新刊紹介
世界と日本 ◆フランス国民議会選挙(米沢博史) (内容紹介) マクロン派と新人民連合(左派)の共闘により極右「国民連合」の第一党が阻止されたことを喜ぶ一方で、マクロン派と左派では考えに大きな違いがあること、また「マクロン派の議席減少からアタル…
◆随想「マルクスの引き合わせ」西野勉*1(高知大学名誉教授) (内容紹介) 1995年に「英国のマルクスの墓」墓参で偶然出会った田中美智子氏*2の思い出を述べていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。 世界と日本 ◆台湾新政権発足と中国の対応(…
特集『オーラル・ヒストリーがひらく世界』 【追記】 オーラル・ヒストリーの重要性と「やっぱり時間が経たないと証言がでてこないな」ということを痛感する - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でご紹介頂きました。 いつもありがとうございます。 なお…
【1】 新刊紹介:「歴史評論」2024年7月号(副題:NHK朝ドラ『鳩子の海』の紹介、ほか) - bogus-simotukareのブログの ◆戦国合戦図屏風研究の論点(高橋修*1)の(内容紹介)で「尾張藩付家老・成瀬氏」について 元和3年(1617年)、尾張藩主・徳川義直の附…
特集「日本の公共をとりもどす:新自由主義路線の転換」 ◆随想「「まさか」の出来事」(斎藤治子*1) (内容紹介) 斎藤氏曰く「ソ連・ロシア研究」は「まさかの連続」だった。 「ゴルバチョフのペレストロイカ」も「そのゴルバチョフが保守派クーデターを契…
特集『ビジュアル資料と歴史研究のいま』 ビジュアル資料という場合、「写真」「映像(映画等)」も入りますが、今回は絵画のみが取り上げられています。 ◆中世荘園絵図研究の軌跡と展望(井上聡*1) (内容紹介) まずは、黒田日出男*2『中世荘園絵図の解釈…
特集『第57回大会報告特集/歴史認識のポリティクス(地域・国家・市場)Ⅱ』 ◆いま・ここを知るため史学史を顧みる(小田中直樹*1) (内容紹介) 以前、筆者が『歴史学のトリセツ』(2022年、ちくまプリマ―新書)で史学史について論じた内容が改めて論じ…
「経済」6月号について「興味のある内容」のうち「俺なりに何とか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れています。「俺の無能」のため「赤旗記事の紹介」でお茶を濁してる部分が多いです。 ◆随想「難民・仮放免者への『眼差し』と希望」(大沢優真) (内容紹…
特集『「ポスト・トゥルース*1」時代のドイツ現代史研究』 ◆ヴァイマル共和国研究の現在:「一九二三」「一九三三」のアクチュアリティ(小野寺拓也*2) (内容紹介) Q&A形式で書いてみます。 Q 「「一九二三」「一九三三」のアクチュアリティ」とはどう…
特集「マルクス『資本論』で社会をつかむ」 ◆「資本論」が面白い(上瀧真生*1) ◆社会を科学的につかむとは(増田正人*2) ◆人が働くのは何のためか*3(浜矩子*4) ◆貧困・格差と『資本論』(松丸和夫*5) ◆ジェンダー平等と現代社会(姉歯暁*6) ◆気候危機…
特集『近現代国家と国葬・公葬』 ◆近現代日本の国葬に関する研究の現状と課題(宮間純一*1) (内容紹介) Q&A形式で書きます。なお、宮間氏が日本近代史家ということで内容は日本限定です。 Q 日本の国葬は何時始まったのですか? A 事実上の国葬は「紀…
「経済」4月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 ◆随想「画家のファミリー」(小野絵里) (内容紹介) 画家・小野絵麻を父に、小野二三を母に持つ小野氏の両親回顧が書かれていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。 世界と日本 ◆韓国総…
「経済」3月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 ◆随想「少子化問題を考える」(小越洋之助*1) (内容紹介) 少子化問題を助長してるのは「子育ての負担が重いこと」だが「そうした負担を軽減する意思がおよそ見られない岸田政権」では問題克服は望…
特集『ジェンダー主流化と歴史教育』 【前振り】 「ジェンダー主流化」については以下を紹介しておきます。平たく言えば「従来軽視されていたジェンダーの視点を政治、行政等の分野に組み込む」と言う話かと思います。 ジェンダー平等の日本へ いまこそ政治…
「経済」2月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 世界と日本 ◆スペイン・第3次サンチェス政権:難航した多数派形成とカタルーニャ問題(宮前忠夫*1) (内容紹介) 総選挙では右派PP(民衆党)が「48議席増の137議席」と大勝し、最大議席となったが…
特集『律令官人制研究の新展開』 ◆律令官人制をめぐる諸問題:サボる官人を中心に(上村正裕*1) (内容紹介) 「官人のサボり(懈怠)」が論じられていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。 参考 【歴史遺産コース】歴史研究の進め方―通説を疑っ…
「経済」1月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 ◆随想「非正規の「非」は除外の字」(中嶋祥子) (内容紹介) 自らの体験をもとにした小説「非正規のうた」(2023年、光陽出版社)を刊行した筆者が著書に対する思いを述べていますが、小生の無能の…
特集『〈紫式部〉を歴史から読み解く』 (前振り) 一般財団法人 歴史科学協議会(2023年12月時点の記載) 2024年のNHK大河ドラマは「光る君へ」。大河ドラマ史上二番目に古い時代*1を扱うこと、女性が主人公であること、何より、あの『源氏物語』を書い…
「経済」12月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 世界と日本 ◆欧州を目指す命がけの移民(佐々木優*1) (内容紹介) 何故、命がけで移民を目指すのかと言えば「自国では食えない」からですね(政治亡命が無いとは言いませんがやはり大きいのは経済…
特集『日本の近代化と貨物鉄道:一五〇年*1を迎えて』 (前振り) 「貨物鉄道150年」については以下を紹介しておきます。 貨物鉄道輸送150年記念特設サイト | JR貨物 日本貨物鉄道株式会社 貨物鉄道輸送は、(ボーガス注:旅客)鉄道が開業した翌年の1873年…
「経済」11月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 世界と日本 ◆日米韓首脳会談と宣言(坂口明*1) (内容紹介) 赤旗の記事紹介で代替。 新たな軍事的枠組みづくりに反対する/志位委員長が談話2023.8.20 これは、米国の戦略に沿って、3カ国の新たな…
特集『画期としての明治六年:政変*1150年を記念して』 ◆維新史研究における明治六年政変の意義と課題(大庭裕介*2) (内容紹介) まず毛利敏彦*3『明治六年政変の研究』(1978年、有斐閣)、『明治六年政変』(1979年、中公新書)とそれに対する田村貞…
「経済」10月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 ◆随想『戦後日本と戦争孤児』(関原正裕*1) (内容紹介) 以前、拙記事今日の産経抄(2023年7/18日分)(副題:戦災孤児を見捨てた戦後日本)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで取り上げ…
特集『ロシア・ウクライナ戦争から考える』 無能な小生にとって、可能な範囲で紹介します。 「から考える」であって「を考える」ではない点に注意しましょう。 伊香論文『戦争違法化体制と「侵略戦争」』、笠原論文『日本の中国侵略とその教訓』は「論文タイ…
【追記その1】 今日でチリ・クーデターから50年(同時多発テロからは22年) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でご紹介頂きました。いつもありがとうございます。 【追記その2】 キッシンジャー米元国務長官 死去 米中の国交正常化に寄与 | NHK | 訃報 …
「経済」9月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 世界と日本 ◆米国務長官5年ぶり訪中(平井潤一) (内容紹介) 近年、「ペロシ下院議長(当時)訪台」など、中国との対立を深める米国ですら「米国企業にとっての中国市場の重要性」から「中国と全面…
特集『関東大震災研究の論点と課題2023』 無能な小生にとって、可能な範囲で紹介します。 【前振り】 【1】 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014166901000.html2023.8.18 関東大震災 朝鮮人虐殺「記録ない」/官房長官 資料の存在を無視2023.8.…
「経済」8月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 世界と日本 ◆スーダンの内戦に潜む思惑(佐々木優*1) (内容紹介) スーダン内戦に外国勢力が介入し、事態が混乱していることが指摘されます。 佐々木氏に寄れば ◆国軍:エジプト ◆RSF:ロシア、リ…
特集『朝鮮戦争「停戦」70年』 【最初に追記】 日本が、朝鮮戦争における大規模な軍事基地だったことを改めて認識した - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2023.11.21 ところで私も最近までこんなことには無知だったのですが、実は朝鮮半島における国連…
「経済」7月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。 ◆随想『科学と言論は文化国家の礎』(北出俊昭*1) (内容紹介) 日本学術会議議員任命拒否問題での岸田政権批判です。 世界と日本 ◆深刻な中国の人口問題(平井潤一) (内容紹介) 中国の少子高齢…