ミステリ

「1840年代英国の鉄道ブーム」と鉄道ミステリ

もともとは新刊紹介:「経済」2023年5月号 - bogus-simotukareのブログに書いていたのですが長くなったのでこっちに書きます。 ◆資本論の周辺(1):マルクス・エンゲルスと鉄道(上)(友寄英隆*1) (内容紹介) 7回連載予定のエッセイ。 マルクス、エンゲ…

kojitakenに今日も悪口する(2023年4/4日記載)

元号だけって不便じゃない? 日本年金機構に西暦併用を、市民グループが申し入れも…公的機関の元号固執、なぜ?(東京新聞) - kojitakenの日記 「何故自民党政権は元号をごり押しするのか」「何故政権交代時にも事態は改善されなかったのか(答え:細川、羽…

kojitakenに今日も悪口する(2023年3/20日記載)

急激にすたれて極右陰謀論者たちだけが残った「反コオロギ食」デモ - kojitakenの日記 ググれば食糧難対策で推奨の昆虫食、SNSになぜ蔓延「陰謀論」 - 産経ニュース(2023.3.18)等の「反コオロギ食(反昆虫食)」批判記事*1はあるものの「反コロナワクチ…

珍右翼・黒坂真に突っ込む(2023年2月26日分)(副題:松本清張『粗い網版』の紹介)

◆黒坂ツイート 黒坂真 治安維持法の適用には行き過ぎもありましたが、昔の日本共産党はソ連から資金と拳銃を受取り、内乱を策していました。 勿論「内乱」云々という事実はない*1し、そもそも「内乱の処罰」なら治安維持法がなくても可能です。 実際、治安維…

相棒元日スペシャル「大金塊」(一部ネタばらしあり)(追記あり)

・かなりネタばらししてる気がしますがご容赦ください。 ・熟年探偵団*1が活躍する、あるいは彼らが犯人かと思いきや、熟年探偵団は、ほぼ完全に「賑やかし(コメディ要素)」でしたね。 彼らが袴田邸で偶然聞いた「袴田や妻などの発言」を杉下(水谷豊)に…

珍右翼・高世仁に悪口する(2022年12/27日分)(副題:未だに『つくる会理事』三浦小太郎を褒める高世に呆れる)

渡辺京二さんの訃報によせて - 高世仁のジャーナルな日々 私にとっては、尊敬し仰ぎ見る偉人だった。「巨星墜つ」という表現があるが、この人ほどの知の巨人はもう日本には現れないのではないか。心を病んでしまったようなこの日本がこれからどう歩んでいけ…

今日の産経ニュース(2022年12/18分)(注:横溝『獄門島』のネタばらしがあります)

【気になる!】新書『年収443万円』小林美希著 - 産経ニュース 平均年収が「443万円」とは明らかに安すぎです(著者・小林氏、版元・講談社の問題意識も同じでしょうが)。 平均なので当然「もっと高い年収(1000万円など)」もある反面、もっと安い年収…

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年12/1日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート 荒木和博 on Twitter: "令和4年12月2日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第962号。「現場百回」といいますが、やはりその場にいかないと分からないことがすくなくありません。 https://t.co/3CiCyoA5PA" / Twitter 6分43秒の動画です。…

今日の産経ニュース(2022年11/29分)(副題:自民党長野県議の妻殺害疑惑)

【産経抄】12月2日 - 産経ニュース ニューヨークに住む男が妻を殺害し、愛人の協力を得てアリバイを作り上げる。ところが、思わぬ事態が発生して…。1960年に雑誌に発表された短編小説が、日本でもファンが多いテレビドラマシリーズ「刑事コロンボ」の…

今日の産経ニュース(2022年11/24~26分)(追記あり:クリスティ『検察側の証人』、松本清張『一年半待て』のネタばらしがあります)

大相撲で高安が初賜杯に王手 薄氷白星も冷静「いい相撲取る」 - 産経ニュース 十一勝三敗で追う貴景勝、阿炎が高安に追いついて「優勝決定戦→逆転優勝」か、はたまた高安が初優勝か。判官贔屓の俺としては「あと一歩で優勝を逃した高安」に今度こそ優勝して…

新刊紹介:「前衛」2022年12月号(ボーガス注:長井彬『原子炉の蟹』の一部ネタばらしがあります)

「前衛」12月号について「興味のある内容」のうち「俺なりに何とか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れています。「俺の無能」のため「赤旗記事の紹介」でお茶を濁してる部分が多いです。 特集「原発依存から脱却し、原発ゼロ・再生可能エネルギーの道に」 ◆…

今日の産経ニュースほか(2022年9/27分)(副題:安倍国葬その他いろいろ)

◆安倍国葬について 小生は「現役のサラリーマン」であり、【1】(ほとんどの日本人はそうですが)安倍国葬出席の招待状が届くような「政財官界、芸能界、スポーツ界等の要人」ではない凡人の上に、【2】「幸い」にも「警護の警察官」「テレビ局のレポーター…

今日の産経ニュース(2022年9/2分)

「どうして死なせた」大阪容疑者自殺、事件関係者ら落胆 - 産経ニュース 留置施設での自殺では、警察が非難されるのはまあ仕方がないでしょう。 それにしても 「最後まで自分の言葉で罪を語らずに死ぬことを選んだことは情けない」。 高井さんが長年通ってい…

今日の産経ニュースほか(2022年8/30分)(追記あり)

山本太郎・れいわ代表の姉 酒気帯び運転容疑で逮捕 兵庫県警 | 毎日新聞 姉弟は別人格なのでこうした報道には「何だかなあ(呆)」ですね。山本太郎が同乗していたというならともかく。 【産経抄】8月30日 - 産経ニュース 昭和49(1974)年11月、…

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年8/28日:島田洋一の巻)

島田洋一 「曽我さんのお母さんは年寄りで使い道がないからすぐ殺された」と不見識な発言をした政治家が何人か*1いた。 私は、(ボーガス注:拉致被害者・曽我ひとみさんの母)ミヨシさんは存命と考えている。 曽我ひとみさん 蓮池薫さんが講演 “母の顔分か…

松本清張『遠い接近』(2022年8/15記載)

【産経抄】8月15日 - 産経ニュース 戦後、社会派推理小説の第一人者となった清張には、戦争をテーマにした作品が少なくない。『遠い接近』もその一つである。主人公の山尾は、6人の家族を抱えて色版画工として忙しく働いていた。ある日、30歳を超えて…

今日のしんぶん赤旗ニュース(2022年7/31~8/7日分)(副題:統一教会疑惑ほか)(追記あり)

臨時国会 3日間で閉会/塩川氏、会期延長を要求/衆院議運委理 「統一協会問題」「安倍国葬への批判」「物価高」「コロナ蔓延」への批判から逃げる卑怯な態度であり、心底呆れます。 下村氏の意思働いた/統一協会名称変更 前川元文科次官証言/野党の聴取に こ…

カルト宗教物のミステリ

一連の統一教会問題の報道を受けて、Twitterに「#がんばれTBS」のタグが現れた - kojitakenの日記 上流階級や中流階級に属する人が宗教にはまって、という構図は20世紀のイギリスのミステリ作家アガサ・クリスティの小説などにしばしば出てくる。カルト宗教…

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年6/23日分:荒木和博の巻)

なぜ北朝鮮は拉致をしたのか(R4.6.23): 荒木和博BLOG 授業で学生からタイトルのような質問*1がありました。 7分30秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます(一応見ましたが)。実に馬鹿馬鹿しい。 何が馬鹿馬鹿しいか。 まず第一に「そんなことが分…

TBS日曜ドラマ「マイファミリー」の最終回だけ見てみる(ネタばらしが一部あります)

話題のドラマだというので興味を持ったわけですが、それまで全く見てないので最終回だけ見ました(但し最終回だけでもある程度、事件の内容は分かる。俺みたいな「話題になってから最終回だけでも見ようとする人間」もある程度想定していた描写のような気は…

新刊紹介:「歴史評論」2022年7月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『ジェンダー史・クィア史の現在地』 ◆西洋ジェンダー史研究の可能性(弓削尚子*1) (内容紹介) ナチス・…

今日の産経ニュース(2022年4/26、27日分)

知床事故受けドラマ放送を延期 「金田一少年の事件簿」 - 産経ニュース かなりネタばらしになりますが「今回の事件のような無法観光船で家族が事故死→事故の原因を作った社長や船長に遺族が報復殺人*1」つう設定だったかと思います。偶然とは言え、かなり話…

新刊紹介:「歴史評論」2022年5月号(松本清張『皿倉学説』のネタばらしがあります&今日も拉致被害者家族会を罵倒する)

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『記憶を継承する博物館』 ◆東京大空襲を伝える博物館の試み(石橋星志*1) (内容紹介) 石橋氏が学芸員を…

日本人男性はマザコン?(注:『犬神家の一族』のネタバレがあります)

まあ、ある意味、どうでもいい話なんですが、知人と「どうでもいい話」をしていて 「日本人男性多数派てのは、マザコン気質というか、母性に癒やされたい的なところが強くあるんじゃないか。」 「(漫画、小説などで)他にも例はあると思うけど、横溝正史『…

今日の産経ニュース(2022年3/13日分)

トリガー凍結解除、公明代表発言に国民・玉木代表「大変心強い」 - 産経ニュース これでは仮に「ガソリン税免除」になったところで「公明の力なしでは実現できなかった。国民民主より公明の方が頼りになる」にしかならないでしょうが、もはや玉木にはそんな…

「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年2/7日分:荒木和博の巻)(注:『犬神家の一族』『病院坂の首縊りの家』のネタばらしがあります)

レブラ君と怪しい仲間たち(上島尚子さん): 荒木和博BLOG 14分28秒の動画です。 今回のゲストは女優の上島尚子さんです。上島さんは舞台劇「めぐみへの誓い」で田口八重子さん役を、映画「めぐみへの誓い」では美代さんのお母さん役*1を務めています。今回…

死刑支持派について思うこと

俺が死刑に反対する「最大の理由」は足利事件のような「冤罪」です。 「足利事件」は「無期刑」とはいえ、犯行の凶悪性からは「死刑判決も十分あり得た」し、1990年発生の事件なので「死刑冤罪は免田事件(1948年)、財田川事件(1950年)、八海事件(1951年…

新刊紹介:「歴史評論」2022年1月号(追記:『砂の器』の一部ネタばらしがあります)

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 ◆特集『賄賂からみた公と私』 ◆賄賂研究の射程(橋場弦*1) (内容紹介) 今回の特集の総論的内容ですが、筆者…

珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/30日分)(注:松本清張『カルネアデスの船板』のネタばらしがあります)

「雪風」に乗った少年、逝く - 高世仁の「諸悪莫作」日記 高世の記事(1927年生まれ、つまり終戦時18歳の西崎信夫氏が今年94歳で死去)を読んで感じたことは、当たり前のことではありますが「日中戦争、太平洋戦争の体験者は今後どんどん死去していく」とい…

蒼井優(女優、1985年生まれ)は蒼井雄(戦前ミステリ作家:1909~1975年)と読みが同じなのは「必然か偶然か」少し気になる、ほか

偶然にしては出来過ぎな気がするので「蒼井優の命名者=蒼井雄ファンかも?」つう気がします(アマチュア作家の上に寡作のため、蒼井雄はあまり有名ではありませんが)。 あと、これまた萩原遼 - Wikipediaも萩原遼 (映画監督) - Wikipediaから「萩原監督フ…