高世仁
「前衛」8月号について「興味のある内容」のうち「俺なりに何とか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れています。「俺の無能」のため「赤旗記事の紹介」でお茶を濁してる部分が多いです。 ◆今月のグラビア『父兄が眠るサイパン慰霊の旅:横田チヨ子さん(95)…
大賀蓮と「後世への最大遺物」 - 高世仁のジャーナルな日々 内村鑑三の講演録『後世への最大遺物*1』を再読している。中村さんは、明治期の日本を代表するキリスト者、内村鑑三のこの本を愛読し大きな影響を受けた。アフガニスタンに助っ人を志願する日本人…
日本の凋落は政治のせい「もううんざりだ!」 - 高世仁のジャーナルな日々 この惨憺たる結果について、本田由紀*1・東京大学大学院教授は「人はあまりにも歪んだ状況に長期間慣れ切ってしまうと、それほど異常とも思わなくなる傾向がある*2」ので、こうした…
「環境問題」ではなく「自然との和解」 - 高世仁のジャーナルな日々 今週、来週の土曜は、私が中村哲医師についての市民講座「中村哲医師が命がけで私たちに教えてくれたこと」(東京・小金井市)を担当するので、その講義の準備でふたたび中村さんの本を読…
歌のちから ビートルズの革命 - 高世仁のジャーナルな日々 ジャーナリストの有田芳生さん*1が先月12日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に出演したことがニュースになっていた。 有田さんは去年8月の日テレ系「スッキリ」で、統一協会につい…
小倉こども相がトー横に 政府、支援ニーズ調査へ - 産経ニュース 小倉将信こども政策担当相は3日、経済的な困窮や親の虐待で居場所のない子供や若者への支援を強化するため、一時的に寝泊りできる場所を提供しているNPO法人などの支援団体の実態調査を月…
【正論】「令和流」両陛下の国際親善訪問 作家・竹田恒泰 - 産経ニュース 「令和流」と呼べるような新しい物があるとは思いませんけどね。 一方「平成流」はあって、それは以前拙記事で以下の通り、識者(河西名古屋大准教授、井上日経編集委員、原放送大教…
【再考・犯罪被害者】「おい、八田!」 大学生ひき逃げ遺族、執念の「公開捜査」 - 産経ニュース 大分県警は道交法違反(ひき逃げ)容疑*1で、八田與一(はった・よいち)容疑者(26)を指名手配しているが、逮捕にはいたっていない。 戦前の台湾で活動し…
慰霊とはどうあるべきか - 高世仁のジャーナルな日々 6月23日は沖縄慰霊の日だった。1945年のこの日、(ボーガス注:第23軍の司令官・牛島満、参謀長・長勇が自決し)沖縄での(ボーガス注:日本軍の)組織的な戦闘*1が終わったとされる。 6/23には他にも以…
ウクライナの「勝利」が平和 - 高世仁のジャーナルな日々 ウクライナでは政府が人々に抵抗を強制しているのではなく、国民自らがロシアの侵略と戦おうと立ち上がっている。 ウクライナが一枚岩であるかのように描き出す高世ですが ウクライナで徴兵逃れ横行 …
慰霊とはどうあるべきか - 高世仁のジャーナルな日々 6月23日は沖縄慰霊の日だった。1945年のこの日、(ボーガス注:第23軍の司令官・牛島満、参謀長・長勇が自決し)沖縄での(ボーガス注:日本軍の)組織的な戦闘*1が終わったとされる。 沖縄戦関係の記事…
リベラル21 公明党が消える日(小川洋) タイトルだけで吹き出しました。 確かに公明党の退潮ぶりも明らかだ(創価学会の団塊チルドレン世代があまり選挙に動いてくれない?) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ではある。 また、東京28区を巡る対立…
歌の力—「マイ・ラスト・ソング」より - 高世仁のジャーナルな日々 きのう20日、安田純平さん*1の裁判を傍聴するため、東京地裁に向かった。 安田さんへの旅券発給拒否は、やはりフリージャーナリスト*2の常岡浩介さん*3に旅券返納命令を出した措置と同様、…
ジャニー喜多川問題を報じなかったマスコミの罪3 - 高世仁のジャーナルな日々 グルーミング(性的行為を目的に子どもを懐柔する)という点では、ジャニー氏は王様状態です。 グルーミングと言えば以下(横田夫妻と「家族会、巣くう会」、サイコパスとその被…
ジャニー喜多川問題を報じなかったマスコミの罪 - 高世仁のジャーナルな日々 以前も別記事で書きましたが「蓮池透氏の内部批判」「それに対する家族会の不当除名」があっても一度も家族会批判しなかったクズ「高世」が自分を棚上げして良くも偉そうに「ふざ…
中村哲医師と大和魂 - 高世仁のジャーナルな日々 家族が居るからには軽々しく「一命を捧げる」などという決心はできない。日本側の問題でこの事業が分解する時は、せめて腕の一本くらいは切り落として彼らに捧げ、詫びを乞おう、と思った。(『ダラエヌール…
入管法改正反対で5千人が国会前デモ - 高世仁のジャーナルな日々 政府が法改正の根拠として出してきた「難民をほとんど見つけることができない」という柳瀬房子難民審査参与員の発言の信ぴょう性に大きな疑問符がついた。 柳瀬氏の審査件数は21年が件数全体…
ミサイル発射の陰で「管理された飢餓」が進行する北朝鮮 - 高世仁のジャーナルな日々 先週のTBS「報道特集」で北朝鮮の失敗に終わった軍事衛星打ち上げを取り上げ、今のあの国の内部事情を特集していた。 久しぶり*1にアジアプレスの石丸次郎さん*2が登場し…
「中村哲の挑戦」でロングインタビューを観る - 高世仁のジャーナルな日々 《私たちに確乎とした援助哲学があるわけではないが、唯一の譲れぬ一線は、「現地の人々の立場に立ち、現地の文化や価値観を尊重し、現地のために働くこと」である》「医者、用水路…
北朝鮮:サイバー攻撃で核ミサイル開発の資金調達 - 高世仁のジャーナルな日々 いま国際社会は北朝鮮の核ミサイル開発を抑える手段も意欲もなくしている。 「手段」はともかく「意欲」が低いことは確かに高世の指摘の通りでしょう。 以前 新刊紹介:「前衛」…
送還の恐怖に怯えるクルド人―入管法改正をめぐって - 高世仁のジャーナルな日々 条約が課している、迫害のおそれのある国へ移送してはならないという「ノン・フールマンの原則」に背を向ける措置だ。 さすがにいずれ誤記を直すでしょうが吹き出すと共に呆れ…
連載50周年を迎える「はだしのゲン」 - 高世仁のジャーナルな日々 今回は高世記事には概ね「賛同」ですがいくつかコメントしておきます。 先々週のことになるが、NHK『国際報道』の酒井美帆キャスターのフィンランド取材を特集していた。 フィンランドは幸福…
金賢姫「実在」を決定づけたスクープ - 高世仁のジャーナルな日々 私は、社会の動きに影響を与えるスクープにかかわる幸運に何度か*1恵まれたが、その一つが金賢姫(キム・ヒョンヒ)の「実在」証明だった。 以前、これについては本ブログで書いたが、今回は…
統一教会によるスラップ訴訟との闘い - 高世仁のジャーナルな日々 統一協会批判について概ね同感で特に付け加える意見はありませんが、別の件でコメントしておきます。 中野昌宏*1・青山学院大教授から連帯の挨拶が届いた。 『事実を争うというよりは、自分…
ちなみに「広尾晃の「野球の記録で話したい」」で話したいで広尾を「記事内での事実誤認が酷い(しかも指摘されても素直に詫びず詭弁で居直る)」等と批判してる人間もいます。 なお「野球の記録で」と言いながら広尾晃氏は本当に「野球の記録で話したい」の…
中村哲医師と不動明王2 - 高世仁のジャーナルな日々 YOKO@入管法改悪NO!! 阿佐ヶ谷着いたら超絶かっけえ人がひとり街宣してたぜ 一人でも声を上げる*1という行動はすばらしい。見習いたい。 これだけ取り上げられば正論ですが「一人でも声を上げた」家族会…
北朝鮮が反日活動指示 労組元幹部ら4人起訴―韓国検察:時事ドットコム 現政権は労組を敵視する右翼政権であり、でっち上げ弾圧の疑いが否定できないことを指摘しておきます。 国民保護訓練、23年度最多67回 北朝鮮ミサイルに備え - 日本経済新聞 有料記事な…
長井健司さんのビデオカメラが戻ってきた - 高世仁のジャーナルな日々 「拉致問題で北朝鮮を批判する日本ウヨ連中」が白昼堂々、邦人を殺害(状況から見て明らかに誤射ではない)したミャンマーには甘いことはどう見ても「人権」云々ではなく明らかに「反共…
統一協会と「赤報隊事件」―『記者襲撃』より - 高世仁のジャーナルな日々 統一協会と「赤報隊事件」(1987年5月3日の朝日新聞阪神支局襲撃事件)の関係については、元朝日新聞記者の樋田毅さんが『記者襲撃:赤報隊事件30年目の真実*1』(岩波書店)で詳しく…
放送の公平原則撤廃が生んだトランプ大統領 - 高世仁のジャーナルな日々 高世の記事タイトルをもじれば「放送の公平原則無視が生んだ大阪維新王国」ではないか。 「三春充希氏」など多くの論者が指摘するところですが、まともに維新批判せず、維新を持ち上げ…