会問題を取り上げた『どこまでやるか、町内会』(2017年、ポプラ新書)、『「町内会」は義務ですか?』(2014年、小学館新書)
→これについては本を出します 『“町内会”は義務ですか?』 - 紙屋研究所(2014.10.15)、新たな町内会本『どこまでやるか、町内会』を出します - 紙屋研究所(2017.2.11)を紹介しておきます。

などはいまだに1冊も読んだことはなく、「崇め奉ってはいません」ので念のため。というか、「彼の本を1冊も読んでないこと」でわかるように俺は彼にはそれほどの興味はありません。kojitakenが変な誤解、曲解をするのはいつものことですが全く大概にして欲しい。というか、コメント欄でもご指摘がありますが、そもそも紙屋氏ツイート紹介をする上で俺に悪口する必要はどこにもない。
 俺にも紙屋氏にも失礼です。
 なお、話が脱線しますが紙屋氏の「町内会本」と同様の問題意識に基づくのが最近の産経記事自治会非加入でゴミ捨て場「出禁」は違法か 最高裁に舞台が移った住民トラブル - 産経ニュース(2022.11.19)ですね。

自治会非加入でゴミ捨て場「出禁」は違法か 最高裁に舞台が移った住民トラブル - 産経ニュース
 東京都立大の玉野和志*7教授(地域社会学)は「ごみ収集は本来行政が担うべき仕事で、自治会は好意で協力しているにすぎない」とした上で「自治会ありきの仕組みは限界にきている。行政は根本的にごみ収集のあり方を見直す必要がある」と話している。

というのは全くその通りで「任意加入」と言う建前が実態(事実上、全員加入を前提として、ゴミ回収など行政事務が制度設計されており、同調圧力で事実上強制加入となってる)と乖離しているからこそ、こういうトラブルになるわけです。どう解決すべきかについては特に俺に名案もないので書きませんが。
 ちなみに紙屋氏はこの産経記事について

紙屋高雪
 URが自治会に所有権を移譲するのは珍しい。UR管理のままならUR責任なのにね

紙屋高雪
 地裁判決が「ごみ捨て場の管理は(誰もが利用できる)行政サービスの一環」としたのは重い。「市は収集やるけど、集積所の設置と管理は住民が勝手に決めること。行政は知らん」という自治体の虚構はもうやめるべきだ。そんなわけないだろ。じゃあ住民が自由に集積所を決めたら、行政は全部認めるのか?
 「今の集積所では自治会がゴミ出しさせてくれないので、別のところを住民である私が集積所指定するので収集せよ」ともし市に申請したら、行政は「協議」し拒否する。事実上行政の集積所管理だ。「ステーションの変更や増設につきましては、市が決めるものではなく」は虚構。

紙屋高雪
 はてブでは

(ボーガス注)
GROOVY
 お金だけ出す会員あるなら入らない夫妻が悪いんじゃないかなぁ。
ultimatebreak
 年一万程度で掃除もしなくていいルールだし、不当だとは思わない。管理手伝わないならせめて金出せというのはとてもよくわかる。
Junji_Suzuki_JBOYSOFT
 自分の自由勝手にしたいけどめんどうを引き受けるのはイヤが通用するかどうか。
YokoChan
 サービスを利用するなら割増料金を支払うべきだ。後の掃除とかあるしタダ乗りはダメ。
diveintounlimit
 これが肯定されてしまったら、みんな自治会費払わなくなって自治会の仕組みが破綻するでしょ。必要なカネを払わないタダ乗り側の主張が認められる状況がおかしい。
kitayama
 行政にやらせてると税金どんどん上がっちゃうから自治会にやらせてるから、フリーライダーはだめだろうと思うな。
などと

原告をフリーライダー呼ばわり(ボーガス注:し非難)する意見が散見されるが、市が自治会に集積所管理の委託費を払って明確な委託契約(またはそれに類するもの)をして市民なら誰でも出せるようにしていないからこうなる。「行政が曖昧な慣行に依存し、行政が必要コストを払わない行政の甘えの時代」は終わった。

とツイートしています。


総務相・寺田稔の更迭も不可避。岸田内閣はもはや「風前の灯」 - kojitakenの日記

 昨日、過激なネオリベ*8河野太郎*9や極右の高市早苗*10にとって代わられるくらいなら岸田に続けてもらった方がまだマシだと書いたが、どうやらもう保ちそうにもない。岸田内閣はもはや風前の灯だ。

 kojitakenが昨日、書いたという駄記事泉健太も志位和夫も小池晃もひどいが、宏池会の岸田文雄や葉梨康弘のひどさは「底なし」だ - kojitakenの日記については拙記事今日もkojitakenに悪口する(2022年11月19日記載) - bogus-simotukareのブログで批判的にコメントしましたので紹介しておきます。
 かなり追い詰められてることは事実でしょうが、果たして「風前の灯」といえるかどうか。岸田が実際に辞めるまではここまで俺は楽観的にはなれませんね。

 せめて、前記の2人及び後菅こと菅義偉の返り咲きだけは阻止してもらいたい*11。この3人のいずれかが後継総理になるなら、日本はさらに悪くなる。

 阻止してもらいたいの主語は何なんですかね。
 「岸田の首相辞任」以後の総裁選で総裁を選ぶ自民党員や国会議員か、はたまた「野党やマスコミの批判」か。
 いずれにせよ「阻止したい」と能動的でない辺り「お任せ民主主義」というか「やる気がなさ過ぎる」というか。
 なお、「菅の首相返り咲き」はさすがにないでしょう。


再配分政策を求めるなら別に立憲でも良いが、護憲を求めるなら社民党って本当か? 「名は体を表す」のだから、立憲民主党は立憲主義を掲げる伝統的な保守思想の党で、社民党こそ社民主義を追求する政党のはずではないのか? - kojitakenの日記
 社民党はともかく、どう見ても「自民党補完勢力」「非立憲主義立憲主義否定:そもそも維新がすり寄る自民自体が非立憲主義ですが、その自民と比べても維新の非立憲主義は酷いでしょう)」維新にすり寄る「立憲民主党*12」は「名は体を表してない」でしょう。
 何せ「根拠法律も作らずに閣議決定だけで実施」ということで「立憲主義に反する」と言う批判があった「安倍国葬」に党最高顧問の野田元首相が出席したのが立憲民主党ですし。
 「名は体を表してる政党」は日本では

マルクス生誕200周年/志位委員長 講演で強調/理論家・革命家の両面に光が/新しい市民運動の発展と響きあう2018.4.23
志位さん、科学的社会主義を大いに語る(上)/学生オンラインゼミ 詳報2022.4.22

不破哲三氏の著書】
◆『古典への旅:マルクスエンゲルスレーニンを訪ねて』(1987年、新日本新書)
◆『史的唯物論研究』(1994年、新日本出版社
◆『マルクスエンゲルス百年』(1996年、新日本出版社
◆『科学的社会主義を学ぶ』(2001年、新日本出版社
◆『古典研究 マルクス未来社会論』(2004年、新日本出版社
◆『マルクスは生きている』(2009年、平凡社新書)
◆『マルクスとともに現代を考える』(2010年、新日本出版社
◆『「資本論」はどのようにして形成されたか』(2012年、新日本出版社
◆『科学的社会主義の理論の発展:マルクスの読み方を深めて』(2015年、学習の友社)
◆『マルクス資本論」発掘・追跡・探究』(2015年、新日本出版社
◆『「資本論」のなかの未来社会論』(2019年、新日本出版社
◆『「資本論」完成の道程を探る』、『マルクス 弁証法観の進化を探る』(2020年、新日本出版社

という日本共産党ぐらいではないか(共産党マルクス理解の是非はひとまず置きます)。
 なお、社民党を「社民主義的でない」と批判するkojitakenには「民社党社民連をどう評価する」のか、「名は体を表してる」と考えるのか、聞きたいところです。
 さすがに「第二自民党民社党は「社民主義」とは評価しないのでしょうが。

◆まことん
 私がこのご時世に、敢えて社民党に入り、何だかんだ党員を続けているのも、護憲を掲げる党を消してはならない、との思いが強くあるから何ですよね。再配分政策を求めるなら、別に立憲でも言い訳だけど。

 「はあ?」ですね。第一に「護憲を掲げる党」なら共産もあるんですけどね。この種の反共分子は何故か共産を毛嫌いするようですが。
 第二にkojitakenも批判するように「枝野前代表時代」ならまだしも「新自由主義政党・維新」にすり寄る「泉の立民」は明らかに「再配分政策軽視」でしょう。

 社民党は経済政策を決しておろそかにしてはならなかった。2010年代の怠慢のツケが現在に回ってきている。

 過去に書いた拙記事社会党が衰退したわけ(五十嵐仁「政党政治と労働組合運動」(御茶の水書房)から) - bogus-simotukareのブログの「二番煎じ」「焼き直し」で恐縮ですが、社民党の衰退理由はkojitakenが言うようなことではなく「社会党時代のダメージが回復できてないこと」でしょう。
 要するに「社会党、総評」でググる

◆坂本守*13社会党総評ブロック:その形成・発展と崩壊過程』(1981年、日本評論社
新川敏光*14『戦後日本政治と社会民主主義社会党総評ブロックの興亡』(1999年、法律文化社→後に『幻視のなかの社会民主主義』と増補改題して2007年、法律文化社
◆五十嵐仁*15編著『日本社会党総評の軌跡と内実:20人のオーラル・ヒストリー*16』(2019年、旬報社
【あいうえお順】
伊藤茂*17
◆上野建一氏*18
◆加藤宣幸氏*19
◆公文昭夫氏*20
◆曽我祐次氏*21
◆高見圭司氏*22
◆塚田義彦氏*23
◆富塚三夫氏*24
◆仲井富氏*25
船橋成幸氏*26
など合計20名の社会党、総評関係者へのインタビュー集のようです。20名が誰かについては3月11 日(月) 『日本社会党・総評の軌跡と内実―20人のオーラルヒストリー』の校正作業を終えた:五十嵐仁の転成仁語:SSブログ(2019.3.11)で確認できます。

という本がヒットすることでも分かるように「総評政治部=社会党*27」と「社会党、総評の批判派(共産党など)」から言われるほど、長い間(1950~1980年代)、「総評に政治活動を依存してきたこと」が「社会党社民党)の衰退理由」でしょう。
 この「労組依存」という問題点は「連合に政治活動を大きく依存する立民」にも該当しますがそれはさておき。
 「総評が解散し連合に参加」し、連合(民社党を支持していた旧同盟系(右派労組)が実権を握った*28。今の芳野会長もそうした右派労組幹部の一人)が社会党支持をやめ「民主党(その後の民進党や国民民主党、立民党を含む)支持」に切り替えたことで、社会党社民党)はその支持基盤を大きく失いました(連合批判派が結成した全労連は共産支持、全労協(総評元議長の太田薫、同元事務局長の岩井章など)は社民党支持ではありましたが)。
 そして社会党は「失った基盤(労組票)」の代わりになる支持基盤をついに現在まで生み出すことができなかった。その結果、「辻元清美氏(元社民党政策審議会長)」など党所属議員の多くが離党し「民主党(その後の民進党や立民党を含む)」に移籍した。
 この点は労組以外に「民青(学生運動)」「新婦人(女性運動)」「民商(自営業者)」等といった支持基盤を形成した共産党との大きな違いです(社会党の総評、民社党の同盟に対して、共産党が1989年に「全労連」が誕生するまで、共産系のナショナルセンターがなかった*29から「嫌でも労組以外に共産は支持基盤を求めざるを得なかった」という面もありましたが)。
 勿論、共産党も「左うちわで万々歳」ではないので、過大評価は禁物ですが、「共産党のこうした労組以外の支持基盤形成」については五十嵐先生も指摘するように評価されてしかるべきでしょう。
 五十嵐先生の主張の完全な受け売りですが「最大野党(社会党時代)から没落し、今やれいわ新選組を下回る議席数、支持率で政党存続の危機にある社民党と、苦境にあるとは言え社民党ほどの惨状ではない共産党の違い」は「労組以外に支持基盤を形成できたかどうか」の違いでしょう。
 そしてこれは五十嵐主張ではなく俺の個人的見解ですが「社民連(kojitakenの支持政党)が消滅した」のも「共産のような幅広い支持基盤形成に失敗したから」でしょう。
 また社民党衰退の理由としては他に「自社さ連立(例:村山内閣の野坂*30建設相が、野党時代に反対していた長良川河口堰の運用を容認)」「民主党との連立(例:沖縄基地県外移設が挫折)」への失望から「社民党社会党)支持層のうちの左派が共産支持に変化したこと」もあるでしょう。
 恐らくそうした「社民党社民連に厳しく」「共産党に肯定的な」認識を「社民連社民党の支持者」で「反共分子」のkojitakenは絶対にしないのでしょうが。

*1:個人崇拝は勿論民主主義に反するでしょうが、自己承認欲求が民主主義に反するというのは意味が分かりません。

*2:どの辺りが権威主義者なんですかね?。まあ狭量なkojitakenではろくな根拠もなしに『敵視する俺』に思いつく限りの罵倒をしているだけでしょうが

*3:別に自分が有能だとも思ってないので、「不愉快」ではあるものの、俺がそれに該当するとは全く思わない「権威主義者」「反動」呼ばわりほどには腹は立ちません。まあ狭量なkojitakenではろくな根拠もなしに『敵視する俺』に思いつく限りの罵倒をしているだけでしょう。それにしても、こんなことを言うkojitakenは「自分をよほど有能だと思い上がってる」のでしょう(苦笑)。

*4:「俺のような非党員が共産支持を表明する」と、それだけで共産趣味者扱いなんですかね?。それとも「共産趣味者認定」には何らかの条件があるのか?。いずれにせよ、これもkojitakenの罵倒なんでしょうね。

*5:どの辺りが反動なんですかね?。まあ狭量なkojitakenではろくな根拠もなしに『敵視する俺』に思いつく限りの罵倒をしているだけでしょうが

*6:俺の方こそ『紙屋氏の主張を紹介するにおいて俺に悪口する必然性はどこにもない』のに『そういう行為をして恥じない』kojitakenの『人格の低劣さ』を心底軽蔑しています。)某暴犬((こういう「犬呼ばわり」をすると「カス(あるいはクズ、クソ、ゲス)駄犬」と自分も悪口されても文句は言えないとは思わないらしいところがid:kojitakenらしいバカさです。

*7:著書『東京のローカル・コミュニティ』(2005年、東京大学出版会)、『創価学会の研究』(2008年、講談社現代新書)、『実践社会調査入門』(2008年、社会思想社)など

*8:今日もkojitakenに悪口する(2022年11月19日記載) - bogus-simotukareのブログでも書きましたが河野の問題点はそこではなく「不誠実な人間性」でしょう。河野太郎、平井卓也、西村康稔、茂木敏充の“自民党パワハラ四天王”はどこへ向かうのか | 文春オンラインによれば、河野については「部下に対するパワハラ」の噂もあるようですが、「真偽はともかく」分かる気がします。ああいう「下劣な人間」は平気で部下にパワハラをしても何らおかしくないでしょう。父親(河野洋平自民党総裁)はあそこまで下劣とは思えないのでまさに『不肖のバカ息子』です。

*9:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革相などを経て、現在、岸田内閣デジタル相

*10:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)などを経て岸田内閣経済安保相

*11:こういうことを書くとは、kojitakenにとって例えば「この3人ではなく、茂木幹事長や林外相がポスト岸田ならまだマシ」なんですかね。それと高市の名前を挙げながら「萩生田政調会長」「下村元政調会長」の名前が出てこないのが謎です。安倍派が下村や萩生田を担ぐ可能性はないとみているのか?

*12:戦前は「立憲改進党大隈重信)」「立憲政友会(歴代総裁のうち、伊藤博文西園寺公望原敬高橋是清田中義一犬養毅が首相に就任)」「立憲民政党(歴代総裁のうち、浜口雄幸若槻礼次郎が首相に就任)」と立憲党名は多数ありましたが戦後は有力政党としては「立憲民主党」が恐らく最初でしょう。

*13:著書『昭和史の中の労働運動』(1982年、日本労働研究機構)、『獅子奮迅:松前重義物語』(1983年、西日本新聞社)、『されど節を屈せず:岩井章物語』(1984年、労働大学新書)

*14:京都大学名誉教授。法政大学教授。著書『日本型福祉の政治経済学』(1993年、三一書房)、『日本型福祉レジームの発展と変容』(2005年、ミネルヴァ書房)、『福祉国家変革の理路』(2014年、ミネルヴァ書房)、『田中角栄』(2018年、ミネルヴァ書房日本評伝選)、『政治学:概念・理論・歴史』(2022年、ミネルヴァ書房)など。新川氏の専門(日本型福祉)を考えるに彼の田中評伝はおそらく「福祉元年」(「福祉元年」については、例えば服部龍二『田中角栄』を読む 〜 では誰が「福祉元年」をやるべきだったのか - kojitakenの日記参照)的な面を主として論じてるのでしょう(その結果として他の面への言及が弱いかもしれませんが)。田中といった場合一般に注目されるのは「福祉元年」ではなく「金脈やロッキード疑惑」「日中国交正常化」「日本列島改造論」ですが。

*15:法政大学名誉教授。全国革新懇代表世話人。著書『一目でわかる小選挙区比例代表並立制』(1993年、労働旬報社)、『保守政治リストラ戦略』(1995年、新日本出版社)、『徹底検証・政治改革神話』(1997年、労働旬報社)、『政党政治労働組合運動』(1998年、御茶の水書房)、『戦後政治の実像』(2003年、小学館)、『この目で見てきた世界のレイバー・アーカイヴス』(2004年、法律文化社)、『活憲』(2005年、山吹書店)、『労働政策』(2008年、日本経済評論社)、『労働再規制』(2008年、ちくま新書)、『対決・安倍政権:暴走阻止のために』(2015年、学習の友社)、『活路は共闘にあり』(2017年、学習の友社)、『打倒安倍政権:9条改憲阻止のために』(2018年、学習の友社)、『日本を変える:「新しい政治」への展望』(2021年、学習の友社)など。個人ブログ五十嵐仁の転成仁語:SSブログ。民青系の全学連に所属していたが故に、極左に襲撃されて片目を失明(例えば7月22日(水) 残された左目を殴られたのは1972年2月28日のことだった:五十嵐仁の転成仁語:SSブログ(2015.7.22)参照)し、また、志位委員長、小池書記局長が代表世話人を務める全国革新懇の代表世話人を務める五十嵐氏は勿論「自他共に認める共産支持者」です(彼が党員や後援会員かどうかまでは知りませんが)。

*16:1)共同研究であり五十嵐氏の個人研究ではない、2)五十嵐氏は共産支持者だが他の共同研究者は必ずしもそうではないことを断っておきますが「社会党・総評関係者への聞き取り調査」をする「共産支持者」五十嵐氏の方が「自称社民党支持者」id:kojitakenよりも何倍も社民党の役に立ってるのではないか?(勿論、五十嵐氏がプロの学者なのに対し、id:kojitakenは素人だという点は割り引く必要がありますが)

*17:1928~2016年。社会党政策審議会長(土井委員長時代)、副委員長(田辺委員長時代)、細川内閣運輸相、社民党政策審議会長(村山党首時代)など歴任(伊藤茂 - Wikipedia4月9日(火) 社会党・総評史研究会で旧社会党の伊藤茂元運輸相からの聞き取りを行った:五十嵐仁の転成仁語:SSブログ(2013.4.9)参照)

*18:1931年生まれ。千葉県議、衆院議員など歴任。1996年に社会党を離党し新社会党の結党に参加。新社会党選対委員長、書記長などを経て現在、顧問(上野建一 - Wikipedia参照)

*19:1924~2018年。1951~1954年まで世田谷区議。江田三郎書記長の下で、1968年に構造改革論社会党の方針に採用されると、加藤は構造改革論の理論家として活躍した。しかし、社会党内では社会主義協会派との派閥抗争に敗れる形で、構造改革派(江田派)の勢いは次第に失われていった。1969年、社会党に見切りをつけて、党本部職員を退職し、新時代社を創設。出版業や旧ソ連(現・ロシア)との貿易に従事した。芦田内閣労働相を務めた加藤勘十は父(加藤宣幸 - Wikipedia5月21日(月) 加藤宣幸さんによって語られた驚きの証言:五十嵐仁の転成仁語:SSブログ(2012.5.21)参照)

*20:1931年生まれ。総評社会保障局長、年金実務センター代表、中央社会保障推進協議会副会長など歴任(経歴は公文著書の著者紹介による)。著書『年金のはなし』(共著、1990年、新日本新書)、『年金不安50問50答』(2003年、大月書店)、『許すな!!年金大改悪』(2004年、あけび書房)など

*21:1925~2019年。日本社会党東京都本部書記長、委員長、日本社会党組織局長、副書記長など歴任(曽我祐次 - Wikipedia参照)

*22:1932年生まれ。社青同日本社会主義青年同盟)書記長(社青同社会党系の青年団体)、日本社会党青年対策部長など歴任。1970年に社会党を除名。著書『NO! 9条改憲・人権破壊』(2007年、明石書店)(高見圭司 - Wikipedia参照)

*23:1926~2016年。合化労連(合成化学産業労働組合連合)書記長、副委員長、総評事務局長など歴任。著書『太田薫:太田ラッパ鳴りやまず』(共著、1999年、労働教育センター)(わたしの労働運動ものがたり〜塚田 義彦 “太田薫”を語る参照)

*24:1929~2016年。国鉄労組東京地方本部委員長、国鉄労組書記長、総評事務局長、社会党国際局長など歴任(富塚三夫 - Wikipedia11月4日(月) 冨塚三夫元国労書記長・総評事務局長からお話をうかがった:五十嵐仁の転成仁語:SSブログ(2013.11.4)参照)

*25:1933年生まれ。社会党青年部長、国民生活部長などを歴任(過去を語らず未来をめざす―― 江田三郎との五七年間 仲井 富参照)。ググったら『(ボーガス注:2022年7月の参院選は)立憲民主党の惨敗という結果になった。しかも敗北後の立憲民主党には、その責任を自覚して対処する姿勢はない。責任を取るどころか、旧民主党の岡田氏を幹事長に迎えて、対処するというやり方である(ボーガス注:俺も仲井氏の立民党批判には全く同感です)』という仲井氏の立民批判論文 参院選立憲民主党の惨敗と右翼“ガチウヨ”の健闘に見る希望 - 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ広場」(2022.9.20)がヒットしたので少なくとも「2022.9.20」にはご健在だったわけです。

*26:1925年生まれ。社会党組織局長、政策審議会事務局長、企画調査局長など歴任(経歴は船橋著書の著者紹介による)。著書『〈証言〉戦後半世紀の政治過程』(2001年、明石書店)、『革新政治の裏方が語る13章』(2015年、オルタ出版室)

*27:俺より年長のkojitakenはこの言葉を当然知ってるでしょうが、こんな言葉を知ってること自体「俺っておっさんだなあ」感がします。よほど日本政治史に関心がない限り「総評」と言っても最近の若者(例:2000年代生まれの20代)は「?」とちんぷんかんぷんでしょう。

*28:コメント欄で指摘があるように「今更言っても過去のことはどうにもならない」のですが、何とかならなかったかという思いはあります。そして今からでも「連合執行部の右翼性」を何とかできないのかと思います(連合内部には左派労組も勿論あるので)。

*29:戦後すぐに誕生した産別会議は共産系ですが、「当時の共産党」の「労組への上意下達的態度」への反発から、産別会議を脱退した労組が総評を1950年に結成。総評に主導権を奪われた産別会議は勢力が衰退し、1958年に解散(全日本産業別労働組合会議 - Wikipedia参照)

*30:1924~2004年。日本社会党国対委員長、村山内閣建設相、官房長官社民党副党首など歴任(野坂浩賢 - Wikipedia参照)

今日のしんぶん赤旗ニュース(2022年11/19~22分)

松本新総務相 規正法違反疑い/複数の政治資金パーティー/販売券数が収容人数超過
松本総務相の疑惑 本紙報道に反響/「赤旗がスクープ」テレビ番組で紹介
松本氏いきなり疑惑 任命責任が問われる/会見で小池書記局長
松本総務相 パーティー収容超過疑惑 「適切処理」繰り返す/本紙がスクープ

 前任者(寺田前総務相)が「金銭疑惑で辞めた」のに就任直後これです。いわゆる身体検査もやってないのかと心底呆れます。菅直人内閣外相時代に松本に「その種の疑惑が出なかったこと」で甘く考えていたのか?。民主党時代からこうだったのか、自民党に入って「周囲の悪影響」でこうなったのか?


きょうの潮流 2022年11月20日(日)

 妖怪*1を世に送り出した漫画家は戦記物*2を描くとき、わけのわからない怒りがこみ上げてきて仕方がありませんでした。自身が味わった戦争や軍隊の理不尽さ、死んでいった仲間の無念がそうさせたのではないかと
▼いま東京・調布市で「水木しげるが見た光景」と題する展示会が開かれています。

 今年で水木(1922年生まれ)の生誕100年だそうです。ちなみに「日本共産党」「全国水平社(部落解放同盟の前身)」の創立100年でもあります(1922年 - Wikipedia参照)。


障害者総合支援法改定案可決/国連の勧告に逆行/衆院厚労委で宮本徹氏反対

 障害者総合支援法改定案が18日の衆院厚生労働委員会で、自民、公明、立民、維新、国民などの賛成多数で可決しました。日本共産党は反対しました。
 国連障害者権利委員会の総括所見(9月発表)では「非自発的入院を通じて自由の剥奪を許す、あらゆる法的規定を撤廃すること」を勧告しています。
 日本共産党の宮本徹議員は討論で、反対の最大の理由は「障害者権利委員会の勧告に沿わず、逆行するものになっている」からだと指摘。「本人の意に反する医療保護入院について、家族の同意・不同意の意思表示がない場合にまで、市町村長の同意で入院を判断できるようにする。適用を拡大するもので、不要な強制入院が増える」と批判しました。

 またも共産が反対する法案を「自公、国民民主、維新」と一緒に賛成する立民には「野党共闘を進める気があるのか」と心底呆れます。そしてマスコミもこうした問題をもっと報道すべきです。
 なお、「本人の意に反する医療保護入院」をネタにしてるのが現在、週刊漫画ゴラクに連載中の『ミナミの帝王』です。小生も「くだらない人間」なので『ゴラク』のようなくだらない雑誌も読みます。
 「食べることが大好きな(だから太る)」の俺のおすすめ「ゴラク連載マンガ」としては江戸前の旬 - Wikipedia酒のほそ道 - Wikipediaですね。


きょうの潮流 2022年11月19日(土)

 きょうは国際男性デー。男性の健康に目をむけ、ジェンダー平等を促す日として、1999年にカリブ海の島国トリニダード・トバゴで始まったとされています。女性の生きづらさを改善し、性の平等を推進することも目的に掲げます

 問題意識には共感しますが
1)男尊女卑
2)国際女性デー - Wikipediaに対する「アンチフェミの当てこすり」で変なフェミ叩きをこの日にやってる
などの誤解を招きかねない「国際男性デー」というネーミングは何とかならない物か。とはいえ「無能な俺」には妙案はありませんが。もはや「名前はそのままで誤解を解く方向で頑張る」しかないのか。
参考
<デジタル発>「男のくせに」「一家の主」「弱音吐くな」… 男らしさ求める社会に生きづらさ 11月19日は国際男性デー:北海道新聞 どうしん電子版2022.11.17
11月19日は国際男性デー 4割が「生きづらさ感じる」 求められる役割 重圧に | 河北新報オンライン2022.11.17
19日は国際男性デー パパ育休でアンケート、賛否は? 追う!マイ・カナガワ #metoo #youtoo | カナロコ by 神奈川新聞2022.11.18
職場の固定観念「男たるもの…」 男性から疑問視する声 #metoo #youtoo 国際男性デー | カナロコ by 神奈川新聞2022.11.19
国際男性デーとは?「男なら弱音を吐くな」「男は泣くな」はもうやめよう | ハフポスト NEWS2022.11.19
【国際男性デー】NHK×日テレ オンライン座談会2022.11.19
11月19日は「国際男性デー」です - 朝霞市2022.11.19
11月19日は「国際男性デー」です|国分寺市2022.11.19
 「国際男性デー」でググったら上記がヒットしました。無知なので、今回、赤旗記事で初めて「国際男性デー」を知りましたが意外と世間(マスコミや自治体等)に普及しているようです。

*1:ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」などのこと

*2:『総員玉砕せよ!』(講談社文庫)、『水木しげるラバウル戦記』(ちくま文庫)などのこと

今日もkojitakenに悪口する(2022年11月19日記載)

泉健太も志位和夫も小池晃もひどいが、宏池会の岸田文雄や葉梨康弘のひどさは「底なし」だ - kojitakenの日記
 葉梨の死刑暴言を取り上げるなら今日のしんぶん赤旗ニュース(2022年11/16、17分) - bogus-simotukareのブログで紹介した

赤旗きょうの潮流 2022年11月17日(木)
 作家の平野啓一郎さん*1は著書の『死刑について*2』で、自分もかつて「死刑制度があることはやむをえない」と考えていたと明かしています。▼その平野さんが「廃止派」に変わった理由の一つは、殺人犯となった人の劣悪な成育環境に思いを巡らせ、殺人者を生み出す社会の側の責任について考えたことでした。罪を犯した人間の存在自体を消しても、社会や政治の問題が解決されていなければ同様の犯罪が繰り返されると平野さんはいいます

位の「ある程度高尚(?)な主張」をしてほしいもんですが、葉梨に悪口しかしないkojitakenの駄文です。
 志位氏へのケムトレイル云々での「不当な悪口」について既に今日もkojitakenに悪口する(2022年11月18日記載) - bogus-simotukareのブログで批判したので改めては批判しません。
 しかし志位氏に「東大卒なのに云々」とこの駄記事に書くid:kojitaken(おそらく、レベルの高くない大学卒)には「学歴コンプレクスがある」のではないか。
 なお、志位氏とは違い文系(法学部)とは言え、東大卒には

◆「人権メタボ発言(例えば「日本は同質的な国」「人権メタボ症候群」/文科相の感覚欠如(2007.2.27)参照)」の伊吹文明*3
→追記:小生の愚かな勘違いで伊吹(京都出身)は京大卒ですが【1】今から削除するとコメント欄でのご指摘が意味不明になること、【2】「学歴と知性には関係ない」という事例には合致することからこのまま残しておきます。
◆「成田闘争ごね得*4」の中山成彬*5

などがいるので学歴など別に「その人間の知性」とは関係ないでしょう。

 岸田政権に一日も早く潰れてほしいとまでは私は思わない。なぜなら、岸田に代わる総理大臣が過激な新自由主義者*6河野太郎だったり極右の高市早苗*7だったりしたら、「岸田の方がまだマシだった」と思うことになるのは避けられないからだ。

 「はあ?」ですね。岸田政権が酷い以上「早く辞めさせる」のは当然でしょう。
 kojitakenの珍論は「細川非自民連立政権が酷かったから政権交代せず宮沢自民政権のママで良かった」「村山自社さ政権が酷かったから政権交代せず羽田非自民連立政権(以下略)」「鳩山民主党政権が酷かったから政権交代せず麻生自民政権(以下略)」「安倍自民政権が酷かったから政権交代せず野田民主党政権(以下略)」「岸田政権が酷いから菅政権(以下略)」並に珍論でしょう。その政権の評価は「後継内閣がよりましかどうか」で決める話ではない。
 そもそも何故そこで「とにかく岸田を辞めさせる。岸田の後釜が酷ければそれも批判する」にならないのか。どこまで負け犬根性なのか。そんな輩がよくもまあ政治ブログを書いてるもんです。何のために政治ブログを書いてるのか。ただの老害の愚痴か。
 なお、個人的には「安倍の後釜が官房長官の菅」だったように「無難に(?)」岸田政権の重要閣僚*8や党三役で「野党の批判を浴びず(高市では確実に統一協会問題や安倍への近さで批判を浴びる)」、また「与党内(麻生副総裁、二階元幹事長など)の受けも良さそうな人物」として「松野官房長官(安倍派で第三次安倍内閣文科相だが、下村*9政調会長や萩生田*10政調会長ほどには極右イメージが強くない)」「林*11外相(岸田派)」「茂木*12幹事長(茂木派領袖)」辺りがポスト岸田有力候補ではないかと思っています。


共産・田村智子氏「パワハラ受けた認識なく困惑」…小池書記局長の「叱責」巡り(読売) - kojitakenの日記
 「反共分子」kojitakenは無論小池氏に悪口雑言ですが、それはさておき。
 これだけでは
【1】志位委員長、小池書記局長など党幹部の反感を買って左遷されることを恐れて、あるいは小池氏など党幹部に「政治的貸し」を作ること、あるいは自らの発言が「反共分子(例:id:kojitaken)の小池叩き」に使われることを「既に小池氏が謝罪し、党も一定の処分をした以上、これ以上大事件にしたくない」と不本意に思い、あえてこう言ってるのか
【2】事情はどうあれ、実際にああした言動にパワハラ性を感じてないのか
はわかりません。
 いずれにせよ党内外から「パワハラではないか」と言う批判が出て、小池氏も謝罪し、党としても小池氏を「厳重注意処分した」以上、田村氏が本心「パワハラ性を感じてなかった」としても、だからといって「小池氏の言動に問題がない」事にならないのは当然です。
 当人の主観とは「多くの人間はパワハラとは認識してないが、当人がパワハラと思い、苦痛を感じてるならパワハラと評価すべきではないか」と言う形で「評価に使われるべき」であり、その逆方向で使われるべきではない。
 なお、【1】であれ、【2】であれ「反共分子」kojitakenのように「田村は小池を非難しろ」などと悪口するのは論外でしょう。


高津臣吾・岡田彰布・広岡達朗 - kojitakenの日記

「偉いのは俺様だけだ」という、いかにも広岡らしい独善性を感じさせる。

 「偉いのは俺様だけだ」という独善性まみれの文章を毎回書き飛ばし「批判的な俺のコメントは平然と掲載拒否する」バカkojitakenが良くも言ったもんです。
 まあ取り巻きがkojitakenをおだてるから図に乗ってるのでしょう。
 「広島、ヤクルト、西武の監督を歴任し優勝、日本一などの成果を上げた広岡」と違い、幸いにもkojitakenは「能力も人望も知名度も実績も皆無のただの老害」なので社会への影響力は皆無ですが。
 「優勝、日本一など一定の成果を上げた広岡」が図に乗るのは「ある程度わかります」が「能力も人望も知名度も実績も皆無のただの老害id:kojitakenが図に乗るのは理解できません。それとも「俺様はもっと世間に評価されていいはずだ。俺の取り巻き連中は俺を褒めてくれる」等の変な「世間への恨み」をこじらせてるのがkojitakenなのか?

*1:1975年生まれ。1999年に『日蝕』(1998年、新潮社→2002年、新潮文庫)で芥川賞を、2009年に『決壊』(2008年、新潮社→2011年、新潮文庫)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を、『ドーン』(2009年、講談社→2012年、講談社文庫)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を、2017年に『マチネの終わりに』(2016年、毎日新聞出版→2019年、文春文庫)で渡辺淳一文学賞を、2018年に『ある男』(2018年、文藝春秋→2021年、文春文庫)で読売文学賞受賞

*2:2022年、岩波書店

*3:橋本内閣労働相、森内閣国家公安委員長、第一次安倍内閣文科相自民党幹事長(福田総裁時代)、福田内閣財務相衆院議長など歴任

*4:例えば主張/中山国交相発言/問題閣僚任命した首相も同罪(2008.9.28)参照

*5:小泉内閣文科相麻生内閣国交相を歴任

*6:河野の最大の問題点は「新自由主義」ではなく、澤藤統一郎の憲法日記 » 河野太郎 「『桜を見る会・前夜祭』に関する公開質問状」を受領拒否が批判する「都合の悪いことから逃げようとする卑怯な人格」でしょう(他にも河野には外相時代の「次の発言どうぞ」など同様の行為が山ほどありますが)。受領拒否などという愚劣なことをしたのは総裁選候補では河野だけだったそうです(安倍の支援を受けてる高市ですら受領はした)。

*7:統一協会問題で高市及び「彼女を支持する安倍派」が批判を浴びてる今その可能性は低いでしょうが

*8:デジタル相の河野はとても重要閣僚とは言えないでしょう。正直「河野に政権批判してほしくないが、重要閣僚ポスト(財務相、外相、官房長官など)も与えたくないからデジタル相」程度の評価しか岸田はしてないでしょうし、そんな評価を河野が受け入れてるようでは、河野がポスト岸田として浮上するとも思えません。

*9:第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)、政調会長(菅総裁時代)を歴任

*10:第四次、菅内閣文科相、岸田内閣経産相などを経て自民党政調会長

*11:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相などを経て岸田内閣外相

*12:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、菅、岸田内閣外相などを経て自民党幹事長

珍右翼・黒坂真に突っ込む(2022年11月19日分)

◆黒坂ツイート

黒坂真
 核兵器のない世界、の実現をイスタンブールから発信すると、習近平プーチン金正恩にそれが届き、真心が通じて中朝露*1核兵器を廃棄すると志位さんは本気で考えていそう*2ですね
戦争の心配のないアジア、核兵器のない世界をめざして/アジア政党国際会議第11回総会への公式文書発言/日本共産党幹部会委員長 志位和夫
 アジア政党国際会議(ICAPP)は、これまで、「核兵器のない世界」の実現を、繰り返し呼びかけてきました。09年の「アスタナ*3宣言」は、「あらゆる地域で核兵器のない世界を目標にすべきだ」と世界に呼びかけました。10年の「プノンペン*4宣言」は、「核兵器禁止条約(NWC)の交渉を支持する」ことを明記しました。14年の「コロンボ宣言」は、さらに進んで、「核兵器禁止条約の速やかな交渉開始を求める」と明記しました。
 こうしたICAPPの努力が、17年7月の核兵器禁止条約の成立、21年1月の核兵器禁止条約の発効への一つの貢献となったことを、私は、参加された多くの友人たちとともに、喜びたいと思います。
 そして、総会宣言に、次の内容が盛り込まれることを提案するものです。
 「総会は、核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道的結末への深い懸念をもち、核兵器の使用は絶対に回避されるべきであると訴える。総会は、核兵器禁止条約の発効とその第1回締約国会議の開催を歓迎し、これまでのICAPP総会で繰り返し確認されてきた『核兵器のない世界』に向けて、いっそうの努力と決意を表明する」
 イスタンブールの地から、アジアの政党の総意として、「核兵器のない世界」を実現する力強いメッセージを、世界に発信しようではありませんか。

 志位氏が言ってもいないことを捏造して藁人形叩きする黒坂には心底呆れます。

黒坂真
 中野顕さん。日本共産党員は自衛隊軍需産業は要らない、と考えているのですね

 「岸田の大軍拡(今の2倍以上に増額方針)に反対」といったらこのように曲解するのだから心底脱力します。
 せめて「大軍拡ではない、必要な経費だ」といったらどうなのか?

黒坂真
 日本共産党公式さんは、朝鮮労働党弾道ミサイルが実際に日本の領土、領海に着弾し相応の被害*5が出たらどうすべきとお考えですか。私は、金正恩の居住地域への空爆、ミサイル基地攻撃等が必要と考えます。
日本共産党(公式)
 日本共産党志位和夫委員長は11月18日、談話北朝鮮の暴挙に厳しく抗議する ――外交的解決のための本腰を入れた取り組みを│声明・談話・発言│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会を発表しました。

 【1】北朝鮮は発射実験をしているのであって日本攻撃をしているわけではない、【2】実際、過去にそうした被害が出ていないので勿論、発射実験による被害の可能性は極めて低い(勿論、北朝鮮が発射実験ではなく、日本をミサイル攻撃する可能性は皆無です)でしょうが、発射実験による被害が出た場合においても

第1延坪海戦 - Wikipedia(1999年、韓国側負傷者7名)
第2延坪海戦 - Wikipedia(2002年、韓国側死者7名)
天安沈没事件 - Wikipedia(2010年3月、韓国軍兵士46名が行方不明(当然死亡したとみられる))
延坪島砲撃事件 - Wikipedia(2010年11月、韓国側死者4名)

での韓国のような「抑制的な対応」をすべきです。黒坂の言うような「過剰な反撃」は全く無茶苦茶です(自民党ですら実行しないでしょうが)。

*1:そもそも志位氏の「核廃絶」の対象には「米英仏、インド、パキスタン」など全ての核保有国が入るのに中朝露に限定する黒坂も意味不明です。

*2:「いそう」などと曖昧な表現にしたところで事実無根である以上、当然「名誉毀損」は成立します。むしろ断定しない点で黒坂が「自己の主張が誹謗だと自覚してること」がモロバレです。

*3:カザフスタンの首都

*4:カンボジアの首都

*5:「相応の被害」が「人的被害(死傷者)限定」か「物的被害(死傷者ゼロでの建物の損壊など)も含むのか」書かない辺りが黒坂らしい姑息さです。